訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

24・トニーやマクガイバー・ジャックの声はこの人!土田大の海外ドラマ吹き替え

タフな男がさらにカッコよくなる吹き替え、土田大さん

『24 -TWENTY FOUR-』シーズン7を一気に観て「やっぱりいいわぁ、トニー・アルメイダの土田大さんの声!!」と再確認。
もともと『24 -TWENTY FOUR-』はシーズン1を10年以上前に字幕版で観たのでトニーは俳優ご本人の声でした。
あのトニーの濃いめの顔に土田さんの声がぴったり。
字幕派時代の私、超ボンクラ!土田トニーを聞き逃してたなんて。
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。

ワイルドに変貌した24のトニー・アルメイダ

(↑24:Legacyのトニー・アルメイダ。official24より)

『24 -TWENTY FOUR-』はシーズン1と7とLegacyの3作品を観ました。
どのシーズンにも土田大さんが吹き替えるトニー・アルメイダが出演しています。
そしてどれも非常に重要な役割です。

シーズン7のトニー・アルメイダはシーズン1に比べてかなり精悍でワイルドな感じに変わってました。
坊主にヒゲでシーズン7のトニーの方が断然好み!
で、何がいいかって、かつての同僚(直属の上司というわけでもないしなんといえばいいか)ジャック・バウアーに対しての言葉使い。
どんな危機的な場面でも、一緒に行動する目上のジャックに対しての尊敬の念と礼儀正しさ、丁寧語で話す、しかも声が土田さんというトニーのイイ男ぶり。
これは吹き替え版ならではかもしれません。

ただ、『24 -TWENTY FOUR-』って疲れるんですよね。
シーズン1でも思ったのですが、24時間の内容の濃いこと濃いこと。
ひとつ片付いたと思ったらまた次が次が次が…でそれが24回!
デュバクを捉えられた時点で「終了でいいんじゃない?」って思いましたから。(←だいぶ前半)

しかも主人公のジャックがもうご存知無茶苦茶な人なんで、周りが振り回されることされること。
もちろんトニーも巻き込まれて(いやシーズン7はトニーが巻き込んだかも)ジャックを助けまくる彼のカッコイイこと。
ええ、私はジャックよりもトニー推し!見た目もキャラも声も!!
でもね、でもね、トニー様、最後にね…裏切っちゃうの…。(遠い目)

そして先日『24: Legacy』を観終わりました。
主人公はジャック・バウアーから随分若返ったエリック・カーターに交代。
しばらくしたらトニー様が登場!うれしい!!もちろん吹き替えは土田大さん。
上記のインスタの画像のようにめちゃめちゃ渋くなってる!
トニーはCTUの元局長のレベッカ・イングラム(山像かおり)と昔恋人だったようで、彼女の義父の、拷問に近い尋問にひと役買います。(どんな嫁舅関係!)
が、トニーとレベッカの仲にヤキモチを妬く今の恋人シドラ。
もうモテモテなんだからトニー様ったら。

(↑シーズン1時の恋人ニーナとトニー。i_live_for_24より)

(↑24: Legacyのトニーと恋人シドラ。official24より)

『24 -TWENTY FOUR-』シーズン7他の主な吹き替え声優
ジャック/小山力也
ルネ/魏涼子
ラリー/咲野俊介
キム/園崎未恵
テイラー大統領/久保田民絵
『24: Legacy』他の主な吹き替え声優
エリック/鈴木達央
ニコール/甲斐田裕子
レベッカ/山像かおり
ドノヴァン/土師孝也

とにかく熱い男、マクガイバーのジャック・ダルトン

(↑向かって左がジャック、右は主人公のマクガイバー。macgyvercbsより)

