訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

シタデルのメイソンの声はこの人!川田紳司の海外ドラマ吹き替え

リチャード・マッデンの吹き替えといえば川田紳司さん

最近のイチオシ俳優リチャード・マッデンを多く担当している川田紳司さん。
もちろん男前だけじゃなくて幅広いキャラを吹き替える人気の声優さん、
個人的にはオネエキャラがかなりお気に入り!
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。カッコ内は吹き替えです。

記憶をなくした敏腕スパイ!シタデルのメイソン・ケイン

(↑メイソン・ケイン。citadelonprimeより)

現在アマゾンプライムビデオで配信中の海外ドラマ『シタデル』。(2023.06.17現在)
どの国にも属さないスパイ集団シタデル。
川田さんはそこで活躍する凄腕のスパイで、主人公のメイソン・ケインを担当。

任務中の列車爆破により記憶をなくし、カイル・コンロイとしてアメリカで妻子と暮らすメイソン。
そこに突然昔の仲間バーナードが現れ、マンティコアに奪われたシタデルの機密情報が入ったXケースを取り戻すため協力を要請される。
生き残った数少ないシタデルのスパイの中には、かつて恋人だったナディア(小松由佳)も。
メイソン、ナディア、バーナードらはXケースを取り戻し、マンティコアを潰そうとするが、そこには大きな秘密が隠されていた…というストーリー。

凄腕スパイのメイソンカッコいい!
私の感想を要約するとこのひと言、以上。
シーズン1のラストで記憶を取り戻すメイソン。
でも真実を知って記憶が戻ったことが言いだせない彼。
(その理由はぜひドラマで確認を)
あのまま記憶が戻らない方がたぶん幸せだったんだろうけど、それじゃ面白くない!
きっとシーズン2はその後のメイソンが描かれるんだろうけど、もっと複雑になるんだろうなぁ。
ナディアとも妻のアビーとも。

メイソンを演じるリチャード・マッデンはドラマ『ボディガード -守るべきもの-』でも子どもがいる父親を演じていて、今回も娘がいる設定。
大好き、マッデン様のお父さん役。
『ボディガード』の吹き替えは花輪英司さん。
あっちは『シタデル』よりもより男っぽいお父さん。(声のイメージだけ)
川田さんのメイソンお父さんはもっとソフトで、花輪さんより若い感じ。
どっちも好きだけど。
っていうか妻がうらやましい!
『シタデル』の妻アビーはある日突然夫がスパイだと告げられ、さらにいつ戻るかわからない危険な任務に出かけてしまう。
そういう受け身の女性、サブキャラだなと私は油断してた。
実はこの妻アビーもとっても重要なキャラで、後半「そういうこと!!!」という驚きの展開が。
元恋人のナディアといい、妻アビーといい、メイソンって実はなかなかのひどい男なの…。
シーズン2ではもっとひどい男になってしまうのかしら、やだ、マッデン様の扱いがひどい。
でも絶対観るから!

あっ、シーズン2では、最近目にする機会が増えてきたイタリア人女優マティルダ・デ・アンジェリス(好き!)が出演するよう!
うれしい!
『フレイザー家の秘密』では殺される妖艶なアーティスト エレナを演じた彼女。
どんな一面が観られるか今から楽しみ!!もちろん川田マッデン含む。(2024年配信予定)

(↑Prime Video JPより)

『シタデル』他の主な吹き替え声優
ナディア/小松由佳
バーナード/岩崎ひろし
ダリア/幸田直子
アビー/柚木尚子
カーター/松川裕輝

いつ気持ちを伝える?アストリッドとラファエルのニコラ・ペラン

(↑ニコラ・ペラン。benoitmichel_officielより)

パリ犯罪資料局の文書係アストリッドと、ガサツでルールは無視しがちだが仕事はできる刑事ラファエル(林真里花)の異色の女性バディもの『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』
川田さんはラファエルの同僚で相棒の刑事ニコラ・ペランを担当。
ラファエルとは同期で、文書係のアストリッドが捜査に加わるまではラファエルといい関係を築いていたよう。
でもアストリッドが現れて、彼女がラファエルと親しくなるとちょっとヤキモチ気味のニコラ。
シーズン1では博識で犯罪データの情報量がケタ違いのアストリッドに怪訝な表情や不信感を見せることが多かったニコラ。
でもシーズン2になると彼女の有能さを理解して、チームの一員として認め始めたのはちょっと見直した。(部下のアルチュールも)

