訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

管理人の海外ドラマ事情10【ドラマ漬けのGW】

ブログ管理人の2022年GWの海外ドラマ視聴状況

今年のゴールデンウィークは(も)ほぼ海外ドラマを観ていた管理人です。
ネットフリックスに加入したばかりなので、そのドラマを中心にご紹介。
※少々ネタバレしてます。カッコ内は吹き替えです。

GW視聴ドラマその1|ザ・クラウンS1(吹替版)

(↑エリザベス女王とフィリップ殿下。thecrownnetflixより)

「ネットフリックス加入!だからこの吹替ドラマが観たい!」でも書いていましたが、早速ネットフリックスで『ザ・クラウン』観ました、まずはシーズン1。(全10話)

面白かった!
イギリス女王即位前のエリザベス王女がイギリスに帰化したフィリップ(川島得愛)と結婚するあたりからスタートする物語。
彼女の父で王のジョージ6世(森田順平)や母エリザベス(同じ名前)、妹のマーガレット王女など名前は知っていてもどんな人物か知らなかった人たちも丁寧に描かれていて、どうやってあのエリザベス女王が出来あがっていったかがわかって本当に面白い。
史実に基づいて描かれていて、エリザベスが女王になることによってフィリップ殿下は仕事も名前も奪われたり、マーガレット王女は愛した人と結婚できると希望を抱いたにもかかわらず引き離されたりと、生々しい人間ドラマに惹かれるのは垣間見ることができない王室だから。
そして女王の苦悩も一応わかるふりはするけれど、やっぱり庶民には計り知れないほどの重圧はどうやっても理解できないもの。

まだシーズン1しか観ていませんが、これが何シーズンも続くのかと思うとワクワク。
『ザ・クラウン』観ながら片手にはスマホ。
「これ(いろんな事件)ほんとなの?」というようなこと(女王がアフリカ訪問中に王が死去やマーガレット王女とタウンゼント大佐との不倫、チャーチル首相の肖像画の焼却処分など)をネットで調べながら観てました。
それもまた楽しい!
そして演じる俳優がそれぞれ絶妙に本人に似ているのも見どころ。
オススメはチャーチル首相を演じたジョン・リスゴー(宝亀克寿)。
『デクスター』ではトリニティ・キラーを演じていた彼のチャーチルへの憑依ぶりはぜひ見てほしい!

『ザ・クラウン』は一旦シーズン1で休憩。
重厚で史実に基づいた人間ドラマを観続けるには、少し違うドラマで箸休めしたいと思いテイストの違うものにチャレンジしてみることに。

(↑女王の妹マーガレット王女とタウンゼント大佐。thecrownnetflixより)

GW視聴ドラマその2|マインドハンターS1(吹替版)

(↑Netflix Japanより)

(↑ホールデン(左)とビル。mindhunterより)

同じく「ネットフリックス加入!だからこの吹替ドラマが観たい!」でも書いていた観たいドラマ『マインドハンター』
FBI行動科学班の捜査官が主人公ということで私は『クリミナル・マインド』みたいなドラマだと予想。
違ってました。
行動科学が実際の捜査に使われる前、研究が始まった段階のお話。
舞台は1970年代のFBI。
人質立てこもり事件の捜査に失敗しFBIアカデミーの教官に左遷となったホールデンと、一人でアメリカ各地の警察に出向きFBIの捜査方法やアドバイスを行っているビルが、犯罪心理学を研究するウェンディと共に、凶悪犯への聞き取りから調書には書かれていない犯人の心理を分析し、捜査に役立てようとする姿を描いたドラマ。
まだシーズン1の7話までしか観ていませんが、『クリミナル・マインド』に比べたら恐ろしく地味、でも面白い。

一番惹かれたのは実在のサイコパスが色々登場するところ。
70年代には数々の凶悪な連続殺人事件が起こっていたアメリカ。
その犯人たちにホールデンとビルはデータ収集のため話を聞きに行くのですが、最初は架空の犯人かと思ってました。
でもドラマ内に実在の凶悪犯の名前がでてきて「もしかして話を聞いてる凶悪犯て実在するの?」と調べてみたらいた!ホントに!!
エドモンド・ケンパーにジェリー・ブルードス、モンティ・リセルなど。
『ザ・クラウン』同様、スマホ片手に彼らが起こした犯罪の詳細を調べたり。

まだまだ犯罪心理が捜査の手助けになると信頼を得られなかったこの時代、地道に犯罪者たちからデータを集め分析する行動科学班。
この先の見えないデータ収集はいつになったら実践版『クリミナル・マインド』になるのか。
そしてこの仕事は行動科学班の面々の心にどう作用していくのか。
どうやらシーズン2で終了のようですが、この先が楽しみです。

そういえば『クリミナル・マインド』で最初のチームのリーダーだったジェイソン・ギデオン。
後にチームに加わるロッシとFBIの行動分析課を立ち上げ、その若き二人がでてくるエピソードがあったけど(どのシーズンか忘れました)、これってホールデンとビルみたいな感じ?
ちなみに『マインドハンター』の主人公のFBI捜査官には実在のモデルがいるよう。
『クリミナル・マインド』もその実在の人物をヒントにしたんでしょうかね?

