傲慢・凄腕・頭脳派など強めキャラ率高めの桐本拓哉さん
ほんといい声です、桐本拓哉さん。
桐本さんが吹き替えるキャラクターは、傲慢だったり凄腕だったり頭がキレるくせ者だったり。
主役でも脇役でも印象に残るクールで強烈なキャラが多いのは、その大人の色気を感じる印象的な声のせい。
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。
傲慢敏腕弁護士、スーツのハーヴィー・スペクター
(↑ハーヴィー・スペクター。suits_usaより)
桐本さんは『SUITS/スーツ』の主人公の弁護士ハーヴィー・スペクターの吹き替えを担当しています。
面白いドラマです、主役の吹き替えなんで桐本さんの声が堪能できます、でもドラマを観るのをシーズン4終盤で挫折…。
桐本さんの声がとっても好きなんですがワケあって観るのをやめてしまいました。
シーズン4ではもう一人の主人公マイクが弁護士から投資家へと転職し、仕事やプライベートでいろいろあるというシーズン。
『SUITS/スーツ』の基本情報として、マイクは弁護士資格を持たずに弁護活動をしているニセ弁護士。
そこから起こるさまざまな問題がストーリーの根底にあります。
で、そのニセ弁護士を雇ったのがハーヴィー・スペクター。
マイクは飛び抜けた記憶力を生かして弁護士として活躍しますが、「ニセ」ゆえに「ニセ」と知っているハーヴィーやら恋人やら所属する法律事務所周辺に迷惑をかけまくる男。
で、マイクと関わることが多いハーヴィーは、彼をかばいつつ彼の能力を生かし一緒に仕事をし、彼を成長させていくメンターでもあるのです。
ハーヴィーは自分の能力に絶対的な自信を持っていて、ゆえに強引な弁護をすることもしばしば。
一匹狼で超有能ですがとても冷たい印象を与える人。
悪い奴じゃないけど性格は少々ひねくれてる。
弁護士資格を持たないと知りつつマイクを雇ったハーヴィー、シーズン4で挫折したのはこの問題のせい。
シーズン4まで観て何を今更って感じですが…。
毎回マイクがニセ弁護士とバレそうになるのがお約束。
最初はハーヴィーだけ知ってたマイクのニセ弁護士問題は、シーズンを追うごとに身近な人たちが知ることとなり、それを隠蔽するために誰かがいつも迷惑を被っているという図式。
私はシーズン4でそれに耐えられなくなってしまいました。
マイクのニセ弁護士問題で苦悩するハーヴィー、苛立つハーヴィー、イコール桐本さんの声。
つまり悩むハーヴィーを見たくない&声を聞きたくないという理由で『SUITS/スーツ』挫折しました。
なんでしょうね、我ながら困ったもんです。
じゃあ字幕で観たらいいのでは?と思うかもしれませんが、ハーヴィー見るなら桐本以外は考えられないから無理です。
(↑プライム会員なら追加料金なしで視聴可能(30日間無料体験もあり)(2021.06.12現在))
CIAエージェント、ホームランドのピーター・クイン
(↑ピーター・クイン。showtimeより)
『HOMELAND/ホームランド』はCIA作戦担当官キャリー・マティソンが異常なほどの集中力でテロを阻止するため奮闘するドラマ。
桐本さんは主人公のキャリーの同僚CIAエージェントのピーター・クインの吹き替えを担当。
シーズン2で最初に登場したときの吹き替えは檀臣幸さん、そう桐本拓哉さんじゃなかったんですね。
(「海外ドラマの吹き替え交代劇|突然声が変わったキャラクターは?」でも紹介しています)
なので初登場時のクインの印象は声よりも俳優ルパート・フレンドの意外性のあるキャスティングでした。
ところが、シーズン3から桐本さん。
最初声を聞いたとき「!!!!!!」
吹き替えが変わった、しかも桐本さん!
