訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。不定期で我が家の海外ドラマ事情や声優さんの吹き替え以外の仕事、ドラマやブログにまつわることなども投稿しています。

クリミナルマインド・モーガンの声はこの人!咲野俊介の海外ドラマ吹き替え

声の3段活用ヨンホゲ&モーガン&ホッジス

咲野俊介さんの演じる声の年齢層は30代~50代あたりでしょうか、声は低めですがドスンと響くような声ではありません。
二枚目にぴったり、男っぽい刑事に捜査官もイケる、弁護士ようなお堅い職業もバッチリ。
でも「かっこいい」系にとどまらない独特のキャラも違和感なしの振り幅の広さが咲野さんの声の魅力。
私が好きな3人のキャラクターで咲野さんの声の使い分けを紹介します。
キャラクターが進むにつれ、声のトーンがだんだん上がっていくので、ぜひ吹き替え版で確認してください。

ライバル役のお約束、太王四神記の悲しき男前ヨン・ホゲ

まず咲野さんダークトーンからいきますね。
韓国ドラマ『太王四神記』の主人公タムドクの従兄弟かつ宿敵のヨン・ホゲの吹き替えを担当しています。
ちなみに主人公タムドクを演じるのは『冬のソナタ』でおなじみのヨン様、吹き替えは『冬のソナタ』と同じ萩原聖人さんが担当しています。

さてこのヨン・ホゲは、自分が王になるはずだと信じて疑わず突き進む孤独な男。
ライバルである従兄弟の主人公タムドクとは、成長するにつれ次の王は誰なのかを巡って争うようになっていくのですが、世間はヨン・ホゲが王にふさわしいと思っています、もちろん本人も。
そして彼の母は「息子が王になことる」を信じて疑わず日頃から彼に言い聞かせているのです。
ちなみにこの王の座に執着する母親の吹き替えは『グッドワイフ』の主人公アリシアを担当する野沢由香里さん。

この母親が息子を王にするためにいろいろ企みまして、それをタムドクに阻止され彼女を自害にまで追い込んでしまうのです。
はい、ヨン・ホゲさんブチ切れました、母を殺したのはタムドクだと。
最愛の母親を亡くし「自分がなんとしても王になる」とそこから王を目指して突き進むわけです。
もちろんドラマのお約束、主人公のライバルなので男前、そういう悲しい過去を背負ったわけですから明るい青年なわけはない。
いつも暗雲オーラをまとっています
あっ、言い忘れましたが彼が思いを寄せる女性キハは主人公タムドクに思いを寄せるという、これまたお約束の三角関係。
もう何もかもうまくいかないわけです。

この青年期のヨン・ホゲの声を演じるのが咲野さん。
笑顔なんてありませんよ、咲野さんの声はずーーーーっとダークなまんま
でも、声に厚みがあってドラマに欠かせないヒール役の格がグッとアップするんです!
そう、ヒール役がいいと話が盛り上がりますからね。
ヨン・ホゲは誰かに命令しているか、策略をねっているか、戦っているか、苦悩しているかなので声のトーンは常に低いところで移動しています。
苦虫をかみつぶしたようなハンサム顔に咲野さんの低音、絶対絶対ヨン・ホゲの女性ファンは多かったハズ。

あと『太王四神記』のサントラはジブリ映画でおなじみの久石譲さんが担当。
ドラマのオープニングで流れる茶畑の風景と久石譲さんらしいテーマ曲の組み合わせの美しいこと!!
他のドラマではすっ飛ばすオープニング、『太王四神記』だけは毎回ちゃんと観てました。
各キャラクターにあわせたテーマ曲など、CDがvol.1とvol.2の豪華な編成、ジブリ映画とは一味違う大人の久石譲ワールドが存分に楽しめます。
こちらも超オススメです。↓

『太王四神記』他の主な吹き替え声優
タムドク/萩原聖人
キハ/佐古真弓
スジニ/永田亮子
ヨン・ガリョ/菅生隆之

珍しい口調のクリミナルマインドのデレク・モーガンに注目

 
 
