訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

海外ドラマのお気に入りショーランナーたち!

最近よく見る「ショーランナー」という言葉。
ドラマや映画の制作総指揮者のことをショー(Show)ランナー(運営する)というらしい。
で、調べてみたら好きなドラマに共通しているショーランナーを発見。
ドラマの傾向やどういうところが好きなのかをご紹介。
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。カッコ内は吹き替え声優名です。

そもそもショーランナーって?

映画やドラマの制作総指揮者のことを指し、特にドラマでは脚本家がその役割を担うことが多いらしい。
脚本家が企画を練り、それを売り込む。
企画が通って本格的にスタートすると、いろんなところ(内容やキャスティングなど)を仕切ることができるという絶大なパワーを持つショーランナー。
つまりそのドラマに自分のカラーを反映させることができる権限があるということ。
なので好きなドラマのショーランナーが他の好きなドラマと同一人物だったというのは自然なことかも。

グッドワイフを指揮|ロバート&ミシェル・キング夫妻

【代表作】

●グッド・ワイフ
夫のスキャンダルで弁護士に復帰したアリシア(野沢由香里)の仕事・家庭・恋愛激闘記。

●グッド・ファイト
リタイア直前にピンチに陥った弁護士ダイアン(小宮和枝)の闘う日々を描いたリーガル人間ドラマ。

●ザ・バイト
コロナ禍のNYに蔓延するゾンビウイルスの謎に挑む医師レイチェルと作家を目指すリリー(園崎未恵)のブラックホラーコメディ。

●イーヴィル: 超常現象捜査ファイル
司法心理学者クリステン、神父見習いデヴィッド、便利屋ベンが悪魔憑きや神の奇跡の真相を探るというホラーミステリー。

【作品の傾向】

自分の力で生き抜く賢い女性の物語。弁護士、医師、心理学者など主人公の女性のインテリ度高し。
ただしテーマはバラエティに富んでいる。

【好きな理由】

女性の描き方が好き。パワーを全面に押しだした力強さではなく、しなやかでハートは熱くても頭はクールなところが好み。
作品ごとに設定がまったく違うので期待感が高まる。

【ここも気になる】

『グッド・ワイフ』の麻薬王ルモンド・ビショップが『イーヴィル』では神父見習いのデヴィッドだったり、『グッド・ファイト』の弁護士リズが『ザ・バイト』の主人公レイチェルだったりと、お馴染みの顔があちこちに登場。
キャスティングの権限もあるショーランナーだから、お気に入り俳優があちこちに登場するのも納得。
あと、『イーヴィル』のオープニングは『グッド・ファイト』と雰囲気が似ている。

(↑左からイーヴィルのベン、クリステン、デヴィッド。evilより)

(↑右2人がキング夫妻。goodwifewritersroomより)

ロバート&ミシェル・キングの代表作『グッド・ワイフ』の女性陣で打順を組んだら↓

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骨太テロものがお得意|ハワード・ゴードン&アレックス・ガンサ

【代表作】

●24 -TWENTY FOUR-
24時間ぶっ通しでテロリストを追いかけ、計画を阻止するジャック・バウアーが主人公の大ヒットドラマ。

●HOMELAND(ホームランド)
双極性障害を患うCIA作戦担当官のキャリー(岡寛恵)の壮絶なテロとの闘いを描いたドラマ。

【作品の傾向】

アメリカVSテロリスト。主人公は仕事に集中しすぎるあまり一線を超えまくる傾向が。
観終わるとどっと疲れる。

【好きな理由】

不屈の精神でテロを阻止しようとする主人公が自分とはあまりにかけ離れて人間離れしているところ。
そして本当にあってもおかしくないストーリーを作るクリエイティブ力のすごさ。

【ここも気になる】

『24』のジャック・バウアーを演じたキーファー・サザーランド、『ホームランド』のキャリーを演じたクレア・デインズ、主人公はこの二人以外考えられないというほどのキャスティングの完成度の高さ。

(↑ジャックとクロエ。official24より)

(↑ハワード・ゴードンとクレア・デインズ。clairedanesnlより)

