訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。不定期で我が家の海外ドラマ事情や声優さんの吹き替え以外の仕事、ドラマやブログにまつわることなども投稿しています。

宮寺智子のドラマ吹替|デビアスな〜・エブリン&刑事フォイル・ピアース他

シリアスもコメディもイケる唯一無二の声、宮寺智子さん

宮寺智子さんの持ち味はやはり低い声、40代以降の吹き替えが多いのではないでしょうか。
「ん」の音やセリフの最後に音がぐっと下がるところ、濁音の発声に宮寺さんの声の特徴がよく出てるような気がします。
低くて落ち着いた声のせいか、仕事ができる、プライドが高いなど強い女性の印象が強い宮寺さんですが、私としては『フレンズ』とか『ダーマ&グレッグ』みたいなシットコムでもっと宮寺さんの声を聞きたいなと思う今日この頃です。

宮寺智子さんが吹き替えたちょい吹き替えはこちら↓

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なぜか彼女だけコメディになるデビアスなメイドたちのエブリン・パウエル

 

 
 
 
 
 
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(↑右がドラマの中の旦那さんエイドリアン。rebeccawisockyより)

宮寺さんは『デビアスなメイドたち』ではエブリン・パウエルという大金持ちの奥様の声を演じています。
大金持ちなので家には当然メイドがいます、ドラマではメイドは南米系の女性という設定です。
このエブリン、自分以外は全て見下す対象であるというイヤな女性、宮寺さんの声はこの上から目線のセリフにぴったり!
メイドはもちろんあけすけに見下し、ご近所のお金持ちたちにも心の中では「フン!」と毒づく、ある意味徹底してて気持ちのいい女性です。

パウエル家ではパーティー中にメイドが殺されたり、エブリンの夫のエイドリアンの婚約パーティ(相手はエブリンではない)でも事件が起きたりなど、このお屋敷で開く催しではいつも不吉なことが起こるんです。
本人たちもそう言ってますが。
エブリンと夫の仲は冷めきってて、でもエブリンはお金持ちらしくいつも気高く平静を装っています。
家の中ではよくエイドリアンに嫌味をいったり小競り合いはしていますが。
でも実はその小競り合い、二人の愛情表現が屈折したものだったんですね~。
まぁ仲がいい裏返しで、何シーズンも通して二人のイチャイチャを見せられたという…。

このドラマはお金持ちとメイドたちの周辺でおきる事件の謎解きがストーリーの中心にあり、けっして楽しい系のドラマではないはずなのにエブリンが登場すると私は何故かワクワク。
それは宮寺さんの声がすごく大きな役割を果たしているから。
あの声だとお金持ちの嫌味がなんだか面白く聞こえたり、見下しているはずなのにどこか愛嬌さえ感じてしまったり。
シリアスになりすぎないのは宮寺さんのふざけた感じの吹き替えにつきる!

さて、なんだかんだあって夫に家を追い出された大金持ちエブリンはお金に困り、働くことになったんです。
お金持ちにとって働くことは落ちぶれたことらしく、誰にも見られたくない姿だったようで。
でもよりによって離婚でもめてる夫に見られてしまうんです、一番見られたくない働く姿を。
(庶民には理解できませんがね)

その時のエブリンが発した「しーっ!声デカイ!」の超低音ボイスとお上品な奥様らしからぬセリフがツボにはまり、エブリン&宮寺さんが大好きになりました。
お上品な奥様が「声デカイ!」って!
「ちょっと声が大きいわよ」とかじゃないんですよ、「デカイ!」んです、セリフのセンスもグッジョブです。
高慢ちきな女性が自分の恥ずかしい姿を見られて思わず言ってしまうセリフなんですが、あの宮寺さんの声です。
パンチがきいてます、きき過ぎています、だから面白い!!(←絶対うまく伝わってないと思うのでぜひ観て聞いてみて)

 

 
 
 
 
 
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(↑ドラマの女性キャストと、向かって一番右がエブリン。rebeccawisockyより)

『デビアスなメイドたち』他の主な吹き替え声優
マリソル/沢海陽子
ロージー/朴 璐美
カルメン/井上喜久子
ゾイラ/仲村かおり

刑事フォイルのヒルダ・ピアース

(↑ピアースはいませんが。@AXNMysteryより)

『刑事フォイル』は第二次世界大戦中から戦後のイギリスを舞台に、戦争がいろんなことを正当化する特殊な時代にも関わらず、ヘイスティングズ署の警視正フォイルが正義を貫いて事件を解決していくというストーリー。
派手なアクションもなければ肉体美を誇るイケメンが出演するドラマでもありませんが、とっても面白いドラマです。

