殺人の衝動を抑えられない鑑識官が選んだ道は必殺仕事人
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少し昔の海外ドラマ『デクスター 〜警察官は殺人鬼』。
ずっと観たかったこのドラマ、2021年6月にアマゾンプライムビデオで配信が始まったので早速チェック。
シーズン8となかなかの長丁場ですが、一気に観ました。
※ネタバレしています。
デクスター 〜警察官は殺人鬼とは
(↑showtimeより)
『デクスター 〜警察官は殺人鬼』は、殺人の衝動を抑えられない血痕専門の鑑識官デクスター・モーガンが、表の善良な市民の顔と裏の殺人鬼の顔を使い分け、秘密がバレないよう生きていくというドラマ。
殺人の衝動をコントロールできるように、捕まっていない凶悪犯を殺すことを教えたのは養父のハリー・モーガン。
彼亡き後も、その掟にのっとって殺人を繰り返すデクスターは、どうなっていくのか…。
というのがおおざっぱなストーリー。
シーズンごとに登場するシリアルキラーとの対決や、家族や周辺の人々に少しずつ真実が明るみになったりと手に汗握る展開も。
ハードな死体や殺人の場面ばかりではなく、感情のないデクスターがさまざまな経験を経てどう変化するのも見どころのひとつ。
デクスターの本音である心の声と、彼のメンターでもある養父ハリーのアドバイスは全編を通して登場する。
主な登場人物
※カッコ内は吹き替え
主人公デクスターの家族
●デクスター・モーガン(桐本拓哉)
マイアミの警察で血痕専門鑑識官として働く。
3歳のとき目の前で母が惨殺され、警察官のハリーに引き取られる。
母が殺されたことがトラウマとなり、抑えきれない殺人の衝動を養父ハリーに見抜かれる。
彼の指導のもと、凶悪犯のみ殺すという掟で欲求を解消しつつ、社会にとけ込む努力をしている。
殺した相手の血液をスライドに残し、自宅のエアコンに隠している。
(↑showtimeより)
●デボラ・モーガン(木下紗華)
デクスターの妹(血はつながらない)で兄と同じ警察の風紀課に、その後、殺人課の刑事となり、シーズン6では最年少の警部補に。
父ハリーと兄デクスターの親密さに幼い頃からやきもちを焼いているが、兄のことは尊敬し慕っている。
言葉遣いが悪く、部屋はいつも散らかっている。
男性関係もなかなか奔放。
(↑showtimeより)
●ハリー・モーガン(仲野裕)
デクスターの養父、デボラは実の娘。
幼いデクスターを引き取るが、殺された彼の実母は彼の情報屋で浮気相手でもあった。
デクスターの本性を見抜き、社会で生き抜くための殺しの掟を教えた。
亡くなった後は、デクスターが悩んだりしているときなどアドバイスが必要なときに登場する。
●リタ・ベネット(加納千秋)
デクスターの恋人で後に妻になる。
DV夫との間に二人の子どもがいて、デクスターとの間に息子ハリソンをもうける。
感情のないデクスターが大きく変化するきっかけとなった女性だが、シリアルキラーに殺される。
●ローラ・モーザー
デクスターの実母。
デクスターの目の前で惨殺される。
警察関係
●マリア・ラゲルタ(田村聖子)
出世欲の強い警部補。
部下からは損得で動く人間と思われているが、実は警察官として職務には忠実な面も。
(↑ラゲルタとドークス。showtimeより)
●エンジェル・バティスタ(駒谷昌男)
殺人課の刑事。
デクスターの数少ない友人の一人。
後に上司のラゲルタと結婚するもすぐ離婚する。
●ジェームズ・ドークス(竹田雅則)
デクスターの違和感を敏感に感じ取っている唯一の刑事。