 
 
 
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(↑デレク・モーガン。crimmindscbsより)

続きまして咲野さんワイルドトーンです。
『クリミナル・マインド FBI行動分析課』ではイケメン捜査官モーガンを演じています。
シーズン最初から11の途中まで登場した人気のキャラクター。
同僚のガルシアと恋人みたいな口調で会話していますが、実際はソウルメイトのような関係で、この二人のやりとりもとても楽しい。

このモーガンの吹き替えの一番の特徴は口調。
べらんめえ調と言うのでしょうか、ぶっきらぼうで男臭さ全開
例えば「いろいろあんだろ~」「思わねえだろ」「お前しかいねえよ」などなど。
台本がこうなってるのか咲野さんアレンジなのかは不明ですが、海外ドラマの吹き替えでこういう口調はなかなかないですよね。
この口調とワイルドな風貌で近づきがたい少し怖いキャラなのかと思えば、まったく違ってチームを明るくするムードメーカーっていうギャップもよくって。
『太王四神記』のヨン・ホゲみたいに後ろに暗黒を背負っているような感じはまったくなく、チームからの信頼も厚く仕事がデキる&イケメンだから女性にもモテる。
同じ男前キャラでも声の感じは数段明るいです。

モーガンを演じるシェマー・ムーア、2017年スタートのドラマ『S.W.A.T.』で主演を務めていますが、吹き替えは同じく咲野さんです。
ですよね~、シェマー・ムーアはやっぱりやっぱり咲野さんの声ですよね~。
違う人の吹き替えなんてもう考えられない。(と私は思っているんですが皆さんは?)
このドラマはまだ観てないのですが口調はもしかしたらべらんめえ調なのかしら?
今度のシェマー・ムーアはどんなキャラでどんな吹き替えなのか今から楽しみです。

『クリミナル・マインド FBI行動分析課』他の主な吹き替え声優
ギデオン/有本欽隆
ホッチナー/森田順平
Dr.リード/森久保祥太郎
JJ/園崎未恵
ガルシア/斉藤貴美子

お待ちかね、CSIのデヴィッド・ホッジス登場

 
 
 
 
 
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(↑ホッジス。cbstv/CBSより)

ラストは咲野さんシニカルトーンです。
ヨン・ホゲやモーガンのような男前&ワイルド&男っぽい吹き替えとは一線を画す意外なキャラクターなら『CSI:科学捜査班』のシニカルな分析官ホッジスじゃないでしょうか。
分析官というとラボにこもって寡黙に仕事をこなす、なんてイメージとはちょっと違って、彼は空気が読めない&無駄口が多いなど一風かわったキャラクター。
女性関係もなかなかうまくいかないようで、同僚と付き合っていくのかなぁ~思ったら彼女の方から離れていったり、シーズン11で登場したモーガンとうまくいくのかと思ったらイタリア人美女エリザベッタ(吹き替えは宮島依里さん)と婚約したり。
で、結局このエリザベッタとは結婚式直前に破局してしまうんですが、ホッジスはただ綺麗なだけじゃない人を選ぶと期待してたんですがね実は。

ホッジスの吹き替えは、通常の咲野さんの他の吹き替えの声よりも1オクターブくらい高い声で、口調も独特でなんだかこねくり回しているよう、さらに音の高低差が激しい話し方で理屈っぽい感じ
でもその話し方でホッジスの変わり者キャラがほんとよくわかるようになっていて、普通の口調だと彼の異彩ぶりはなかなか伝わらない気がするんですよね。
分析官だからこういう吹き替えがいいのかもしれません。
ひとつのことに集中してつきつめていく感じが理数系というか、おたくっぽいというか。
チームの中で少し浮いた感じがしても、どこか憎めないホッジスは咲野さんの声があって成立するものとさえ思ってしまうくらい。
最初からそういう感じでいこうと咲野さんが考えたのか、制作側のリクエストなのか。

