タフな女性主人公を助ける?足を引っ張る?夫たち
自分が既婚者のせいか、ドラマを観ていてどうにも気になる夫たち。
今回は既婚女性が主人公の夫をカテゴリー別にご紹介。
選んだ基準は以下の通り。
●既婚女性が主人公の海外ドラマの夫
●離婚・別居は除く
●管理人が今まで観たドラマのみ
※カッコ内は吹き替えです。
浮気夫
もはや1ドラマ・1浮気夫はお約束みたいな存在。
基本はこっそり隠れてだけど、それに気づかない妻がいるとでも思っているんだろうかと毎回思う。
グッド・ワイフのピーター・フロリック
●妻激怒度:★★★★★
主人公アリシア(野沢由香里)がそもそも専業主婦から弁護士に復帰したのは夫ピーターの女性スキャンダルと汚職問題のせい。
はい、スタートからピーターの印象激ワル。(でもこれは無罪に)
弁護士としてキャリアを積んでいくアリシア。
一緒に働く調査員のカリンダ(米倉紀之子)とも少しずつ信頼関係を築いていき、ピーターとの関係も少しずつ修復しているかのように見えたが…。
そうなの、ピーターやっぱり裏切ってた。
しかも信頼していたカリンダと過去に関係を持っていた。
これでカリンダとの関係は壊れ、夫への信頼はなくなり仮面夫婦一直線。
それでも離婚せず、夫の州知事出馬を助けたりと妻の役目を嫌々ながらも果たすアリシア。
でもS6でもまたまた浮気をするピーター。
どうするアリシア。
このまま良き妻を演じるか、自分の愛を貫くか。
結末は是非ドラマを観て!
(↑ピーター(中央)とアリシア。juliannamarguliesより)
Why Women Kill ~ファビュラスな女たち~S1のロブとカール
●ロブの妻ベス・アン激怒度:★★★★★
●カールの妻シモーヌ激怒度:★★
ある豪邸を舞台に、そこに異なる時代に住んでいた3組の夫婦の「なぜ彼女は殺すのか?」を描いたドラマ。
主人公の妻は60年代のベス・アン(小林沙苗)、80年代のシモーヌ、2000年代のテイラーの3人。
3人の夫は基本ダメ夫で、全員浮気している。
でもテイラーの夫イーライは「ポンコツ夫」で紹介しているほどのダメっぷり。
ベス・アンの夫ロブは、妻ベス・アンの不注意で子どもを亡くし、結婚生活をやり直すためこの豪邸に。
でも実はベス・アンの不注意ではなく、夫の浮気が原因で起きたことが発覚。
しかも今はその浮気相手とは別の女性の影も。
その女性に近づき、友だちになってしまうベス・アン。
彼女は夫を選ぶのか、それとも自立の道を選ぶのか。
画廊を営むシモーヌは夫カールと夜な夜なパーティーを楽しむ華やかな暮らし。
そんな彼女の元にタレコミが。
それは夫が男性と浮気をしているという証拠写真。
動揺し、カールを責め、世間体を気にし、誰にも言えない苦しみに悶々とする日々。
それでもカールを理解し、夫婦関係を続けていくことを決めたが彼は病気に。
シモーヌはエイズを発症したカールをどうサポートするのか。
ここに登場する妻たちは夫の浮気に苦しむも、ちゃんと自分で解決方法を見つける逞しさが。
その解決方法が「殺す」なんだけど、私はどの妻の選択にも納得。
ドロドロ愛憎ドラマのはずなのに、なぜかスッキリした気分で観終わった面白いドラマでした!
殺人を無罪にする方法のサム・キーティング
●妻激怒度:★★★★
凄腕弁護士の主人公アナリーズ・キーティング(五十嵐麗)が優秀な教え子5人に実践的な裁判の戦い方を教えるも、自分達も犯罪を重ねてしまうというリーガルサスペンス。
このアナリーズの夫がサム。
サムの浮気相手ライラの遺体が貯水槽から発見され、アナリーズはサムを疑うも無実を訴える。
ちなみにサムは心理学教授でライラは教え子。
この時点でクズ度かなり高め。
そしてさらにクズ度を高めたのは、妊娠して脅迫してきたライラを殺すようにアナリーズの部下に指示したということ。
仕事ができる女性が「なぜこの男と結婚?」というのもよくあるパターン。
何もかも手に入れて最後のシメがこの手のインテリ優男。
後々足を引っ張ることになると薄々気づいていても結婚してしまうのは女の悲しいサガなのかしら。
でも見てる方としては面白いけど。
ポンコツ夫
優秀な妻の影にポンコツ夫あり。
ドラマを盛り上げるには必要なのはわかる!でもイライラするの!
