持ち味を活かした調査方法が特徴の探偵や調査員
警察・刑事ものに比べると少し少なめな印象の私立探偵もの。
今回は海外ドラマに登場する私立探偵や調査員をご紹介。
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。カッコ内は吹き替えや俳優です。
私立探偵と調査員の違い
どちらも調査することが仕事で、明確な差はないよう。
でも私の勝手なイメージは、私立探偵は個人事業主、調査員は法律事務所や興信所の社員、というイメージ。
今回取り上げたのは調査を生業とするキャラのみ。
ドラマによくある好奇心が旺盛すぎる素人探偵(家政婦・石崎秋子とかジェシカおばさんとかブラウン神父とか)はエントリー外なのでご了承を。
私立探偵
ボッシュ: 受け継がれるもののハリー・ボッシュ
調査方法 | 強引、元警官を活かす、危険は承知の上 |
弱点 | 娘のマディ |
お気に入り度(5点満点) | ★★★★★ |
私立探偵ハリー・ボッシュが主人公の『ボッシュ: 受け継がれるもの』。
警察を辞めた刑事が探偵になるよくあるタイプ。
ボッシュの刑事時代を描いた『BOSCH/ボッシュ』とはまた一味違う『受け継がれるもの』。
刑事時代の勘や能力は健在、しかも陸軍特殊部隊員出身で腕はめちゃめちゃたつ。
捜査スタイルも変化があって、探偵となってからはバッジの威力が使えないので自力プラス外部の助けを借りることも。
そして、強引なボッシュには敵も多く、トラブルのたびに「ボッシュもうダメかも!」の繰り返し。(結局解決するけど)
とっつきにくい男だけど、味方にするとすごく心強いボッシュ。
ギャラよりも、正義を貫き、弱気を助ける男気のかっこいいこと!
しかも『受け継がれるもの』になってからの彼のサポートメンバーの能力の高さが際立つ。
弁護士のハニー・チャンドラー(刑事時代は敵、幸田直子)、警官になった娘のマディ、凄腕ハッカーのモー、刑事時代の同僚ビア樽&デカ箱コンビ、巡査部長のマンクなどなど。
懐かしい顔ぶれが『ボッシュ』時代とは違う一面を見せて活躍するのがうれしい。
ボッシュの一番の弱点、それは娘のマディ。
シーズン1で誘拐され、2で無事助け出され警官として成長真っ只中の彼女。
でも2のラストでまたまたシーズン持ち越しのボッシュ親子問題勃発!
あぁシーズン3が楽しみ!
(↑ボッシュとヴァスケス、他主なメンバー有。boschamazonより)
SHERLOCKのシャーロック・ホームズ
調査方法 | 鋭い観察眼、膨大な知識、好奇心 |
弱点 | 相棒ワトソンの危機 |
お気に入り度(5点満点) | ★★★★ |
世界一有名な探偵と言っても過言ではないシャーロック・ホームズ。
彼のドラマや映画はたくさんあるけど、一番好きなのはベネディクト・カンバーバッチ版シャーロック(三上哲)の『SHERLOCK』。
頭脳明晰だが気難しくて自分本位で他人を小馬鹿にするいけ好かないシャーロック…なのになぜか好き。
相棒のワトソン(森川智之)との出会いで、かなり人の気持ちが分かるようになってきたものの、たまに「そんなこと言う?」や「捜査のためなら女心をもて遊ぶのか!(怒」とかもある空気読まない男。
なんででしょ、こんなに嫌な男なのに惹かれるって。ね?
