訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

海外犯罪ドラマの行方不明ママはスパイや悪役で戻ってくる?

犯罪ドラマの行方知れずのお母さんは大抵スパイか犯罪者?

あれ?こういうお母さん観たことある、っていうのないですか?
海外ドラマの犯罪もので、行方知れずのお母さんは大抵スパイか犯罪者じゃない?というどうでもいい仮説を検証してみたいと思います!
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。カッコ内は吹き替えです。

ロシア&CIA率高しのスパイ母さんたち

ブラックリスト|ロシアのスパイ・リズの母カタリーナ・ロストヴァ

職業ロシア人スパイ
不在理由死亡?行方不明?
吹き替え木下紗華/一城みゆ希

(↑若い頃のカタリーナ・ロストヴァ。lotteverbeekより)

(↑現在のカタリーナ・ロストヴァ。nbcblacklistより)

『THE BLACKLIST/ブラックリスト』のメインキャストで主人公レッド(大塚芳忠)に指名され、彼の情報をもとに犯罪組織を追うことになったFBI捜査官のエリザベス・キーン(通称リズ、甲斐田裕子)。
このリズの母カタリーナは父が亡くなった火事の後、行方不明に。
この火事のくだりはリズの回想として時々でてきますよね。
リズは母との思い出が蘇ったり(父を名乗るアレグザンダー・カークに連れてこられた別荘で)、母と関係のあるレッドに彼女のことを聞いたりなど、なんとか母のことを知りたいと動きだす彼女。
そのカタリーナ、なかなかでてこないんですよね!
どうやら母カタリーナはKGBのスパイで、もちろんレッドとは何やらありそう。
リズの場合、母カタリーナはもちろんレッドとの関係が明らかになっていくのもドラマの大きなポイントのひとつ。
レッドと母カタリーナの関係は?リズと母は再会できるのか?そして母はリズの味方?敵?いったい何者?
とシーズンが進むにつれ母カタリーナの重要度が増していきますよ。

エイリアス|ロシアのスパイ・シドニーの母イリーナ・デレフコ

職業ロシア人スパイ
不在理由死亡?行方不明?
吹き替え萩尾みどり

(↑真ん中がシドニー・ブリストウ&父ジャックと母イリーナ。mandalay_officialより)

『エイリアス』のは主人公シドニー・ブリストウが、自分が所属しているSD-6が悪の組織だと気づき、CIAのエージェントとなり二重スパイとして活躍するドラマ。
彼女の父ジャックもまた二重スパイで、娘シドニー(安藤麻吹)のピンチを何度も救っています。
こんな父と娘ですから、母も只者じゃないと思っていたらやっぱり!
お約束のようにシドニーの母イリーナは普通のお母さんとは程遠いロシアのスパイ。
これまた定番の死んだと思っていたらいきなり現れ、敵で〜す、いや味方で〜す、やっぱ裏切っちゃおうかな〜、という流れ。
父娘とも翻弄されますが、ここで終わらないのがイリーナ母さん。
実はシドニーに妹(父違い)がいたりと次々爆弾を放り込んでくる素敵なお母さん。
やっぱり突然現れるお母さんには要注意です。

ハワイファイブオー |CIAのスパイ・スティーヴの母ドリス・マクギャレット

職業もとCIAスパイ
不在理由死亡
吹き替え小宮和枝

(↑ドリス・マクギャレット。hawaiifive0cbsより)

ハワイを舞台に主人公スティーヴ・マクギャレットが率いる特別捜査チームの活躍を描いた『HAWAII FIVE-0』
海軍少佐のスティーヴ(綱島郷太郎)の死んだはずの母がドリス・マクギャレット
死んだと思っていた母が突然目の前に現れ驚くスティーヴ。
大人しくしているのかと思ったら、怪しげな行動でなかなかスティーヴから信用されないドリス母さん。
このドリス、お母さんというにはあまりに現役感満載で一筋縄ではいかなさそうな女性。
知れば知るほど謎が深まる母ドリスを調べる息子スティーヴ。
そして実はドリスがスティーヴがずっと探していたあの人だった!!

