訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

グッドファイトのマイアの声はこの人!鷄冠井美智子の海外ドラマ吹き替え

一生懸命キャラが印象的な鷄冠井美智子さん

かいでんみちこさん、珍しい苗字ですよね。
彼女の声を覚えたのは『グッド・ファイト』の新米弁護士マイア・リンデル。
それまでにも耳にしていあるはずなのに、このキャラで心わしづかみされた私。
印象に残るのは底抜けに明るいキャラではなくて懸命に奮闘するキャラ。
彼女の少しかすれた声質が特にそう聞こえるのかも。
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。カッコ内は吹き替えです。

応援したくなる新米弁護士!グッド・ファイトのマイア・リンデル

(↑マイア。roselesliesourceより)

専業主婦から弁護士に復帰、仕事に家庭に奮闘するアリシア・フロリックが主人公のドラマ『グッド・ワイフ』のスピンオフ『グッド・ファイト』
鷄冠井美智子さんはこの『グッド・ファイト』の主人公の一人マイア・リンデルを担当。
『グッド・ファイト』の主人公は『グッド・ワイフ』でアリシアのボスだったダイアン・ロックハート(小宮和枝)と、同じ事務所の弁護士ルッカ・クイン、そこに加わるのが新米弁護士のマイア。

この3人の女性がそれぞれ個性的で、私はどのキャラも大好き。
それぞれ背負うものは違っても、仕事への情熱はすごいものが。
特にマイアは新人ということもあり、いつも荒波に揉まれてぐちゃぐちゃになっている状態。
仕事はもちろん、親が投資詐欺で逮捕され就職先の法律事務所を解雇されるという波乱の出だし。
それを拾ってくれたのが子どもの頃から彼女を知るゴッドマザーのダイアン。(実は彼女もマイアの父の投資詐欺の被害者)
世間からのバッシングを浴びながらも、弁護士として着実に成長していくマイア。
そんな彼女はシーズン3でローランド・ブラム(宮内敦士)という風変わりな弁護士と仕事をし始めてからかなりの変化が。
今までは少し遠慮気味だった彼女が肝が据わって、だんだんとブラムと渡り合えるまでに。
シーズン1であたふたしていたマイアが、こんな変態弁護士ブラムに啖呵を切るまで成長したんだ〜と感慨深いものが。

このマイアの吹き替えで印象的なのが鷄冠井さんの息継ぎ。
とにかく一生懸命に踏ん張る彼女の心臓の鼓動が聞こえてくるような息継ぎの音。
しかもピンチになると息継ぎの回数も増えるので、それを聞くとこっちも息が荒くなってハラハラドキドキ。

私はアマプラでシーズン3まで視聴。(早くS4配信して!!)
どうやらマイアはシーズン4には登場しないよう…(やーん、悲しい)
あの私好みのスリム赤毛の鷄冠井マイアにもう一度会いたいなぁ。

(↑左からマイア、ダイアン、ルッカ。roselesliesourceより)

『グッド・ファイト』他の主な吹き替え声優
ダイアン/小宮和枝
ルッカ/鈴木美園
エイドリアン/辻親八
バーバラ/山賀晴代
マリッサ/石井ゆかり

ダイアンも登場する『グッド・ワイフ女性陣で打順を組んでみた!』はこちら↓

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殺された姪の家族を支える彼女の正体は?キリング/26日間のテリー・マレック

(↑左から3番目がテリー。the_killing_netより)

17歳の女子高生ロージーの遺体が発見され、警察を辞める直前に事件を担当することになったサラ・リンデン(林真里花)とスティーブン・ホールダー(小松史法)の二人の刑事が捜査することに。
そこには政治家やロージーの家族、先住民やカジノなど複雑な人間関係が浮かび上がり…というミステリードラマ『キリング/26日間』
シーズン1と2でロージー殺人事件は完結します。

鷄冠井さんが担当するのは被害者ロージーの母ミッチの妹テリー・マレック
娘が殺されたことで苦しむ母ミッチと父スタン。
そんな姉夫婦を必死に支えるのがテリー。
ロージーの幼い弟二人の面倒を見たりなど、普段から姉家族とは親密そうなテリー。
私はラスト直前までかなり油断してました、テリーを。
だって真面目な女性のイメージはないものの、家族を大切にする愛情深い女性だと思っていたから。
でもね、運命がいたずらすんのよ、テリーに。
なんかもう悲しいやら腹が立つやらですごく後味悪い結末。
でも、ミステリーとしてはすごく面白いでの未見の方はぜひ!
詳しく説明するとネタバレになるのでサラッと終わらせますがテリーはよーく見ててね!!