デクスターの裏の顔に気づくが、濡れ衣を着せられ亡くなる。
●ジョーイ・クイン(加瀬康之)
麻薬課から殺人課に異動してきたなぜか羽振りがいい刑事。
デボラの相棒、そして恋人になるが破局。
他にも記者やストリッパーや、エンジェルの妹と交際するなど女性関係は華やか。
(↑クインとデボラ。showtimeより)
●ヴィンス・マスオカ(佐藤美一)
デクスターの同僚の鑑識官。
下ネタを連発する下品な男だが、デクスターを高くかっている。
大まかなあらすじ
シーズンごとにざっくり紹介、シーズン毎のタイトルは私が勝手に命名。
●シーズン1/兄との再会
主人公デクスターの表の顔と裏の顔を紹介。
冒頭ではまだまだ感情がないシリアルキラーだが、恋人リタからの影響などで少しずつ人間らしい感情が芽生え始める。
ある殺人事件の犯人がデクスター宛にメッセージを残すが、それは幼い頃別れた実の兄ブライアンだった。
また、デクスターの裏の顔を敏感に感じ取る刑事のドークスは、彼の尻尾をつかもうとしていた。
●シーズン2/イギリス女には要注意
デクスターが過去、海に捨てた死体が次々見つかりベイハーバー・ブッチャーとして世間を賑わせ、FBI捜査官ランディまで動きだす。
また、成り行きで通うことになった麻薬の断薬会で知り合ったイギリス人のライラと深い関係になるデクスター。
ライラは彼の裏の顔を知り理解を示すが、彼女の行動はだんだんエスカレートしていく。
そしてドークスはデクスターの裏の顔に着実に近づいていった。
●シーズン3/同志の出現
デクスターが殺したある男は地方検事補のミゲルの弟で、そのことでミゲルと家族がらみの付き合いが始まる。
また、シリアルキラーの皮剥ぎ犯を追うデボラは情報屋のアントンと親しくなるが、彼も皮剥ぎ犯に襲われ拉致される。
デクスターと親しくなったミゲルは、彼の裏の顔「悪者を秘密裏に殺す」を知り賛同。
自分も獲物を選んだり、自ら手を下したいと要求をエスカレートさせていくが、デクスターと意見の違いが明らかに。
どうにかミゲルを始末しようとしたデクスターのやり方は…。
●シーズン4/父になったデクスター
リタと結婚し息子が生まれたデクスター。
寝不足に悩まされながらどうにか殺人欲求も満たそうと奮闘。
同じパターンで3人殺す殺人事件の捜査で、FBIを辞めたのランディが再びマイアミにやって来る。
その犯人トリニティ・キラーを独自に追うデクスターは犯人に近づき、彼のボランティア活動に参加するまでに。
トリニティ・キラーとデクスターの対決の結末は予想外の展開に。
●シーズン5/新たな女性との出会い
シーズン4ラストでリタを失ったデクスターはシングルファーザーに。
ある男を殺す場面を監禁されていた女性ルーメンに見られが、彼女の事情を知り復讐に手を貸すことに。
また、デボラたちはドラム缶に入れられ捨てられていた女性たちの事件を捜査する。
その事件はデクスターが助けているルーメンにも関係していた。
クインはS4のトリニティ・キラーに接近していたカイル・バトラー(実はデクスター)を追っていた。
●シーズン6/二人の終末論者
終末論者の元教授ゲラーと教え子トラヴィス(ドゥームズデイ・キラー)が次々と殺していくこのシーズン。
宗教色が濃い内容で、キリスト教徒ならよりわかりやすいのかも。
デクスターはトラヴィスが恩師のゲラーに洗脳され殺しを無理やり手伝わされたと思い、彼を助けようとしたがまんまと騙されてしまう。
しかしトラヴィスを始末しようとしたとき、その現場をデボラに見られてしまう。
デクスター最大のピンチ!