まずズバ抜けて仕事でできる。(仕事ができる男は素敵)
本当に心を許した人にだけ見せる控えめな優しさ。(ツンデレとも違うけど)
そしてあの見た目。(最初はそんなにハンサムと思わなかった)
NYが舞台の『エレメンタリー』のシャーロック(三木眞一郎)も十分素敵なんだけど、カンバーバッチ版の方がスマートで清潔感があるのが好き。
そして相棒のワトソンの普通のおじさん感とシャーロックの垢抜け感の差が大きいのもいい。
あと、女っ気がないのも観てて安心できる。
お気に入り度を星4つにしたのは、もし現実に彼が近くにいたら大変だろうな…というありもしない心配点。
(↑シャーロックとワトソン。pbsよりより)
私立探偵マグナムのトーマス・マグナム
調査方法 | 情にもろい、細かい作戦なしの大雑把 |
弱点 | 仲間の危機(特にヒギンズ) |
お気に入り度(5点満点) | ★★★★★ |
80年代のリブート版『私立探偵マグナム』。
元シールズの主人公トーマス・マグナム(坂詰貴之)が相棒のジュリエット・ヒギンズ(佐古真弓)と調査していく1話完結もの。
シールズ時代のスキルを活かし、調査能力や現場での対応能力は抜群。
でも人が良すぎるのでたまにキズで、調査費用が出なかったり、現物支給だったりと経営能力はイマイチ。
予算度外視の調査方法で無茶するものの、お金持ちのパトロンや相棒のヒギンズ、リック、TCに助けてもらいながらの探偵業務。
マグナムはとにかく憎めないやんちゃ坊主みたいなキャラ、実は好み。
毎度、相棒のヒギンズにブーブー言われながらほとんど聞いていないマグナム。
優しくて図々しくてちょっとだらしないけどなぜか憎めない愛されキャラ。
だから正反対のきっちりイギリス人のヒギンズと上手くいってるんだけど。
自分が困ったら頼みたいのがマグナムかな。
私ならどうでもいい依頼を強引に作ってマグナムご指名で発注するよ!
(↑マグナムとヒギンズ、他主なメンバー有。magnumpiより)
ミスター・メルセデスのビル・ホッジス
調査方法 | 元刑事らしい王道捜査、但しハイテクは若者に頼る |
弱点 | 未解決事件 |
お気に入り度(5点満点) | ★★★ |
元刑事のビル・ホッジス(土師孝也)が未解決事件のシリアルキラーを追い詰める『ミスター・メルセデス』。
シーズン3まであるけれど、私は2でリタイア。
そして正確に言うとホッジスはシーズン1ではリタイアした元刑事、シーズン2でホリー(うえだ星子)と一緒に探偵事務所を立ち上げるという設定。
警察を辞め自由気ままで自堕落な生活をおくる主人公のホッジス。
そんな時に、警察時代に迷宮入りした事件が動き出し、接触を図ってきた犯人との駆け引きで翻弄されるホッジス。
その事件の関係者の従妹のホリーや高校生のジェロームの助けを借りて犯人ブレイディに近づき、捕まえることに成功するもホリーの反撃に遭いブレイディは昏睡状態に。
ここまでがシーズン1、2では昏睡状態のブレイディが他人を操って事件を起こし、おまけに覚醒。
え〜ブレイディうまいことやって無罪勝ち取ってまたシリアルキラーに戻るの?と思ったら射殺でジ・エンド。
ブレイディ目当てとしては死んでしまったのでシーズン3は観てないの。
ホッジスはボッシュやマグナムと比べると探偵感は少なめの印象。
探偵になったのもなりゆきでそうなった感だし、やる気みなぎるって感じでもない。
でも仕事にのめり込むのは他の探偵と同じで、絶対あきらめないしつこさもいい勝負。
でも他の探偵と違うのは、孫ほど違うホリーやジェロームの能力を認めて自分の弱点を補っているところ。
頑固でだらしなくて持久力とかなさそうだけど、やることはきっちりやるタイプかな。
(↑ホッジス(右)とジェローム。beginwatchofficialより)
名探偵ポワロのエルキュール・ポワロ
調査方法 | 細かい人間観察、どんな証拠も見落とさない |
弱点 | 雑然、不潔、まずい食事 |
お気に入り度(5点満点) | ★★★ |