桐本効果でクイン株急上昇。
クイン、CIAエージェントらしくタフで冷静沈着、頭の切れる男。
あら、『SUITS/スーツ』の主人公ハーヴィーと似たタイプかも。
最初主人公のキャリー(吹き替えは岡寛恵さん)とソリが合わないというか、まったくうまくいってなかったわけです。
クインもキャリーもタイプは違うけど強い使命感を持った超仕事人間&一匹狼。
特にキャリーは報・連・相を無視する暴走作戦担当官、そこが面白いけど。
お互いを知るまでにかなり時間がかかるんです、ふたりとも。
ただクインは誰にも言えない「暗殺」を任されていて心を開かず孤独に仕事を遂行するしかなかったわけですが。
もうとにかく声が素敵、桐本さんだから。
クインもストーリーもいいんですが、声を聞きたくて観ていたことは否めない…。
本人の声なんてどうでもいいと思ってます。(実はこれもハーヴィーと同じ)
まぁいろいろありましてクイン、キャリーと信頼関係を築いて仕事をしていくのですが、だんだん観ていくと「クイン、キャリーのことが好きなの??」と思うように。
仕事中心の冷たい人間だと思っていたクインが、よりによってキャリーとどうにかなるの?とちょっとビックリ。
(どうしてよりによってキャリーなのかは岡寛恵さん参照)
クインはキャリーを思い続けるのですがなかなかうまくいかないんですね。
結局ふたりはすれ違ったままで、しかもシーズン5ではサリンにやられて生死をさまようのです、クインが。
私が観たのはシーズン5まで。
クインは生き延びるのですがどうやらシーズン6で死亡するらしい!
キャリーとどうにかなるのもイヤだったけど死亡なんて話聞いてない。
どゆこと…観られないシーズン6、でも観なきゃシーズン6、やっぱり無理かもシーズン6、と日々葛藤中です。
(↑ドキドして見てられないキャリー&クイン。showtimeより)
檀臣幸さんから桐本拓哉さんへ『海外ドラマの吹き替え交代劇|突然声が変わったキャラクターは?』はこちら↓
ある日、吹き替え担当が交代するのはなぜ?「あれ?吹き替えかわった、なんで?」と思うこと、ありませんか。交代に気づくこともあれば、しばらくして何かの拍子で「いつのまにか吹き替えが変わってる!」と気づくことも。病気療養や死去にともなうこ[…]
男前な王殺し、ゲーム・オブ・スローンズのジェイミー・ラニスター
この投稿をInstagramで見る
(↑ジェイミー・ラニスター。nikolajwilliamcwより)
『ゲーム・オブ・スローンズ』は架空の大陸・ウェスタロスを舞台に王座をめぐる権力争いを描いた壮大なドラマ。
桐本さんが吹き替えるのは権力争いを繰り広げる七王国の中で最もお金持ちの家、ラニスター家の長男、ジェイミー・ラニスター。
彼には双子の姉サーセイと弟ティリオンがおり、父のタイウィンはかつて「王の手(王の補佐役)」を務めた実力者。
ジェイミーは若くして「王の盾」になった腕の立つ騎士だが、狂王エイリスを殺したことにより「王殺し:キングスレイヤー」と呼ばれるように。
双子の姉サーセイ(吹き替えは本田貴子さん)はロバート王の妻、この姉とあってはならない関係にあり、それを隠すために王の部下エダード・スタークの幼い子どもを塔の上から突き落とす冷酷非道なジェイミー。
姉サーセイとロバート王との間に生まれた子どもたちは実はジェイミーとの間にできた子ども。
その子どもの一人がジョフリー・バラシオン、彼は幼くして王になるのですが、その性格はサーセイとジェイミーを足したような冷酷非道ぶり、しかも子どもなので駆け引きも慈悲もなく自分の感情の赴くままのやりたい放題。