土田さん、『MACGYVER/マクガイバー』ではアメリカ政府の秘密組織のエージェント、ジャック・ダルトンの吹き替えをしています。
ジャックは主人公マックことマクガイバーの相棒で、マックが頭脳とひらめき担当だとしたら土田さん吹き替えのジャックは力技と用心棒担当というところでしょうか。
このジャックを演じているのが『CSI:科学捜査班』のニックでおなじみのジョージ・イーズ。
『CSI:科学捜査班』のニック(家中宏)は心やさしき頼れるホットガイなのですが、『MACGYVER/マクガイバー』のジャックは猪突猛進のガサツ野郎(笑
土田さんの吹き替えもそりゃまぁガサツ!
『24 -TWENTY FOUR-』のトニーは大人の色気あふれるイイ男なんですが、ジャックは小学5年生が銃持った感じ。
セリフに全部濁点が入ってガサガサなの。(個人的なイメージです)

主人公マックの兄貴的な存在、チームのIT分析官ライリーにとっては父のような存在と、チームメンバーたちの頼れる男なんですが、単純すぎて特に女性陣から軽くあしらわれること多し。
でもそういう熱くてまっすぐなところが彼のいいところなんですがね。

『マクガイバー』、吹き替え陣がいいんです。
マックの吹き替えは女子に大人気の宮野真守さん。
私は新しい女性上司マティの吹き替え担当小宮和枝さんがおすすめです。
小宮さん、『グッド・ワイフ』『グッド・ファイト』ではデキるベテラン女性弁護士ダイアンの重厚な大人の女性の声を担当していますが、このマティはダイアンよりも声高めでチャキチャキのボスって感じ。
キャラクターに合わせて自在に声を操る声優さんも見どころです。

(↑向かって右が土田さん、左は主人公マクガイバーの吹き替え宮野真守さん。アニメイトタイムズ公式より)

『MACGYVER/マクガイバー』他の主な吹き替え声優
マクガイバー/宮野真守
ライリー/永宝千晶
ボーザー/安田裕
マティ/小宮和枝

キャラのイメージを覆すイケメン!ワンス〜のフック船長

(↑フック船長。onceabcofficialより)

次の土田さんの吹き替えキャラは『ワンス・アポン・ア・タイム』に登場するフック船長です。
トニー、ジャック、フック船長と3人のキャラを紹介しているのですが、共通点見つかりました!
それは濃いイケメン。(そういえば『CSI:ニューヨーク』のドンも濃いイケメン)
特に『24 -TWENTY FOUR-』のトニーと、この『ワンス・アポン・ア・タイム』フック船長は濃度が高い。
あと熱い男ばっかり!
土田さんの声が情熱的なイケメンに合うということですね。(大納得)

『ワンス・アポン・ア・タイム』の主人公のエマは、ある日自分が生んだ子どもと再会、その子どもが住む街へ行くとそこには魔法にかけられた童話の世界のキャラクターたちが現代人として生きていて…という不思議なファンタジードラマ。
この『ワンス〜』に登場するキャラクターはほとんどが童話の世界の登場人物で、いくつかの童話が過去と現在で複雑に絡み合うストーリーで、元ネタを知っている人はより楽しめると思います。

土田さんが声を演じるフック船長、元ネタは「ピーターパン」に登場する宿敵です。
でもディズニーアニメにあるような「ヒッヒッヒッ」と不敵な笑みを浮かべる悪役顔(↓)ではなく、主人公エマといい仲になるハンサムで素敵な船長。
だから吹き替えが土田さんなのよ、やっぱり見た目と声とのバランス重視の結果ね。

『ワンス・アポン・ア・タイム』他の主な吹き替え声優
エマ/北西純子
白雪姫/小林沙苗
チャーミング王子/花輪英司
レジーナ/深見梨加

他にもこんなキャラクター吹き替えてます

私が今まで観たドラマ限定です。

イカゲームのフロントマン

(↑ 中央黒いマスクがフロントマン、その右赤い服がファン・ジュノ。wi__wi__wiより)

人生どん詰まりの人間たちが高額な賞金を目指し、サバイバルゲームを繰り広げる韓国ドラマ『イカゲーム』
土田さんはこのサバイバルゲーム(以下ゲーム)の現場運営の責任者フロントマンを担当。