そういえば演じているのは『ボッシュ』のシーズン5と6に登場する麻薬中毒患者のエリザベス・クレイトンを演じていたジェイミー・アン・オールマン。
彼女は娘を殺されていて、気にかけていたボッシュが犯人を追うという印象深いキャラ。
どっから見てもヤク中で、人生の闇を感じるのはテリーとの共通点かも。

(↑jamieanneallmanより)

(↑ボッシュのエリザベス・クレイトン。__shoutoutking1より)

『キリング/26日間』他の主な吹き替え声優
リンデン/林真里花
ホールダー/小松史法
ミッチ/岡田恵
スタン/江川央生

一匹狼の指導警官!ザ・ルーキーのナイラ・ハーパー

(↑ハーパー。therookieabcより)

40歳で警察官になったジョン・ノーラン(堀内賢雄)の新米警官奮闘ドラマ『ザ・ルーキー 40歳の新米ポリス!?』
体力では勝てない20代の同期の中で、人間力と人生の経験値の高さを武器に信頼を得ていくノーラン。

鷄冠井さんはシーズン2から登場する主人公ノーランの指導警官ナイラ・ハーパーを担当。
シーズン1ではビショップという警官がノーランの指導係だったのが、シーズン2で交代。
ビショップも厳しい指導係だったけどちゃんと愛情が感じられる警官。
そんな彼女に代わって登場したハーパーもかなりの厳しさ。
ただビショップと違うのは何者も寄せ付けない強烈なオーラと、元刑事という華やかなキャリア。
4年間潜入捜査をしゴールデンチケット(大きな成果をあげた警官に与えられる特典)保持者でありながら、なぜか制服警官に戻ったという変わり者。
指導するノーランのことを5%と呼び(自分の給料が5%上がったので)、誰とも打ち解けず、ルールを無視して突っ走るというかなりの強者。
クールで冷たい印象だったビショップがすんごく優しく思えるほど。

でもそんな彼女に怯まないのがノーランのいいところ。
20代の若者なら萎縮しまくるところなのに、ノーランはハーパーに戸惑いながらもどうにか一緒に仕事をこなすように。
これはちょっとノーランを見直したぞ!
おまけに離婚して子どもの親権を失っているハーパーを庇ったりなど、40代だからこそできるフォローはさすが。

つっけんどんで協調性がなくてルール無視の怖い上司ハーパー。
鷄冠井さんの吹き替えがまぁぶっきらぼう。(でも嫌いじゃない)
強くて怖い女も素敵(ハートマーク)って観てたら「この女優さんどっかで観たぞ」と。
調べたら『シカゴ・メッド』のチャールズ先生の娘でコナー(川島得愛)の恋人ロビンを演じていたメキア・コックス!
コナーファンとしては「ロビンめ、うらやましいぞ、このっ!」と思っていたけど、今回のハーパーはうらやましさはゼロ。
ただただ「ローラン(たいへんな上司さけど)頑張れよ!」の気分です。

(↑ハーパーとノーラン。therookieabcより)

『ザ・ルーキー』他の主な吹き替え声優
ノーラン/堀内賢雄
チェン/志田有彩
ウエスト/虎島貴明
ブラッドフォード/森宮隆
ロペス/ちふゆ

『ザ・ルーキー』のようにロス市警を舞台にしたドラマはこちら↓

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他にもこんなキャラクター吹き替えてます

私が今まで観たドラマ限定です。

レイ・ドノヴァン ザ・フィクサーのリーナ

(↑左からアヴィ、リーナ、レイ。raydonovanより)

法律事務所の後始末を担当するフィクサーのレイ・ドノヴァン(東地宏樹)が主人公の『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』
主人公レイの問題ありの父ミッキー(樋浦勉)を筆頭に兄弟や家族にも日々振り回されながら、ボスやセレブの問題を解決していくストーリー。
もうとにかくレイ大忙し!
次から次へと問題を大きな声では言えない方法で解決していくのは見ていて爽快だけど、自分がレイなら心がもたない…。
それくらいハードな日々。
そんなレイの片腕となって働くのが、鷄冠井さんが吹き替えるリーナ
他にもアヴィ(谷昌樹)という凄腕の部下も。

リーナはレイに助けられた過去があってどんな無茶振りにも対応するキレもの。
でもすぐ手がでてしまうのが悪いクセ。
でもスリムでかっこいいから許す!

