今や謎解きに必要不可欠なのが分析官とハッカー
世の中にインターネットが普及してから、特に存在感を増した海外ドラマの分析官とハッカーたち。
主な役目はネットなどを使ってさまざまな情報を収集し、犯罪捜査に役立てること。
今回は、海外ドラマに登場する凄腕の分析官とハッカーをご紹介。
全員に共通するのは優秀なのはもちろん、仕事が超早いこと&無茶振りに文句を言うところ！！
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。カッコ内は吹き替え。
政府機関の情報分析官
よくあるのはFBIなどの政府の捜査機関で仕事をするパターン。
そして元ハッカーというのも多い。
もちろん彼らがいないと仕事は全然進まないはず。
●クリミナル・マインド｜ペネロープ・ガルシア
カラフルで個性的なファッションのガルシア。
外を走り回るFBI捜査官たちを、自分好みにカスタマイズした自室のコンピュータを使ってサポート。
ペンを押して電話に出ると必ず軽口をたたき、特にきわどい会話ができるモーガン（咲野俊介）とは兄妹のような関係。
（↑ガルシア。kirstenvangsnessより）
●24｜クロエ・オブライエン
不眠不休で戦う主人公ジャックをサポートするのがCTU分析官のクロエ・オブライエン（林真里花）。
クロエなしでジャックは絶対テロは防げない！
それくらい彼女は優秀で重要な存在。
大抵ジャックに無理難題を押し付けられ、文句たらたら＆イライラしながら速攻解決するというのがお約束のパターン。
（↑クロエ・オブライエン。jackbauer24fanより）
●ブラインドスポット｜パターソン
チームの頭脳ともいえるパターソン。
クリマイのガルシアと同じく、FBIの実働隊をコンピュータを駆使してサポートするパターソン（松井茜）。
仕事熱心で集中しすぎるあまり、恋人や恋愛ではツメの甘い部分も。
恋人デイビット（福田賢二）はジェーンのタトゥーの謎解きに巻き込まれて殺され、その次の恋人ボーデンは敵のスパイ。
その度に「幸せになってよパターソン」って思ってた…。
●CSI:サイバー｜クラミッツ、ラミレス、ネルソン
ドラマタイトルから分かるようにサイバー犯罪に特化した内容なので、捜査官もコンピュータネットワークの猛者がうようよ。
クラミッツは元ホワイトハッカーでデバイスにも強い、ラミレスとネルソンは元ハッカーで、ラミレスは調査・分析力に優れ、ネルソンはハッカー心理を読むというそうれぞれの強みが。
今までのCSIは警察が舞台だったが、こちらはFBIという違いも。
（↑charley_koontzより）
●FBI:特別捜査班｜クリステン・チャザル
主人公のマギーとOAをサポートするのがクリステン・チャザル。
常に時間との戦いの捜査、いかに機転を利かせて情報を収集するのかが分析官の腕の見せ所。
キャリアは浅めでも、情熱と頭の回転の速さで何度もマギーたちを助ける頼もしい彼女。
（↑クリステン（右）と指揮官のジュバル。fbicbsより）
●GONE｜ジェームス・フィンレイ
誘拐捜査に特化したFBIの活躍を描くこのドラマ、主人公キック（園崎未恵）は少女の頃誘拐された過去があり、その経験を捜査に生かすというもの。
ジェームスは主人公キックの友人で、彼も誘拐の被害者。
優れたジェームスのスキルを知るキックによりスカウトされた一般人で（キック自身も一般人）、捜査があるときだけ2人はチームに加わるという設定。
FBIの情報にアクセスできると知ったときのジェームスの喜びようといったら！
主人公級のハッカー
陰で支えるイメージのハッカーたちの中には、主役やそれに近いキャラも。
●ミレニアム｜リスベット・サランデル
映画『ミレニアム』3部作の完全版を3シーズン各2話でドラマ形態に。
主人公は雑誌の発行者ミカエルと弁護士事務所で調査員をしているリスベットの2人。
行方不明の女の子を探す依頼を受けたミカエルにリスベットが力を貸す『ドラゴン・タトゥーの女』からシリーズはスタート。
弱い立場で虐待されているリスベットの再生物語でもあるからか、彼女の孤独な闘いはやっぱり応援したくなる。
（↑リスベット（左）とミカエル。tell.us.episodeより）
●私立探偵マグナム｜ジュリエット・ヒギンズ
主人公の探偵マグナム（坂詰貴之）と一緒に依頼案件を解決していく元MI6がジュリエット・ヒギンズ（佐古真弓）。
彼女はハッカーというよりも情報分析官に近いかも。
PCに弱いマグナムは彼女がいないと困ることがたくさん。
ブーブー文句言いながらも、きっちり仕事をこなすのはヒギンズっぽい。
（↑ヒギンズ（右）とマグナム。より）
●イーヴィル: 超常現象捜査ファイル｜ベン・シャキーラ
人知を超えた不可解な事件を解明していく3人組を描いた『イーヴィル: 超常現象捜査ファイル』。
ベンはその３人うちのひとりで便利屋。（他は司法心理学者クリステンと神父見習いデヴィッド）
科学的な目線で調べるのがベンの主な仕事。
コンピュータを使うのはもちろん、日曜大工みたいな便利屋さん的作業も得意。
自分に意図的に近づいた女性を助けたり、クリステンの娘たちと仲がよかったりと、PCの世界にどっぷり浸かりすぎない人間味あふれるところもいい。
（↑左からベン、デヴィッド、クリステン。evilより）
●リベンジ｜ノーラン・ロス
主役はもちろん復讐に燃えるエミリーことアマンダ・クラークだけど、ノーラン（三木眞一郎）も私の中では準主役。（一番好きなキャラ）
エミリーの復讐をサポートする天才で大金持ち。
献身的に彼女を支えるも、兄と妹のような関係。（これがいい）
彼女のどんな無茶な要望もちゃんと応えるけど、時には不在の父デヴィッドの代わりに苦言を呈することも。