あと、S4のトリニティ・キラーの家族がらみのときだけ殺した兄のブライアン(ルディ)が久しぶりに登場。
●シーズン7/運命の女登場
S6で殺人鬼であることがデボラにばれたデクスター、二人の関係はギクシャクしている。
ある殺人犯の共犯者で花屋を経営しているハンナと知り合う。
ハンナが連続殺人犯と知り、彼女もデクスターが同じ種類の人間だと察し、二人は惹かれ合うがデボラの命を狙ったことで彼女を警察に突きだす。
ラゲルタはS6のトラヴィスを殺した教会で血のついたスライドを発見。
S2で死んだとされるベイハーバー・ブッチャーはまだ生きていて、罪を着せられ亡くなったドークスの無罪を信じ、独自に捜査を始めるラゲルタ。
彼女はデクスターとデボラを追い詰め、真実を白日の下に晒す直前、殺されてしまう。
●シーズン8/掟のもう一人の生みの親
脳みその一部を切り取られた連続殺人事件が発生。(犯人は通称脳外科医)
その事件の協力者としてサイコパスを研究する精神神経科医のエブリン・ボーゲル博士が登場。
彼女はハリーとともにデクスターの「掟」を作った一人だった。
S7で護送車から逃げたハンナが登場、二人は再び親密な関係に。
デクスターはハンナの夫を殺し、彼女を国外に逃がそうとしていたが自分も一緒に逃げることを決意。
しかし、デクスターと同じ殺人衝動を持つ弟子のザックやボーゲル博士がシリアルキラー脳外科医に殺され、決着をつけようとする。
捕まえた脳外科医をデボラに託し、国外に逃げようとしたときデボラが撃たれ脳死状態に。
自分が周りにいる人を傷つける、だからこそハンナや息子のハリソンを遠ざけようと、デクスターはボートでハリケーンの中に突っ込んでいく。
(↑デクスターとボーゲン博士。showtimeより)
歴代シリアルキラー インパクトランキング
殺人鬼デクスターの周辺に吸い寄せられるようにシーズン毎に登場するシリアルキラーたち。
私が選んだインパクトの大きい順でご紹介。
●1位/冷凍車キラーのルディ・クーパー(S1)
(↑ルディ・クーパー。showtimeより)
危険度(5点満点) | ★★★★★ |
職業 | 義肢装具士 |
殺害方法 | 切断して冷凍車で移動 |
デクスターによる最期 | 自殺に見せかけた出血死 |
吹き替え | 荻野晴朗 |
やっぱり冷凍車キラーのルディがダントツの1位。
デクスターへの挑発や、デボラを使ってデクスターへ接近するなど執着の激しさが不思議でしたが、ルディが彼の兄のブライアン・モーザーとわかって納得。
ルディを始末するときの葛藤は、血の繋がった兄弟ならでは。
ルディが一番最初に登場したとき「なにこの感じがいいフリしても目が死んだ男」と思ったらシリアルキラーだった!
デボラも騙されて婚約までいっちゃうような使い分けの見事さ。
さすがといっていいのかわかりませんが、さすがデクスターの兄!
●2位/トリニティ・キラーのアーサー・ミッチェル(S4)
(↑トリニティ・キラー。showtimeより)
危険度(5点満点) | ★★★★★ |
職業 | 教師 |
殺害方法 | 出血死、転落死、撲殺 |
デクスターによる最期 | 金槌での刺殺 |
吹き替え | 辻親八 |
表の顔は信心深くて家族思いの教師、裏の顔は幼い頃に負ったトラウマのせいで全米で殺人を繰り返すトリニティ・キラーことアーサー・ミッチェルが第2位。
最初に若い女性をバスタブ内で出血死させ、子持ちの女性を突き落とし、子持ちの男性を撲殺する3パターン一組だからトリニティ。
実は一番最初に男の子を殺しているので実際は4パターン。
トリニティ・キラーの何が怖いって、善良な市民の顔がうますぎるということ。
教会の救済の家を建てるボランティアで各地に赴き、そこで殺し死体は建築現場に埋めるという用意周到さ。
いい父親の顔にも裏があって、実際は家族を暴力で支配しているクソ男。