なるほど、サーセイとジェイミーの特徴を濃くしたらこうなるのね、という悪い見本のようなジョフリー。
ジェイミー・ラニスター、ハンサムなんですよ、しかも声が桐本さんでかっこいい、でもヤな奴。
そう、見てる分にはいいけど言うことやることはヤな奴。
シーズン1でエダードの息子ロブ・スタークに捕えられ、エダードの妻キャトリンに石でガチコンと殴られるのですが、私はジェイミーが捕えられて正直ホッとしました。
あのハンサムさんが捕まっていれば、またいろんな人を殺したりしないから。
桐本さんの声で極悪非道なことしないでほしいという、とっても自分勝手な思いだけど。
別の人の吹き替えなら「ジェイミーまた殺しとんのう」と呑気に観てられるのですが桐本さんの声だとなんか耐えられなくて…。
この先、どれだけ観続けられるか不安です。
(↑プライム会員なら追加料金なしで視聴可能(30日間無料体験もあり)(2021.06.12現在))
絶対捕まらない殺人鬼!デクスターのデクスター・モーガン
(↑デクスター・モーガン。dextermorganroutineより)
2021年6月からアマゾンプライムビデオで配信が始まった『デクスター 警察官は殺人鬼』。
来た!来た来た!!桐本さんの声の殺人鬼デクスター、素敵すぎる。
ずっと観たかったんです、これ。
旦那曰く、私が好きなドラマは「サイコパスもの」だと。
まぁ否定はしない。
でも桐本さんが吹き替える『デクスター 警察官は殺人鬼』の主人公デクスター・モーガンはサイコパスのようでちょっと違うタイプ。
子どもの頃の強烈な体験がトラウマとなり、殺人の衝動が抑えられなくなったデクスターが、殺されても仕方ない人を次々と殺していくという、アメリカ版必殺仕事人の中村主水みたいなデクスター。
でもデクスターは主水と違って「正義感<人を殺したい」ですけど。
グロい場面も多く、これが続くの?と心配になりましたが大丈夫、慣れます。
殺人鬼のデクスターがシリアルキラーたちをバッサバッサとぶっ殺していくだけのドラマかと思ったら、普通の人のふりをして頑張って社会で生きていく姿や、感情のない彼が周囲の人間によって少しずつ変化していく姿など、殺人以外もちゃんとポイントを押さえた面白いドラマ。
警察で血痕専門鑑識官として働く普通のふりをする桐本さんの声もいいのですが、リタやデボラをはじめ女性の気持ちがわからずあたふたしたり、息子ハリソンをあやしたりなどいつもと違うキャラが新鮮で、これだけでも『デクスター』を観る価値あり。
養父ハリーがデクスターの殺人衝動をコントロールするために考えだした「掟(おきて)」を守って殺人を繰り返すデクスター。
養父の吹き替えの仲野裕さんもかなり癖のあるキャラをいろいろ吹き替えてますが、私、この仲野ハリー父さん大好き。
デクスターの殺人衝動を見抜き、どうしたら意味のある捕まらない殺人をしながら、社会で生きていけるかを彼に教え込んだ優しさ(優しさか?)が素敵。
そしてデクスターも養父亡き後も、教えをちゃんと守るところが血の繋がりはなくても親子の絆を感じてしまうのにジンときてしまう…。
(これにジンとくる私はヤバイでしょうか?)
ただ、私はハリーが実はデクスターの実父なんじゃない?ハリーのお母さんと関係あったしさ、いつ明らかにしてくれんの?と思ってたら違ってた…本当に養父だった。
ちょっとつまんない。
マイアミが舞台なので、陽気なラテン音楽が流れるのですが、画面は血や骨や屍が次々登場するこのギャップ。
桐本さんの、一般市民と殺人鬼を行ったり来たりする吹き替えをぜひ楽しんで!
