エレメンタリーやマクガイバーほか、単発＆短め出演の吹き替えを集めてみました
主役級以外の1話だけとか、短い出演で気になった男性声優さんの小ネタ吹き替え集です。
（2019.12までに当ブログで紹介した声優さん限定です）
エレメンタリー｜連続殺人犯の息子、川島得愛さん
『エレメンタリー』シーズン4第8話で登場するノーランの吹き替えが川島得愛さん。
このノーラン、実は連続殺人犯の息子で、現在は改名しクレイグ・フリスモンドを名乗って幸せな家庭を築いている男性。
ある日、ノーランの妹が殺されシャーロックたちが捜査のためやってきます。
ネタバレになってしまいますが、実は妹を殺したのはこのノーラン。
連続殺人犯である父の遺伝子を残したくない、そんな理由で妹を殺してしまう、ある意味父と同じ殺人遺伝子を持ったノーラン。
ちなみに演じているのはノア・ビーン。
彼はドラマ『NIKITA / ニキータ』ではライアン・フレッチャーを演じていましたが、その吹き替えは同じく川島得愛さん。
同じ俳優さんに同じ吹き替え、観てて安心＆なぜか嬉しくなります。
マクガイバー｜フリーの傭兵、桐本拓哉さん
この投稿をInstagramで見る
（↑まずはマクガイバーたちでVXガスを盗もうとします。macgyvercbs/The Official Instagram Account for Macgyver on CBSより）
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2第9話で登場する傭兵シャンドラの手先、デヴ・シンが桐本拓哉さん。
デヴ・シンはインドの特殊部隊出身で今はフリーランスの傭兵、インドネシアの過激派のシャンドラのもとで働いている。
VXガスをわざとデヴ・シンに盗ませ、シャンドラを捕まえようとするマクガイバーたち。
桐本さんが誰かの手先の吹き替えというのが、あまりないパターン（ボスタイプの役が多い）だなと思い印象に残りました
GOT｜冒頭を飾る男、咲野俊介さん
『ゲーム・オブ・スローンズ（GOT）』シーズン1第1話、テーマソングの前の冒頭に登場する男の吹き替えを咲野俊介さんが担当。
咲野さん、『GOT』では主要人物デナーリスの家臣ジョラー・モーモントを担当していますが、それとは違いますよ。
咲野さんが第1話冒頭で担当するのは、壁の向こうへ野人の追跡に行った3人のナイツウォッチのリーダー。
無残な死体を見つけた部下の男は、そのむごたらしさに怖気付いていますが、リーダーはそれを許さず野人を探すといいます。
が、しかしトップバッターで野人にヤラレてしまうリーダー…。
逃げる部下の男、目の前でもう一人のナイツウォッチも殺されてしまいます。
冒頭から咲野さんの吹き替えだったので、さぞや重要なキャラかと思ったらあっという間にいなくなってしまった役でした…。
ジョン・ルーサー｜復讐に燃える男、東地宏樹さん
（↑動画の8秒あたりから出てくる男がマーウッド。BBCより）
東地宏樹さん、『刑事ジョン・ルーサー』シーズン3第3話で殺人犯トム・マーウッドの吹き替えをしています。
マーウッドは過去に妻のケイトリンがレイプされ殺された復讐のため、 「ケイトリンに捧ぐ」というサイトを立ち上げ、自らの手で悪党たちに罰を与えることを宣言、実行している男。
マーウッドは殺人犯ですが、無差別というわけではなく、彼なりの正義のもと悪人に制裁を加えているので、まともな部分がまだ残っているほど恐怖を感じてしまいます。
結局彼はルーサーの相棒・リプリーを射殺してしまうのですが、まさかの展開に呆然としました、リプリーが亡くなってしまうなんて…。
東地さんの悪役は、前回の小ネタの部屋で紹介した『刑事フォイル』のナチの高級将校カール・シュトラッサーといい、今回のマーウッドといい底知れぬ恐ろしさを感じてしまいます。
SHERLOCK｜レストランのオーナー、宝亀克寿さん
現代のロンドンでシャーロック・ホームズが活躍する『SHERLOCK』。
宝亀克寿さんは「バスカヴィルの犬（ハウンド）」でホテル＆ベジタリアンレストラン「クロス・キーズ」のオーナーの吹き替えを担当。
このエピソードはある男性が子どもの頃、巨大で凶暴な犬（ハウンド）に父が殺されたと訴えるも遺体は発見されず。
数十年後に父が殺された窪地でハウンドの足跡を見たという依頼をシャーロックが受け、謎を解き明かすというストーリー。
このハウンド伝説で有名になった町ダートムアにあるレストラン「クロス・キーズ」はベジタリアン向けのはずなのに、なぜか精肉店の伝票があったり…。
（なぜかはドラマで確認してください）
宝亀さんの声だと、あらゆる人が胡散臭く感じてしまうのは私だけ？
グッド・オーメンズ｜神の使いほか、宮内敦士さん
この投稿をInstagramで見る
（↑アジラフェル&クロウリー。goodomensprimeより）
『グッド・オーメンズ』は人間界に暮らす天使アジラフェルと悪魔クロウリーが、世界の破滅ハルマゲドンを阻止しようとするファンタジードラマ。
独特の世界観と、6000年に渡る天使と悪魔の友情ストーリーでもあるとてもユニークなドラマです。
（アマゾンプライムビデオで配信中）
宮内敦士さんはこの『グッド・オーメンズ』にいろんなキャラの吹き替えで登場しています。
以下、私が確認できたものです。
●神の使い、メタトロン
天使アジラフェルが神様と話がしたいとき呼び出した伝言役の神の使い・メタトロン・
顔だけ出てくるおじいちゃんの吹き替えです。
●クルーズ船船長
第4話の冒頭、ハバナへ向かうクルーズ船・モービロ号の船長で登場します。
ハルマゲドンが起こるとされている日に突然アトランティス大陸が現れ、驚く船長！
太めのどっしりした声がいかにも船長って感じで素敵。
このふたつ以外にも宮内さんかな？というチョイ吹き替えが。
一つ目は魔女狩り軍の子孫ニュートン・パルシファーの愛車の青い車から流れるラジオ放送。
その声がたぶん宮内さんじゃないかと。
もう一つは日本の調査捕鯨船の船長。
ほんとに短く叫んでいるので確信はありませんが、宮内さんっぽいんですよね。
ドラマを観てて突然出てくる宮内さんの声！ちょい役でもいい、聞けるなら。
しかし、こんな贅沢な宮内使い、なんて贅沢な吹き替えなんでしょ！
ちなみにドラマの最後に流れるクレジットで宮内さんの名前がちゃんと表記されていたのは「メタトロン」のみでした。
今回も重箱の隅をつつく小ネタ吹き替えを集めてみました。
紹介できなかったその他の小ネタ吹き替えはまた次の機会に。
よければポチッとお願いします！はげみになります
にほんブログ村
海外ドラマランキング