デクスターに殺された後もトリニティ・キラーの家族はその亡霊に悩まされ続けてしまう不幸さは本当に罪深いです。
あっ、トリニティ・キラーの離れて暮らす娘も相当ヤバイです。
●3位/ハンナ・マッケイ(S7、8)
(↑デクスターとハンナ。showtimeより)
危険度(5点満点) | ★★★ |
職業 | 花屋 |
殺害方法 | 毒殺 |
デクスターによる最期 | アルゼンチンへ逃亡させた |
吹き替え | 衣鳩志野 |
デクスターの運命の女性ともいえるハンナ。
危険度は控えめですが、個人的にこの手の女が嫌いなんで第3位。
15歳で恋人と一緒に殺人を犯しながら警察と取引し、今は花屋を経営。
警察に嘘をついて罪を恋人になすりつけたことをデクスターが気づき、始末しようとするが思いとどまり深い仲に進展。
しかし、彼女は夫や花屋の師匠、少年院でのカウンセラー、そして彼女を取材に来たルポライターを毒殺。
結局デクスターは裏切りハンナは捕まるのですが、なんでここまでハンナに執着するのがさっぱりわからない。
お互い共通する「殺し」でつながっていても、その殺しがいつ自分に向かうかと考えたらいい関係なんて築けない、と思うのは普通の人間の発想か。
こんな女にハリソンを託すデクスターの気持ちが理解不能。
●4位/脳外科医のオリバー・サクソン(S8)
(↑デボラとデクスターに追い詰められるオリバー・サクソン。darri_ingolfssonより)
危険度(5点満点) | ★★★★ |
職業 | 建築士 |
殺害方法 | 殺害後脳みその一部をくり抜く |
デクスターによる最期 | 警察に逮捕された |
吹き替え | 東明弘 |
珍しくデクスターに殺されなかったシリアル・キラーのオリバー・サクソン。
デクスターの掟を考えたボーゲン博士の長男で、弟を殺し施設に入れられるが火事に紛れて脱走、別人になりすまし母へ近づき殺害。
ボーゲン博士は実の息子と知ると「まだ救える!」と彼の本性に気づかないのは母の性(さが)か。
オリバーは母を試したといってましたが、絶対最初から殺そうと思ってたはず。
執念と用意周到さはこの中で一番のような気がします。
●5位/ドゥームズデイ・キラーのトラヴィス・マーシャル(S6)
(↑トラヴィスとゲラー教授。showtimeより)
危険度(5点満点) | ★★★★ |
職業 | 美術品修復 |
殺害方法 | 黙示録の予言に従う |
デクスターによる最期 | 教会で刺殺 |
吹き替え | 杉村憲司 |
ドゥームズデイ・キラーの殺害方法はとにかくグロくて手が込んでて儀式的。
わざわざお腹を切り裂いて蛇を埋め込んだり、天使の羽をつけ宙づりにしたり、身体をバラバラにして馬に乗せたりと狂気全開。
元教授ゲラーと教え子トラヴィスの殺人コンビかと思ったらまさかのトラヴィス単独犯。
デクスターをだました手口は、終末論に取り憑かれた狂人とは思えないしたたかさ。
彼のゲラーのまぼろしと会話しながら犯行を重ねていくスタイルは、デクスターと養父ハリーの関係とかぶってますね。
●6位/ライラ(S2)
(↑ライラ。showtimeより)
危険度(5点満点) | ★★★ |
職業 | アーティスト |
殺害方法 | 放火 |
デクスターによる最期 | パリで刺殺 |
吹き替え | 不明 |
ライラ、この女も嫌い。
麻薬の断薬会で知り合い、デクスターの後見人になったライラは彼と深い仲に。
すぐにデクスターの心の闇を見破ったのはさすが!
同じ匂いがする人はすぐわかるんでしょうね、デクスターも犯罪者をすぐ見破りますから。
職場にまで押しかけ執拗にデクスターを追いかけ、彼がベイハーバー・ブッチャーだと知るとそれに協力。
結局身代わりのドークスを焼き殺すという残忍さ。
ドークス以外にも家族にまで手を出されたデクスターはブチ切れて逃亡先のパリまで追いかけ始末するほど。
彼への愛情の大きさが執念深さとなって跳ね返ってきたときの怖さ!