(↑作業中のデクスター。showtimeより)
(↑プライム会員なら追加料金なしで視聴可能(30日間無料体験もあり)(2021.06.12現在))
他にもこんなキャラクター吹き替えてます
私が今まで観たドラマ限定です。
ザ・クラウンのジョン・F・ケネディ
(↑ケネディ夫妻(左)と女王夫妻。thecrownnetflixより)
『デクスター』を演じたマイケル・C・ホールがあのジョン・F・ケネディを演じたドラマ『ザ・クラウン』。
英国エリザベス2世女王が主人公のこのドラマで、実在のアメリカ大統領ジョン・F・ケネディを桐本さんが吹き替えているのですが、正直イメージはよくない。
イギリスを訪れたハンサムな若きアメリカ大統領と才色兼備の妻ジャクリーン。
今や時の人となったこの夫婦を一目見ようとバッキンガム宮殿もソワソワ。(あのバッキンガム宮殿が!)
マナーを無視した礼儀知らずのアメリカ人夫婦にざわつく関係者たち。
てっきりケネディと女王のやりとりが主になるかと思ったら…。
意外にも女王とジャクリーンという女同士の友情と確執が描かれていた!
じゃあケネディ本人はどうなの?ということですが、美貌と知性で注目を集める妻に嫉妬するいけ好かない女好きの政治家でした。
表では良い顔した若き大統領、裏では妻を政治道具として扱うクソ夫。
でもね、そんなイヤな男さらせたら桐本さん、世界一上手いと思う、ほんとに。
これめっちゃ褒めてるから。
そういえば、『ザ・クラウン』の登場人物、絶妙に本人と似てるんですが、このケネディはまったく似てない!
でもこのダークなジョン・F・ケネディはデクスター・マイケル・C・ホールで正解だと思う。
グッド・ワイフ&グッド・ファイトのマイク・クレスティーバ
(↑マイク・クレスティーバ。thegoodfightcbより)
桐本さんが吹き替えるのは『グッド・ワイフ』と、そのスピンオフドラマ『グッド・ファイト』どちらにも出演しているマイク・クレスティーバ。
この男、平然と嘘をつく超性格悪い奴です。
『グッド・ワイフ』ではブルーリボン委員会委員長としてアリシアを、アリシアの夫ピーターの州知事選の対抗馬としてフロリック家を悩ませ、『グッド・ファイト』ではレディック& ボーズマン事務所に攻撃をしかけるクレスティーバ。
『グッド・ファイト』では弁護士エルズベス・タシオニ(吹き替えは伊倉一恵さん)に見事にやられるのですが、もう観ててせいせいしました!
クレスティーバはエルズベスのことを絶対天敵として見てるはず。
桐本さんの声は聞きたいけど、コイツはねホントほんと嫌い、でも出てくるとちょっとうれしかったりして。
「頭脳派ヒールのクレスティーバさん、今度は何やってくれんの?」って。
「でもまたエルズベスにやられてしまえ!」と思ったりして。
エルズベス・タシオニに興味がある方はこちらもどうぞ↓
変な弁護士エルズベス・タシオニが気になる!いつもは海外ドラマの吹き替え声優さんを紹介していますが、今回取り上げたのは『グッド・ワイフ』『グッド・ファイト』に登場する弁護士エルズベス・タシオニ。妙にフレンドリー、でもどっか変な女性エル[…]
リミットレスのエディ・モーラ
(↑エディ・モーラ。limitlesscbsより)
『リミットレス』は主人公ブライアンがNZTという脳を活性化させる薬を飲むことにより超人的な能力を発揮し、FBIとともに事件を解決していくというドラマ。
桐本さんはブライアンにNZTの副作用を抑える薬を与えるかわりにある取引を持ちかける上院議員のエディ・モーラの吹き替えを担当。
モーラ自身もNZTを服用して上院議員まで登りつめた男で、少々悪い奴で男前。