という超お騒がせ母さんのドリス。
この人が現れると絶対トラブルが起きるんですよね。
でもコノと夫のアダムを国外へ逃したりと優しい一面も。
60代(たぶん)とはいえ、さすがもとCIA、銃撃はもちろん接近戦もこなすタフさは、さすがあのスティーヴの母ちゃんです。

FBI:インターナショナル|フォレスターの母アンジェラ

職業二重スパイ(CIAに協力&ロシアのスパイ)
不在理由ロシアに情報を売って行方不明
吹き替え幸田夏穂(未確認)

海外で捜査を行うFBIの活躍を描いた『FBI:インターナショナル』
チームを率いるスコット・フォレスターの母がアンジェラ・キャシディ
フォレスターの両親は外交官だが、母アンジェラがロシアに情報を売り行方不明に。

S1からチラホラ登場する母アンジェラ。
母から連絡が入るとフォレスターの感情は『怒』と『疑問』。
突然いなくなった母に対する怒りや謎といった複雑な感情を持っていて、仲間にもその辺は隠している。
母を追うFBIに彼女が現れると伝えるも結局母を助けるフォレスター。
国を守る立場でありながら母は国の裏切者、その葛藤で揺れまくる息子フォレスター。
S3では母を探すために行方不明になり、無事救出。
でもフォレスターはこのタイミングで番組から降板することに。
なんだかなぁ…母が鬼門なんだよな。

(↑スコットと母アンジェラ。lizxsulietより)

チャック|CIAのスパイ・チャックの母メアリー・バトウスキー

職業CIAスパイ
不在理由家出して行方不明
吹き替え塩田朋子

冴えないオタク青年のチャックがスパイとして活躍する『CHUCK/チャック』
両親が行方不明になり姉エリーと暮らしているチャックは、ある日脳内に国家機密のインターセクトがダウンロードされてしまい護衛のサラやケイシーに助けられながら、どさくさでスパイになってしまった巻き込まれ系の青年。
そんなチャックがスパイとしてそこそこ経験を積んだ(実際はサラやケイシーの足を引っ張りまくる)シーズン4で、彼の母メアリーが登場。
演じるのはリンダ・ハミルトン。
私の中の二大身体はって闘う女優の一人がターミネーターでおなじみのこのリンダ・ハミルトン、ちなみにもう一人はエイリアンのシガニー・ウィーバー。
どっちも怒らせたら間違いなくボコボコにされるめっちゃ怖いタイプ。

父スティーブが残した資料をもとに、親友のモーガンと母探しの旅にでるチャック。
相棒がモーガンだと絶対見つける気がしなかったのは私だけ?
このチャック母のメアリーはロシア系企業の「ヴォルコフ」に長年潜入しているCIAのスパイ。
スパイのチャックを利用したり、息子を銃で撃ったりと敵か味方か謎のお母さん。
母メアリーは本当にCIAのスパイなのか、それともCIAを裏切ったスパイなのか。
シーズン4はこのお母さんが重要なキーパーソンとして活躍しますよ。

実は凶悪犯なテロリスト母さんたち

スキャンダル|テロリスト・オリヴィアの母マヤ・ルイス

職業テロリスト
不在理由死亡
吹き替え弥永和子/一条みゆ希

(↑マヤ・ルイス。scandalabcより)

『スキャンダル 託された秘密』は凄腕フィクサーのオリヴィア・ポープが主人公のドラマ。
政治家やセレブのスキャンダルをもみ消すためにあらゆる手段を用いるオリヴィア(吹き替えは皆川純子さん)、実は大統領と愛人関係にあり、自身も大きなスキャンダルを抱えた女性。
そんな政治の舞台裏で活躍する女性の母マヤ・ルイスがなぜテロリストかというと。
秘密組織B613を指揮するオリヴィアの父ローワンに近づき、機密情報を手に入れるため。
しかし飛行機事故で死んだされていた母マヤは夫の手によって長年監禁されていて、シーズン3で突然登場します。
長年の監禁生活を感じさせない肌のツヤや引き締まった筋肉質な身体などは触れないことにして…。
この夫婦はオリヴィアの愛人グラント大統領の選挙戦にも絡んでまして、まさかの事件を起こすんですね〜。
夫と妻、どっちが悪者?いやどっちも悪者という似た者夫婦。
足して二で割るとオリヴィアの出来上がり!というわけです。

ブラインドスポット|テロリスト・ジェーン&ロマンの養母シェパード

職業テロ組織幹部
不在理由生存
吹き替え藤生聖子

(↑なんかかわいいシェパードとロマン。nbcblindspotより)

