訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

グッドワイフ・アリシアの声はこの人!野沢由香里の海外ドラマ吹き替え

良妻イメージだけじゃない野沢由香里さんの吹き替え

聞いてると落ち着きます、野沢由香里さんの声。
今回取り上げたアリシアは弁護士、スチュアートは刑事でどちらも「落ち着き」が必要な職業。
私が容疑者なら、この二人に話を聞いてもらえるなら速攻全部話してしまうこと間違いない。
でも、アリシアやスチュアートのような落ち着いた吹き替えは野沢さんのほんの一面でした…。
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。

本当にいい妻?グッド・ワイフのアリシア・フロリック

(↑アリシア・フロリック。thegoodwife_cbsより)

つい先日、ようやく10年がかりでようやく『グッド・ワイフ』を完走。(2020.09)
『グッド・ワイフ』は長く一線から離れていた主婦アリシアが、夫のスキャンダルにより家族を養うため弁護士として復帰、仕事に家庭に彼女らしく奮闘するというドラマ。
アリシアを中心にした人間ドラマなのですが、法廷ものとしても楽しめる見応えのあるドラマです。

野沢さんが声を担当する主人公アリシア・フロリック、しばらく専業主婦だったこともあり、社会に復帰した当初はとまどうことも多く、控えめな性格が弁護士としてはちょっと弱いなと感じることも。
結果を出さないと生き残れない弁護士の仕事に、勤務先の代表でもある大学時代の友人ウィルとの関係、夫のスキャンダルや裁判、子どもや姑との関係などなど、とにかくアリシアを取り巻く環境はたいへんそう。
でも彼女は持ち前の頭の良さと人間力の高さ、そしてお上品な姿に隠されたタフさでさまざまな問題を解決していくのです。

シーズンごとに彼女のおかれる立場は変化していきます。
簡単に紹介すると(ネタバレあり)
S1:夫のスキャンダルにより弁護士として社会復帰
S2:夫の州検事選、上司のウィルとの危うい関係
S3:恋人ウィルとの別れと彼の大陪審
S4:夫の州知事選、ケイリーとの独立
S5:古巣事務所との足の引っ張り合い、ウィルとの永遠の別れ
S6:アリシアの州検事選
S7:夫の大統領選、キャリアの立て直しとジェイソンとの出会い

どのシーズンも弁護士&母&妻&女性として波乱万丈のアリシア。
母アリシアとして印象に残っているのは、シーズン5第3話。
娘のグレースを訪ねて、ややチャラい感じの男が自宅にやってきますが、母としての本能が「この男ヤバイ」と感じたようで、畳みかけるような口調で男を追い返します。
「二度とうちにおしかけて来ないでちょうだい!」
「わかったわね。返事は?どうしたの?はいは?」
と普段とはまったく違うキレッキレ肝っ玉母ちゃん風が新鮮で素敵だこと。

(↑アリシアと娘のグレース。thegoodwife_cbsより)

妻としてのアリシアは、いい妻のときもあれば、求められていい妻を演じたりと夫ピーターへの気持ち次第で変化します。
私はピーターがまったくもって気に入らないので、なぜアリシアがあそこまでして妻の座にいるのかさっぱり理解できませんが。
結局、彼女は最後まで妻の座にいましたが、妻アリシアにはずーっとイライラして終了しました。
あと、姑のジャッキーが自分たちの生活を脅かすようなときは「ガツン」と言うのが観てて気持ちイイ!(多くのお嫁さんが共感できるはず)
実の母ベロニカとの火と油のようなかみあわない関係も実はお気に入りです。

最後に、女性アリシアとしては…良妻賢母っぽいのに、こと男がらみになるとまぁまぁ脇が甘い。(笑)
一線を超えるまでは時間がかかるけど、超えてしまうとドカンと落ちる彼女。
「どこが聖アリシアなんじゃ」と思っているのは私も含め、たぶんアリシア自身が一番思っているでしょう。

海外ドラマの吹き替えで、特に女優さんの吹き替えはご本人より高い声が多いのですが、(日本人が高い声が好きなんですかね?)アリシアの吹き替えの野沢さんは数少ないご本人と同じくらいもしくは低い声。
普段は字幕派の人もアリシアの声は一度吹き替えで聞いてみてください、違和感があまりないと思うし何より聞いてて心地いいので。

『グッド・ワイフ』他の主な吹き替え声優
ピーター/中田譲治
ウィル/田中明生
ダイアン/小宮和枝
ケイリー/茶花健太
カリンダ/米倉紀之子

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被害者を思いやる、埋もれる殺意のキャシー・スチュアート

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(↑向かって左がスチュアート、右が相棒カーン。pbsより)