演じるブラッドリー・クーパー、大好きなドラマ『エイリアス』では主人公の親友役で出演していましたが当時はそれほど有名ではなかった彼。
それが今ではハリウッドで主役を張れる人気俳優に。
時の流れを感じてしまいます。
シックス・フィート・アンダーのネイト・フィッシャー
(↑ネイトとブレンダ。sixfeetunder_officialより)
『シックス・フィート・アンダー』は葬儀屋「フィッシャー・アンド・サンズ」を舞台にした家族の物語。
桐本さんは、主人公で葬儀屋を嫌い家を飛び出した長男ネイト・フィッシャーを担当。
自分がやりたいことが見つからないまま、父を亡くしその遺言で弟デイヴィッドとともに葬儀屋を継ぐことになったネイト。
夫を亡くし混乱し浮気を告白した母、自分に家業を押しつけた兄を嫌う弟、自分探しに悩む妹と、家族それぞれが問題を抱えるフィッシャー家。
亡くなった人やその家族それぞれの事情があり、それに「フィッシャー・アンド・サンズ」がどう向き合っていくのかが各エピソードの構成。
人間、死んでから見えてくるものがこんなにあるとは。
死という重いテーマなのに深刻になりすぎなく観られるのがこのドラマの面白いところです。
ちなみにネイトの恋人ブレンダの吹き替えは本田貴子さん。
『ゲーム・オブ・スローンズ』の双子の姉サーセイと弟ジェイミーと同じ組み合わせです。
ファン・ジニのピョクケス
(↑ピョクケス。miki107525より)
『ファン・ジニ』は実在したと言われる妓生(キーセン)ファン・ジニをモデルにした、彼女の芸にかける情熱と恋愛、生きざまを描いたドラマです。
桐本さんはミョンウォルことファン・ジニに執着する両班(やんばん:貴族のような特権階級)ピョクケスで登場します。
ピョクケス、両班ですから特に仕事に追われるでもなく音楽や舞など芸術を愛する風流人。
妓生たちもお金持ちのピョクケスに気に入られようと躍起になる教坊の上得意様の一人です。
ミョンウォルのことが気に入ったピョクケスですが肝心のミョンウォルはまったく相手にせず、今までちやほやされてきたピョクケスは何としてもミョンウォルを手に入れようと必死。
プライドが高く真心のないピョクケスを適当にあしらうミョンウォルのかっこいいこと。
ちなみにミョンウォルの吹き替えは本田貴子さん。
またもや『ゲーム・オブ・スローンズ』の双子の姉サーセイと弟ジェイミーと同じ組み合わせです。
西海岸捜査ファイル グレイスランドのデイル・ジェイクス
この投稿をInstagramで見る
(↑デイル・ジェイクス。graceland_tvより)
『西海岸捜査ファイル グレイスランド』はFBIやDEA、税関などの潜入捜査官たちが一緒に暮らすシェアハウス「グレイスランド」を舞台にしたドラマ。
桐本さんは移民関税執行局捜査官のデイル・ジェイクスの吹き替えを担当。
グレイスランドに暮らす捜査官たちは何かしら過去があるのですが、ジェイクスの場合は潜入捜査のため息子と一緒に暮らせない。
息子のこととなると我を忘れてしまうジェイクスは接見禁止命令も出されている始末。
ジェイクスの一番のポイントは、さすが潜入捜査官らしくどっからどう見ても売人にしか見えないとこです!
ファーゴS2のドッド・ゲアハルト
(↑ドッド・ゲアハルト。fargoより)
『ファーゴ』は映画『ファーゴ』に着想を得て作られたドラマ。
シーズン4まであり、桐本さんが吹き替えるドッド・ゲアハルトはシーズン2に登場するドイツ系ギャング・ゲアハルト家の長男。
ある日、三男のライが失踪し、ゲアハルト家を狙うカンザス・シティーのギャングがそれに関わっているのでは、という疑惑からギャング間に抗争が起こります。
実際はまったく関係ない素人にひき逃げされ殺され、ミンチにされているライ!