Why Women Kill ~ファビュラスな女たち~S1のイーライ
●ポンコツ度:★★★★★
「浮気夫」でも紹介した『ファビュラスな女たち』S1。
登場する3組の夫婦の中の1組、妻テイラーと夫イーライ(小松史法)。
二人はオープン・マリッジで、DVに悩むテイラーの恋人ジェイドと3人で暮らすことに。
ジェイド、めっちゃかわいい、しかも家庭的。
イーライ、コロっとやられる。(単純)
イーライは脚本家で薬物依存の過去が。
なかなかいい作品が書けないイーライを励ましたり、作品のヒントを与えるのがジェイド。
そして再び薬物に手を出させてしまうのもジェイド。
彼を縁の下で支えているのは弁護士で妻テイラーなのにね。
身近な若くて優しくてかわいい女の子に簡単にだまされるイーライ。
彼を意のままに操るジェイドの企みとは…。
稼げない芸術家を必死で支える妻、昔からよくあるパターン。
お約束では回り道をしながらも、妻の献身に気づき元サヤに収まるというのがお約束だけど、もちろんここでもそうなる。
てっきりタイトルにある「なぜ彼女は殺すのか?」はテイラーがイーライを殺すんだと思ってたけど違ってた。
ポンコツ夫イーライを見離さないテイラーが女神に見えたよ!
(↑イーライ(左)とテイラー。why_women_killより)
ノー・トレースのウバルド
●ポンコツ度:★★★★★
清掃員のカタとデシが間違って大金を持ち出したことから犯罪に巻き込まれ逃亡するというスペインのドラマ。
主人公でメキシコからの不法移民カタの夫がウバルド。
メキシコでは医者になろうと頑張っていたカタを妊娠させ運命を狂わせたのが当時は恋人のウバルド。(←当時は逃げた)
でも二人はなんでか愛し合っているのよ、不思議で仕方がない。
スペインで清掃員として働くカタのもとに突然やってくるウバルド。
大金を持って逃げ回っているカタとデシにくっついてくるウバルド。
あわよくば大金を奪って…と顔に出ているウバルド。
カタに「二人で逃げよう」とデシを裏切るように提案するウバルド。
でもカタにどしかられるウバルド。
もうどこに魅力があるのかさっぱりわからないウバルド。
カタ、いい加減捨ててやれや!
グッドガールズのディーン・ボーランド
●ポンコツ度:★★★★
崖っぷちに立たされた女3人が強盗・偽札作り・運び屋・マネーロンダリングと泥沼にハマっていくドラマ『グッドガールズ: 崖っぷちの女たち』。
ここのポンコツ夫は主人公のベス・ボーランド(岡寛恵、S3から斎藤恵理)の夫ディーン。
演じているのは、いかにも人のよさそうなマシュー・リラード。(好き)
その見た目のせいか、初見から「ダメな予感しかしない…」と察知。
そもそもベスはじめ女3人が犯罪に走ったのはお金がないから。
ベスは夫ディーンが部下の女と浮気、経営する車販売は散漫経営でお金がない。
妹のアニーはシングルマザーで子どもの親権争いのために弁護士を雇うお金がない。
ルビーはベスの親友で娘の治療費がなくて困っている。
だから犯罪に手を染めるんだけど、商才はディーンよりもベスの方が断然ありそう。
夫の車販売にテコ入れするベス、気に食わないディーン。
ジェットバスの営業に転職するも相変わらずの不甲斐なさ。
さらにガンだと嘘をついたりと、やることが場当たり的。
そんな間にもギャングと渡り合い、家庭を守ろうと必死なベス。
ベスよく頑張ったね〜と褒めたいところだけど、結局はディーンが家を出ていくよの!
まぁベスの悪事をいろいろ知って、彼女がこのまま突き進むことを確信し見放したんだけど。
それでもディーンの肩は持ちたくないんだよね。
犯罪者夫
表の顔は知的でいい人。
でも裏の顔は犯罪者。
※ネタバレあります
フレイザー家の秘密のジョナサン・フレイザー
●社会不適合度:★★★★★
臨床心理士の妻グレイス(田中敦子)と医師のジョナサン(森田順平)のアッパークラス家族の崩壊を描いたドラマ。
息子の通う学校のチャリティでアーティストで妖艶な女性エレナと知り合うが、彼女は殺される。
容疑者として夫のジョナサンが逮捕され、無実を信じているグレイスだが、彼の共感力と罪悪感の欠落や凶器が見つかり夫の犯行を確信。
グレイスどうすんの?と思ったら追い詰められたジョナサン大暴走!
