訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

ブラックリスト・レッドの声はこの人!大塚芳忠の海外ドラマ吹き替え

私の中の悪役声優No.1 大塚芳忠さん

海外ドラマの悪役キャラクターといえば大塚芳忠さん。(私調べ)
映画の吹き替えを担当されている俳優さんも有名どころがたくさんいますが(アンディ・ガルシアやヴィゴ・モーテンセンなどなど)、やっぱり海外ドラマの吹き替えで聞く大塚さんの声が好きです。
その声が聞こえたとたん「大塚さんね、ハイ悪役ドーン!」です。
もちろん私の勝手なイメージですが悪役の吹き替えが大塚さんだとほんと嬉しいです、だってどのキャラも悪役度がグンと増しますから。
しかもクセが強い大塚さんの吹き替え、俳優さんの地声を聞くと物足りなくなることも多々あり。
次は悪役以外の大塚さんの吹き替えキャラクターを紹介したいのですが、とっさに出てこないという私の大塚さんへの偏見愛をご覧あれ。

最重要指名手配犯、ブラックリストのレッド

(↑レッドとリズ。nbcblacklistより)

大塚さんは『THE BLACKLIST/ブラックリスト』で主役のレイモンド・“レッド”・レディントンの声を演じています。(以降レッドと呼びます)
そもそもレッドはFBIの最重要指名手配犯なので悪役、でもある日、自らFBIに出頭し、ある条件を出して犯罪者の逮捕に協力すると申し出ます。
大塚さんの声の紹介の前に、初めてレッドを観た時「うそっ!」と思ったんです、それはレッドを演じるジェームズ・スペイダーを観て…。

昔彼が出演していた映画「マネキン」のスラッとした金髪のイケメンのイメージしかなかったのに…。
そんな彼が30年近く経った今、貫禄ありすぎる最重要指名手配犯役で帰ってきた!
これは役作りのための増量かしら?御髪の加減も役作りだよね?とジェームズ・スペイダーに釘付けになった私。
で、口を開くと大塚さんのバリトンですよ!違和感ない、いやむしろピッタリ。
あれ~?ジェームズ・スペイダーだよね、昔の彼なら大塚さんの声は絶対絶対絶対ないから!

で、このレッド、犯罪者なんですけど凶悪犯の逮捕に協力したいという矛盾した悪役。
もちろん協力の申し出には裏があるのですが。
リズというFBIの新米捜査官を連絡係に指名し、犯罪者を捕まえていくというストーリーですがとにかくリズに弱い。(もちろん理由あってのこと)
でも自身の犯罪ネットワークを使った捜査協力で見せる「悪」の顔はすこぶる冷酷非道。
部下に手を下させることももちろんありますが、自身で手を下すことも多々。
で、それがまぁ顔色ひとつ変えないし、ためらいもまったくなし。

レッドを演じる大塚さんの声は、バリトンの意地悪声、チクチクと内臓を刺すようななんとも言えないヤな響きというか。
でもリズやリズの子どもを命がけで守ろうとする彼は、とても愛にあふれた声に変わるんですよ。
この冷徹な悪役声と優しい声の落差の大きさは大塚さんならではだと思います。

『THE BLACKLIST/ブラックリスト』他の主な吹き替え声優
リズ/甲斐田裕子
レスラー/宮内敦士
アラム/前島貴志、シーズン3より志賀麻登佳
ナヴァービ/浅野まゆみ
デンベ/竹田雅則

関係者全員泥沼のシェイズ・オブ・ブルーのウォズニアック

(↑ウォズニアックとハーリー。rayliottaより)

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』ではニューヨーク市警64分署のベテラン刑事マット・ウォズニアックの吹き替えを担当しています。
このウォズニアックはチームのメンバーと賄賂や用心棒代で懐を潤している悪徳刑事。
捜査もなかなか手荒い感じですが、仕事ができるゆえに一目おかれる刑事でもあります。
彼のチームの一人がジェニファー・ロペス演じる主人公のハーリー刑事。
まず彼女がFBIに目をつけられウォズニアックのチームの情報提供を持ちかけられ、だんだんと泥沼にハマり…というストーリー。

明るい要素は一切ないシリアスドラマ、大塚さん演じるウォズニアックはまぁ見るからに悪徳刑事、でも彼も人の子。
家庭があって愛する妻と子どももいる父の顔を持っていて、シングルマザーのハーリーの子どもも愛情深く見守る優しい男でもあるのです。
ウォズニアックを演じるレイ・リオッタがうまいんです演技が、ほんとに。
注目ポイントは彼の目力。
下まつ毛が長くてクッキリしてるので、最初はアイラインひいてるのかと思ったくらい。
アップになると画面止めて確認しましたもん、まつげかアイラインか。

で、彼自身も泥沼にだんだんとはまりだし、(いやもともと悪徳刑事なので自分でぬかるみを泥沼に変えているようにも見える)
チームや家族も全員泥沼に引き込んで、先が見えないあせりと苛立ちでウォズニアックの精神がだんだん擦り切れていくのがよくわかります。
そのウォズニアックの狂気を大塚さんの声が的確に表現しているんです。
底を這うような低音からブチッと何かが切れたときの狂った高音まで、観ているこちらが今すぐ何かされそうなくらい怖いの、ホント。
ブラックリストのレッドは悪役でもどこか話が通じそうな冷静な部分を持っている気がしますが、ウォズニアックは「この人怒らせたら何されるかわからない怖さ」があります。
あの下まつ毛くっきりの目に狂気を感じる大塚さんの声、ウォズニアックが自分のボスじゃなくてほんとよかった。

