訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

映画が元ネタの海外ドラマ

映画と似てる派とインスパイア派に別れる映画が元ネタドラマ

映画のストーリーを膨らましたり、アレンジしたり、発想だけいただいたりと映画が元ネタの多彩な海外ドラマ。
映画の世界観そのままのものや、タイトルは同じでもドラマはほぼ別物だったり。
私は映画観てからドラマ化が気になる派です。
また、紹介タイトルはドラマのものです。
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。カッコ内は吹き替え、掲載はドラマ制作年代順。

イコライザー

(↑フィルムNAVI【海外ドラマ・映画】より)

元ネタ映画|イコライザー(デンゼル・ワシントン)
元ネタ映画との違い|主人公が男性から女性へ

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ホームセンターの店員ロバート・マッコールが主人公の映画『イコライザー』
物静かで穏やかなマッコールが元工作員のスキルを活かして弱いものを助け、鮮やかに敵を倒していくストーリー。

ドラマ化された『イコライザー』の主人公は元CIAの最強シングルマザーのロビン・マッコール。(名前似てる)
主人公の前職は違うものの、弱きを助ける凄腕のイコライザー(救済者)という設定は同じ。
ロビンを演じるのはラッパーでもあるクイーン・ラティファ。
正直、このぽっちゃりさんがあのマッコール?とかなり期待値低めだった。
でも、アクションにキレもあるし、ストーリーも面白かった。(S2まで試聴)
娘にイコライザーであることを隠し、どうにか誤魔化しながら活動していたものの、ある日バレてしまい関係がギクシャク。
映画版よりも家族要素が強め、でもそこが女性主人公にプラスに働いている。
あと、ロビンをバックアップする仲間も映画より充実。
映画を無理やり拡大させた感はなく、元ネタを知らなくても十分楽しめる。
欲を言うなら、アマプラは字幕しかないので吹き替えで観たかった…。

【補足】
映画が元ネタといいながら映画『イコライザー』の元ネタは80年代のドラマ『ザ・シークレット・ハンター』と指摘をいただきました。
でもこのまま残しておきます。

(↑チームロビン。theequalizercbsより)

スーパーマン&ロイス

(↑ワーナー ブラザース 公式チャンネルより)

元ネタ映画|スーパーマン(クリストファー・リーヴ)
元ネタ映画との違い|田舎町に暮らすスーパーマンと家族が中心に

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映画『スーパーマン』は数々のピンチを超人的なパワーで救う物語。
何作もある人気シリーズ。
映画ではロイスはクラーク・ケント(スーパーマン)の同僚。
それがドラマ『スーパーマン&ロイス』では結婚して双子の息子がいる設定。
そして舞台もクラークの故郷スモールビルに。
そこで暮らすクラークの家族がストーリーの中心。
父がスーパーマンだと知らない思春期の息子たちとの関係や、力のコントロールができない息子とどう向き合うか悩むクラークとロイス。
もちろんそこにはお約束の敵も登場。

「仕事も家庭も大切したい父親」を反映させた現代に生きるスーパーマン。
戦闘要素よりも家族の絆に重点を置いたファミリードラマともいえそう。
映画のスーパーマンのその後と、もうひとつの素顔がドラマ版という感じ。

(↑cwsupermanandloisより)

LA’s FINEST/ロサンゼルス捜査官

(↑U-NEXTより)

元ネタ映画|バッドボーイズ(マーティン・ローレンス、ウィル・スミス)
元ネタ映画との違い|映画の主人公マーカスの妹と相棒の女性刑事がメインに/マイアミからロスが舞台に

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映画『バッドボーイズ』といえば、2024年に最新の『バッドボーイズ RIDE OR DIE』が公開されたばかり。(シリーズ4作目)
映画は主人公マーカス&マイクの男2人が派手な銃撃戦やカーチェイスを繰り広げるアクションもの。
これを元ネタにしながら新しく派生したのがドラマ『LA’s FINEST』