いや〜面白かった。
ジョナサンのぶっ壊れ具合は最後に自分の息子を誘拐でクライマックスに。
よくこんな男が医者をしてたもんだと思ったらとっくの昔にクビになってた。
周囲を騙し、本性を隠し、人に罪をなすりつける。
かなりのもんです。
でもそんな夫の本性に気づかなかった臨床心理士のグレイスもどうなんでしょう…。
(↑グレイスとジョナサン。undoinghboより)
Why Women Kill ~ファビュラスな女たち~S2のバートラム・フィルコット
●社会不適合度:★★★★
冴えない平凡な主婦アルマがガーデン・クラブ(社交クラブみたいな感じ)に憧れ、なんとか会員になろうとし泥沼にはまっていくというストーリー。
彼女の夫バートラムは獣医師。
いかにも人の良さそうなバートラムだが、裏の顔が。
それは苦しんでいる人を安楽死させるというもの。
委託されたわけでもなく彼自身の物差しで安楽死させるというなかなかのサイコパス。
殺した後は記念品を持ち帰り屋根裏に隠すも、それが妻のアルマに見つかってしまう。
でもこのドラマで怖いのは優しい処刑人みたいなバートラムじゃなくてアルマの方。
ガーデン・クラブに入りたい一心でタガが外れた彼女。
犯罪を隠そうと必死になるも、追い詰められるアルマ。
逃げられないと思い心中しようとするも自分だけ死んでしまうバートラム。(オイオイ)
まさかアルマと結婚してこんな結末になるなんて、バートラムが一番思ってなかったはず。
ある告発の解剖のジェームズ・ホワイトハウス
●社会不適合度:★★★★
有望な若手政治家ジェームズと幸せな結婚生活をおくるソフィ(佐古真弓)は、ある日夫が性的暴行で訴えられる。
レイプなのか合意なのか、裁判が進むうちに彼の本性や秘密が暴かれていくというドラマ。
この裁判は無罪になるも、特権階級にあぐらをかくジェームズや彼の友人で首相のサザン(花輪英司)の過去の事件(ドラッグのせいで飛び降りた友人を見殺しにした)を見逃すことができなかったソフィ。
結果、恵まれた暮らしを捨て、ジェームズと訣別することにしたソフィ。
そこは見事なんだけどさ、ジェームズという上玉を手に入れるため容要領良く生きてきた彼女の姿勢は共感しづらい。
ジェームズの傲慢さも嫌いだけど、上昇志向が強すぎて本質がわからないソフィも苦手。
ファーゴ5のロイ・ティルマン
●社会不適合度:★★★★
DV夫から逃げ、別人として生きるドロシーが夫と訣別するべく闘うドラマ『ファーゴ5』。
ロイ・ティルマンはドロシーの元夫。(でも離婚はしていない)
最初の妻を虐待して殺し、二番目の妻ドロシー(ナディーンが本名)に逃げられ、見つけ出すことに執着しているロイ。
保安官という権力をふりかざし、妻は所有物と考える古いタイプの男で、最初の妻との息子ゲイターも父のミニコピーで笑える。
こんな暴力で押さえつけるアホ男をどう仕留めるのか、それがファーゴ5の見どころ。
ロイを演じるジョン・ハムがまたはまり役。
『マッドメン』の関わる女を不幸にする光源氏みたいなドン・ドレイパーとはまた違ったタイプの女を不幸するクズ男。
もう彼を見る目がそれにしか見えない。
巻き込まれ夫
妻が強烈すぎていつの間にか巻き込まれてしまう夫たち。
しかも巻き込まれ度が全員★5つ。
彼らのハッピーエンドを望むけど、叶わないことが多い気が…。
瞳の奥にのデヴィッド・ファーガソン
●巻き込まれ度:★★★★★
もうね、ラストが衝撃だった。
怖かった。
デヴィッドがかわいそうで仕方なかった。
なんでかわいそうかは秘密。(ぜひ観て!)