謎の女性ジェーン・ドウの全身に入れられたタトゥーの謎を解きながら事件を解決していくドラマ『ブラインドスポット』
主人公のジェーン・ドウ(本田貴子)と弟のロマン(加瀬康之)の育ての親がシェパード
このシェパードはテロ組織サンドストームの幹部で、子どもだったジェーンとロマンを少年兵に育てた女性。

記憶を消されボストンバッグに入れられ路上に放置されていたジェーン。
全身のタトゥーの謎を解くFBIのチームに協力し、その高い戦闘能力で信用を勝ち取っていくジェーン。
そして途切れ途切れながらも少しずつ記憶を取り戻していき、自分がサンドストームのテロリストで弟がいること、母がいることを思い出し再びサンドストームにスパイとして潜入することに。
そこで養母シェパードに洗脳されている弟のロマを助けだしたりと、姉と弟の絆はかなり深そう。
が、しかしその絆をぶち壊し、ことば巧みに再びロマンを悪の道に引き込んだりするシェパード。
シェパードはいかにもテロリストっぽい女性。(どんな女性だよ)
彼女とジェーン&ロマンの闘いはシーズン2で堪能してください。

裏で何かやっている怪しげな母さんたち

ブラックリスト|軍事会社経営・トムの母スコティー

職業軍事会社経営
不在理由子どもが死亡?
吹き替え日野由利加

(↑スコティー&トム親子。blacklistredemptionより)

『THE BLACKLIST/ブラックリスト』のシーズン3で登場するスーザン・ハーグレイヴ(通称スコティー)
彼女は夫とともに傭兵などを派遣している軍事会社ハルシオンを経営している女性。
あのレッドと知り合いということから、裏社会で儲けている人というのがわかります。
このスコティーの息子がFBI捜査官リズの夫でレッドがリズに送り込んだスパイのトム。
最初はスコティーを母とは知らないトム。
日野由利加さんの投稿でも書いたのですが、トムとスコティーが親子という設定に納得いかない!
トムは30代後半くらい?スコティーは見た目50代?というような時間の流れを無視した親子。
スコティーを演じるファムケ・ヤンセンが美しいのはわかるけど、トムの母さんって無理すぎるんじゃない?と。
まぁいいや。
そんな親子を主人公にしたスピンオフ『ブラックリスト リデンプション』。
私はまだ観てないのですが、どんな親子関係なのか、親子でどんな汚れ仕事をしているのか(←かなりの決めつけ)、すごく興味深い作品です。

善徳女王|政治家・ピダムの母ミシル

職業政治家
不在理由子どもを捨てる
吹き替え岡寛恵

(↑先頭がミシル、3番目がピダム。kohyunjung.idより)

朝鮮初の女帝・善徳女王の波乱の人生を描いた『善徳女王』
ピダムは主人公で後に善徳女王となるトンマンと知り合い友情を育む武術に優れた青年。
そして二人が友情から恋愛に変化していくのもこのドラマの見どころのひとつ。
この重要人物ピダムの母は優れた政治力と美貌で宮廷を陰で牛耳るミシル
チンジ王との間に隠し子ピダムをもうけたもののあっさり見捨ててしまうんですね。
ミシルの悪役っぷりも素晴らしくて、まぁほんとに憎たらしいったりゃありゃしない。
夫セジョンとの息子ハジョンのできの悪さが、ピダムをより一層かっこよく見せるんですよ!
その後いろいろありまして、トンマンとの行き違いで悲しい結末を迎えてしまうピダム…。
あの母ミシルのもとに生まれなければ、もっと普通の人生が送れたのかも…と思ってしまいます。

一部ですが、海外犯罪ドラマに登場するスパイや悪役母さんを紹介しました。
ひと昔前のスパイといえばソ連やロシア、アメリカのわかりやすい敵という意味でロシア人スパイが多いのでしょう。

出だしでも書きましたが、突然現れるお母さんはだいたい何かあって、例えば『スコーピオン』の天才集団の中の唯一の普通の人ペイジの母もある日娘の前に現れ娘を巻き込んでひと騒動起こします。
ただ、彼女は今回紹介している国際的なスパイとかでなく規模がちっちゃい詐欺師。
あと、『S.W.A.T.』の向こう見ず担当ストリートのお母ちゃんんもなかなかのクセ者っぷり。
きっと忘れているお母さんもいると思うので、思い出したら少しずつ追加していく予定です。

また、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ!
※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。

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