訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

宮寺智子のちょい吹替|THIS IS US&ダニエルハロウ&エレメンタリー&クリマイ&HAWAII FIVE-0&主任警部モース

今まで「小ネタの部屋」で紹介していた1話限りのゲスト吹き替えや、ほんのひとことだけなどの単発ドラマ吹替を声優さん別に紹介。
宮寺智子さんは『デビアスなメイドたち』や『刑事フォイル』など、メインキャラの吹き替えがいっぱいありますが、単発ドラマの吹き替えもたくさんあります。
宮寺さん独特の迫力のある低音に思わぬところで出会える楽しみもあるのがこういう「ちょい吹替」のいいところ。

宮寺智子さんのメインキャラの吹き替えはこちら↓

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THIS IS USのちょい吹替

(↑ピアソンファミリー。nbcthisisusより)

36歳に成長した双子と養子の三つ子兄弟を中心に、彼らの両親の36歳時代がクロスオーバーする『THIS IS US』。
それぞれの生き方、苦悩と喜びを描いた心温まるドラマです。

主人公レベッカの母

宮寺さんは3人の子どもを育てる肝っ玉母さんレベッカの母の吹き替えを担当しています。
この母、今でいう「毒親」でして。
「安月給の三つ子だって。子どもを3人も育てられっこないよ、あの人の稼ぎじゃ」とはっきり娘に言うレベッカ母。
3人の孫の唯一の養子&黒人のランダルを自分&世間の黒人のイメージにしばりつけて彼の本当の姿を知ろうともしない彼女。
自分の価値観が正しくて、相手が傷つくことに気づかない親、だから娘のレベッカとぎくしゃくしてるんですね。
あの宮寺さんの独特の低い声が母のキャラとマッチしております。
シーズン2になってお目にかかれなくなってしまいましたが、また登場する日を楽しみにしています。

法医学医 ダニエル・ハロウのちょい吹替

(↑ダニエル・ハロウ。abctvより)

オーストラリアを舞台にした『法医学医 ダニエル・ハロウ』。
ヨアン・グリフィズが秘密を抱えた法医学医のダニエル・ハロウを演じるミステリードラマ。
仕事で知り合った犯罪現場捜査官ソロヤ・ダスとの恋愛や、元妻との間の娘ファーンとのすれ違い、そしてハロウの秘密など事件解決以外にもチェックポイント多しです。

シーズン1のエネルギー省役人スー・ラッチフォード

宮寺さんは、シーズン1第6話『隠蔽工作』のエネルギー省の役人スー・ラッチフォードで登場します。
線路上で見つかった轢死体の調査のため現場に来たハロウとダス。
そこに現れたのがスー・ラッチフォード。
線路がふさがっているので早く開けろと警察に文句を言いにきた彼女。
その裏には中国との大きな採掘契約が控えており、そのため線路を開ける必要があるらしい。
渋々引き下がるハロウとダス。
その後も、採掘契約にからむ中国人ビジネスマンが線路の轢死体にからんでいると知ると、スーはハロウたちにゆっくり捜査しろと口出しします。
全ては無事契約を終了させ、中国人を帰国させるため。
それが功を奏したのか、ハロウたちの捜査も虚しく契約が済み中国に帰国するビジネスマン。
なんとも後味が悪い結末でした。

エレメンタリーのちょい吹替

NYを舞台に、シャーロックと相棒ワトソンが事件を解決する『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』。
シーズン4ではシャーロックの父モーランドが登場、シャーロックとの確執もいいのですが、ワトソンとの腹の探り合いが個人的に大好きです。

シーズン4のホテル経営者ドーニャ・エスファンディアリ

(↑慈善パーティーのシャーロック&モーランド。elementaryofficialより)

『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』シーズン4第3話「ドッペルゲンガー殺人事件」で登場するドーニャ・エスファンディアリは、ホテルの経営者。
モーランドはシャーロックと一緒に慈善パーティーに出席。
モーランドが顧問をつとめる風力発電所を建設する予定が、近くのホテルが景観を損ねると訴え、裁判で建設差し止めとなります。
そのホテルの経営者ドーニャを説得するためモーランドはシャーロックを連れてパーティーへ。
シャーロックはドーニャを観察するため連れていきました。
ドーニャはもしかしてモーランドといい仲?と勘違いするような貫禄ありの美人マダム。
なるほど、宮寺さんが吹き替えるキャラっぽいですよね。

クリミナル・マインドのちょい吹替

(↑criminalmindsofficialsより)

犯罪心理を読み解き事件を解決する『クリミナル・マインド FBI行動分析課』。
ストーリーの面白さはもちろん、シーズンによってメンバーが入れ替わったりなど、飽きない工夫もあり。
今回、シーズン4とシーズン5を見比べたら画質の差がありすぎて「シーズン4のひと昔感」が際立ちました。

シーズン4の必死な母サンドラ・ロンバルディーニ

宮寺さんは『クリミナル・マインド FBI行動分析課』シーズン4第14話「愛しき骸」で数日前に行方不明になった娘を探す母サンドラ・ロンバルディーニを担当。
娘が見つからないため、刑事にたのんで遺留品のネックレスを持ち出し、サイキックに頼んで娘の情報を探ろうとします。
サイキック曰く「まだ生きている」という情報を心のよりどころにし、テレビで記者会見を行うなどサンドラは必死。
それを見たロッシはサイキックをまったく信じていないようで、それは過去に手痛い失敗を味わっていたから。
片やJJは出産後の復帰となるこの事件で子どもを探す母の気持ちが痛いようにわかり、サイキックや母サンドラの行動にある程度理解を示します。
おかれた立場の違いで、考え方もいろいろだなと感じたエピソードでした。