ニコラといえば、やっぱり外せないのはラファエルへの気持ち。
彼女のことが好きなんだろうな〜というのがすごくわかりやすい(笑)、そういうとこ好きだぞ。
シーズン2ではラファエルの元カレの検事のマティアス(三上哲)が登場!
いいね〜ライバル出現だね〜。
あとちょっとで告白かと思ったらタイミングを逃すニコラ…。
そういう不器用なところも好きだぞ。

見た目は髭だし濃い顔だし野太い声かと予想したら川田紳司さんという意外性。
そのせいか、見た目を裏切る優しさを感じるのはうれしい誤算。
ラファエルを静かに見守るシャイな部分と、仕事に対するまじめさって川田さんで正解だと思う。
謎解きものとしてもすごく面白いけど、二人の恋の行方も楽しみ!

(↑左からラファエル、アストリッド、ニコラ。benoitmichel_officielより)

『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』他の主な吹き替え声優
アストリッド/貫地谷しほり
ラファエル/林真里花
アルチュール/中村章吾
バシェール/藤真秀
ガイヤール/伊藤和晃

ラファエルのようなシングルマザー刑事がでてくるドラマはこちら↓

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超個性的な作家エージェント!サバヨミ大作戦のレドモンド

(↑レドモンド(英語版でごめん)。youngertvより)

40歳の子持ちバツイチ女性ライザ(園崎未恵)が仕事を得るため26歳とサバを読んで出版社に入社、サバ読みが巻き起こすトラブルやキャリアを描いたコメディドラマ『サバヨミ大作戦』
BSプレミアムで放送されていたので観た人も多いはず。
川田さんは作家のエージェント レドモンドを担当。
『サバヨミ大作戦』の中のお気に入りキャラの一人。
ちなみにお気に入りNo.1は主人公ライザのボス ダイアナ(山像かおり)。
で、その次がこのオネエキャラのレドモンド。
海外ドラマ好きなら演じるマイケル・ユーリーが、同じようにオネエキャラを演じた『アグリー・ベティ』のマークを思い出すかも。
この二人、キャラが似てる!そしてどっちも好き。

最初にレドモンドの声を聞いたとき「川中子雅人さん?」と勘違い。(似てるって!)
クレジットを見たら川田紳司さん!うっそ!オネエキャラもできるの?意外!!!とかなりの衝撃。
そして初川田作品が『ニキータ』のバーコフだったので、バーコフがオネエに…とかなり混乱。
でもレドモンド、毎回でてくるわけではないけれど、ポイントででてきてかなり強い印象を残すキャラ。
少しでもいい条件で作家を出版社へ売り込もうとやって来て、オネエ言葉で言いたいこと言って、そそくさと帰っていく。
ライザのことを「ノッポちゃん」と呼び(身長175cm)、なんやかんやで秘密ネタをくれたりと少しだけいいとこもある。
このへんもアグリー・ベティのマークと近い部分あり。

シーズン7まであるけれど、1話30分なので時間をかけずに観られるし、サバ読みのバタバタコメディかと思ったら現代の女性のキャリア形成のドラマでもある『サバヨミ大作戦』。
ぜひダイアナとレドモンドをチェックして!

(↑レドモンドと主人公のライザ。itslizawithaz8423より)

『サバヨミ大作戦』他の主な吹き替え声優
ライザ/園崎未恵
ダイアナ/山像かおり
ケルシー/うえだ星子
ジョシュ/早志勇紀
チャールズ/てらそままさき

他にもこんなキャラクター吹き替えてます

私が今まで観たドラマ限定です。

ゲーム・オブ・スローンズのロブ・スターク

(↑ロブ・スターク・il_nerdastroより)

