凛とした強気な女の吹き替え、本田貴子さん
少し鼻にかかる落ち着いた声、皆さんご存知ダイソンの「吸引力の変わらない掃除機」のあの声の主、本田貴子さん。
私の本田さんの吹き替えキャラのイメージは「強気でカッコいい女!」以上です。
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です
- 1 凛とした強気な女の吹き替え、本田貴子さん
- 2 全身タトゥー謎の女!ブラインドスポットのジェーン・ドウ
- 3 玉座を狙う美しき王妃、GOTのサーセイ・ラニスター
- 4 型破りな刑事 LA’s FINESTのシドニー・バーネット
- 5 他にもこんなキャラクター吹き替えてます
- 5.0.1 リヴィエラ~隠された真実~のジョージナ・クリオス
- 5.0.2 ザ・シナーのコーラ・タネッティ
- 5.0.3 ザ・ボーイズのマデリン・スティルウェル
- 5.0.4 リミットレスのレベッカ・ハリス
- 5.0.5 ファン・ジニのミョンウォル
- 5.0.6 S.W.A.T.のジェシカ・コルテス
- 5.0.7 ザ・クラウンS5のカミラ・パーカー・ボウルズ
- 5.0.8 ドラマ版mr. & mrs.スミスの別のミセス・スミス
- 5.0.9 ルシファーの天使と悪魔の母シャーロット
- 5.0.10 ビッグバンセオリーのシェルドンの妹ミッシー
- 5.0.11 ペインキラー・ジェーンのジェーン・バスコ
- 5.0.12 シックス・フィート・アンダーのブレンダ・チェノウィス
全身タトゥー謎の女!ブラインドスポットのジェーン・ドウ
(↑ジェーンとカート。nbcblindspotより)
『ブラインドスポット』は全身にタトゥーが入り記憶をなくした謎の女性ジェーン・ドウが主人公のドラマ。
そのタトゥーが犯罪解決の糸口とわかり、高い戦闘能力のジェーン自身もFBIに協力し事件解決を助けるのですが、記憶をなくした彼女の背景もだんだんと明るみになります。
本田貴子さんはこの主人公のな謎の女ジェーン・ドウを担当。
このジェーン・ドウ、カッコいいし美しい。
普段はラフなカッコでFBIのチームのメンバーたちと銃弾が飛び交い殴り合う事件現場で戦っていますが、海外ドラマのお約束「パーティーに潜入」するときのドレスアップがすごく美しい。
ジェーンのラフなカッコとドレスアップの落差が激しくて、これは個人的なお楽しみポイントのひとつ。
チームのリーダーでジェーンを行方不明になった幼馴染テイラーと信じているカート・ウェラーとの関係も見ててドキドキします。
このカートの吹き替えが山寺宏一さん。
ふざけたキャラの吹き替えのイメージしかなかったのですが、いかにも男っぽいFBIのやり手捜査官らしい骨太の声が素敵。
話が進むにつれジェーン・ドウの過去が少しずつ明るみになります。
なぜ彼女が裸でバッグに入れられていたか、全身の解読が難しいタトゥーの意味は?カートの幼馴染のテイラーなのか?どうして記憶がなくなっていたのか?周辺に現れるオスカーやロマンなどの謎の男たちとの関係は?そしてジェーン・ドウは一体誰?
