ドスンと響く超男前の声、宮内敦士さん
私がドラマを見始めるきっかけはストーリー。
吹き替えの予備知識なしでドラマの第1話に宮内敦士さんの声が聞こえると、期待度150%アップ、その役の男前度も150%アップです!
その理由はやっぱりドスンと響く声が超男前だから!
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。
ちなみに怪しいキャラの宮内敦士さんはこちら↓
怪しいキャラを集め2度目の登場、宮内敦士さん私の宮内敦士さんの吹き替えのイメージは『ブラックリスト』のFBI捜査官レスラーや『サイバー諜報員 〜インテリジェンス〜』のガブリエル・ヴォーンなど悪と戦うカッコいい男。でも今回紹介したいの[…]
家族を愛する父!ディスイズアスのジャック・ピアソン
(↑ジャックとレベッカ。nbcthisisusより)
『THIS IS US』は現在36歳の三つ子と、彼らの両親の36歳時代のふたつの時代を軸にした群像劇。
大人になった子どもたちのそれぞれの生き方と、そのベースになった子ども時代や両親の生き方を描いたなんとも心温まるドラマです。
宮内敦士さんは三つ子の父、ジャック・ピアソンの声を演じています。
私には新鮮です、宮内さんが父役。
宮内さんの声の勝手なイメージは『ブラックリスト』のレスラーFBI捜査官や『華麗なるペテン師たち』のミッキー・ストーンなどのハンサム独身男。
でもこのドラマでは実子の男女の双子と養子に迎えた黒人の子ども、計3人の父。
奥さんを愛し、家族の幸せのために奮闘するどこにでもいる一人の父。
このジャック、気持ちがとっても男前で、見ていて応援したくなる人。
家計は決して楽ではない中、縁があって迎えた養子と実子を分け隔てなく育てる彼を、より力強く魅力的に見せてくれるのが宮内さんの声。
ただ、誰しも欠点があるようにこのジャックもある問題を抱えています、それはお酒の問題。
ジャックの父も同じ問題を抱えていて、自分はそうならないように頑張っていたにもかかわらず、いつのまにか同じ問題を抱えるように。
ジャックはその問題を隠しながらなんとか家族の前では踏ん張っているのですが、ある日愛する妻レベッカ(吹き替えは園崎未恵さん)に対して問題行動を起こしてしまい夫婦の間に大きな亀裂が。
その亀裂をなんとか修復したいジャックはレベッカに正直であろうと自分の弱い部分をさらけ出します。
私の宮内さんの声のイメージは「強い男」、でもこのドラマでは自分の弱さに苦悩する男の声がたびたび出てきます。
なんかね、もう観てて辛くて…。
普段強い男の人がこんなに弱いところがあるなんて…というギャップが男臭い宮内さんの声のせいでより強調されていて(そう感じるのは私だけ?)。
あと、3人の子どもたちの幼い頃、一緒にフットボールをしたりふざけあったりという日常の声がまた良くて。
今までの私の宮内さんの吹き替えのイメージにはないお父さんの日常のセリフにいちいちドキドキするっ!!
が、しかし…
ジャックが、ジャックが、ジャックが…。
大人になった娘のケイトがずっと自分のせいでパパが死んだと言っていて。
その詳細を知ったときの悲しさったりゃ。
父親がショックな亡くなり方をしたらきっと子どもはトラウマになるんでしょう、それぞれの形で。
ピアソン家の3人の子どももそれぞれでした。
そして自分はどうだろうと考えたりもしました。(私も3人兄弟で、すでに父は他界)
弟たちにそんなことは聞いたことはありませんが、父の死にそれぞれ思うことはきっと違うんでしょう。
(↑ジャック~~~~!nbcthisisusより)
ブラックリストのドナルド・レスラー
(↑ドナルド・レスラー。nbcblacklistより)
『THE BLACKLIST/ブラックリスト』は国際的犯罪者のレイモンド・“レッド”・レディントン通称レッドがFBIに情報提供しさまざまな事件を解決していくドラマ。
主人公のレッドとFBI捜査官のリズの関係が明かされていくのも見どころポイントです。
宮内敦士さんは主人公リズの相棒ドナルド・レスラーFBI捜査官の声を担当。
レッドやリズに巻き込まれつつもFBI捜査官として任務に忠実なレスラー、ちょっと融通が利かないところもあるけど。
とりあえずカッコいい。
銃撃戦やドアの蹴破りや犯人を追いかけて走るなど、体育会系のFBIの見本みたいなレスラー。
だから宮内さんの吹き替えが合うこと!
