気になったらとりあえず観てみる派の私。
理由はいろいろですがリタイアした海外ドラマは数知れず。
ここ最近のものと、印象深いものをご紹介。
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。カッコ内は吹き替え声優名です。
その1.主人公が理由でリタイア
ジュリア・スタイルズとの相性が…｜リヴィエラ～隠された真実～
| リタイア理由 | 主人公ジョージナが好みじゃない |
| 復活度（5点満点） | ★ |
富豪の夫で銀行の頭取コンスタンティンの二番目の妻ジョージナ・クリオス（本田貴子）が主人公の『リヴィエラ～隠された真実～』。
夫の死の謎を追ううちに、彼の裏の顔を知りとまどいながらも真実にたどり着こうとするジョージ。
そこにコンスタンティンの元妻や子どもたちも巻き込んで事態はより複雑化していくが…。
これがおおまかなあらすじ。
リタイア理由は、主人公のジョージナを演じるジュリア・スタイルズとどうにも相性がよくなかった。
彼女は『デクスター』にもデクスターの協力を得て復讐を果たすルーメン・アン・ピアスという重要な役どころで登場。
そのときもどうにも好きになれなかったキャラのせいか、『リヴィエラ』で観たときも嫌な予感が。
そしたらやっぱりダメだった。
富豪の若い妻、行動力があり頭も切れるジョージナ。
でも地中海のリゾート地リヴィエラにある豪邸やゴージャスな暮らしがどうにも似合わず、無理してるアメリカの冴えない女にしか見えない。
片や元妻のイリーナを演じるレナ・オリンの桁違いの貫禄。
しわだらけでも私には彼女の方がキレイに見える。
とりあえずシーズン1を最後まで観たら止められなくなるかも？と思い観てみましたが…。
ジョージナに耐えられずリタイアしました。
（↑真ん中がジョージナ・クリオス。rivieratvshowより）
おしゃべりが気になって…｜アンという名の少女
| リタイア理由 | アンがうるさくて… |
| 復活度（5点満点） | ★ |
「赤毛のアン」がベースになっているカナダのドラマ『アンという名の少女』。
NETFLIXやNHK総合（シーズン2が放送中、3は11/28から放送予定）で観ることができます。（2021.11.20現在）
私はNHK総合を録画して観たのですがシーズン1の6話途中でリタイア。
シーズン2は録画自体を止めました。
リタイアの理由は主人公のアンのおしゃべりが気になって仕方がない。
過酷な運命を豊かな想像力で乗り越える彼女の力強さはいいのですが、まぁよくしゃべるしゃべるしゃべる。
それが6話途中でいっぱいいっぱいになってギブアップ。
彼女の養父養母にあたるマリラ（一柳みる）とマシュー（浦山迅）は大好きだし、アンを取り巻く否定的な大人や、ようやくできた友だちや気になる男の子ギルバートも何一つ不満はなし。
でもアンがどうにも受け入れられず観るのを止めました。
（でもがんばってシーズン1は観るかも）
（↑アン。annetheseriesより）
その2.内容が理由でリタイア
やっぱり神様は苦手かも｜プリーチャー
| リタイア理由 | 神様関係は難しい |
| 復活度（5点満点） | ★ |
『プリーチャー』は、父の跡を継いでおんぼろ教会の牧師（プリーチャー）になったジェシー・カスター（綱島郷太郎）が主人公。
ある日彼は何かに憑依され、不思議な力を手に入れたおかげでさびれた教会に信者が戻ってきた。
そこで不思議な力を使って天国の神を教会に呼び出したが、それは偽物の神様だった。
というのが大まかなあらすじ。
主人公のジェシーや友人のヴァンパイアのキャシディ、元カノのチューリップのキャラ紹介や、街の主な人物の関係などが描かれた導入ともいえるシーズン1。
シーズン1最後に、呼び出した神様が偽物だと知り、この世界にいるはずの本物の神様を探そうとジェシー、キャシディ、チューリップ出かけたところで終了。
たぶん、神様、人間、邪悪なものが入り乱れてのストーリーだと思うのですが、どうにもこの手の話は苦手。
過去にも『グッド・オーメンズ』『ハンド・オブ・ゴッド』『アメリカン･ゴッズ』など神や悪魔が登場するドラマを観てきましたが、アタリと思ったのは『グッド・オーメンズ』のみ。
キリスト教に興味も知識もない私には、ドラマの深い部分がなかなか理解できず、面白さがさっぱりわからん。
おまけに『プリーチャー』はDCコミックが原作。