シャーロック・ホームズ同様、いろんな俳優が演じている名探偵エルキュール・ポワロ。
私は観たのはデヴィッド・スーシェ版とピーター・ユスティノフ版とジョン・マルコヴィッチ版。
デヴィッド・スーシェ版『名探偵ポワロ』はNHKで一応全話観た。(けど多すぎて記憶に残ってないものもあり)
ここで紹介するのはデヴィッド・スーシェ版エルキュール・ポワロ。
イギリスに亡命したベルギー人。
よく名前を読み間違えられたり、フランス人と言われたり外国人扱いされてムッとすることも。
元警官だが、昔の高圧的な警官の印象はなく、いつも礼儀正しく身なりに気を使い女性に優しいポワロ。
そんな姿が一変するのが犯人を追い詰めるとき。
あの穏やかな紳士が口調も激しく犯人の身勝手な犯行を問い詰める姿は迫力あり。(特に吹き替えだと熊倉一雄さんだから余計に)
毎回思うのは相棒のヘイスティングス大尉。
たまにヒントになるようなことを言うものの、大活躍の印象がないのよね。
ポワロができすぎてヘイスティングスがヘナチョコに見えて仕方がない。
秘書のミス・レモンの方がよっぽど有能だと思う。(いつも超エレガント!)
ポワロがよく言う「灰色の脳細胞」の意味がイマイチよくわからない私。
自信家のポワロが卑下して言ってるのか、自慢して言ってるのか。
あのポワロだから卑下することは絶対ないだろうから、自分は優れた脳みその持ち主と毎回言ってるわけか。
う〜ん、ポワロに依頼すると見た目も含めなんか馬鹿にされそうだな、私。
そういえば独身だったポワロ。
たまに彼が「この女性のこと好きなんだろうな」と思うエピソードがあると普通の男の部分もあるんだと知ってちょっと安心する。
(↑エルキュール・ポワロ。officialagathachristieより)
フランキー・ドレイク ミステリーのフランキー・ドレイク
調査方法 | 有能な女性チーム、度胸あり |
弱点 | 詐欺師の母 |
お気に入り度(5点満点) | ★★ |
カナダ・トロントを舞台にしたドラマ『フランキー・ドレイク ミステリー』。
1920年代のトロントで唯一の女性探偵が主人公フランキー・ドレイク。
相棒は黒人女性のトゥルーディ、そして男性優位の職場で鬱憤がたまっている女性警官のメアリー、死体安置所員のフローと全員女性ばかりのチームで調査を行うのが特徴。
当時としてはかなり尖った生き方のフランキー。
元軍人でパンツスタイルにラフな髪型、バイクに跨り男顔負けに探偵として活躍する彼女。
でも、私はイマイチだった…。
ライフスタイルは現代女性とそれほどかわらないけど、なぜか共感できる部分が少なくて、応援したい!という気持ちになれず。
それよりも人種差別のある中、探偵として頑張る相棒のトゥルーディや、自分の力で事件を解決したいと張り切るメアリーの方が好感が持てる。
好みの問題かな。
(↑左からトゥルーディ、フランキー、フロー、メアリー。leelaurensmithより)
私立探偵ジャクソン・ブロディのジャクソン・ブロディ
調査方法 | 少々荒め、生傷絶えず |
弱点 | 娘、女性 |
お気に入り度(5点満点) | ★★★ |
元軍人で元警官のジャクソン・ブロディが主人公のイギリスのドラマ『私立探偵ジャクソン・ブロディ』。
ハードボイルド系の探偵もの?と思ったらそこまでシリアスではないものの、イギリスらしい重厚さもあって予想より面白かった。
ブロディは見た目普通のおじさん。
別居中の妻との間を行ったり来たりする娘との関係や、意外にも華やかな女性関係、元同僚のマンローとの関係、クールな秘書とのやりとりなど彼の周辺にいる女性が魅力的。
そんな彼女たちに翻弄されながら不器用に生きるブロディ。
なんか憎めないというか、魅力的なだらしなさというか、悲しすぎない哀愁がいい。
調査方法は体育会系。
もちろん頭は使うけど、どちらかというと身体が勝手に動いてしまうタイプで、いっつもどこか怪我してるイメージ。
熱いタイプだけど、同じような背景を持つボッシュほどシリアスにならないのがいい。
シーズン1しか観てないけど、2も観たい!