主人公ソン・ギフン(坂詰貴之)は、多くの人が殺されたこのゲームのことを警察に訴えるもまったく相手にされず。
行方不明の兄を追う刑事ファン・ジュノはギフンが警察に残した名刺をヒントに密かにゲームの現場に潜入。
そしてゲームの真相に迫り必死に逃げるが崖まで追い詰められる、そこで登場するフロントマン。
で、彼の正体が判明するのですが…。

私のフロントマンの感想「なんて贅沢なキャスティング!」
フロントマンはほとんどマスクをしていて顔が見えず、それもまた贅沢。(なぜかは観たらわかる)

声が「土田さんに似てるなぁ」と思ってはいたもののセリフも少ないし、いつもの感じが違うしでイマイチ確信が持てず。
吹き替え派としては土田さんをそんな風(セリフが少ない)に使うのもまた贅沢だと。
私ならもっとセリフが多い役にキャスティングするだろうなと、思わず貧乏性がでてしまいました。

CSI:ニューヨークのドン・フラック

(↑ドン・フラック&ステラ・ボナセーラ。csi_ny22904より)

『CSI:ニューヨーク』ドン・フラック、こちらもトニー・アルメイダやフック船長同様、濃いイケメン。
CSIシリーズはCSI捜査官がメインのドラマなので、刑事のドン・フラックは少々控えめな登場なのは仕方がない。
正義感がとっても強いNY市警刑事課の刑事。
見た目からしてこのキャラクターにぴったり、もちろん声もです。

デクスターのサル・プライス

(↑サル・プライス。santiago__cabrera_より)

警察の鑑識官デクスター・モーガン(桐本拓哉)が殺人衝動の解消のため犯罪者を殺していくドラマ『デクスター 警察官は殺人鬼』
土田さんはシーズン7で登場するサル・プライスを担当。
調査でマイアミ警察を訪れた彼は、ハンナ・マッケイ(実は女性の連続殺人犯)にインタビューを行います。
こいつを生かしておくのはマズイと思ったハンナはお得意の毒殺で彼を始末。
その殺しの証拠を恋人のデクスターが隠滅。
ちなみにプライスはデクスターの妹デボラといい感じだったのに…。
そうそう、サル・プライスは24のトニーやワンス〜のフック船長の流れを汲む濃い顔のイケメンです。
そうだ、この俳優さん『マスケティアーズ』のイチ押しアラミスもやってた!!(このときの吹き替えは中村悠一さん。こちらもステキ)
土田さんの声が合うんでしょうね、この濃い系統の顔に。

(↑左がアラミス。santiagocより)

アンダー・ザ・ドームのサム・ヴェルドロー

(↑サム・ヴェルドロー。officialunderthedomecbsより)

『アンダー・ザ・ドーム』は街全体が見えないドームに覆われ出ることも入ることもできなくなった人々の闇が暴かれていくというSFミステリードラマ。
土田さんはドームに覆われてから街を仕切っているビッグ・ジムの義理の弟サム・ヴェルドローを担当。
サムを演じるのは『CSI:ニューヨーク』のドンと同じくエディ・ケイヒル、そう土田さんはエディ・ケイヒル担当のようです。
サムは街から外れた森に一人で暮らす酒浸りの孤独な男。
ある日、謎の少女を助けたことによりサムもドームと関わりがあることがわかっていくのですが…。
ドンとはまったく違うキャラクターで悪役といえば悪役ですが、このドラマに出てくるキャラで清廉潔白な人はあんまりいないんじゃないでしょうかね。

アブセンシア〜FBIの疑心〜のニック・デュランド

(↑エミリーとニック。absentiaseriesより)

『アブセンシア〜FBIの疑心〜』は6年前、潜入捜査時に行方不明になり死んだとされたFBI捜査官のエミリー・バーン(吹き替えは林真里花さん)が発見されるところから始まります。
そのエミリーを誘拐し殺害したとされたコンラッド・ハーロウ(吹き替えは桐本拓哉さん)は釈放されるも何者かに殺され、容疑をかけられたエミリーは自力で疑いを晴らそうとしますが…。