これも私にはハマらない…。
こんなに惹かれないポイントがわかっているのに、なぜ観るのかといわれれば「今度はアタリかも？」と期待するから。
そして今回も見事リタイアしてしまったわけです…。
（↑左からチューリップ、キャシディ、ジェシー。preacheramcより）
私には重かった｜ソウルメイト
| リタイア理由 | 重くて気が滅入る |
| 復活度（5点満点） | ★★ |
自分のソウルメイトが見つかるシステムが構築され、それを利用した人たちの人間ドラマを描く『ソウルメイト』。
本当の運命の相手なのか、会ってみたら期待はずれだったのか、結婚していても自分のソウルメイトに会いたくなるのか、などなど。
知らなくても幸せになる方法はいくらでもあるのに、ソウルメイトがいるとわかれば本当の幸せが見つかるかも！と期待するのが人間というもの。
それに翻弄される人々を観るのが苦しくてリタイアしました。
全6話のオムニバス形式。
私は3話でリタイア。
もしかしたらこの先、ハッピーエンドの話もあるかもしれないので、復帰するかもしれません。
そしてやっぱり「あかん、合わんかった」と思う可能性が高いような気がします。
（↑soulmatesamcより）
その3.吹き替えが理由でリタイア
アラン・カミングは好き！でも…｜インスティンクト
| リタイア理由 | 吹き替えになじめない |
| 復活度（5点満点） | ★★★ |
元CIA諜報員のディラン・ラインハートと、NY市警の女性刑事リジー・ニーダムのコンビが事件を解決していくドラマ『インスティンクト』。
ディランを演じるアラン・カミングは好きだし、彼がでてるなら面白いはず！と期待してました。
が、しかしアラン・カミングの吹き替えといえば『グッド・ワイフ』イーライ・ゴールドの横堀悦夫さんのイメージ強すぎたせいか、多田野曜平さんの声がどうしてもなじめず。
多田野さんの吹き替えだとコミカルで軽い感じが強くですぎているように感じ、リジーとこれから関係を深めていき、それもこのドラマの大きな見どころになるはず。
と、わかっているものの何か感じる違和感。
一度感じてしまったらどうにも気になって仕方ない。
相棒のリジーの吹き替えは大好きな樋口あかりさん！
リタイアするには惜しい気もしますが、一旦シーズン1の3話まで見てリタイア。
リタイア理由が吹き替えっていうのがどうにも嫌なんですが仕方ない。
でも気が変わって復帰する可能性は0ではないです。
（↑ディランとリジー。instinctcbsより）
お目当が死んだから｜ハンナ ～殺人兵器になった少女～
| リタイア理由 | 小松史法さん担当キャラ死亡のため |
| 復活度（5点満点） | ★ |
山奥で父と二人きりで育った特殊な能力を持つ少女ハンナが自身の謎を追う『ハンナ ～殺人兵器になった少女～』。
なぜ観はじめたかというと、主人公ハンナの父エリック・ヘラーの吹き替えが小松史法さんだから。
これ絶対吹き替え派あるあるだから。
エリックを演じるジョエル・キナマンと小松さんの組み合わせを『キリング/26日間』で知り、あまりのかっこよさに『ハンナ』にやって来たというわけ。
（詳しくは「2020年海外ドラマ吹き替えキャラ個人的ベスト3！」をどうぞ）
それなのにシーズン1でエリック死亡！
どういうこと！
エリックが観たかったのに…、というわけでリタイア。
あと、少女が主人公というのが苦手、というのもある。
このエリックの元上司マリッサが『キリング/26日間』でも共演したミレイユ・イーノス。
吹き替えも同じ林真里花さん。
いや〜吹き替え最高！
でもリタイア。
吹き替え派は声優に振り回されることもあるんです。
（↑ハンナとお気に入りのエリック。hannaonprimeより）
ハーヴィーが苦しそうだから｜SUITS/スーツ
| リタイア理由 | 桐本ハーヴィーを見てられない |
| 復活度（5点満点） | ★★★★ |
主人公の敏腕弁護士ハーヴィー・スペクターと、ずば抜けた記憶力で偽弁護士として働くマイク・ロスが数々の裁判や問題に挑んでいくドラマ『SUITS/スーツ』。
面白いですよね、でもリタイア。
理由は大好きな桐本拓哉さん演じるハーヴィーが、経歴詐称がいつバレるかとハラハラさせるマイクに翻弄されて、観てるこっちが苦しくなったため。
なんて理由…。
話が進めば進むほど後に引けないマイク、そしてそんな彼をかばい助け続けるハーヴィー。