(↑ブロディ。pato_danieleより)
私立探偵の傾向
見事に元警官や元軍人ばっかり!
探偵業が前職の経験を活かしやすいというのがポイント。
でも前のやり方が通用せず(バッジの威力や装備の充実などがない)、そこで自分なりの調査スタイルを確立していくのが、それぞれのドラマの特徴とも言えそう。
でもみんな探偵になるとなぜか哀愁を感じるのは私だけ?
調査員
ボッシュ: 受け継がれるもののモーリス・バッシ
調査方法 | ハッカーのスキルを活かす |
弱点 | 真剣な恋愛 |
お気に入り度(5点満点) | ★★★★ |
刑事から私立探偵になったハリー・ボッシュが主人公の『ボッシュ: 受け継がれるもの』。
ボッシュが頼りにしているのがモーことモーリス・バッシ。
『受け継がれるもの』になってから登場する彼。
いつもPCの前に座り、調べたり盗聴したりハッキングしたりと無理難題を押し付けてくるボッシュの手となって働く彼。
シーズン2ではそんな仕事漬けの日々に恋の予感が。
ハッカーの集まり(!)でジェイドという女性と知り合うモー。
少しずつ距離を縮め、ジェイドの困りごとをスキルを活かして解決してあげるほど入れ込んでいるモー。
でも…でも…ハッカーにそんな上手い話はないのよ!
ジェイドに裏切られたモー、絶体絶命のモー。
いや〜ん、どうするの?と思ったら、彼らしくスマートに解決しおった!
しかもジェイドに選択の余地を与えて。(というかそれしか選べないように追い詰めた)
ボッシュにブーブー文句言いながらもちゃんと結果を出すモー。
物静かで知的で優しいモーなら是非仕事をお願いしたい!
(↑モー。boschamazonより)
ミーナ ~型破り調査員の事件簿~のミナクシ
調査方法 | 肌身離さないスマホと足 |
弱点 | 植物状態の弟 |
お気に入り度(5点満点) | ★★ |
青年が事故死するのを目撃し、その謎を追うインドのドラマ『ミーナ ~型破り調査員の事件簿~』。
主人公のミーナことミナクシが調査員。(会社は調査会社?よくわからない)
被害者の青年の母から事故ではないので調べてほしいと言われるも断り、そのことが頭から離れず自力で調べ始めると、謎のウイルス感染やバイオテロ計画などの真相に迫ることに…。
常にイライラしているミーナ。
それは仕事や上司への不満や自分の運転で起こした事故で家族を失ったことなどもういろいろ。
でもその不満や苛立ちが真相を解明したいという力に換わっているみたい。
行動力があるのは認めるけど、なんか行動に無責任な部分があって、そこは評価が低いところ。
誰かを犠牲にするなら、後のフォローがあってもいいのに、目的を達成したらあとは知らん、のスタイルはちょっといただけない。
(6話でウイルス感染者を強引に連れ出すも、適当な扱いで放置したままとか)
腕はいいかもしれないが、自分の興味のある依頼しか力を入れなさそうで、仕事は発注したくないタイプ。
(↑ミーナ。tanyamaniktalaより)
グッド・ワイフのカリンダ、ロビン、ジェイソン
調査方法 | 全員すば抜けた証拠発見能力 |
弱点 | カ:過去、ロ:自信のなさ、ジ:アリシア |
お気に入り度(5点満点) | ★★★★★ |
専業主婦から夫のスキャンダルのせいで弁護士に復帰したアリシア・フロリック(野沢由香里)が主人公の『グッド・ワイフ』。
舞台が法律事務所ということで個性的な調査員がいっぱい登場。
その中でも印象的だった3人を紹介。
まずシーズン1から6まで登場した調査員カリンダ・シャルマ(米倉紀之子)。
超有能でクールでカッコよくて大好き。
依頼人に有利になる証拠を探し出し裁判に勝つ、そのために全力を尽くす彼女。
人脈はもちろん、少々汚い手も使うし、なりすましで相手の懐に入り込む、ベッドでの情報収集も忘れない。
時にはバット片手に車をぶっ壊すなど、ヤンキーばりの手段に出ることも。
友だちがいない彼女の唯一といっていい友人がアリシア。
でもその友情をぶっ壊したのもカリンダ自身。
そんな彼女はS6でいなくなるけど、去り際もすごく美しい!