土田さんは主人公エミリーの夫で、今は別の女性アリスと結婚しているFBI捜査官のニック・デュランドを担当。
彼は突然現れた元妻のエミリーをなんとか助けたい、しかし複雑な心境の現在の妻アリスにはなかなか理解してもらえない、という重婚状態。
エミリーも大事、アリスも大事、そしてエミリーとのあいだの子どもフリンも大事。
事件の謎解きも気になりますが、ニックの二人の妻への優柔不断さも気になります。

(↑アマゾンプライム会員なら追加料金なしでシーズン1のみ視聴できます(30日間無料体験もあり)(2020.07.29現在))

ヴァイキング 〜海の覇者たち〜のラグナル・ロズブローク

(↑ラグナル・ロズブローク。historyvikingsより)

『ヴァイキング 〜海の覇者たち〜』はアマゾンプライムビデオで配信中(2020.05.11現在)のカナダのドラマ。
土田さんが吹き替えるのは、北欧で農夫として働きながらシーズンが来ると出稼ぎのように各地に遠征している主人公でヴァイキングのラグナル・ロズブローク
部族長ハラルドソンが決める土地に遠征するのですが、代わり映えしない土地に不満を募らせるラグナル。
ある日、部族長の命令を無視し仲間たちと新たな土地を探しに航海に出るのですが…。

とにかく「血」が多いドラマです。
虐殺、略奪、権力闘争などなど。
一戦士から首長となるラグナルのたくましさと土田さんの力強い吹き替え!
このたくましい男キャラは、土田さんの吹き替えるキャラに多く当てはまるパターンかもしれません。

(↑アマゾンプライム会員なら追加料金なしでシーズン5まで視聴できます(30日間無料体験もあり)(2020.07.29現在))

私の国のイ・バンウォン

(↑イ・バンウォン。mycountry.kdramaより)

『私の国』は14世紀末の高麗から李氏朝鮮に至る歴史の波に翻弄される若者3人を中心に描いたドラマ。
アマゾンプライムビデオで吹き替え版の第1話を観ました。
面白そうです!
最近韓流ドラマから遠ざかっているせいで、主人公の若手俳優の知名度がさっぱりわかりませんがソ・フィ役のヤン・セジョンもナム・ソノ役のウ・ドファンもタイプが違うイケメンです。
土田さんはのちに朝鮮王朝第3代王・太宗となるイ・バンウォンを担当、演じるのはチャン・ヒョク。(相変わらずカッコいい)
第1話冒頭、イ・バンウォンのクーデターらしき様子からスタートします。
このクーデターの結末はわかりませんが、ここから10年さかのぼったところから本格的に話がスタートします。
韓国の時代劇はストーリーもよくできていてキャストも豪華、そしてエピソードが長い…。(全32話)
『私の国』は久しぶりに全話観たいと感じた韓流歴史ドラマです。

(↑アマゾンプライムビデオでは吹き替え版あり、エピソード1のみ無料、他はレンタル料金必要。(2020.07.29現在))

コールドケースのクリス・ラッシング

クリス・ラッシングって誰?と思った人、はーい私です。
土田さん出てたっけ?と思ったらシーズン1の序盤で異動になった刑事でした。
『コールドケース』は未解決の殺人事件を主人公リリー・ラッシュを中心にチームで解決していくというドラマ。
クリス・ラッシングはドラマ冒頭に出ていたリリーの相棒です。
そういえばスコッティは何話目かで登場した2番目の相棒だったな…くらいのぼんやりした記憶。
その前の相棒がクリスで、観ていた当時「ドラマが始まってすぐ相棒が変わるって!」っと思ってました。
このキャラが『コールドケース』に合ってなかったので降板?と勝手に思ってましたが真相はいかに?

一部ですが、土田大さんが声を演じたキャラクターを紹介しました。
まだまだ紹介したいキャラはあるのですが、少しずつ追加していく予定です。


また、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ!
※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。



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