『埋もれる殺意』はイギリスのドラマで、現在シーズン3まで制作されていて、1シーズン6話と短めなので長いドラマが苦手な方にもおすすめです。
私はシーズン1の『埋もれる殺意~39年目の真実~』とシーズン2の『埋もれる殺意~26年の沈黙~』をアマゾンプライムビデオで観ました。
(ここではシーズン1について書いています)

野沢さんはこのドラマの主人公、ロンドン・ビショップ署の警部キャシー・スチュアートの吹き替えをしています。
まずシーズン1の『埋もれる殺意~39年目の真実~』ですが、出だしはまるで『コールドケース』。
古い死体が見つかった現場、保護のためにテントが張られ、白骨化した死体を鑑識員が調べています。
なので、『コールドケース』のように1話完結かと思ったら、1シーズン通してこの白骨化した死体の事件について調べていきます。

見つかった死体は39年前に失踪届けが出されていた地方出身の黒人青年の他殺体。
長い年月を経て発見されたため、部下のカーンや同居するスチュアートの父も捜査する必要があるのかと考えたりもします。
でもスチュアートはどれだけ年月が経っていようと、殺された青年、そしてその家族の思いに応えたいと真摯に捜査に取り組む彼女とチーム。

このスチュアート、警部という立場なので部下が何人もいます、そして息子を持つ母親でもあります。
今回の黒人青年の殺人事件で、自分と同じ息子を持つ被害者の母親に対してそれはそれは優しい眼差しを向ける彼女。
子どもを殺された母に寄り添い、彼女の知りたい真実を求めるものの、そこにはまた別の家族の必死に隠してきた秘密があって…。

スチュアートと『グッド・ワイフ』のアリシア、どこか似てるところがあって、私が容疑者や犯人なら、この二人にはすぐ吐きそうな気がします。
母親としての包容力や、ちょっとやそっとのことでは動揺しない落ち着きがなんとも言えず安心できるんですよね。
あと、罪を犯していようと、この二人なら自分の味方になってくれるんじゃないかと。
それは吹き替えの野沢さんの低めの声の効果もかなりあると思います。

余談ですが、キャシー・スチュアートを演じるニコラ・ウォーカー、『刑事ジョン・ルーサー』のシーズン1第4話「バンの運転手」に出演していますが(吹き替えは別の声優さん)、最後の最後に第4話一番の見どころを作ってますよ、一度ご覧あれ。

シーズン2の『埋もれる殺意~26年の沈黙~』のレビューはこちら↓

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『埋もれる殺意~39年目の真実~』他の主な吹き替え声優
カーン/目黒光祐
グリーヴス/内田紳一郎
クロス/上別府仁資
リジー/三沢明美

他にもこんなキャラクター吹き替えてます

私が今まで観たドラマ限定です。
『グッド・ワイフ』のアリシアと『埋もれる殺意』のスチュアートのような落ち着きキャラが多いかと思ったら…そうでもなかったみたいです。

ER緊急救命室のキャロル・ハサウェイ

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(↑前列向かって一番右がキャロル・ハサウェイ。pbsより)

野沢さんといえば、ジュリアナ・マルグリーズの吹き替え。
でやっぱり代表作は『ER緊急救命室』キャロルでしょう。
はるか昔、観てました『ER緊急救命室』、字幕でも吹き替えでも。
でもどこかのシーズンのどこかで挫折し、最後までは観てないのです。
キャロル、よく覚えてます、でも吹き替えの印象が思い出せないの…。
記憶の引き出しはあるのに、年のせいか引き出しが開けられないの…ごめんなさい。
ジュリアナ・マルグリーズ、キャロルのクリクリヘアよりも断然『グッド・ワイフ』のアリシアの品よくまとめたセミロングの方が素敵。
ちなみにアリシアのあのセミロング、ウィッグって知ってました??

グリーのスー・シルベスター

(↑スー・シルベスター。officialgleeより)

『glee/グリー』は高校の廃部寸前のグリークラブ存続のために教師ウィルが部員を集め、数々のトラブルを乗り越え、仲間との絆を深めていくドラマ。
野沢さんはグリークラブと予算を取り合いするチアリーディング部の顧問スー・シルベスターを担当。
最初にこの吹き替えを聞いたときの驚きといったら!
ジャージ姿にオラオラ口調、えっ?この人がチアリーディング部の顧問?吹き替えがあの(落ち着いた)野沢さん??と。
実績のあるチア部のためならなんでもやる彼女、そして感情丸出しの彼女。
このドラマの悪役の彼女がでてくると、「なにする?」とワクワクします。

