訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

クリミナルマインドのエミリーの声はこの人!深見梨加の海外ドラマ吹き替え

安定の吹き替え、幅広い役で活躍中の深見梨加さん

とにかくたくさんの作品で吹き替えをしている深見梨加さん。
今回選んだ基準は自分にとって印象深いキャラクター。
「他にもこんなキャラクター吹き替えてます」には決して大ヒットとはいえないドラマもありますが、私にとっては思い出深いものだったり。
明るくハキハキした印象のきれいな声が魅力の声優さんです。
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。カッコ内は吹き替えです。

クリミナルマインドの才女エミリー・プレンティス

 
 
 
 
 
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(↑左:エミリー&右JJ。crimmindscbs/The Official Criminal Minds Instagramより)

ご存知『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』では、語学が堪能なFBI特別捜査官エミリー・プレンティスの吹き替えを担当。
シーズン途中で極秘に移動になったり、たまに事件の協力が必要なときは飛行機でひとっ飛びしてBAU(FBI行動分析課)に参加したりなど、他のBAUメンバーに比べて動きが激しい印象。
全シーズンで登場ではないものの、印象深いキャラクターです。

シーズン1と2でBAUメンバーだったエル(山像かおり)と入れ替わりで参加になった彼女、結構エルがお気に入りだった私、エミリーの最初の印象は「ちょっと怖そう」。
でも気さくだし明るいしもちろん仕事はできるし、その後の彼女のイメージは第一印象とかなり変化。

エミリー、いろんなBAU女性メンバーの中で1.2を争うタフなイメージが。
BAUに来る以前はテロリストの恋人として潜入捜査をしていたことも。
しかもそのテロリストに正体がバレて殺されそうになったり、(このとき表向きは死亡したとされ、パリに極秘に異動になった)
身長も高く、目鼻立ちのはっきりした頭のキレる美人捜査官、深見さんのハキハキ声がかっこいい。

結局彼女はBAUを離れてFBIとしてヨーロッパで活動、その後インターポールそしてまたBAUに復帰と華々しいキャリア。
鼻につくプライドの高い捜査官になってると思いきや、そうじゃないのがエミリーのいいところ!
深見さんの吹き替えはそういう彼女らしさが出ててほんとピッタリ。

ちなみにBAU女性メンバーと友だちになるなら…
【エミリー】最初は「頭よさそっ!」と尻込みしそうだが、話してみるとざっくばらんでそんなに時間をかけずに友だちになれそう。
【JJ】「うっ、超美人さん。私は友だち候補にもならなさそう…」と尻込み度は一番かも。でもママ捜査官と聞いたら見る目が変わりそう。(園崎未恵
【ガルシア】まず見た目にやられる。毎日彼女の服装や持ち物をチェックしてこっそり影響を受けそう。彼女の性格を知るのに少し時間はかかりそうだが、友だちになったら毎日楽しく過ごせるかも。

『クリミナル・マインド FBI行動分析課』他の主な吹き替え声優(咲野俊介さんも参照)
ロッシ/小川真司、シーズン3より菅生隆之
モーガン/咲野俊介
エル/山像かおり
ケイト/小松由佳

ワンス・アポン・ア・タイムの悪い女王レジーナ

 
 
 
 
 
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(↑悪い女王レジーナ。onceabcofficial/The official Instagram for #OnceUponATimeより)

『ワンス・アポン・ア・タイム』は主人公エマ(北西純子)のもとにある日、自分が生んだ息子ヘンリーが突然現れ、呪いをとくことができるのはエマで、自分と一緒に今暮らしている街に来てほしいとお願いされ…。
現代社会に生きるエマ、息子に連れていかれた世界は、はるか昔、おとぎ話の世界で呪いにかけられた白雪姫や赤ずきん、フック船長にロビンフッドに美女と野獣などなどが暮らす街。
過去を忘れた彼らが暮らすところにエマが現れたことによっていろいろなことが動き出し…。
このドラマ、とにかく説明するのが難しい。

深見さんはおとぎの世界では悪い女王現代社会ではヘンリーの養母&街の市長レジーナ
ヘンリーは養母の正体に気づき生みの親のエマに助けを求めるわけですが、レジーナが全部「悪」とも言えない女性で。

レジーナ、おとぎの世界では恋人との仲を自分の母親に邪魔され、そのきっかけになってしまった白雪姫に「あんたの幸せぶっ壊してやる」的発言でやさぐれ開始。
それまでは悪い人じゃなかったのに、恋人を殺されたことでダークサイドに行っちゃった彼女、自分の夫(王)を殺すでしょ、白雪姫の結婚式で「ぶっ壊してやる」的発言でしょ、恋人を殺した実の母を遠くに飛ばしてしまうでしょ、もうやりたい放題。
でも現実社会では養子のヘンリーを大切にしてるんですよ、彼女なりに。
そこにヘンリーの生みの親エマが現れたことで街がだんだん変わり始めるわけです。