架空の大陸ウェスタロスを舞台に王座をめぐる陰謀と策略と人間模様を描いたドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』
川田さんはシーズン1の1話から登場する北部を統治しているスターク家の長男ロブ・スタークを担当。
いかにも忠誠と正義と結束を重んじる家風で、そこの長男となれば将来スターク家を引き継ぐであろう運命を十分理解している様子。
でもそのスターク家を継ぐタイミングが意外にも早くやって来てしまう。
それは父エダードが囚われ処刑されてしまったため。
スターク家を率いて父の復讐の旅にでて…というところで『ゲーム・オブ・スローンズ』をリタイア。
どうやらロブは途中で殺されてしまうらしい…。

最近かなりお気に入りのリチャード・マッデンを初めて知ったのがこのドラマ。
でも当時はさほどロブ・スタークに魅力を感じず途中でやめてしまったのはちょっと後悔。
このドラマではまだまだ父に追いつけない成長途中の若者だったのに、最近はすっかり大人の魅力が。
もう一度『ゲーム・オブ〜』を観るかどうか…悩み中です。

ニキータのシーモア・バーコフ

(↑左からライアン、マイケル、ニキータ、バーコフ。astanfordsourceより)

秘密組織ディヴィジョンの優秀なエージェント ニキータの復讐ドラマ『NIKITA / ニキータ』
主人公のニキータ(園崎未恵)がディヴィジョンの実態を知り、組織を潰そうと奮闘。
そこに仲間として加わるのが潜入員のアレックスやかつての上司マイケル(咲野俊介)、CIAのライアン(川島得愛)など。
そして川田さんが吹き替える元ハッカーでディヴィジョンではIT技術者として働くシーモア・バーコフも味方の一人。
これが記念すべき私の初川田ドラマ。

ニキータやアレックス、マイケルらは実戦部隊で派手なアクションあり、でもバーコフは技術者なのでだいたいPCの前で何かやってる。
地味だけどニキータにとっては絶対必要な強い味方。
まぁイケメンではないし、派手さはないし、洗練もされてないけどいいヤツ。
最初はニキータに好意を持っていて、でもニキータはマイケルはなんやかんやありながらも恋人関係に。
バーコフに色恋はないのか?と思っていたら同じ技術担当のソーニャといい仲に!
と思ったらソーニャはニキータの敵アマンダ(岡寛恵)のスパイだったりと、やっぱりどっかツイてない感が。
でもそういうとこも好き、バーコフ。(実はバーコフも本名じゃないという秘密の男!)

ドラマ版mr. & mrs.スミスのミスター・スミスその1

(↑スミス夫妻。primevideoより)

ブラピとアンジーが共演した映画『Mr. & Mrs.スミス』と同名のドラマ『mr. & mrs.スミス』
スミス夫妻が主人公は映画もドラマも同じだけど、内容はまったくの別物。
川田さんが吹き替えるのは、第1話の冒頭に登場するミスター・スミス。(妻もいるよ)
ただし主人公ではないスミス夫。
夫婦の穏やかな日常に突然襲い掛かる銃弾の雨。
謎の二人組に殺される二人。
これが意味するものはドラマを観ていけばわかるはず。
妻役の小松由佳さんといい、この川田さんといい、登場時間がかなり短いのに声優使いが贅沢!
そういえば『シタデル』も川田&小松ペアだ!

『ドラマ版mr. & mrs.スミス』のレビューはこちら↓

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カイルXYのカイル

(↑カイル(中央)とトレガー家。konotasumamadoramaより)

記憶を失った謎の青年カイルが主人公のドラマ『カイルXY』
川田さんは主人公のカイルを担当。
トレガー家に保護され少しずつ普通の暮らしに馴染んでいくものの、桁外れの記憶力や体力、そしておへそがないという普通とはかなり違う彼には出生の秘密があった。
というSFミステリー。
並はずれた能力がありながら、それが悪い方向にいかず素直な青年でいられるのはトレガー家のおかげ。
お隣さんのアマンダに恋心を抱いたり、トレガー家の子どもたちと兄弟のように過ごしたり。
いったいこのドラマは何が見どころなの?と思ったらカイルの出生の秘密がどうやらそれらしい。
シーズン2から謎の少女ジェシー(小松由佳)が登場して、カイルに急接近。
一体どうなるの?と思ったけど、どこかのタイミングでリタイア。
結局カイルはどうなったんだろ…。