ドラマでは、映画のマーカスの妹シドニー・バーネット(シリーズ2作目に登場、本田貴子)とナンシー・マッケンナ(坂本真綾)の女性コンビが主人公。
二人とも刑事にしてはファッショナブルで、めっちゃいい家に住んでる(公務員なのに)。
それぞれが問題を抱えながら悪党を追う日々。

マーカス(家族第一)の妹シドニーは独身生活を謳歌、彼女の相棒ナンシーはマイク(独身モテ男)とは違って家族を大切にするという、映画とは逆の設定。
そしてバッドボーイズのちょい劣化版みたいなWベンズ(ベン・ベインズ(坂詰貴之)&ベン・ウォーカー(加瀬康之))もいたり。
シドニーとナンシーのプライベートや、心の闇を丁寧に描いているのはドラマの長尺ならでは。
ただ、個人的には映画の方がシンプル&観た後スッキリで好みかも。

(↑シド&ナンシー。lasfinestfoxより)

クリムゾン・リバー

(↑France Télévisionsより)

元ネタ映画|クリムゾン・リバー(ジャン・レノ、ヴァンサン・カッセル※2もあり)
元ネタ映画との違い|主人公の一人は同じ名前、若手刑事は男性から女性へ

【映画】クリムゾン・リバー

猟奇的な事件を解決する刑事二人を描く『クリムゾン・リバー』
これは映画もドラマも同じ、ダークな雰囲気も。
違うのは主人公の設定。
ベテラン刑事のピエール・ニーマンスは同じ、相棒の若手刑事は映画がヴァンサン・カッセル演じるマックス・ケルケリアン、ドラマはエリカ・サント演じるカミーユ・クローネ。

ドラマの『クリムゾン・リバー』も犯罪描写や雰囲気は閉鎖的で陰鬱。
それがニーマンスとカミーユの二人の疲れた顔にあってる。
毎話スッキリした気分で終わらないのもこのドラマの持ち味かも。

映画に比べ、主人公の派手さはないけど、どのエピソードもじっくり腰を据えて観たくなる重厚な内容。
あっ、男女コンビだけど師匠と弟子の関係なんで、色恋に発展しないのもいい。
ニーマンスの事件関係者と関係を持ってしまうの、警察官として考えものだと思う。

(↑カミーユとニーマンス。hitcheckerより)

リーサル・ウェポン

(↑ワーナー ブラザース 公式チャンネルより)

元ネタ映画|リーサル・ウェポン(メル・ギブソン、ダニー・グローヴァー)
元ネタ映画との違い|主人公の名前もキャラの設定もほぼ同じ

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映画『リーサル・ウェポン』は全4作、ドラマ版はS3まで。
破天荒キャラのリッグスと家族思いのマータフ、ロス市警が舞台と設定は同じ部分が多い。
ただし、ドラマ版はリッグスがS2で降板し、S3では代わりにコールがマータフの相棒に。

ドラマ版『リーサル・ウェポン』はそれぞれのキャラの背景を丁寧に紹介している感じ。
リッグスが自暴自棄になった理由や妻の事故死の真相、マータフはやり手弁護士の奥さんのおかげかかなりの豪邸住まい、家族との関係性も映画版とは時代の変化を感じる。
ドラマの方が二人のやりとりにコメディ感を感じるかも。
特にマータフはリッグスの無茶な捜査にあきれながらも、いつしか自分も同じようになっていたり。
映画が好きな人はドラマも違和感なく入り込めそう。
でもリッグスの好き嫌いははっきり分かれそう、私は大好きだけど。

(↑マータフ(左)とリッグス。claynecrawfordより)

ファーゴ

(↑S5予告編。Rotten Tomatoes TVより)

元ネタ映画|ファーゴ(ウィリアム・H・メイシー)
元ネタ映画との違い|同じタイトルでも内容はまったく別物。ストーリー展開は映画から発想を得たもの

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映画『ファーゴ』を観たとき、なんともいえない気分になったのを覚えている。
主人公で車の営業マン・ジェリーの行き当たりばったりの犯罪が、雪だるま式に悪い方向へ行く「目を覆いながらも隙間から見てしまう」あの感じ。
あの雰囲気はドラマ化した『ファーゴ』にもちゃんとある。
舞台となったアメリカ中北西部(ミネソタ、ノースダコタ、サウスダコタ、ミズーリ、カンザスなど)も映画とドラマ共通。