ドッドは力が全てで女をバカ扱いするクソ男。
娘から毛嫌いされ、病気の夫に代わってゲアハルト家を仕切る母にもその短気さを心配されているドット。
演じているのは『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』の主人公マイケルを演じたジェフリー・ドノヴァン。
お人好しのマイケルとは正反対のクズ野郎も面白いのと、マイケルの相棒だったサム役のブルース・キャンベルがレーガン大統領(候補時代)を演じています。
アブセンシアのコンラッド・ハーロー
(↑コンラッド・ハーロー。absentiaseriesより)
『アブセンシア〜FBIの疑心〜』は姿を消したFBI捜査官エミリーが6年ぶりに発見され、彼女を殺したとされた連続殺人犯コンラッド・ハーローは釈放。
そのハーローが殺されエミリーが犯人と疑われ、自ら犯人を探すエミリー。
彼女を陥れたのはいったい誰?なんのために?というクライムサスペンス。
桐本さんは連続殺人犯コンラッド・ハーローを担当。
釈放はされましたが、意外なところでエミリーと関わりがありますが、それはぜひドラマでどうぞ。
このコンラッド・ハーローや『クリミナル・マインド』S9の悪徳保安官補オーウェン・マクレガーのような極悪キャラも桐本さん、いい味だしてます。
エイリアスのジュリアン・サーク
(懐かしい!!左から2番目の控えめな彼がジュリアン・サーク、カッコいい!questionanders4より)
主人公シドニー・ブリストウがSD-6とCIAの二重スパイとして活躍する『エイリアス』。
いかつい肩幅が素敵な主人公シドニーのアクションやコスプレ、お約束の恋愛や周囲の人を巻き込んで話がどんどん大きくなっていくなどなど、女性主人公お約束満載のスパイアクションドラマ。
海外ドラマを観始めた初期の頃、TSUTAYAに何回も足を運びレンタルで観た作品です。
桐本さんが吹き替えるのはザ・マンが率いる謎の組織の幹部ジュリアン・サーク。
悪役です、クールです、ハンサムです、声が桐本さんです。
絶対女性人気が高かったはず。
しかし、あまりに昔に観たので細かいキャラ紹介ができません、すいません。
どうやら演じたデイヴィッド・アンダースはこのジュリアン・サークで人気がでたようです。
わかります、納得です。
iゾンビのブレイン・マクドノー
(↑右端がブレイン。questionanders4より)
『エイリアス』のジュリアン・サークと同じ、デヴィッド・アンダースと桐本さんが組んだのが『iゾンビ』のブレイン・マクドノー。
『iゾンビ』はゾンビになってしまった主人公リヴが、犯罪被害者の脳を食べると、その人の記憶が見えるという能力を活かし犯人逮捕に協力するというゾンビ犯罪ドラマ。
内容を観る限り、お気楽に観られそうな感じでしょ?その通り。
桐本さんは主人公リヴと同じくゾンビになってしまった男ブレイン・マクドノーを担当。
リヴと違うのは、他のゾンビがなかなか手に入れられない脳を独自に手配し高値で売りつけるという悪どさ。
やっぱりジュリアン・サークの見た目は冷たい犯罪者向き。
シーズン1では精肉店を経営し(裏でゾンビ相手の脳みそデリバリー業も営む)、シーズン2ではすぐ脳が手配できる葬儀会社を経営するなど、ゾンビで儲ける賢い商売人。
といいながらも途中で人間に戻るんですが、基本的な性格はまったく変わらず。
桐本さんの冷たい声を目当てに、ファイナルまで完走するつもりです。
一部ですが、桐本拓哉さんが声を演じたキャラクターを紹介しました。
気になるキャラは随時追加していく予定です。
また、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ!
※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。
にほんブログ村
海外ドラマランキング