などなど次から次へと現れる謎の数々。
私の本田さんの吹き替えイメージ「強気でカッコいい女!」をそのまま体現したようなジェーン・ドウ。
ぜひ吹き替えで観てほしいドラマです。
(↑ジェーンの登場シーン。nbcblindspotより)
玉座を狙う美しき王妃、GOTのサーセイ・ラニスター
(↑サーセイ・ラニスター。hboより)
『ゲーム・オブ・スローンズ(以下GOT)』は架空の大陸・ウェスタロスを舞台に王座をめぐる権力争いを描いた壮大なドラマ。(まだ全て観終わってませんが)
本田さんは、GOTに登場する数々の家、部族の中でも一番のお金持ちラニスター家の長女、そしてロバート・バラシオン王の妃サーセイ・ラニスターの吹き替えを担当。
王妃らしくいつも凛とし、静かな微笑みをたたえています。
しかしこれは腹黒さを隠す微笑みで、彼女の心のうちは息子を次の王にして七王国を支配し、なおかつ実家のラニスター家を繁栄させる、以上。
夫のロバート(吹き替えは浦山迅さん)に対しては冷め切っているのがありありとわかるサーセイ。
このサーセイは3人兄弟の長女、双子の弟ジェイミー(吹き替えは桐本拓哉さん)はハンサムな「王の盾」、その下の弟ティリオン(吹き替えは森川智之さん)は小人症でサーセイや父のタイウィンは彼を嫌っています。
サーセイは双子の弟ジェイミーと特別な関係にあり、そのことも間接的に発端となったラニスター家とスターク家(ロバート・バラシオン王の友人かつ補佐役エダードが家長)の戦いが始まります。
最初にサーセイと双子の弟ジェイミーの声を聞いたとき、痺れました。
本田貴子さんと桐本拓哉さんの組み合わせは、大好きなドラマ『ファン・ジニ』のミョンウォルとピョクケスの組み合わせと同じ。
美人だが気が強く頑固者のミョンウォルと、ミョンウォルに執着するハンサムでお金持ちの傲慢両班・ピョクケス。
キャラとしてはサーセイとジェイミーに被るところ多し。
こういう気の強い野心家のサーセイの本田さんと、性格悪い男前の桐本さんの声ってピッタリ!とキャスティング担当者に激しく同意。
サーセイ、ロバート王亡き後、長男のジョフリー・バラシオンが王になるのですが、権力を手に入れてそれを誇示したいだけのお子様王。
それを操るのがサーセイの役目のはずが想像以上に暴走するジョフリー。
このジョフリー、実は双子の弟ジェイミーとの間にできた子どもで、まさにサーセイとジェイミーのある意味いいとこ取り。
この先、息子ジョフリーをコントロールできるのか、それとも彼女自身がことを起こすのか、ジェイミーとの関係は…。
サーセイ、かなり策士っぽいので男どもをバタバタ倒して、いけるとこまで行ってほしいキャラです。
型破りな刑事 LA’s FINESTのシドニー・バーネット
(↑左がシド、右がナンシー。lasfinesttvより)
2020年9月現在、U-NEXTで配信中の『LA’s FINEST/ロサンゼルス捜査官』。
映画『バッドボーイズ』シリーズのスピンオフドラマです。
本田さんは主人公の女刑事コンビの一人シドニー・バーネット(通称シド)を担当。
映画『バッドボーイズ2バッド』の主人公マーカスの妹でマイクの恋人シドを演じたガブリエル・ユニオンが同じキャラを演じています。
ちなみに相棒のナンシー・マッケンナを演じるのはジェシカ・アルバ、吹き替えは坂本真綾さん。
このコンビ名が「シド&ナンシー」。
エイティーズに洗脳された私がこれを聞いて思い出したのはセックス・ピストルズのシド・ヴィシャスと恋人ナンシーの破滅的な愛を描いた映画「シド&ナンシー」。
まさか新しい「シド&ナンシー」が出てくるなんて…。
シドは誰にもいえない心の闇を隠す型破りな刑事。