宮寺さんは、MI5(イギリスの保安局)の特殊作戦執行部のヒルダ・ピアースの吹き替えを担当。
ピアースは50代くらいの設定でしょうか、スーツに帽子にステッキという隙のないきちっとした出で立ち。
1940年代にMI5で働く女性というのがすごく印象的でした。
どうしても日本の戦時中のイメージで考えてしまって、ピアースといいフォイルの運転手のサムといい、女性が戦時中に第一線で働いていることに驚いたんです。

さて、MI5のピアースは事件でフォイルと知り合うのですが、フォイルの事件解決の着眼点や絶対諦めない姿勢をじっくり観察するわけです。
で、時に警察は見ることのできない軍事機密をMI5経由で調べたりとフォイルに協力したりもするのです。

ピアース、かっこいいんです。
まぁ宮寺さんの声ですから、迫力はありますよね。
彼女小柄なんですがいつも背筋をピシッと伸ばして冷静沈着。
MI5という職業柄か、フォイルよりもかなり近寄りがたくて怖そうな感じ、でもそこがいい

フォイルいろいろありまして、警察を辞めてピアースのスカウトにより同じMI5で働くことに。
もちろんピアースがフォイルの実力を買ってのこと。
舞台もヘイスティングズからロンドンに移ります。
元警察ということでフォイルの陰口をたたく者もいますが、フォイルはMI5に移ろうと彼なりのやり方で結果を出していくんですね。
で、ピアースは上司のマイアソンや面倒くさいバレンタイン(吹き替えは大塚芳忠さん)とフォイルの板挟みになったりもするわけです。
根底には揺るぎないフォイルへの信頼があるのですがMI5の古株たちの顔もたてなきゃいけない、ピアース女史結構たいへんなの。

BSプレミアムで放送していたのを録画して観ていましたが、最終話(2019.6.1放送)だけまだ観ていないんです。
それは次回予告でピアースが狙われているらしく、なかなかショッキングな場面が一瞬映って。
で、ピアースがどうなったか怖くて観られない…、あと最終回で終わってしまうのが寂しくて観られないという小心者。

無事最終回を観た暁には追記で感想を書き込みますのでお待ちを。

【追記2019.11】
やっと最終回を観ました。
予告編のショッキングな場面はまんまその通りで、ピアースのせいで工作員になった妹が死んだと思っている兄に撃たれますが一命を取り留めます。
ピアースもその工作員の女性のことに関してはずっと責任を感じていたようですが、そこには上層部の裏切りともいえる事情があったのです。
そのことをピアースが知って彼女がとった行動が…実に「らしい」決断でした。
ネタバレなのでこのへんで終わりますが、仕事に全てを捧げた彼女らしい最後に悲しくもあり、どこか清々しさも感じました。

『刑事フォイル』他の主な吹き替え声優(主要人物の吹き替えは山路和弘さん参照)
フォイル/山路和弘
マイアソン/壤 晴彦
バレンタイン/大塚芳忠

韓流ドラマでおなじみキョン・ミリを担当

韓国の女優キョン・ミリ、数々のドラマに出演されている有名な女優さんです。
綺麗な顔立ちに何事にも動じない落ち着いた雰囲気で、お金持ちや王妃などどちらかというと悪役や悲しい運命の女性を演じることが多いような気がします。
この方が出演されている吹き替えは、ほとんど宮寺さんが担当しているようです。(全て吹き替えを担当しているという確認はできませんでした)
私は観たのは『朱蒙(チュモン)』の王妃役、王との間に息子を2人もうけ安泰の王妃の座のはずなのに、王に愛されていないという不幸な女性。

ちなみにキョン・ミリ&吹き替え宮寺智子ペアのその他のドラマは『イ・サン』の主人公の母親『宮廷女官チャングムの誓い』では主人公の師匠のライバルで、自分の利益のためなら手段を選ばない女性
そう、どちらも位は高いのに不幸な女性、声のイメージと合うんです、こういう役が。
でもこのように女優さんと吹き替えのペアができるということは、多くの人が宮寺さんの声に納得されているという証拠ではないでしょうか。