そしてシーズン4から登場する調査員がロビン・バーディーン。
カリンダの部下で、彼女の凄さを目の当たりにし自信をなくすロビン。
彼女はカリンダに助言を求め、自分の強みを必死で探し、少しずつ成長していく姿は応援したくなる。
後にアリシアが独立したとき一緒についていき、アリシアや事務所のピンチを救うことに。
親しみやすさはカリンダにはない魅力だと思う。
最終シーズンの7で登場する調査員がジェイソン・クラウス。
いや〜油断してた。
アリシアは元恋人のウィルを亡くしてからずーっとそれを引きずっていくんだろうなと勝手に思い込んでた。
でも違った、超ダークホース現る!
それがジェイソン・クラウス。
独立したアリシアが調査を依頼したのがフリーのジェイソン。
判事を殴って資格を剥奪された元弁護士。
もちろん有能、元弁護士だけに戦い方も証拠の集め方も熟知。
そしてアリシアのハートもつかんじゃった!(そこも有能)
夫ピーターやウィルともまったく違うタイプの彼。
そこに行くかアリシア!って思ったけどいいと思う。
結局、彼とはどうなるのか、夫と離婚して彼とくっつくのか。
知りたい方はぜひドラマを!
(↑ジェイソン・クラウス。jeffreyxdeanxmorganより)
カリンダやロビンも登場!
グッド・ワイフ女性陣で打順を組んでみた!
カリンダってどんな人?
グッドワイフのカリンダ・シャルマが気になる!米倉紀之子の海外ドラマ吹き替え
グッド・ファイトのマリッサ、ジェイ
調査方法 | 情熱のマリッサ、冷静なジェイ |
弱点 | マ:あったっけ?、ジ:在留問題 |
お気に入り度(5点満点) | ★★★★ |
『グッド・ワイフ』でアリシアのボスだったダイアン・ロックハート(小宮和枝)が主人公のスピンオフ『グッド・ファイト』。
ここで登場する調査員はマリッサ・ゴールドとジェイ・ディパーシア。
マリッサは『グッド・ワイフ』でもイーライの娘としてたまに登場してたので知ってる人も多いはず。
そのマリッサ、事務所を移ったダイアンに売り込み、アシスタントとして働くことに。
でも一介のアシスタントとして物足りなさを感じ、事務所のトップ エイドリアン(辻親八)に調査員にしてくれと売り込み成功。
自分の道は自分で切り開くマリッサは、調査方法も頭の回転の速さを活かし、弁護士たちの信頼を勝ち取っていく。
父があのイーライ・ゴールドだからか、空気を読むのことや相手の懐に飛び込むのが上手い、そして面白い。
が、しかしマリッサはシーズンが進むとどうやら調査員じゃなくなるらしい。(まだ観てない)
地頭がいいからもっと上を目指すようだけど、どう変化するのか楽しみ!