弁護士もの多数|デビッド・E・ケリー

【代表作】

●ミスター・メルセデス
メルセデスベンツで大量殺人を犯したサイコパスと元刑事ホッジス(土師孝也)の頭脳戦。

●フレイザー家の秘密
殺人容疑をかけられた医師ジョナサン(森田順平)と無罪を信じる妻グレイス(田中敦子)が真相にたどりつくまでを描いたサスペンス。

●ハリーズ・ロー 裏通り法律事務所
独立して小さな法律事務所を開業した弁護士ハリー(小宮和枝)が主人公のヒューマンリーガルドラマ。

●アリー my Love
デビッド・E・ケリーの代表作ともいえるこのドラマ。でも残念ながら観てないです…すいません。

【作品の傾向】

『ハリーズ・ロー 』『アリー my Love』以外にも弁護士が主人公の『ザ・プラクティス』『弁護士ビリー・マクブライド 』『リンカーン弁護士』(ドラマ版)など、彼自身が弁護士だった経歴を感じるドラマが多い。

【好きな理由】

弁護士ものをそれほど観ていないので、彼のドラマで好きなのはダークミステリーもの。
『ミスター・メルセデス』『フレイザー家の秘密』も人格破綻したサイコパスが登場。
このぶっ壊れ具合の描き方が好き。

【ここも気になる】

この投稿をきっかけにデビッド・E・ケリーお得意の弁護士ものにチェレンジしてみようかと。
もしかしたら共通項が何か見つかるかも。
あと、『フレイザー家の秘密』『ナイン・パーフェクト・ストレンジャー』(未視聴)『ビッグ・リトル・ライズ』(未視聴)とニコール・キッドマン率高し!

(↑フレイザー家の秘密のジョナサンとグレイス。undoinghboより)

(↑デビッド・E・ケリーと妻のミシェル・ファイファー。michellepfeifferofficialより)

『フレイザー家の秘密』のレビューはこちら↓

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豪華なキャストで描くセレブ家族崩壊ミステリーこの投稿をInstagramで見るThe Undoing(@undoinghbo)がシェアした投稿 (↑undoinghboより)[…]

華やかさと毒が共存|マーク・チェリー

【代表作】

●デスパレートな妻たち
ウィステリア通りに暮らす妻たちの悩みや葛藤、人間関係や恋愛などにサスペンスとコメディをプラスした女の本性丸見えドラマ。

●デビアスなメイドたち
豪邸で働くメイドたちと雇い主のセレブたちのスキャンダラスな日常を描いたドラマ。メイドたちは全員ラテンアメリカ系。

●Why Women Kill ~ファビュラスな女たち~
一軒の豪邸を舞台に60年代、80年代、2010年代の異なる時代を生きる妻が夫との関係に悩み、ことを起こすまでを描いたブラックコメディ。

【作品の傾向】

妻やメイド、セレブなど女性の日常に潜むダークな部分をアメリカっぽくやけに明るく描く。
どのドラマも女性のファッションが華やかで観ていて楽しくなる。

【好きな理由】

どのドラマの女性も時代や立場が違っても常に何かに悩み、解決しようとして成功したり失敗したり、泣いたり笑ったりと不変なところ。
同性として共感できるところが多い。
そして女性の描き方がきれいすぎないのがいい。
邦題の付け方に統一感があっていい。

【ここも気になる】

『Why Women Kill ~ファビュラスな女たち~』はシーズン1のみ完走。80年代バブル真っ只中に生きるシモーヌの吹き替えが沢海陽子さんで、傲慢なお金持ちキャラにピッタリ。
どこか垢抜けないおばさん感が漂う声質はこのキャラで好きになったかも。
『デビアスなメイドたち』のマリソルも沢海さんが担当。
こちらは『アグリー・ベティ』のヒルダを演じたアナ・オルティスのフィックスです。

(↑ファビュラスな女たちS1の主人公ベス・アン、シモーヌ、テイラー。why_women_killより)

(↑マーク・チェリーと出演女優たち。lparrillapicsより)

いかがでしたか、お気に入りのショーランナーたち。
最近ではこのショーランナーの作品が観たい、というような選び方をすることも。
テーマやストーリーはまったく違うのに、どこか雰囲気が似ていたり俳優がかぶっていたりとショーランナー括りでしか気づかないことを発見したときのうれしさ!
今後も気になるショーランナーは追加していく予定です。

また、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ!
※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。

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