もう疲れちゃった。
マイクも好青年からだんだんやり手の弁護士面し始めてやだったし。
マイクが法律事務所を辞め、投資会社へ転職したその後あたりで止めたのでシーズン4途中でリタイア。
でも続きが気になるんでいつかはちゃんと最後まで観るつもりです。
ちょっと桐本ハーヴィーへの思い入れが強すぎますね、困ったもんだ。
（↑ハーヴィー（左）とマイク。より）
その4.長丁場が理由でリタイア
話がややこしくなってきた｜ブラインドスポット
| リタイア理由 | マンネリ化と複雑化 |
| 復活度（5点満点） | ★★★★ |
主人公で記憶をなくしたジェーン・ドウの全身に入れられたタトゥーと、そこに潜む謎を解読し、犯罪や陰謀に立ち向かうジェーンやFBIの活躍を描いた『ブラインドスポット タトゥーの女』。
シーズン3まで観て一旦リタイア。
シーズンが進むごとに登場人物が増えたり変わったりで、情報処理がたいへん。
主人公のジェーン（本田貴子）のキャラは好きだし、脇を固めるカート、リード、ザパタ（林真里花）、パターソン（松井茜）も好き。
でも毎回の謎解きやハラハラドキドキな犯人追跡やらに、ちょっと飽きてしまったというのが正直なところ。
でもシーズン5で完結したようなので、近いうちに再トライして最後まで見届けるつもりです！
（↑ジェーンとカート。jaimiealexanderより）
なんか見逃がした｜HOMELAND/ホームランド
| リタイア理由 | プライム視聴期間を逃した |
| 復活度（5点満点） | ★★★★ |
テロリストと主人公でCIAの作戦担当官キャリー・マティソンのなりふり構わない攻防を描いた『HOMELAND/ホームランド』。
キャリーを演じるクレア・デインズの鬼気迫る演技が堪能できるすごく面白いドラマです。
そりゃ精神も病んでしまうわ、と思うようなキャリーの仕事への激しすぎる情熱。
そんなドラマのリタイア理由は「なんかタイミングを逃した」。
途中までDlifeで観て、続いてアマゾンプライムビデオで観てたのが、途中でプライム会員の￥0視聴期間が過ぎたため一旦リタイア。
確か、クイン（桐本拓哉）がサリンに倒れて、その後キャリーがCIAを辞め慈善団体で働きだし、CIAのベルリン支局長アリソン・カー （山像かおり）が暴走したところでリタイアしたのでシーズン5終了くらいでしょうか。
その後、めっちゃ気になります。
キャリーの吹き替えが岡寛恵さんから小林さやかさんに交代していて、それもすごく気になってます。
（気になり過ぎてシーズン7の1話だけ観た）
なので、こちらも近いうちに観ますよ！絶対！
早くプライム￥0視聴始まってほしい。
（↑左からソウル、キャリー、クイン、ブロディ。showtimeより）
実は『ホームランド』声優交代が多いドラマなんです。気になる方はこちらから↓
ある日、吹き替え担当が交代するのはなぜ？「あれ？吹き替えかわった、なんで？」と思うこと、ありませんか。交代に気づくこともあれば、しばらくして何かの拍子で「いつのまにか吹き替えが変わってる！」と気づくことも。病気療養や死去にともなうこ[…]
リタイアしちゃった海外ドラマたち、いかがでしたか。
こうやって文字にしてみると、声優さんがリタイア理由にからんできたり、長丁場でちょっと飽きたりと自分の傾向がわかってきました。
長丁場ものでは『ゲーム・オブ・スローンズ』もリタイア。（詳しくは「続ける？終了？管理人の崖っぷちなドラマたち」で）
あと『HAWAII FIVE-0』『スコーピオン』『ナンバーズ』も少し飽きてきて停滞中。
『ヴァイキング 〜海の覇者たち〜』は描写がグロくてダークでリタイア。
『LA’s FINEST/ロサンゼルス捜査官』や『Girls』『コウラン伝 始皇帝の母』『スニーキー・ピート』は主人公にあまり魅力を感じず終了。
他にも数えきれないドラマたちが消えていきました。
新たなリタイアドラマはこの先も増え続けるはずなので、少しずつ追加していく予定です。
また、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ！
※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。
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