深見さん、悪役ということでドス効き目の声。
悪い女王もレジーナも男を利用して悪事を働くわけですが、そんなレジーナはある男性といい関係を築くわけです。
それがロビン・フッド。(いろんなおとぎ話キャラが登場で大混乱必須)
過去に恋人を失い愛を恐れるレジーナ、妻を失い子どもを一人で育てるロビン・フッド。
二人の恋の行方はどうなるのか、悪い女王レジーナは変わるのか変わらないのか。
ちなみに悪い女王レジーナの姉は、緑のお姉さん「西の悪い魔女ゼリーナ」(吹き替えは『BONES』のブレナンでおなじみ湯屋敦子さん) 、恐怖の最強姉妹だわ。

『ワンス・アポン・ア・タイム』他の主な吹き替え声優(主要人物の吹き替えは土田 大さん参照)
ルンペルシュティルツキン/家中 宏
ピノキオ/坂詰貴之
赤ずきん/志田有彩
ベル/東條加那子

潔癖症&元おデブさん、フレンズのモニカ・ゲラー

 
 
 
 
 
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(↑モニカ&ロスのゲラー兄妹。wbtv_jp/ワーナー海外テレビドラマシリーズより)

『フレンズ』、かなり前のドラマですが、私の本格的な海外ドラマ入門という原点のような作品。
NYに暮らす6人の若者たちの日常を描いたシットコムでシーズン10まであるご長寿ドラマ。

深見さんは主人公6人のうちの一人モニカ・ゲラーを担当。
彼女は高校の同級生レイチェルとルームシェアをしていて、その向かいの部屋でルームシェアをしているのが会社員のチャンドラーと売れない俳優ジョーイ。
そこに不思議ちゃんのフィービー(田中敦子)とモニカの兄ロスが加わった6人の人間模様や恋模様などなどが描かれたハッピードラマ。

モニカは潔癖症のシェフ。
あと、口うるさい、仕切りたがる、負けず嫌いの勝気な女性。
子ども頃は太っていて、たまに過去のシーンでパッツンパッツンに太ったモニカが出てくるのがかなり楽しみでした。

実は『フレンズ』、字幕と吹き替えどっちも観ていた珍しいドラマ。
フレンズ好きの友人からDVDを借りたときは字幕、TV放送は吹き替えで観ていたのでどちらの印象も残っていて、字幕版ではモニカのことを呼ぶとき「マニカ〜」と聞こえるので、よく友人と「マニカ〜」と言い合って笑ってました、懐かしい〜。
あと、チャンドラーの所属するエージェントのガラガラ声の女社長エステルとか、チャンドラーの腐れ縁の恋人ジャニスの口癖「Oh, my God!」「ヤダ、マジ、ウソー!」もフレンズファンにはお馴染みのはず。

モニカを演じるコートニー・コックス、字幕版で声を聞くとアクセントがこねくり回しているというか粘度が高めの話し方なのに、深見さんの吹き替えだとスッキリしてて聴きやすい。
フィービーの不思議系キャラに通常よりトーン高めの田中敦子さんの吹き替えも好きでした。

『フレンズ』の主な吹き替え声優(主要人物の吹き替えは田中敦子さん参照)
ジャニス/滝沢久美子
エステル/火野カチコ
ガンター/高瀬右光、安井邦彦、高宮俊介、星野充昭

他にもこんなキャラクター吹き替えてます

私が今まで観たドラマ限定です。

キリング・イヴのエレーヌ

(↑エレーヌ。killingeveより)

謎の殺し屋ヴィラネルと彼女を追うMI6のイヴの攻防を描く『キリング・イヴ』
殺しが天職のようなヴィラネル、そしてその師匠のダーシャ、そのダーシャのボスでトゥエルヴ上層部のエレーヌを吹き替えるのが深見さん。
シーズン3の第4話から登場。
いかにも仕事ができそうな隙のないエレーヌ。
ヴィラネルとイヴを仲たがいさせるようダーシャにいいますが、これを聞いてダーシャがとった行動がイヴの夫ニコを殺すこと。
この場面、観たいような観たくないような、シーズン3の中でもかなり印象に残るシーンでした。

(↑ニコを待ち構えるダーシャ。killingeveより)

ヴィラネルのようなサイコパスが登場するドラマはこちら↓

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マンダロリアンの監督官

(↑therealdianaleeinosantoより)

『マンダロリアン』S2の5話登場する惑星コルヴァスの街カロダンの監督官が深見さんが担当するキャラ。
主人公マンドー(阪口周平)は監督官からベスカー鋼と引き換えに、ジェダイのアソータ・カノを殺すよう持ちかけるが、結局彼はアソータ・カノと組んで彼女を追い詰める。
そして帝国の兵を始末し、監督官も死んだ?(生死は不明)