SUITSのエヴァ・ヘシントン

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(↑エヴァ・ヘシントン。suits_usaより

『SUITS/スーツ』ではシーズン3で登場する石油会社の社長エヴァの吹き替えをしています。
このエヴァを演じる女優ミシェル・フェアリーは『ゲーム・オブ・スローンズ』のキャトリン・スターク役が有名じゃないでしょうか。
さて、社長エヴァは収賄容疑で起訴され、主人公ハーヴィーが弁護を担当。
最初は収賄、それが落ち着いたと思ったら今度は殺人共謀の容疑に会社の買収や社長解任などなど次々トラブルに見舞われる彼女。
社長というだけあってあのハーヴィーにガンガンもの申します、はい、なかなかの激し目キャラです。

デスパレートな妻たちのキャサリン・メイフェア

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(↑メイフェア一家。desperatehousewivesofficialより)

『デスパレートな妻たち』のシーズン4から登場するキャサリン・メイフェア、ワケありで一度ウィステリア通りを離れたものの再び古巣で暮らすことになった彼女。
デスパに出てくる女性はみんな何かしら人に言えない秘密がありますが彼女もハードな過去を抱えています。
スーザンの元夫マークとつきあった後も未練タラタラで、マークをめぐってスーザンとキャットファイトを繰り広げるキャサリン。
少々やんちゃなご婦人キャラでした。

クリミナル・マインドのエリン・ストラウス

(↑ロッシとストラウス。criminalmindsofficialsより)

『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』ではFBI監督特別捜査官ストラウスの声を担当。
たまに出てくるBAUのお偉いさん。
最初はイヤな上司だったのですが、BAUの面々と現場に出た後は彼らのハードな仕事に一目置くようになり理解ある上司へと変わっていきました。
BAUのロッシと付き合っていたのにはびっくりしましたが、まさか彼女があんな形でクリミナル・マインドから去っていくとは…、ストラウスのラストにもかなり驚きました。

ロマノフ家の末裔のジャクリーン・ジェラード

(↑2枚目のサングラス女性がジャクリーン・ジェラード。theromanoffsより)

『ロマノフ家の末裔 〜それぞれの人生〜』はロマノフ家の末裔たちの物語で1話完結型のドラマ。
野沢さんは第3話の『栄華の果てに』の自称ロマノフ家の末裔で監督ジャクリーン・ジェラードの吹き替えを担当。
監督のジャクリーンは、ロマノフ家のニコライ2世皇后アレクサンドラを演じる女優オリビアに変なダメ出しをします。
とんちんかんな指示をだすジャクリーンに強烈な不信感を抱くオリビア。

降板することにしたオリビアは突然連れさられ、ロマノフ家の最期と同じように夫や子どもが銃殺される現場に遭遇。
実はこれはよりリアルな芝居をするための監督ジャクリーンの策略。
本物の銃殺だと信じ、ショックで倒れたオリビアは一体どうなるのか。
駄作になること間違いなしの監督ジャクリーンの狂った指示が見ものです!

トンイのユ尚宮

『トンイ』では主人公トンイを陥れようとするチャン・ヒビン(吹き替えは林真里花さん)の手先・ユ尚宮(女官のお偉いさん)で登場します。
結局悪事がバレ、死刑か自害かどちらかであろうと覚悟を決めたユ尚宮にくだされたトンイの決断は、再び女官として職場に戻ること、ただし一般の女官として。
なんてできたトンイ!ユ尚宮はトンイの温情判決に感謝し改心していくのです。
まぁまぁ激し目のヒールキャラがお似合いでした。

太王四神記のヨン夫人

『太王四神記』では主人公タムドクの叔母、そして自分の兄にあたるタムドクの父(王)を毒殺しようとしたヨン夫人を担当。
彼女の息子はタムドクの従兄弟でライバルのヨン・ホゲ。
次の王の座を巡って争うタムドクとヨン・ホゲですが、ヨン・ホゲの母ヨン夫人は自分の息子が王になると信じて疑わない、そして王になるためには自分の兄を抹殺することも厭わない狂信的な母。
でもタムドクによって父の毒殺の黒幕がヨン夫人だと暴かれ、彼女は大勢の目の前で自ら毒を飲んで自害してしまいます。
息子を溺愛する、かなり激し目のキャラです。

一部ですが、野沢由香里さんが声を演じたキャラクターを紹介しました。
有名なところでは『CSI:ニューヨーク』のステラ・ボナセーラがありますが、私が早めにドラマをリタイアしたため今回は紹介しませんでした。
落ち着いた役が多いと勝手に思ってましたが、こう見るとそうでもなかったですね。
今回の投稿で改めて知ることができてよかったです。
気になるキャラは随時追加していく予定です。

また、ドラマ名はわかるけど声優さんがわからないというときは、「ドラマ別吹き替え声優インデックス」もチェックしてみてください。

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