でもエミリーは言うこと聞かないけどね。
彼女に振り回された人の中でも彼は群を抜いてると思う。
でもそれを許す＆それが仕事とも思ってるノーラン、大好き。
（↑ノーラン（右）とエミリー。revengeabcofficialより）
無茶振りに応えるサポート専念ハッカー
どうしても知りたい情報やカメラ映像を手に入れたい時に登場するのがサポート系ハッカーたち。
相手に対して借りがあるパターンが多い。
●ボッシュ: 受け継がれるもの｜モーリス・バッシ
本家『ボッシュ』のラストで警察を辞め私立探偵になったボッシュを助けるのがモーことモーリス・バッシ。
バッジの力が通用しなくなったボッシュの右腕ともいえる重要な存在。
S1ではボッシュの単なるサポートだったモー、S2ではFBIに追求される弁護士チャンドラー（幸田直子）に巻き込まれ、潜入捜査官に色仕掛けのターゲットにされるなどメイン級の活躍。
そんなトラブルの中にいても、彼らしく静かにサラッと解決していく姿勢はかっこいい。
（↑左からモー、ボッシュ、チャンドラー。welliveransより）
●トラッカー｜ボビー・エクスレイ
懸賞金がかかった行方不明者を探す追跡者（トラッカー）のコルターが主役のドラマ。
他のトラッカーや警察よりも早く探し出すために頼るのが義足の男ボビー・エクスレイ。
表向きは携帯修理業、裏ではコルターに出された難題を片付ける日々。
他のハッカー同様、難しい依頼を超特急で仕上げる凄腕の持ち主。
ただ、違うのはちゃんと料金の交渉をするところ、でも友情関係はちゃんと成立してる。
だから彼の友人の女性が行方不明になった時、コルターはすぐ駆けつけたんだけどね。
（↑左からボビー、リニー、コルター。trackercbsより）
●イコライザー｜ハリー
元CIAの凄腕エージェントが誰にも頼れない弱い人たちを助けるドラマ『イコライザー』。
主人公のシングルマザー ロビンをサポートする仲間の一人がハリー。
かつて機密情報を漏洩させ死亡を偽装、そのため妻メルの経営するバーの地下でハッカーとして隠れて生きている。
そんな時、ロビンから人助けを手伝ってほしいと頼まれ、最初はあまり乗り気でなかった彼。
でもロビンに助けられ人生を取り戻した人たちを見て、次第にサポートにやりがいを感じるように。
S2ではハッキングがばれ、刑務所に入ってしまうもロビンたちのお陰で出所、晴れて堂々と人前に出て暮らせることに。
しばらくはPCを触るだけでも捕まる生活を送っていたが、こちらもロビンにより地下の秘密基地をを取り戻すことに成功。
無理難題や短時間で仕事をやり遂げるのは他のハッカー同様当たり前。
（↑ハリー。theequalizercbsより）
●ミスター・メルセデス｜ジェローム・ロビンソン
元刑事ホッジス（土師孝也）とサイコパスのブレイディの対決から始まる『ミスター・メルセデス』。
ジェローム・ロビンソン はもともとホッジス宅の芝刈りバイトの高校生だが、PCに弱いホッジスを助けたのが始まり。（ハーバードに進学する秀才）
彼はハッカーというより、ちょっとPCやネットに強い若者っていう感じ。
同年代のホリー（うえだ星子）と一緒に事件にのめり込むことに。
そんな学業そっちのけのジェロームを心配するホッジスの気持ち、よくわかるわ。
（↑左下がジェローム。luke_harry_treadawayより）
●ニキータ｜シーモア・バーコフ
悪の組織「ディヴィジョン」壊滅のため闘うニキータ（園崎未恵）が主人公のドラマ。
シーモア・バーコフ（川田紳司）はディヴィジョンで働くハッカーだが、のちに組織を抜けニキータを助けることに。
バーコフも外にいるニキータやマイケル（咲野俊介）を中からサポートするのがメイン。
最初はニキータに好意を持っていたが彼女は脈なし、で恋人は同じ職場のソーニャ。
でも彼女、実は敵のスパイだったりとハッカーによくある「恋愛に恵まれない」はバーコフも健在。
おまけ
●エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY｜ハッカー集団エブリワン
主人公シャーロック（三木眞一郎）が情報が欲しい時に依頼するのがハッカー集団のエブリワン。
シャーロック自身が調べれば早そうな気もするが、彼でもどうしても手に入らない情報はエブリワンに頼るってことね。
ただし報酬はお金じゃなくて「恥ずかしいことをする」。
ということで、坊主頭になったこともあるシャーロックは、それだけエブリワンを頼りにしてるってこと？
●MR. ROBOT/ミスター・ロボット
謎のカリスマ「ミスター・ロボット」率いる天才ハッカー集団が出てくるドラマ『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』。
観てないの…、こんなテーマで投稿してるのに観てないの。
面白いらしいけど、なぜか手が伸びないのはどうして？
（↑Prime Video JP – プライムビデオより）
いかがでしたか、海外ドラマに登場する天才ハッカーたち。
ハッカーと言っても今回紹介するのは基本正義を果たすために活動する人たちばかり。
今や彼らのいない捜査ものなんて成立しないくらいの重要な役回り。
人付き合いが苦手な変わり者というイメージを覆すようなキャラもいっぱいいて、これからどんな新顔に出会えるか楽しみ！
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※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。
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