S.W.A.T. のモリー・ヒックス

(↑モリーとストリート。lauraellenjamesより)

ロス市警のスワットチームの活躍を描いたドラマ『S.W.A.T. 』
鷄冠井さんが担当するのはホンドー(咲野俊介)率いるスワットチームのボス ロバート・ヒックスの娘モリー
シーズン2では父ヒックスの友人で妻が亡くなったときも力になってくれたレベッカが強盗犯に襲われ重症に。
病院に駆けつけたモリーは父にレベッカの気持ちを伝えると、父はレベッカと一度話をしてみようと少し進展。
父の恋愛事情にちょっと口をだしたりと仲のよさそうな親子。

モリーは、忘れた頃にひょっこり登場してたと思ったらシーズン3ではスワットチームのストリートといい感じに。
個人的にストリートはあまりおすすめしませんが(無鉄砲キャラなので)今後どのように進展するかは不明。(シーズン3までしか観てないので)
お父さんロバートの吹き替えがハスキーな上田燿司さんで、娘のモリーもハスキー鷄冠井なので「さすが親子」と勝手に思ってました。

『S.W.A.T. 』のようにロス市警を舞台にしたドラマはこちら↓

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ザ・コンチネンタルのメイジー

(↑johnwickmovieより)

映画『ジョン・ウィック』シリーズの前日譚を描いたドラマ『ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から』
ドラマの主人公は映画でも登城するコンチネンタルホテルの支配人ウィンストン。
彼がいかにして支配人になったかを描いているのが『ザ・コンチネンタル』。

鷄冠井さんが担当するのは、若きウィンストン(まだ支配人になっていない)が協力を求めるホームレスを装った地下組織の親分メイジー
映画版でもこのホームレス軍団が登場してるので、この地下組織が現代までずっと続いているという設定かな。
ウィンストンは数少ない味方と共にコンチネンタルホテルを乗っ取ろうと企むも、絶対数ではまったくかなわない。
そこであるエサをメイジーに持参して協力してもらう。
そのからくりは最終話のお楽しみ。
メイジーはセリフも登場回数も少なめだけど、あの鷄冠井さんの時々シャッと入るノイズを感じるハスキーボイスですぐわかるぜ!

ミストレス 〜溺れる女たち〜のミランダ・ニックルビー

(↑エイプリルと話す金髪女性がミランダ。rochelleaytes4realより)

イギリスのドラマ『ミストレス』をアメリカでリメイクした『ミストレス 〜溺れる女たち〜』
設定はイギリス版と微妙に違うものの、4人の女性がそれぞれ道を踏み外していく危険なラブストーリーは同じ。
鷄冠井さんは4人の主人公の一人で夫ポールを事故で亡くし次の恋に踏み出そうとするエイプリル(樋口あかり)の前に現れる、夫の愛人ミランダ・ニックルビーを担当。
ある日突然夫の愛人を名乗る親子が登場し、「死んだ旦那の子どもよ」「お金ちょうだい」という図々しい展開。
さらには死んだはずの夫までやって来た!
事情があるにしても死を偽造する夫、しかも愛人に妊娠を盾に脅されてたとかもうポール情けなさすぎ。
『ミストレス』シリーズ、面白いんですけど、その女性も背負ってるものがヘビーすぎてあんまり共感できないのが正直なとこなんですが。
(リメイクは米・韓・日とバリエーション豊富!)

レオナルド ~知られざる天才の肖像~のカテリーナ

(↑ダ・ヴィンチとカテリーナ。matildadeangelisより)

1話の途中までしか観てないんで詳しく説明できないです、すいません。
あのレオナルド・ダ・ヴィンチが殺人容疑で逮捕!という大胆な設定のドラマ『レオナルド ~知られざる天才の肖像~のカテリーナ』
鷄冠井さんはダ・ヴィンチの絵のモデルになるカテリーナを担当。
どうやらカテリーナはかなりの重要人物らしいのですが(殺される?)、正直、主人公ダ・ヴィンチにあんまり魅力を感じなくてあっさりリタイア。
カテリーナを演じているのはニコール・キッドマンとヒュー・グラントが共演した『フレイザー家の秘密』で殺されたエレナを演じていたマティルダ・デ・アンジェリス。
あの妖艶でミステリアスなエレナだったの??
『レオナルド』ではそんな片鱗見せてなかったやん!

(↑フレイザー家の秘密のエレナ。matildadeangelisより)

『フレイザー家の秘密』のレビューはこちら↓

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今後観たいキャラ

まだ観ていないけど必ずトライしたい鷄冠井さん吹き替えのドラマたち。

ビッグ・リトル・ライズのボニー・カールソン
ドラマ自体面白そうなのと吹き替え陣が豪華(田中敦子高島雅羅、塩田朋子)なのも楽しみ!

ジェントルマン・ジャック 紳士と呼ばれたレディのマリアン・リスター
こちらもストーリーが楽しみなのと、アン・ウォーカーの清水理沙さんが早く聞きたい。

The Sinner -隠された理由-のリーラ・バーンズ
『ザ・シナー』はシーズン1を観て「う〜ん…」と手が止まったドラマ。でも鷄冠井さんがでてるならシーズン3観てみるか。

一部ですが、鷄冠井美智子さんが声を演じたキャラクターを紹介しました。
紹介したもの以外に『ビッグバンセオリー』ではいろんなキャラで登場していたり。
まだまだ紹介したいキャラはあるのですが、少しずつ追加していく予定です。

また、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ!
※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。

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