これは女性ならではかも。
●7位/ジョーダン・チェイス(S5)
(↑デクスターとジョーダン・チェイス。dexterontvより)
危険度(5点満点) | ★★★ |
職業 | 啓蒙活動家 |
殺害方法 | レイプ後殺害しドラム缶詰め |
デクスターによる最期 | 被害者の一人ルーメンが刺殺 |
吹き替え | 佐藤拓也 |
残忍な殺し方をするシリアルキラーのジョーダン・チェイス。
表の顔は人気の啓蒙活動家ジョーダン・チェイス、裏の顔はレイプ殺人を楽しむグループのリーダー。
少年時代に味わった快感が忘れられず、大人になっても仲間と繰り返すゲス野郎。
何が嫌いって、自分では手を下さず他にやらせること。
そんな男は被害者の一人ルーメンに殺されて当たり前。
被害者に手を貸したデクスター、シーズン1では考えられない成長具合にびっくり。
●8位/ミゲル・プラド(S3)
(↑ミゲル・プラド。dexterontvより)
危険度(5点満点) | ★★★ |
職業 | 検事補 |
殺害方法 | デクスターに教わる |
デクスターによる最期 | 絞殺後、皮剥ぎ犯を模倣し肩の皮を剝がれる |
吹き替え | 中村浩太郎 |
デクスターと同じように罪に問われない犯罪者をどうにかしたいと思っていた検事補のミゲル・プラド。
デクスターと親しくなり、彼と一緒に殺人をすることになるが考え方の違いが少しずつに明るみに。
初めてできた殺人の友人だったミゲル、いいパートナーになるかと思っていたがミゲルが暴走気味に。
放っておくには危険すぎるので、同シーズンの皮剥ぎ殺人犯ジョージ・キングにやられたように見せかけ殺害。
冷静沈着なシリアル・キラーとは程遠く、自分のすることに絶対の自信を持ち、とても独善的なところがスマートじゃない。
吹き替えが『ダウントン・アビー』の使用人のトップ、執事のカーソンを担当した中村浩太郎さん。
あの声を聞くとついついカーソンさんがブチ切れてる!と思ってしまうんですよね。
観終わった感想
シーズン1でデクスターのキャラクターの人柄や裏の顔の知り、シーズン2ではデクスターの第一の大きなピンチ「ベイハーバー・ブッチャー」を乗り越え、面白くなってきたと思ったら苦手なタイプのミゲル・プラドがシーズン3で登場。
なんだか後味悪くシーズン4に突入、そしたら不気味なトリニティ・キラーで緊張感が高まりラストはリタが殺されるという第二の大きなピンチが。
その後、シーズン7でデクスターの裏の顔がデボラにバレ、第三の大きなピンチで一気にシリアスな雰囲気に。
特にデボラの葛藤が重すぎて、観ててしんどかった…。
というわけで、好きなのはシーズン1、2、4。
苦手なのはシーズン3、7(ハンナが苦手)。
ファイナルのシーズン8はデクスターのルーツを知るエブリン・ボーゲル博士が登場し、私はてっきりこの人がシリアルキラーかと思ってました。
そしたらシリアルキラー脳外科医は彼女の息子という思いがけない展開。
掟を考えたハリーとボーゲル博士のどちらの息子もシリアル・キラーになってるなんてなんという運命…。
もっと淡々と終わるのかと思ったらハリケーンの中にボートで突っ込んで行くというドラマチックな終わり方。
そしてラストはこれからまだまだ話が続くような場面でThe End。(賛否真っ二つに分かれそうパターン)
(↑ラストのデクスター。showtimeより)
そしてどうやら2021年秋、続編『Dexter: New Blood(原題)』が公開されるようです。
あのデクスターがその後どうなったのか、めっちゃ楽しみです!
(↑予告編。SHOWTIMEより)
(↑プライム会員なら追加料金なしで視聴可能(30日間無料体験もあり)(2021.09.05現在))
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