相棒で結婚相手の10代の女の子を育てる継母のナンシーは、独身生活を謳歌するシドのことがちょっと羨ましいよう。
このナンシーもシドにように心の闇を隠して暮らしています。
女性刑事のバディものは珍しく、車の中で遠慮のないガールズトークを繰り広げているのを見るとハワイファイブオーのスティーヴとダニーみたい。
シドの部屋は眺めのいい高層マンション、愛車はバイクのドゥカティ。
男性に深入りしないのがポリシーで、朝一緒に目覚めても持ち帰り用のカップにコーヒーを注いでとっとと帰す割切り感。
シドがマイアミ時代から狙いをつけている大物ドラックディーラーのガブロエル・ノックスの逮捕に協力してほしいとマイアミ時代の上司であり元カレから依頼が。
そのマイアミ時代のノックス逮捕失敗が彼女の心の闇の根底にあるもので、ノックスを追いかける中で真相がだんだん明るみに。
ノックスとの暗い過去と決別するためならなんでもやる彼女のタフさに惚れ惚れします。
こうだと思えば即行動、手段を問わないやり方や潜入捜査もお手のものの超強気な刑事シドですが、軽口をたたいたり、同僚の男性刑事コンビWベンのべインズとウォーカーをしょっ中からかったり、ナンシーの義理の娘イジーに気に入られていたりとノリのいい黒人のお姉ちゃんキャラもまたかわいい。
今まで本田さんのノリのいい吹き替えキャラをあまり聞いたことがなかったので、このシドはすごく新鮮な感じでした。
(↑シドニー・バーネット。lasfinesttvより)
他にもこんなキャラクター吹き替えてます
私が今まで観たドラマ限定です。
リヴィエラ~隠された真実~のジョージナ・クリオス
(↑ジョージナ・クリオス。rivieratvshowより)
美術品のキュレーターである主人公のジョージナが、船で爆死した夫コンスタンティンの謎を追うミステリー『リヴィエラ~隠された真実~』。
本田さんは主人公のジョージナ・クリオスを担当。
爆死した夫コンスタンティンは銀行の頭取、趣味の絵画のコレクションでジョージナと知り合い結婚。
有名なリゾート地リヴィエラの豪邸で幸せに暮らしていたある日、夫を船の爆発で亡くすが、そこからジョージナは夫の裏の顔を知ることになる…。
ジョージナはお金持ちの優雅なご婦人かと思ったら、父が服役中で野心家のアメリカン人キュレーター。
大人しくしていたら夫の遺産ががっぽり手に入りそうなのに、夫の真実を知りたい!という大きな謎に飛び込んでいく怖いもの知らずの女性。
いかにも本田さん吹き替えらしい設定。
シーズン3(完結?)までありますが、私はシーズン1で挫折です。
一番の原因は主演のジュリア・スタイルズがどうにも苦手だから。
演技は上手い、でも華がない。
大金持ちの男と結婚できる、という説得力に欠けるんです。
ストーリーはまぁまぁ面白い方。
吹き替えは本田さんで正解。
夫の残した謎にグイグイ迫りつつ、家族も大切にし(そうでもないか)、ピンチを切り抜けていくたくましさは、あの声がいい。
『リヴィエラ』のいいところはリゾート地リヴィエラの美しい風景、豪華なお屋敷にドレスに絵画、そして本田さんの吹き替え。
それが全てです。
あっ、シーズン1の最後、ヨットが嵐に飲み込まれていくというのは、『デクスター』のラストとおんなじでしたね!
ザ・シナーのコーラ・タネッティ
(↑主人公のコーラ・タネッティ。thesinnerusaより)
幸せな家庭の主婦がある日突然、若い男を刺殺。
事件の担当になった刑事と記憶を無くした犯人の女性とが彼女の失われた過去を探り、事件を解決しようとするドラマ『The Sinner -隠された理由-』。
本田さんはシーズン1の主人公で男を殺してしまったコーラ・タネッティを担当。