(↑エドモンド・ケンパー(上)とビル。holtmccallanyより)

GW視聴ドラマその3|ミスター・メルセデスS2(吹替版)

(↑ブレイディ・ハーツフィールド。starzplayukより)

「恐ろしいほど魅力的?海外ドラマのサイコパスたち」でも紹介していた『ミスター・メルセデス』
こちらはアマゾンプライムビデオで視聴しました。

『ミスター・メルセデス』は主人公の元刑事ビル(土師孝也)が、現役時代未解決だった事件の犯人メルセデス・キラーからの挑発をきっかけに、独自の調査で犯人を追い詰めるというストーリー。
「恐ろしいほど魅力的?海外ドラマのサイコパスたち」投稿時はシーズン1まで観ていましたが、GW中にシーズン2をチェック。
シーズン1ラストは犯人ブレイディ・ハーツフィールドがホリーにぶん殴られたところで終了。
死にはしないものの、再び日常生活をおくるのは難しいだろうなと思われる植物状態に。
それがどうシーズン2につながっていくのか見せていただこうじゃないのと観始めたら…。

想像の上をいく「絶対無理やん!」な設定はやっぱりスティーブン・キング節炸裂。
これ苦手なんですが意外にもシーズン2は面白く観られました。(少しスティーブン・キング見直した)
植物状態でありながら他人の脳内に憑依し、自殺や犯行をそそのかす悪魔ブレイディ。
そこに結果的に手を貸すことになってしまった医師のバビノー(綱島郷太郎)と製薬会社勤務の妻コーラ(林真里花)。
植物状態から奇跡的に回復したブレイディ。
病院から逃走して、またまた誰か殺すのかと思ったら自首、まさかの自首。
そしてメルセデス事件の裁判が始まるも、まさかの棄却??
うっそ〜ブレイディにお咎めなしですかぁ?と思ったら…。

シーズン2のラスト、私はスッキリしました。
一応ブレイディについてはケリがついたので『ミスター・メルセデス』はシーズン2を持って視聴終了します。
だって気づいたんだもん、なぜ『ミスター・メルセデス』を観ていたか。
それはブレイディが見たかったから。
その彼がいなくなった今、もういいかなと思って。

(↑右端が主人公のビル。audiencenetworkより)

ブレイディのようなサイコパスが登場するドラマはこちら↓

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GW視聴ドラマその4|グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバースS4(字幕版)

(↑ウィル(左)と刑事のジョーディ、シドニー。itvより)

BS11で放送していた『グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース』
録画したまま放置していたシーズン4をチェック。
幼馴染のアマンダとの実らぬ両思いから一転、二人で一緒に生きていくのかと思ったらまさかの破局となったシーズン3。
結局、愛する女性より信仰を取ったシドニーにかなりガッカリ…。
シーズン4は牧師として生きるシドニーに新たな問題が起こるのかと思ったら予想外の展開が。

正直、アマンダを捨てたシドニーに好感度はかなり下がり気味。
そしたらもっと下がることが。
なんとシーズン4第2話で別の女性と生きることを決めたシドニー。
おい!アマンダと別れてまで牧師として生きることを選んだのに、よりによって別の女性と生きる、しかもイギリスではなくアメリカで!
どうなってんの?

主人公が不在で『グランチェスター』どうなんの?と思っていたら違うイケメン牧師さん登場。
新任の牧師はちょっとヤンチャな雰囲気のウィル。
女性たちから注目されるイケメンウィルですが、そんな彼にもダークな過去が。

『グランチェスター』にでてくる牧師シドニー、レナード、ウィル。
シドニーは愛と信仰に揺れ動き、レナードは同性愛に悩み、ウィルは父との葛藤を抱える。
みんな何かしら問題を抱え苦悩する若者ばっかり。

そうだ、今後シドニーはこのまま消滅してしまうの?
ウィルも魅力的だけど、それが一番の気掛かりです。

(↑itvより)

GW視聴ドラマその5|マクドナルド&ドッズ 窓際刑事ドッズの捜査手帳(字幕版)

(↑マクドナルドとドッズ。talagouveiaより)

『グランチェスター』と同じくBS11で放送されていた刑事ドラマ『マクドナルド&ドッズ 窓際刑事ドッズの捜査手帳』
第1話を録り忘れるという失態を犯した私。
2話ごとにひとつの事件を解決していくので、事件の概要や登場人物の関係性がさっぱりわからないまま第2話から視聴。
そんな中途半端な状態でもなかなか面白く観ました。

主人公のドッズは冴えないベテラン巡査部長。
その相棒で上司のマクドナルドはロンドンから赴任してきた警部。
上昇志向の強いマクドナルドに、見落としがちな証拠から事件の核心へ踏み込むドッズの凸凹上司部下コンビ。
ありがちな設定ですが、ドッズがいい。
いかにも冴えないおじさん刑事は、コロンボを英国紳士にした感じ。
ドッズの立てた推理はあっさり覆されるも、実は真相を突いていたという王道パターンは観てて「ほら冴えないおじさん(ドッズ)だけど実はデキる男なのよ!」と応援したくなる愛すべきキャラクター。
BS11では全4話(シーズン1)で終了してしまいましたが、どうやらシーズン2もあるようです。
機会があればぜひ!

以上が今年のGWに観た海外ドラマです。
『ザ・クラウン』は一気に観ました。
自分のことをドラマ化されたエリザベス女王はどんな気持ちでこれを観るんでしょうか。
「ネットフリックス加入!だからこの吹替ドラマが観たい!」で挙げた絶対観たいドラマのひとつ『クイーンズ・ギャンビット』は、『ザ・クラウン』を観てからにしようと思っています。
女性が主人公が続くのがちょっといやだったので間に『マインドハンター』を挟んでみました。
視聴ドラマがたまったらまた「管理人の海外ドラマ事情」を更新しますね。

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