やっぱり叫んだり恫喝したりするにはあの低くて太い声がいい、やっぱりカッコいい。
そしてリズに好意を抱きつつも決して表に出さない彼。
ある日同僚のナヴァービ(吹き替えは浅野まゆみさん)と一夜を共にしてしまった時はもう「!!!!」となんとも言えない気分に…。
ナヴァービへのヤキモチと、レスラーそんな近いとこに手ださなくても…という複雑な気持ちに。
でもカッコいいから許す。
そして演じるディエゴ・グランテンホフがまたカッコいい!
『ホームランド』では捕虜になっていたブロディにかわり、すっかり彼の子どもたちのパパみたいになっていたマイクを演じています。(吹き替えは宮内さんではありません)
『ホームランド』マイクの海兵隊のユニフォームといい、防弾ベストが似合うレスラーといい筋肉質のガタイが映えるキャラはとても目の保養になります。
もちろん声が宮内さんなんで耳の保養にも。
俳優と声のギャップがいい!ファン・ジニのキム・ジョンハン
(↑キム・ジョンハン。miki107525より)
『ファン・ジニ』は芸と愛に生きた伝説的な妓生(キーセン:貴族や高官の宴で舞や歌を披露する芸者)ファン・ジニを描いた韓国のドラマ。
宮内さんは主人公ミョンウォル(←芸名、ファン・ジニが本名)の恋人キム・ジョンハンを担当。
私が初めて宮内さんの声を意識したのはこのキム・ジョンハンでした。
なぜ宮内さんの声が気になったのかというとズバリ「違和感」。
演じるキム・ジェウォンは韓国の俳優で、優しげな雰囲気の俳優さん。
正統派の2枚目というよりは優しい笑顔が特徴的のほんわかハンサム、彼がキラースマイルと言われる所以です。
彼の声は低めですがどちらかというとソフトな低音。
でも、『ファン・ジニ』で吹き替えを担当している宮内さんの声はキム・ジェウォン本人よりも少し低く重めで、ソフトというよりはドスンと響くような低音で少しタイプが違います。
今までキム・ジェウォン出演のドラマで本人の声を聞いてきたので、あのほんわかした顔にあの宮内さんの低い声。
最初吹き替えを聞いたときの「えっ、えっ、今のがキム・ジェウォンの吹き替え???」と。
正直「ちょっとイメージ違うんだよね~」と思いつつ、その違和感が強烈すぎて宮内さんの名前を覚えたのです。
キム・ジョンハン、最初は世捨て人かと思うような貧しい旅人のような姿で登場。
実は政府高官でありながら、地位やお金に執着がなく、とてもまっすぐで誠実な人柄。
彼が思いを寄せる妓生のミョンウォル(吹き替えは本田貴子さん)に対する「誠実」や「まごころ」という部分が女子のハートを鷲づかみ!
宮内さんの声だとご本人の声よりも「より男っぽい感じ」がプラスされていて、私の好みのど真ん中。
ミョンウォルは妓生、キム・ジョンハンは両班という身分の違うかなわぬ恋をどうにか実らせたい二人の逃避行なんてまぁ観ててドキドキするの!
幸せな時間は束の間でその後、二人を引き裂く事件があり…。(続きはぜひ吹き替え版で)
他にもこんなキャラクター吹き替えてます
私が今まで観たドラマ限定です。
華麗なるペテン師たちのミッキー・ストーン
(↑向かって左からモーガン、ステイシー、ミッキー、アルバート、ダニー。vaneeathanより)
『華麗なるペテン師たち』は強欲な金持ちをターゲットに詐欺を働きお金を巻き上げるという1話完結のドラマ。
このドラマ大好き!