S1はうだつの上がらないレスター(森川智之)と殺し屋マルヴォ(山路和弘)が出会ってしまったがために次々起こる悲劇。
S2は美容師ペギー(石塚理恵)が轢き殺したギャングとその抗争相手を巻き込んだ捕物劇。
S3は保護司レイ(三上哲)の小さなミスから広がる悲劇が、彼の兄やレイの婚約者の復讐劇にまで発展。
S4はイタリア系と黒人ギャング団の抗争を発端に、サイコパスの看護師、強盗、葬儀屋が頭脳戦を繰り広げる。
S5はDV夫から逃げ出した主婦が夫と闘い勝利するまでを描く。S5のみ少し毛色が違って、エンディングでちょっと幸せな気分に。

どちらも単体で十分楽しめるけど、映画を観てからの方が展開の基本がわかってよりドラマが面白く感じるかな。
そして同じキャラが映画やドラマをまたいで登場したりもあるので、一気に観るのがオススメ。

(↑S5。moodfellaspodcastより)

ベイツ・モーテル

(↑NBCユニバーサル公式より)

元ネタ映画|サイコ(アンソニー・パーキンス)
元ネタ映画との違い|映画の主人公ノーマンの少年時代を描いたのがドラマ

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ヒッチコックの有名なサスペンス映画『サイコ』
最後に母の正体を知った時の驚き…。
20代の頃、ヒッチコック作品をいろいろ観たけど、サイコは一番印象に残っている。

ドラマ『ベイツ・モーテル』は主人公のノーマンの少年時代が舞台で、彼がどうしてああなったのかを描いたもの。
映画のキーパーソンとなる母ノーマ(日野由利加)ももちろん登場。
そしてあのモーテルが当然舞台に。
ノーマンの性格形成の影には当然母がいるわけで、でその母も過去にいろいろあり、かなり強烈。
ドラマの中には映画への伏線がちゃんと張られているので、ドラマを観てから映画を観るとよりわかりやすいかも。

トランスポーター ザ・シリーズ

(↑ワーナー ブラザース 公式チャンネルより)

元ネタ映画|トランスポーター(ジェイソン・ステイサム)
元ネタ映画との違い|主人公の設定や仕事(運び屋)、3つのルールも同じ

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ジェイソン・ステイサムがかっこいいと思ったのが映画『トランスポーター』
シリーズは4作品あり、私は1作目が一番好き。
3つのルール(契約厳守、名前は聞かない、依頼品を開けない)を守り、信頼を得てきたのに、毎度これを破ってトラブルに発展するというおなじみの展開。
スーツをビシッと着こなし車をあやつるフランク・マーティンのかっこいいこと!

ドラマの『トランスポーター ザ・シリーズ』の主演はクリス・ヴァンス。
悪くないけどステイサムに比べたらちょっと華がない。
あと、映画に比べるとフランクの仕事が組織化されてる。(フランクの負担軽減!)
フランクをサポートするカーラ、メカニック担当のディーターが登場。
映画ファンにはおなじみのタルコニ警部は同じくフランソワ・ベルレアンが演じている。
そしてフランクの吹き替えは今は亡き藤原啓治さん。
映画の吹き替え山路和弘さんと同じ系統のガサガサハスキー声はフランクの統一イメージだな。

いかがでしたか、映画が元ネタの海外ドラマ。
最近ドラマ版『イコライザー』を観て思いついたネタ。
紹介した以外にもターミネーターが元ネタの『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』、12モンキーズが元ネタの『12モンキーズ』、TAXiが元ネタの『TAXI ブルックリン』などがあるけど、どれも観てないので今回は取り上げず。
どっちを先に見るか問題はお好みだけど、年代を追っていった方がわかりやすかも。

また、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ!
※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。

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