クールな口調で腕も立つ、いかにも手強そうな悪徳監督官。
こういう感情を抑えた悪者キャラの深見さんも好き。

リーサル・ウェポンのドナ・マリック上院議員

映画『リーサル・ウェポン』をドラマ化したドラマ版『リーサル・ウェポン』
深海さんは主人公がリッグスからコールに交代するシーズン3で、コールが知り合った地方副検事のエリカの母で上院議員のドナ・マリックを担当。
コールは警察に来たマリック議員を売春婦と間違えて話を聞くなど初対面は最悪。
エリカに好意を抱くコールのことを調べたマリック議員は、彼のCIA工作員時代のことを知り娘に近づくなとやんわり警告。
娘を思ってコールに忠告するも、結局エリカとコールはいい仲になるんですが。

ザ・ルーキーのロザリンド・ダイアー

(↑中央がロザリンド、右がノーラン。therookieabcより)

40歳で警察官になった主人公ジョン・ノーラン(堀内賢雄)が主人公の『ザ・ルーキー』
LAPDを舞台に中年新人警官ノーランの奮闘と成長を描いた明るめ警察ドラマ。
そのシーズン2の第10、11話で登場するのがシリアルキラーのロザリンド・ダイアー
7人殺して3人の遺体が見つかっていないため、遺体の場所を教える代わりに減刑となる司法取引を行なった彼女。
得意技は人を操ること。
ノーランたちはロザリンドの案内で遺体を発見するも、すぐ横には死後3ヶ月の遺体が。
いったい誰が殺して埋めたのか…という『ザ・ルーキー』にしては重めのストーリー。

逮捕したアームストロング刑事の弱点を攻撃し、自分の殺しの弟子をコントロールする根っからのシリアルキラーぶり。
いつも冷静沈着なロザリンドの憎たらしいこと!

演じていたアニー・ワーシングは2023年1月に45歳という若さで死去。
このドラマも病を押して出演していたのかも。
赤毛とそばかすがチャーミングな女優さんでした。
ちなみに『24 -TWENTY FOUR-』のシーズン7ではルネ・ウォーカーを担当。
このときの吹き替えは『ザ・ルーキー』シーズン2から登場する医師のグレースを担当している魏涼子さんでした。
(こっちの吹き替えも好き)

『ザ・ルーキー』のようにロス市警を舞台にしたドラマはこちら↓

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カイルXYのニコール・トレガー

『カイル XY』は深見さんの名前を最初に意識したドラマです。
ある日森で発見された少年カイル、おへそがなく記憶もない彼はいったい何者なのか。
正体不明のカイルを引き取り一緒に暮らしていく中で家族とうちとけていくが、彼の頭脳や肉体には底知れぬ能力があることに気づく。
彼はどこから来た?いったい何者?というSFミステリーと言ったらいいのでしょうか、不思議なドラマです。
深見さんはカイルを引き取るトレガー家のお母さん(↑トレガー家の父&母)、そして心理学者でもあるニコール
正体不明のカイルを受け入れ、それは愛情深く彼と関わる素敵な女性。
ドラマ自体は途中で打ち切りになり謎は解明されず終わったようですがお母さんの声で「深見さんの声いいな」と思うきっかけになった思い出深いドラマです。

刑事フォイルのエリザベス・アディス

『刑事フォイル』では大学教授のエリザベス・アディスの吹き替えを担当。
大学教授で知的な美人、たまにフォイル(山路和弘)の操作に協力したりもします、そしてやもめフォイルといい感じになるのかも?と思わせる魅力的な女性。
がしかし、彼女はフォイルのMI5の同僚ピアース(宮寺智子)から命じられフォイルを監視していたのです。
フォイルにバレるのかバレないのか、彼女の正体は?
『刑事フォイル』ラスト数話でエリザベスの複雑な背景が見えてきますよ。

ダートのルーシー・スピラー

『ダート』ではゴシップ誌の編集長を務めるルーシー・スピラーを担当。
このドラマはレンタルで観ました。
シーズン2までしかないので人気も知名度もそこまでないのかもしれませんが、『フレンズ』のモニカ役のコートニー・コックスがルーシー・スピラーを演じているので、声が深見さんで違和感がなかったのをよく覚えています。
ゴシップを狙うハイエナのような彼女、そのためならいろんなことを企むし恨みを買うことも。
統合失調症のカメラマン、ドン・コンキーに無理難題をふっかけ彼をギリギリまで追い込み写真におさえさせるなど、『フレンズ』のモニカとはまったく違うキャラクターでも深見さんの吹き替えは違和感なし。
私はけっこう楽しめたドラマでした。

一部ですが、聴きやすいクリアな声が魅力の深見梨加さんが声を演じたキャラクターを紹介しました。
メジャーどころの『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のダイアン・スターリングや、『LOST』のダニエル、『HOMELAND』の女性大統領エリザベス・キーンは 、どれも観てなかったり、シーズン途中でリタイアしたりで知らないキャラなのがちょっと残念。
気になるキャラは随時追加していく予定です。

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