このホッジスの吹き替えを咲野さんがしていると知った時の衝撃! わかります??
「えっ!あの咲野俊介さん?」そう思った人は多いと思います。
キャラクターによってイメージをガラッと変えられる声優さんの実力、これも吹き替え版の楽しみ方のひとつなんですよね~。
あと、『CSI:科学捜査班』ではホッジスのトーンとは違う通常(?)の男前な声バージョンの短い吹き替えもたまに発見します。↓

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『CSI:科学捜査班』他の主な吹き替え声優
グリッソム/野島昭生
キャサリン/高島雅羅
ニック/家中 宏
ウォリック/山野井 仁
サラ/浅野まゆみ
グレッグ/村治 学

他にもこんなキャラクター吹き替えてます

私が今まで観たドラマ限定です。

ニキータの恋人マイケル

 
 
 
 
 
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(↑向かって左から2人目がマイケル、その右がニキータ。thecw/Official Instagram of The CW!より)

政府の秘密組織でエージェントとして活躍したニキータ(吹き替えは園崎未恵さん)が組織の実態を知って復讐をするドラマ『NIKITA/ニキータ』
咲野さんは主人公ニキータの教官、そして恋人でもあるマイケル・ビショップの吹き替えをしています。
敵対していたニキータと共闘を組み、組織の壊滅へ大きく貢献したマイケル。
最終回では2人に静かな生活が訪れたのかと思いきや、最後の最後にニキータとマイケルの抑えきれない正義感が垣間見えたラストシーンが印象的でした。

ゲーム・オブ・スローンズのジョラー・モーモント

(↑ジョラー・モーモント。gameofthronesより)

『ゲーム・オブ・スローンズ』は世界中で大人気、架空の国を舞台にした壮大なスケールのドラマです。
咲野さんは主要人物の一人、ジョラー・モーモントを担当しています。
ジョラー・モーモントは、父で前王エイリスが殺されて亡命中のヴィセーリス&デナーリス兄妹に使える家臣。
兄のヴィセーリスには「王の器ではない」と見限り、ドスラク族のカール・ドロゴに嫁いだデナーリスにそれはそれは忠実に使える紳士。
モーモントの見た目に対して、咲野さんの声はかなり若々しいなと感じました。

壮大な歴史ロマン、三国志の孫権

家中宏さんの投稿でも書いたのですが、『三国志 Three Kingdoms』の孫権、男前です。
父と兄を亡くし若くして呉を治めることになった孫権。
激動の時代に呉を率いていくプレッシャー、彼の心の葛藤にドキドキします。
三国志に詳しくない人でも楽しめるドラマだと思います。

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24 シーズン7のFBI支局長ラリー・モス

『24 -TWENTY FOUR-』シーズン7ではFBIワシントン支局長ラリー・モスの吹き替えを。
おなじみジャック・バウアーが24時間で事件を解決する人気ドラマ。
テロリストが全米の通信網などを乗っ取る計画を阻止するのですが、やり方を問わないジャックの捜査にラリーはイライラ。
ラリーの部下のルネ(吹き替えは魏 涼子さん)もだんだんジャックに感化され、そんなFBIらしからぬ彼女にもイライラ。
でもルネを部下以上に大切に思う男心がチラチラ見えてドキドキします。

ワンス・アポン・ア・タイムの魔法の鏡

『ワンス・アポン・ア・タイム』は、現実世界とおとぎ話の世界が行ったり来たりするドラマ。(ちょっとざっくりしすぎた!)
咲野さんは現実世界では新聞記者、おとぎ話の世界では「アラジンと魔法のランプ」のジーニー、そして彼が姿を変えた魔法の鏡の声を演じています。
これだけ読むとなんのこっちゃって感じですよね、新聞記者なの?ジーニーなの?鏡なの?って。
悪い女王レジーナにすごく尽くしてきたのに、一緒にいたいと願ったら鏡に閉じ込められたというなんとも切ないキャラクターです。

一部ですが咲野俊介さんが声を演じたキャラクターを紹介しました。
咲野さんはドラマ以外にも映画やアニメの吹き替えも多いので、どこかで耳にしたことがあるかもしれません。
気になるキャラは随時追加していく予定です。

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