シーズン5の詐欺被害者ロレイン・フォートン

シーズン5第14話「仮面の男」では投資詐欺にあう女性ロレイン・フォートンを吹き替えています。
投資詐欺を働く男は10の名前を使い分け詐欺を繰り返していますが、ある女性に詐欺がバレ、殺してしまいます。
そこから彼のタガが外れ、「名前が混乱し被害者たちに詐欺がバレそうになり殺す」ことを繰り返しはじめる始末。
ロレインもヘンリーと名乗るこの男に騙され、高額な小切手を切り、ルックスの良さにも惹かれ一夜を共にします。
で、彼女は「投資をやめる」とヘンリーに連絡するも、うまく言いくるめられ殺されてしまうという悲しい結末。
このヘンリー、濃いイケメン&吹き替えがソフトな低音・山野井仁さんなのですが、本当にヤバイ人。
色仕掛けありのイケメン投資話は信じちゃダメですね。

HAWAII FIVE-0のちょい吹替

ハワイを舞台にした『HAWAII FIVE-0』、主人公スティーブとダニーの夫婦漫才ばりの掛け合いも面白いアクションドラマ。
ルー曰く「ダニーは頭脳担当」、スティーブは「筋肉担当」だそうです。
なるほど、でもダニーって頭脳担当?スティーブのお守役だと思うんだけどな、と思った私でした。

シーズン5の強盗ヴァネッサ・ハンセン

宮寺さんは、シーズン5第3話「ラスト・ブレイク」の3人組の女子強盗に襲われ命を落としたネイソン・ワーグナーの妻モニカとして登場。
正体はネイソンからデータを奪うため、すでに癌で死亡している妻になりすましていたヴァネッサ・ハンセンという女。
最初はしおらしく妻らしくしていたものの、検死官をだましネイソンの指紋を手に入れます。
そしてネイソンの指紋で解除できるスマホを奪い取ろうと3人組女子強盗宅に乗り込むヴァネッサ。
最後はファイブ・オーに追い詰められ降参します。
このエピソードはすみれさんが3人組女子強盗の一人として登場、吹き替えも本人が担当していますが、微妙です…。
やっぱりプロの声優さんの吹き替えと比べてみると差はあきらかでした。

グッド・オーメンズS2のちょい吹替

天使アジラフェルと悪魔クロウリーが協力してハルマゲドンを阻止するドラマ『グッド・オーメンズ』
シーズン1では二人が協力してアルマゲドンを無事阻止。
二人の友情がさらに強くなってハッピーエンド。
続編のシーズン2のラストはそんな二人の関係にヒビが入ることに…。

ヨブの妻シディス

(↑アジラフェル(左)とクロウリー。goodomensprimeより)

シーズン2ではアジラフェルの上司ガブリエルの記憶喪失の謎を追う二人。
宮寺智子さんはシーズン2に登場するシディスを担当。
彼女、旧約聖書『ヨブ記』の主人公ヨブの奥様。(ヨブ記とはなんぞやには答えられません)
試練を与えられても信仰を貫けるのか?というサタンの意地悪で財産も家族も全部奪われてしまうという人物。
グッド・オーメンズS2の中でもそのように描かれているものの、心やさしきアジラフェルとクロウリーの偽装で子供を無くさずに済んだという設定。
キリスト教やら旧約聖書やらさっぱりわからないため、この程度しか書けずに申し訳ないです。

主任警部モースのちょい吹替

『主任警部モース』は1987年からイギリスで放送された刑事ドラマ。
独身酒好き&女性に弱い主任警部のモースが天才的なひらめきで事件を解決していくというドラマ。
2019年にBSプレミアムで一部のシリーズが放送されていました。
80〜90年代に制作されたドラマなので少し古いのですが、凝ったストーリーは今観ても十分楽しめます。
また、現在主役級で活躍されている声優さんが若手声優としてサブの吹き替えを担当していることも。
声優さんの若い頃の声を楽しむこともできる吹き替え派にオススメのドラマです。

第2シリーズの保険会社副支配人ジェニファー・コールビー

(↑ジェニファー・コールビー)

第2シリーズ「ウッドストック行き最終バス」では、冒頭殺されてしまう若い女性シルヴィアが勤める保険会社の副支配人ジェニファー・コールビーを担当。
ジェニファーは現場を取り仕切るやり手の女性、たぶん30代くらいの設定だと思います。
(昔のドラマの登場人物の年齢設定は思ったより若くて驚くこと多々あり)
彼女は自宅に下宿人を住まわせていて、家賃の支払いが遅れている下宿人の一人メアリーがこのエピソードの重要人物。
ジェニファーは事件とは直接関係ないものの、不倫関係にある上司から別れ話を切り出せれ電話で頭を殴るというなかなか勝気な女性。
宮寺さんの声もいまより高めですが、あの低音に特徴がある声は健在です。

一部ですが、宮寺智子さんが単発で吹き替えたキャラクターを紹介しました。
発見次第、随時追加していく予定です。

また、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ!
※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。

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