カイル、素朴な感じの見た目もあって好きだった。
無垢な感じがするのに超人的な能力というギャップもよかった。
あと、カイルの出生の秘密を知っているトム・フォス(東地宏樹)も好み。(声含む)

戦争と平和のボリス・ドルベツコイ

(↑ボリス・ドルベツコイ。aneurin.bより)

『戦争と平和』はトルストイの小説を英BBCがドラマ化したもの。
小説は読んでないけどドラマはやっぱり気になるのでNHKで視聴。
ロシア貴族のピエール(加瀬康之)、ナターシャ(坂本真綾)、アンドレイを中心に、時代に翻弄される人々を描いた壮大なドラマ。
ナターシャ役のリリー・ジェームズがすっごいキレイ!!!
このナターシャといい、『ダウントン・アビー』のローズ(下山田綾華)といい、リリー・ジェームズって天真爛漫で内側から光を放つような役が上手いなぁ。

川田さんは貧しい貴族の息子ボリス・ドルベツコイを担当。
ロストフ家の長男ニコライ(ナターシャの兄)の幼馴染で一緒に出征。
また、ピエールの妻エレン(財産目当てで結婚し放蕩三昧の悪妻)と密会を重ねるも、エレンが社交界から干されるとさっさと疎遠に。
割り切りが早い…。

スコーピオンのクインシー・バークステッド

(↑真ん中メガネがクインシー・バークステッド。scorpioncbsより)

天才オタク集団スコーピオンが政府に協力し、さまざまな問題を解決していくドラマ『SCORPION/スコーピオン』
川田さんはシーズン2と4に登場する心理学者クインシー・バークステッドを担当。
彼はスコーピオンのメンバー トビー(福田賢二)と因縁が。
それはトビーの婚約者エイミーをクインシーが略奪したから。
トビーはいつまでもクインシーを憎み続けたまま。
そんな状態でトビーとクインシーは再会。

さらにシーズン4ではクインシーの妻になったエイミー(小松由佳)と再会するトビー。(まだ引きずってる)
売れっ子心理学者のクインシーと幸せそうに暮らすエイミー。
しかし、ある事件で自分だけ助かろうとするクインシーを見て失望するエイミー。
実は幸せそうに見えて、陰ではいろいろ不満があった彼女。
この事件をきっかけにクインシーを見限ったんだろうな。(たぶん)

川田紳司さんと小松由佳さんの組み合わせ、現在アマプラで配信中のドラマ『シタデル』の主人公メイソン&ナディアと同じ組み合わせ!
『スコーピオン』の川田クインシーはだいぶ情けないヤツでしたが…。
あっ、『カイルXY』も。

グッド・ワイフのカール・ドーラン

(↑カール・ドーラン)

夫の逮捕をきっかけに専業主婦から弁護士に復帰したアリシア(野沢由香里)が主人公のドラマ『グッド・ワイフ』
川田さんはシーズン5第8話「最初の依頼人」に登場する連邦検事のカール・ドーランを担当。
タイトルにあるように、主人公アリシアがロックハート・ガードナーから独立し、最初に関わった案件の関係者。

不法滞在者トーマスの弁護を依頼され、彼を釈放するために奔走するアリシア。
そのトーマスに犯罪者ラロ・ヒエラの証人として証言すればビザを発行すると持ちかけるドーラン。
でもラル・ヒエロはメキシコに逃亡、証言の必要性がなくなるとあっさり強制送還、しかももうメキシコ行きのバスに乗っているって!
さらに不幸なのは行き先がラル・ヒエロがいるヌエボ・ラレド着、もっと不幸なのは同姓同名の別人と間違われてバスに乗せられたこと。
トーマス不運すぎる。
ドーランに「話が違う」と詰め寄るアリシア、でもドーランは証言の必要がなくなったので仕方ないと助ける気まったくなしのお役所対応。
どうなるトーマス?と思ったら助けたのは調査員のロビン。(崖っぷちに立たされた彼女の強いこと)
『グッド・ワイフ』はカリンダといい、ロビンといい、ここぞのピンチに強い女性調査員がカッコいい!

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一部ですが、川田紳司さんが声を演じたキャラクターを紹介しました。
まだまだ紹介したいキャラはあるのですが、少しずつ追加していく予定です。

また、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ!
※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。

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