『朱蒙(チュモン)』他の主な吹き替え声優
チュモン/宮野真守
ソソノ/坂本真綾
ヘモス/井上倫宏
クムワ/青山 勝
テソ/矢崎文也

他にもこんなキャラクター吹き替えてます

私が今まで観たドラマ限定です。

刑事ジョン・ルーサーのリンダ・キャロウェイ

『刑事フォイル』のヒルダ・ピアースを演じるエリー・ハディントン、『刑事ジョン・ルーサー』のシーズン2第4話(BSプレミアムでは第10話の「さいは投げられた」)に警視正(正確な肩書きは今のところ不明)のリンダ・キャロウェイとして出演しています。
もちろん吹き替えは宮寺智子さんです。
主人公ルーサーが無断で上司のPCから情報を引き出したという疑いを内部告発したグレイに、アクセスした形跡が見られないことから「上司の足をひっぱるな」と釘をさすリンダ。
ピアース同様、威圧的な女史の吹き替え、相変わらず素敵。
エリー・ハディントンの吹き替えはこれで宮寺さんが定番になるのかしら?

ビッグバン★セオリーのメアリー・クーパー

 

 
 
 
 
 
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(↑左:レナード母と右:シェルドン母メアリー。bigbangtheory_cbsより)

シットコム『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』では主人公の一人オタク男子シェルドンの母親メアリーで登場。
まずこのシェルドン、IQ187の理論物理学者ですんごい頭はいいが理屈屋の変わり者、自分より頭の悪い人間を正々堂々と見下す面倒なやつ。
で、このシェルドンのお母さん、息子と同じ理詰めのいけ好かない女性と思いきや敬虔なキリスト教徒。
シェルドンを厳しくしつけてきたせいか彼が頭の上がらない貴重な女性です。
とにかくきちっとしていないと気がすまない彼の性格はこのお母さんのしつけのせいかもしれません。
あと彼女が出てくるとシェルドンがおとなしくなるのでちょっと嬉しいです。

マクガイバーのママ・コルトン

(↑向かって一番右がママ・コルトン。macgyvercbsより)

「吹替小ネタの部屋|女性声優さんの巻その3【2019.12】」でも紹介したのですが、宮寺さんは『MACGYVER/マクガイバー』で登場する逮捕請負人ファミリーのボス、ママ・コルトンを担当。
ママを筆頭に息子二人&娘一人で懸賞金がかかった犯罪者を追いかける賞金稼ぎファミリー・コルトン家。
このママ、見た目もなかなかの迫力ボディ、で吹き替えが宮寺さんときたら怖いものナシ!
息子も娘も頭があがらない凄腕ママ、でも宮寺さんのパンチのある声で吹き替えるとどこかコミカルになるんですよね。
(『デビアスなメイドたち』のエブリンとか)
でも宮寺さんのそういうとこが好き。

グッド・ファイト 華麗なる逆転のシンシア

『グッド・ファイト 華麗なる逆転』ではシーズン3で登場するシンシアの吹き替えをしています。
シンシアは主人公ダイアンが代表パートナーを務める法律事務所の創始者カール・レディックの秘書をしていた女性。
法律事務所の顔、そして黒人運動に貢献した人物として尊敬されていたカール。
そのカールが亡くなり、追悼のため故人との思い出を動画で撮影していたところ、シンシアは泣き出してしまいます。
「んん…んん…うわぁぁぁ」とあの低音宮寺ボイスの泣き声。
実は彼女、秘書時代にカールからセクハラを受けていた事実を告白したのです。
そして事務所はその処理に追われることとなり…。
シーズン3の大きな問題のひとつの発端となったシンシアのセクハラ被害の発覚。
さてどう解決していくのか…詳しくはドラマでどうぞ。

マーサの楽しい料理教室のマーサ・スチュワート

ドラマの吹き替えじゃないんですがDlifeで放送中(2019.9現在/毎週月曜19:30〜)の『マーサの楽しい料理教室』でマーサ・スチュワートの吹き替えをしています。
このマーサ、料理以外にも園芸や室内の装飾など生活全般のコーディネーターとして活躍中の人。
彼女が調理しながら料理レシピを紹介していくこの番組、ドラマと違った宮寺さんの明るく優しい感じの声が番組を華やかにしています。
ただ、この番組を観て「これ作ろう!」というのはあまりなく(すいません)、こんな料理があるのね〜とか、あまり馴染みのない海外の料理を見て楽しむって感じで観てます。

一部ですが、宮寺智子さんが声を演じたキャラクターを紹介しました。
どちらかというとバイプレーヤーを担当することが多いのですが存在感は抜群の彼女の声。
気になるキャラやインパクト大のキャラは随時追加していく予定です。

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