主人公はシングルマザーのルイーズとデヴィッドの妻アデル(武田華)。
彼女がこのドラマの鍵。
ルイーズは医師のデヴィッドと関係を持ってしまうが、彼の妻のアデルとも仲良くなり、友情を育むように。
その友情もアデルが仕組んだことだけど。
アデルはデヴィッドのことをものすごく愛していて、彼にはそれが少し負担に感じていた。
実はその愛情過多が悲劇を巻き起こす原因だけど、なぜアデルがそうなったのかはデヴィッドは知らない。(ここがミソ)
たぶん、死ぬまで知らない。
キャーーーーー!!
一生つきまとう愛にがんじがらめにされるデヴィッド、今すぐ逃げて!
(↑左からデヴィッド、ルイーズ、アデル。behindhereyesnetflixtvより)
キリング・イヴのニコ・ポラストリ
●巻き込まれ度:★★★★★
殺し屋ヴィラネルと彼女を追うMI6のイヴの追いつ追われつの屈折友情サスペンスドラマ。
ニコ・ポラストリは主人公イヴの夫。
最初はうまくいっていた夫婦関係もヴィラネルを捕まえることに執着しだしたイヴの変化でだんだんと不穏に。
S2では同僚がヴィラネルに殺され心が病んでしまうニコ。
その原因を作ったイヴとはもちろんうまくいかず、退院後は単身ポーランドに帰国。
追いかけてきたイヴの目の前でダーシャ(ヴィラネルの師匠)に襲われ瀕死の重症を負う。
もう踏んだり蹴ったりのニコ。
まさに巻き込まれたばっかりに不幸のどん底へ。
ニコも逃げて!あっ、もう逃げたか。
イーヴィルのアンディ・ブシャード
●巻き込まれ度:★★★★★
神父見習いのデヴィッド、司法心理学者のクリステン、便利屋のベンの3人が超常現象の真実を追う『イーヴィル:超常現象捜査ファイル』。
巻き込まれるのはクリステンの夫アンディ(福田賢二)。
山岳ガイドで長期不在が多いアンディは、家族との時間を作るためにガイドの仕事を辞める決意をするも、最後の仕事に出かけた後、誘拐拉致されてしまう。
しかも黒幕の一人はクリステンの母シェリル(野沢由香里)。
アンディが邪魔になって娘や孫には知られずに始末したいと誘拐。
酷い、酷すぎる。
けど殺さないの、身体の自由を奪ってこっそり監禁。
でもクリステンの娘たちが真相に近づいたため、あわててアンディを家に戻す。
いつクリステンにこの企みがバレるんでしょ。
シーズン4が楽しみ!
サポート夫
献身的に妻をサポートする夫。
自発的にもあれば、仕方なくという場合もある。
ザ・クラウンのフィリップ殿下
●献身度:★★★★★
22年に亡くなったイギリスのエリザベス女王(渋谷はるか、山像かおり、小宮和枝)が主人公のドラマ『ザ・クラウン』。
大好き!面白い!
ここで登場するのはエリザベス女王の夫エディンバラ公フィリップ殿下(青年期:川島得愛)。
ギリシャの王族として生まれるもフランスへ亡命、その後イギリスへ。
海軍に入りエリザベスと結婚。
女王となってからは公務に同伴するなど長年女王を支えたフィリップ殿下。
妻として母としてよりも女王を優先しなくてはいけないエリザベスを支え続けるのはかなりのストレスになりそう。
当時、女性を支える男性としてどんな気持ちでいたのだろうか。
そして自身のアイデンティティに悩む姿は印象的。
青年期の溌剌とした姿や息子のチャールズに厳しく当たるフィリップ殿下が観られるのはドラマならでは。
最後のS6はまだ観てないので楽しみ!