ストーリーは面白いんですが、『リヴィエラ』のジョージナ同様、コーラがなんか苦手。
断片的に蘇る記憶に翻弄されるコーラ。
そこに男を刺殺した動機が隠されているはずなのに、肝心なことが思い出せない。
そしてコーラはメソメソする、とにかくよく泣いてる。
殺人を犯してしまったこと、家庭を壊してしまったこと、そして思い出せない自分の記憶に対して。
しかもラストまで観ると、その断片的な記憶のあやふやさに、もーとにかくイライラする。
演じるジェシカ・ビールってもっと溌剌としたイメージだったのが、このコーラでかなりイメージダウン。
他のシーズンも観たいのですが、このコーラに懲りてなかなか手が伸びないんですよね。
ザ・ボーイズのマデリン・スティルウェル
(↑マデリンとホームランダー。theboystvより)
『ザ・ボーイズ』は、さまざまなピンチを救うスーパーヒーローと彼らを雇用するヴォート・インターナショナルの裏の顔を暴こうとする「ザ・ボーイズ」との戦いを描いたドラマ。
本田さんはスーパーヒーローを雇用するヴォート・インターナショナルの副社長マデリン・スティルウェルを担当。
ヒーローの力を強引に軍に売り込もうとするやり手の女性で、ヒーローたちの裏の顔を隠すのも重要な仕事のひとつ。
スーパーヒーローのリーダーともいえるホームランダーとは母と息子のようでもあり、恋人のようでもある不思議な関係。
マデリンはシーズン1の最後で、かわいがっていたホームランダーの手でこの世を去ってしまうのですが、彼の腹黒さ全開でけっこう度肝を抜かれました…。
リミットレスのレベッカ・ハリス
(↑レベッカとブライアン。limitlesscbsより)
『リミットレス』はブラッドリー・クーパー主演の映画『リミットレス』の続編をドラマ化したもの。
ドラマ版『リミットレス』では人間の脳を100%活性化させ超人的な能力を発揮する薬「NZT-48」を使って主人公ブライアン・フィンチがFBIと協力して事件を解決していくドラマ。
本田さんは主人公ブライアンの相棒&お守役のFBI捜査官レベッカ・ハリスの吹き替えを担当。
主人公ブライアンは定職に就かずなんとなく適当に生きている男。
それがある日「NZT-48」を手に入れ、その能力を使ってFBIで仕事をすることになるが、適当に生きてきた名残かNZTが効いていないときは元のダメ人間に戻ってしまう。
謎の薬「NZT-48」を巡るブライアンを操るモーラの思惑や、副作用を抑える薬の開発にブライアンの恋愛も絡んできて…と少々重いはずの内容ですが、ブライアンのお気楽で適当な性格のお陰かどこか気楽に観られるドラマ。
レベッカはこの「捜査ど素人のダメ人間」ブライアンをフォローし、彼のいいところをちゃんと認める女性。
もちろん捜査官として有能なレベッカ、こういうしっかりした女性の役の吹き替えはとても本田さんらしい。
ちなみにレベッカを演じるジェニファー・カーペンターと彼女の恋人ケイシー・ルークスを演じるデズモンド・ハリントン。
この組み合わせは『デクスター 〜警察官は殺人鬼』のデボラ・モーガン&ジョーイ・クインと同じ。
そのケイシーの吹き替えは咲野俊介さん、出番少なめですが相変わらず素敵な声です。
ファン・ジニのミョンウォル
(↑ミョンウォル。jiwon__1023より)
『ファン・ジニ』で主人公ミョンウォルを演じるハ・ジウォン、数々のドラマで主演をしていますが私はこの『ファン・ジニ』が一番好きです。
大ヒットした『シークレット・ガーデン』(これも本田さんが吹き替え)や『奇皇后』もいいのですが、役の妓生(キーセン:歌や音楽、舞で接待する女性)の衣装やヘアスタイルにメイク、舞にコムンゴを奏でる姿などとにかく美しい!