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』他の主な吹き替え声優
ハーリー/日野由利加
テス/藤 貴子
トゥフォ/青木 崇
エスパーダ/宮本克哉
サパーステイン/水中雅章
ローマン/関口雄吾
スタール/三上 哲

宰相そして枢機卿、マスケティアーズのリシュリュー

(↑リシュリュー枢機卿。bbciplayerより)

『マスケティアーズ パリの四銃士』ではフランスの宰相・リシュリュー枢機卿の声を演じています。
リシュリュー枢機卿の第一声を聞いて「大塚さんね、ハイ悪役決定!」と確信。
今回紹介している3つのドラマ全部そう思いましたが…。

少し話が逸れますが、このドラマはタイトル通り4人の銃士が出てきますが、こういうとき好みが分かれますよね。
皆さんは誰推しですか?
私は正統派2枚目の「アラミス」、王妃とただならぬ関係になる男前です。
友人のお気に入りは「アトス」、理由は「影のある悲しげな男」だからだそうで。
だいたいこういう設定は2番手やライバル役が多いですよね、友人はこの手のキャラが大好物のようです。
面白いですね~、こういうどうでもいい話を女友だちとするの大好きです。

さて、本題に戻ります。
まず「宰相」と聞いていいイメージはしませんよね、だって王様をあやつって影で政治を司るイメージしかないですもん。
ここでも大塚さんの声は低くて地を這ってます。
ただ先述したレッドやウォズニアックは体をはった体育会系の悪役ですが、このリシュリュー枢機卿は完全な文化系悪役です。
まぁ枢機卿と言うくらいですから一応神に仕える身、表立っては何もしませんがいろいろな事件の黒幕なんですね。
策略、処罰に暗殺そして情報収集などなど、大塚さんのバリトンボイスは頭脳派悪役の吹き替えもさすがです。
聖職者の服に大塚さんの声が合わさると「絶対まっとうな聖職者に見えない」と感じるのは私だけ?
でもあの声のおかげで私の中で悪役が魅力を増すのはすごく嬉しいことなんですがね。

(↑おまけでお気に入りアラミスも。bbciplayerより)

『マスケティアーズ パリの四銃士』他の主な吹き替え声優
ダルタニアン/宮野真守
アトス/福田賢二
アラミス/中村悠一
ポルトス/三宅健太

他にもこんなキャラクター吹き替えてます

私が今まで観たドラマ限定です。

刑事フォイルのアーサー・バレンタイン

(↑残念ながらアーサー・バレンタインは出てきませんが。acorntvanzより)

『刑事フォイル』は第二次世界大戦中から戦後にかけてのイギリスを舞台にした刑事ドラマ。
このバレンタインという男、MI5(英国情報局保安部)の局員で悪役というわけではありませんが、主人公フォイルに関わるまぁまぁ重要な人物。
フォイルがMI5に来る前、ヘイスティングス署警視正の頃からの知り合い。
フォイルに対していいイメージはないけれど、たまにフォイルに手を貸したり(それがさりげなくてかっこよかったりする!)、反対に助けてもらったり(バレンタインの性癖とかね)と適度な距離を保った仕事上の大人の関係。
MI5の古株ゆえ、後から来たフォイルにはつねに上から目線のプライドの高いヤな奴ですが、後半に行けば行くほど「頼れる人」になっていくんですよ!
このキャラがいないと『刑事フォイル』は確かに面白くないだろうなと思わせるスパイス的な存在です。

アンダー・ザ・ドームのビッグ・ジム

『アンダー・ザ・ドーム』はある日突然街が見えないドームに覆われ、外に出ることができなくなり、人々の秘密が表に出てきたり、不思議なことが起きたりというSFミステリー。
大塚さんは町のボス的存在ビッグ・ジムの声をシーズン3から担当。
町長でもないのに街を仕切る彼の裏の顔は町のお偉方と組んで麻薬を密造していること。
ドームに覆われた街を牛耳っていく野心家の男はシーズンが進むごとにどんどんエスカレートしていきます。

トンイのチャン・ヒジェ

韓国ドラマ『トンイ』では王の側室チャン・ヒビンの兄チャン・ヒジェの吹き替えをしています。
チャン・ヒジェは妹が王の側室ということで、それを利用して自分や一族を繁栄させたいがゆえに悪事を企みます。
自分と息子を守るために主人公トンイを陥れようとする側室チャン・ヒビンの吹き替えは林真里花さん。
男性吹き替えのヒールNo.1が大塚芳忠さんなら、女性吹き替えヒールNo.1が林真里花さんだと思う私にとってこの吹き替えペアは最強。
ただ、したたかな妹チャン・ヒビンに比べて、ツメの甘さが光る兄チャン・ヒジェはどこか笑えるヒールなんです。

ドラマを吹き替えで観ない方でも今までどこかで大塚芳忠さんの声を一度は聞いたことがあると思います。
吹き替え以外にもTV番組やCMのナレーションでもお馴染みの声で、穏やかな口調から映画CMのナレーションのようなドラマチックな口調まで、聞くたびにさまざまな声で楽しませてくれるベテラン声優さんです。

(↑ナレーション収録中の大塚芳忠さん。@crazybox_staffより)

一部ですが、大塚芳忠さんが声を演じたキャラクターを紹介しました。
気になるキャラは随時追加していく予定です。

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