マリッサの上司に当たるのがジェイ・ディパーシア。
調査員として働く彼、マリッサが調査員になってからその座を巡ってちょっとモメるが、それぞれの強みを認め合い関係はだんだんといい感じに。
いつも冷静で淡々と仕事を進めるイメージのジェイ。
どこか事務所全体を一歩引いた感じて見てる気が。
弁護士個人のトラブルも秘密裏に調査したりなど、みんなからの信頼は厚い。
マリッサと比べると華はないけど、堅実性ならジェイかな。
でも私が依頼するならマリッサにする!
面白そうだし、意外性のあるネタをつかんできそうだから。
(↑マリッサ。elsbethcbsより)
(↑ジェイ。elsbethcbsより)
ミディアムのシンシア・キーナー
調査方法 | アリソン頼み |
弱点 | アリソンの夢次第 |
お気に入り度(5点満点) | ★★★ |
事件の真相やヒント、未来のことが夢で見えるアリソン・デュボアが事件を解決していくドラマ『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』。
ここで登場する調査員はシーズン4から登場するシンシア・キーナー。
シーズン3で霊能力がバレ、検事局を辞めたアリソン。
そんな彼女に仕事を持ちかけたのがシンシア。
彼女は民間調査会社アメリティップスの社員。
アリソンの力を疑っていたものの、その能力を知ると協力を求める。
しかも会社には内緒で、ギャラはシンシア個人から支払うと。
それは会社にアリソンの存在を知られたくないため、そして実績を上げるため。
すごくわかりやすいシンシア。
調査員の仕事にやりがいとプライドを持っている彼女。
解釈がわからない夢を見るアリソンに苛立つこともしばしば。
でもそれは解決したいがため。
とてもタフで頼もしいシンシア。
これから話が進むと、もっと彼女の隠された部分が見えてくるのかも。(まだS4中盤なので)
(↑シンシア・キーナーを演じたアンジェリカ・ヒューストン。anjelicahuston_fanpageより)
トラッカーのコルター・ショウ
調査方法 | サバイバル術を駆使した人探し |
弱点 | 父の秘密 |
お気に入り度(5点満点) | ★★★★★ |
懸賞金がかけられた行方不明の人を探すトラッカーが主人公のドラマ『トラッカー』。
厳密に言えば調査員ではないが、やってることはほぼ同じということで強引にカテゴライズ。
子どもの頃に鍛えられたサバイバル術を駆使し、警察ができないような捜査や方法で人を探し出す主人公のコルター・ショウ。
彼をサポートするテディ、ヴェルマ、レニー、ボビー(海外ドラマに登場する分析官&天才ハッカーたちで紹介)が全員優秀。
だからコルターも安心して人探しに専念できるということ。
彼の弱点は家族、特に父親。
転落死した父には何か秘密が、そしてその場に居合わせた兄ラッセルや母にも不信感を抱くコルター。
このへんの謎も次第に解き明かされる模様。
続きが楽しみ!
(↑コルター・ショウ。trackercbsより)
調査員の傾向
個性的で探偵よりも弱肉強食感が強い印象が。
特にグッド・ワイフやファイトのような法律事務所のお抱え調査員は、使えないとわかると即切られるシビアな世界。
その点ミーナは普段の仕事に不満だらけで、でも生活のために調査員をやってるのが丸見え。
ジェイソンもやりがいを求めるタイプには見えなかった。
探偵よりもやる気の差が大きいのが調査員かも。
最後に
私立探偵と調査員が登場する海外ドラマ。
最近では『スウィディッシュ・ディックス 私立探偵社』を1話観たけど早々にリタイア。
『リフォーム探偵シャノン』『ガレージセール・ミステリー アンティーク探偵ジェニファー』などなんでもありの設定。
次はどんな探偵や調査員が登場するのか楽しみ!
まだ観ていないドラマもかなりあるので少しずつ追加していくつもりです。
また、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ!
※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。
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