主人公ミョンウォルの大人時代を本田さんが吹き替えているのですが、最初の印象は本田さんの声の方が大人びている印象で、その声がミョンウォルの雰囲気には少し硬いかなと。
でも話が進むうちにミョンウォルは師匠のペンムに対して激しい怒りを覚えていくのですが、そのあたりから吹き替えの声が彼女の激しい性格にはまってきました。
このミョンウォル、自分が大切にするものを奪われたときの怒りの激しさといったら。
初恋の相手は両班の子息ウノ、見事師匠ペンムに引き裂かれミョンウォルの心がポッキリ折れます。
続いての相手は両班で芸を愛する風流人ピョクケス、お金持ちですが性格は傲慢で嫌なヤツ(吹き替えは桐本拓哉さん)、ただしミョンウォルはまったく相手にしていません。
そしてミョンウォルの心を射止めたのは、お偉いさんの威厳まったくなしの政府高官キム・ジョンハン(吹き替えは宮内敦士さん)。
まぁこのキム・ジョンハンができた男で、小難しいミョンウォルのトゲトゲの心を丸くしてしまう素敵な男性。
美人で芸は一流、だけど心はトゲトゲのミョンウォルが本田貴子さん、大きな心でミョンウォルを包み込むキム・ジョンハンが宮内敦士さん、いやぁいい組み合わせ、ぜひ聞いてほしい吹き替えです。
S.W.A.T.のジェシカ・コルテス
(↑ジェシカとホンドー。swatcbsより)
『S.W.A.T.』はロサンゼルス市警のS.W.A.T.チームの活躍を描いたドラマ。
本田さんが吹き替えるのは主人公ホンドー(吹き替えは咲野俊介さん)のボスで恋人のジェシカ・コルテス。
チームのボス・バックが一般市民を間違って撃ち重傷を負わせた責任を取って辞職し、そのあとボスになったのがホンドー。
キャリアでいけば同僚のディーコンがボスになるはずだったのに、悩みながらもチームを率いることになったホンドーと上層部との間に立って調整するのがジェシカの役目。
若くして出世したジェシカは、おおっぴらにつきあうことができない部下ホンドーとの関係に悩みます。
最近のドラマでよく見られるようになったジェシカとホンドーのような女性ボスと男性部下との恋愛。
メジャークライムスのレイダー&フリン、スーツのジェシカ&ジェフ、メンタリストのリズボン&ジェーン(部下じゃないけど)などなど。
できる女性ボスが選ぶ男性ってなぜか気になるんですよね。
ザ・クラウンS5のカミラ・パーカー・ボウルズ
(↑カミラ夫人。映像はよりそっくり。thecrownfasより)
イギリスのエリザベス女王が主人公の『ザ・クラウン』。
本田さんはシーズン5のカミラ・パーカー・ボウルズを担当。
カミラはエリザベス女王(小宮和枝)の息子チャールズ皇太子(てらそままさき)の不倫相手。
シーズン5ではチャールズ皇太子とカミラの電話が盗聴され、その生々しい会話が世間にさらされることに。
チャールズ皇太子もダイアナ妃(北西純子)もそれぞれインタビューを受け、結婚生活の破綻が明らかに。
連日マスコミに追われるカミラ。
当時から思ってたことが「カミラのどこがいいの?」
ダイアナ妃の方が国民に指示され人気もある、見栄えもいい、でもチャールズは彼女を選ばす人妻のカミラを選んだ。
でも『ザ・クラウン』を観るとチャールズのカミラに対する愛情が本物なんだろうなというのがわかる。(気がする)
自分の弱い部分をさらけだせる相手がカミラだけなんだろうなと、ちょっとかわいそうにも見えたり。
カミラ、ほんとそっくりで誰が演じてるのかと調べたらオリヴィア・ウィリアムズ。
『カウンターパート/暗躍する分身』では主人公シルクの妻エミリーを、『ケース・センシティブ 静かなる殺人』では主人公のチャーリーを演じていた女優さん。
まったく気づかず!
重ための聖子ちゃんカットのせいか顔がちゃんと見えないのもあって「これ本人が出演してるんじゃ?」と疑うほどのクオリティの高さ。
これからカミラ王妃を見たとき、脳内再生は間違いなく本田さんの声だな。
ドラマ版mr. & mrs.スミスの別のミセス・スミス
(↑スミス夫妻。wagnermoura_brasilより)
ブラピとアンジーが共演した映画『Mr. & Mrs.スミス』をドラマ化。
でも別物として観た方がいい。(私のレビューは厳しめ評価)
本田さんが担当するのは主人公のスミス夫妻と仲良くなる別のスミス夫人。
夫(宮内敦士)が偶然を装い主人公のスミス夫妻に近づき、強引に友人になり、家におしかけ、仕事を一緒にしようと持ちかけ、でも自分たちは直前で逃げる。
何この夫婦(怒)と思ったら、彼らの仕事はいらなくなったスミス夫妻を始末すること。