(↑お気に入りのマット・スミス版フィリップ殿下と女王。thecrownnetflixより)
クローザーのフリッツ・ハワード
●献身度:★★★★★
大好きなドラマ『クローザー』。
主人公のブレンダ(山像かおり)は仕事に集中するあまり私生活を犠牲にすること多々あり。
その一番の犠牲者がフリッツ。(他にもブレンダやフリッツの家族など犠牲者多数)
刑事としてチームを取り仕切るブレンダとFBI特別捜査官のフリッツ。
捜査のためにフリッツを巻き込んで勝手に潜入したり、とにかく事件を解決するためならなんでもするブレンダ。
この調子なんで家事なんて二の次のブレンダに文句も言わず公私に渡ってずっとサポートするフリッツ。
ほんとに頭が下がる献身ぶり。
ブレンダがロス市警を去った後の『Major Crimes 〜重大犯罪課』にも同役で出演。
ミディアムのジョー・デュボア
●献身度:★★★★★
霊能力者アリソン・デュボアが見る夢で事局に協力して事件を解決していくドラマ。
ジョーはアリソンの夫で航空機器のエンジニア。
霊能力者とエンジニアという共通点がまったくないような夫婦だけど、すごく仲がよくてジョーはアリソンの一番の理解者。
夢にうなされて目が覚めるアリソンを毎回「大丈夫?」と気遣い、夢に動揺するアリソンを落ち着かせたりと毎夜お疲れのジョー。
ほんとにできた旦那さん。
妻の非現実的が力を受け入れ、理解しサポートしようとする努力、私にはできん。
しかも3人の娘もアリソン同様の力を持っていて、時にジョーを助けてくれたり。
もちろん夫婦喧嘩もあるけど、結局すぐ仲直り。
ファイナルシーズンではジョーが飛行機事故で亡くなってしまうけど、ラストはちゃんとハッピーエンド。
きっと今頃二人とも天国で幸せに暮らしてるはず。
早逝夫
紹介する3人の夫たちの最期は涙がポロリ。
みんなこれからもっと幸せになるはずだったのに…。
THIS IS USのジャック・ピアソン
●残念度:★★★★★
このドラマの主人公でもあるジャック・ピアソン(宮内敦士)。
ピアソン家の3人の子どもたちを中心に、ファミリーの紆余曲折の人生を描いた涙ボロボロドラマ。
ジャックの妻レベッカ(園崎未恵)と共に双子のケヴィン(小松史法)とケイト、養子のランダルを育てていた最中、S2の火事で死亡。
ケイトが飼っていた犬を助けに火事の家に戻り、無事救出するもその後運ばれた病院で死亡。
もう、泣いた。
ジャックほんとに素敵な夫で父親だったもん。
アルコール依存に苦しんでいたけど、誰でも何かしら問題は抱えているもの。
なんとか乗り切ろうとレベッカと一緒に頑張っていたのに…。
あー早すぎる。
(↑ジャックとレベッカ。nbcthisisusより)
ダウントン・アビーのマシュー・クローリー
●残念度:★★★★
20世紀初頭のイギリスのお屋敷ダウントン・アビーを舞台しにしたドラマ。
主人公のダウントン・アビーに暮らす貴族クローリー家の長女メアリー(甲斐田裕子)の最初の夫がマシュー。
好きだったなぁマシュー。
女性が財産を継ぐことができないため、遠縁のマシューが相続人に。
最初は反発していたマシューとメアリーは段々と惹かれあってめでたく結婚。(ここまで辿り着くのが長かった)
子どもにも恵まれこれから!というときに自動車事故でマシュー死亡。(S3)
もう、泣いた。
紆余曲折を経てこれからもっともっと幸せになるはずなのに。
一般市民の目線を持っていた知的なマシューは絶対いい当主になると思ったのに。
その後、メアリーは自動車がトラウマになり、レーサーのヘンリーとはなかなか関係が進まないことも。(その後結婚)
あまりの衝撃的な亡くなり方に制作陣にちょっと殺意を抱いたもん。
ゴースト 〜天国からのささやきのジム・クランシー
●残念度:★★★
『ミディアム』といいこの『ゴースト』といい、妻が霊能力者だと夫は大変だなって思った。
霊が見える妻のメリンダ(宮島依里)を理解しサポートする救急救命士のジム(福田賢二)。
霊を光の世界へ導くために奮闘する妻って普通理解できる?
ミディアムのジョーといい、妻への絶対的な愛がないと絶対無理だし、メリンダもジムのことをすごく大事にしてる。
でも、そんなジムが撃たれて死亡。
もう、泣いた。
うっそ!これからメリンダはどうしたらいいの!とまるで自分のことのようにショックを受ける私。
でも、これには続きがあって、ジムはこの世に留まり続けるために別の男に転生。
いかにもゴーストっぽい展開!でも許す。
亡くなったけど魂は生きているということで残念度は★3つ。
いかがでした、海外ドラマにでてくる個性的な夫たち。
強くて賢くてわがままで強引な妻たちに翻弄される姿は笑いあり涙あり。
うちの旦那はポンコツ50:サポート50かな。
また、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ!
※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。
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