詐欺師チームのリーダーが宮内さん吹き替えるミッキー(めちゃカッコいい)、紅一点のステイシーが魏涼子さん、あと新入りダニー・ブルーは坂詰貴之さん、装置や備品の調達などが得意のアッシュ・モーガンが岩崎ひろしさん、最年長のアルバート・ストローラーは矢島正明さんなど、実力派揃いの声優さんがいい演技してます。
個人的に好きなのはチームのたまり場のバーの店主エディ(吹き替えは個性的な声の浦山迅さん)。
チームの一員じゃないけど唯一の良心的役割でどこかホッとします。
サイバー諜報員 〜インテリジェンス〜のガブリエル・ヴォーン
(↑ガブリエル・ヴォーン。josh_holloway_fcより)
『サイバー諜報員 〜インテリジェンス〜』の主人公ガブリエルは、脳内に埋め込まれたチップであらゆる情報にアクセスできるスパイ。
そのからだ自体が兵器でもある彼のボディガード&相棒がライリー・ニール(吹き替えは佐古真弓さん)。
ガブリエルは事件の捜査と並行して行方不明になった妻の行方も追うのですが…。
ガブリエルにボディガードは必要ないんじゃない?とツッコミつつも宮内さんの低音とライリー役の佐古真弓さんの声の組み合わせが好きなドラマでした。
メンタリストのマーカス・パイク
(↑パイク&リズボン。mentalist_cbsより)
『メンタリスト』面白いですよね、主人公の犯罪コンサルタントのジェーンが巧みな心理操作や観察眼で事件を解決しつつ、自身の妻子を殺した犯人「レッド・ジョン」を追いかけるドラマ。
型破りな捜査をするジェーンと、一緒に操作するCBI捜査チームのチーフ兼お守役のリズボンのジェーンへのイライラもみどころのひとつ。
宮内さんが吹き替えるのはFBIのマーカス・パイク捜査官。
シーズン6から登場するのですが、ジェーンとリズボンの関係を前進?変化?させるキーパーソンといえるかも、いや当て馬かも…。
パイクを演じるペドロ・パスカルはいろんなドラマに出演してるので、見たら「あぁあの俳優さんね」と分かる人も多いと思います。
シーズン6からファイナルシーズンにかけては特に面白いので、マーカス・パイクがどんな役割を果たすのか乞うご期待!
(↑プライム会員なら全シーズン追加料金なしで視聴可能(30日間無料体験もあり)(2020.10.03現在))
SUITSのトラヴィス・タナー
(↑トラヴィス・タナー。suits_usaより)
『SUITS/スーツ』は主人公ハーヴィーと彼が雇った偽弁護士マイク・ロスがさまざまな訴訟に挑んでいくリーガルドラマ。
マイクの経歴がいつバレるのか、そして二人を取り巻く人々とのドラマも見どころです。
宮内さんはハーヴィー(吹き替えは桐本拓哉さん)になんとか勝ちたい弁護士トラヴィス・タナーの声を担当。
物腰柔らかなイケメンです。
でも主人公のハーヴィーに比べたらなんというか洗練されてないというか…。
あとちょっとでハーヴィーを打ち負かすことができそうだったんですが、そこは脇役、残念ながら終了です。
(↑プライム会員はS1〜S6まで無料、S7と8は字幕版のみレンタル料金必要。(2020.10.03現在))
iゾンビのラヴィ・チャクラバーティ
(↑職場でのラヴィ。rahulkohli13より)
ある日ゾンビになってしまった女性リヴが犯罪被害者の脳を食べると、その人の記憶が見えるという能力を活かし犯人逮捕に協力するというゾンビ犯罪ドラマ『iゾンビ』。
宮内さんは主人公リヴの上司ラヴィ・チャクラバーティを担当。
彼はイギリス出身の検視官で、職場で被害者の脳を食べるゾンビになったリヴを理解し、彼女が人間に戻れるよう治療薬の開発をする男性。
口調も明るくて優しくてジョーク好きという、宮内さんらしくない感じ。
仕事はできるのに恋愛となるとかなり不器用。
そういうとこも好感度高し。
でも、正直言うとこのラヴィは宮内さんである必要はあるのか?と。
他にもこういう明るく誠実なキャラにぴったりな声優さんは多いと思うけど。
まだシーズン2までしか観ていないので、この先宮内ラヴィが豹変するとか?
一部ですが、宮内敦士さんが声を演じたキャラクターを紹介しました。
気になるキャラは随時追加していく予定です。
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※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。
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