というわけで、冒頭に登場する美男美女スミス夫妻(川田紳司&小松由佳)を始末するのはこの人たちというわけ。
まぁ吹き替えが百戦錬磨感があふれる宮内敦士&本田貴子コンビなら納得。
最後、夫の方は使いものにならなくなるけど。(内容は観てのお楽しみ)
『ドラマ版mr. & mrs.スミス』のレビューはこちら↓
ドラマ版mr. & mrs.スミスとは2024年2月2日からアマプラで配信中の海外ドラマ『mr. & mrs.スミス』。(2024.02.10現在)『mr. & mrs.スミス』といえばブラピ&アンジーの映画[…]
ルシファーの天使と悪魔の母シャーロット
(↑こう見えて母と息子。charlotte.helferより)
『LUCIFER/ルシファー』は主人公の地獄の王ルシファー・モーニングスターが地上でクラブのオーナーとして人間生活を謳歌していたが、ひょんなことがきっかけでロス市警の捜査に協力して…というお話。
地獄を放棄したルシファーを連れ戻すべくやって来たのが兄で神の使いの天使アメナディエル。
この二人は兄弟、でこの兄弟の母が本田さんが吹き替えるシャーロット。
このお母さんのシャーロット、見た目は母じゃない!どっからどう見ても子どもと同年代、さすが地獄から抜け出してきた母、年齢不詳。(他人に憑依中)
この地獄から脱走して来た母を捕まえるべく反目し合う兄弟が協力して…さてシャーロットはどうするんでしょうか。
ビッグバンセオリーのシェルドンの妹ミッシー
(↑ミッシーとシェルドン。courtneyhenggelerより)
『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』は非モテ男でオタクの4人の日常を描いたシットコム。
本田さんが吹き替えるのは主人公の一人シェルドン・クーパーの双子の妹ミッシー。
まずシェルドンというのが頭はものすごくいいのですが、皮肉屋で何ごとも理詰めで行動する超超面倒な男。
そんな面倒な男の妹はシーズン1で登場するのですが、シェルドンの研究室に現れた謎のナイスバディの美人に周りがザワザワ。
まさかシェルドンの恋人?いやそんなはずはないと遠巻きにする仲間たち。
で聞いてみると双子の妹だと言うシェルドン、観てるこっちもビックリ!
え?え?シェルドンの妹が双子って、しかも美人で性格もいいって…けっこう度肝を抜かれた設定でした。
ちなみにシェルドンの子供時代を描いたドラマ『ヤング・シェルドン』にもミッシーは登場しますが、さすがに吹き替えは本田さんではありません。
あのシェルドンと子どもの頃から戦ってきたミッシー、幼くてもけっこう互角にやりあってます。
ペインキラー・ジェーンのジェーン・バスコ
(↑真ん中がジェーン・バスコ。ariaemanuelより)
『特殊能力捜査官 ペインキラー・ジェーン』、10年くらい前の懐かしいドラマです。
主役のジェーン・バスコを演じるのはクリスタナ・ローケン、あの『ターミネーター3』でT-X(めっちゃ強いアンドロイド)を演じた女優さん。
ジェーンは超能力を持った謎の組織ニューロを捕まえる捜査官、そして彼女自身も驚異的な治癒能力を持っているという設定。
ただもう記憶があいまいでラストがどうなったか覚えてないのです。
そういえば同僚のコナーがジェイソン・ステイサムに似てるんですよね、吹き替え情報にまったく関係ないですが。
シックス・フィート・アンダーのブレンダ・チェノウィス
(↑ネイトとブレンダ。sixfeetunder_officialより)
『シックス・フィート・アンダー』は葬儀屋「フィッシャー・アンド・サンズ」を舞台にした家族の物語。
本田さんが吹き替えるのは、主人公で父の死で葬儀屋を継ぐことになったネイト・フィッシャーの恋人ブレンダ・チェノウィス。
はずみで関係を持ったネイトと恋人になります。
主人公のネイトの家族もいろいろ問題を抱えていますが、ブレンダもそれに負け劣らずの訳あり家族。
ネイトの吹き替えは桐本拓哉さん、『ゲーム・オブ・スローンズ』のサーセイ&ジェイミーの腹黒双子姉弟と同じ組み合わせです。
一部ですが、本田貴子さんが声を演じたキャラクターを紹介しました。
気になるキャラは随時追加していく予定です。
また、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ!
※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。
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