訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

海外ドラマの暴走部下と手を焼く女上司大集合2!

2年前に投稿した暴走部下と手を焼く女上司ドラマ特集。
第2弾です。
今回は上司も暴走パターン、多めです。
ネタバレあります。
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。カッコ内は吹き替え声優名です。

第1弾はこちら

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DOCのアンドレアとアニェーゼ

暴走部下記憶をなくした医師で元夫アンドレア・ファンティ
上司院長で元妻アニェーゼ・ティベリ
二人の関係性アンドレアが未練たらたら

死亡した患者の父親に撃たれ、一部の記憶を失くした医師アンドレア・ファンティが、人間らしさを取り戻し患者と向き合って治療していくイタリアの医療ドラマ『DOC あすへのカルテ』
暴走する部下はアンドレアで上司にあたるアニェーゼは病院の院長で元妻。
記憶を失くしたアンドレアは離婚したことも、同僚の医師ジュリアと付き合っていたことも忘れている。
そして、撃たれる前の「患者は医師の指示にだまって従うこと」という傲慢で事務的な対応をしていた彼とは180度変わり、人間味あふれる愛されキャラに大変身。
医師として働くことはできない彼を職場に受け入れ、未練たらたらで言い寄ってくるアンドレアに心揺れるアニェーゼ。

患者を診察できないにも関わらず、なんとか治療に協力しようと奮闘する昔に戻ったアンドレアに惹かれるアニェーゼ。
そしていろいろトラブルに巻き込まれるアンドレアをかばい、彼を追い出したい経営陣や新医局長サルドーニの陰謀から彼を救おうとするなど、お互い大切な存在と知りながら前に進めない。
くっつきそうでくっつかない、すんごいじれったい関係。
とにかく何かあるといつもかばってくれる元妻アニェーゼなしじゃアンドレアは今頃どうなっていたか。
時に暴走するアンドレアを苦しい思いで見ながらも、絶対見放さない彼女の芯の強さに乾杯。

(↑アンドレアとアニェーゼ。docnelletuemaniより)

ボディガードのバッドとクラドック

暴走部下要人警護部の巡査部長デイビッド・バッド
上司要人警護部トップのロレイン・クラドック
二人の関係性上司も部下も大暴走

PTSDに苦しむアフガニスタン帰還兵で、現在は内務大臣の警護にあたる主人公バッド(花輪英司)がテロに巻き込まれるドラマ『ボディガード-守るべきもの-』
バッドを内務大臣ジュリア(安藤麻吹)の護衛に就くように指示したのが上司で要人警護部トップのクラドック。

クラドック、実は油断してた。
バッドはPTSDで不安定、家庭もうまくいかずいつ爆発してもおかしくない雰囲気。
それでも彼を大臣の護衛に任命するほど能力を買っている上司のクラドック。
彼女は地味で落ち着いてて、怪しい点はなし。
どちらかというともう一方の女性トップでテロ対策組織のサンプソンの方が怪しげ。
反テロ法案を推進しているジュリアと深い関係になったバッドに盗聴を命じたのはサンプソンだし。

でも甘かった。
バッドを大臣の護衛に就かせたのも、彼を大臣暗殺の犯人に仕立てるため。
他にも警察の内部情報を犯罪組織に流していたのも彼女。
とんだ上司に当たってしまったバッド。
ラストはなんとかバッドに希望の光が刺すけど、クラドックにはほんとやられた。
バッドも暴走してるけど、その上をいったのがクラドックでした。

(↑冒頭、大臣の警護を任命してるのがクラドック。Netflix Japanより)

ルイス警部のルイスとイノセント

暴走部下ロバート・ルイス警部
上司ジーン・イノセント主任警視
二人の関係性常識ある上司と部下

オックスフォードを舞台にした刑事ドラマ『オックスフォードミステリー ルイス警部』
『主任警部モース』では主人公モースの相棒だったルイスが主人公に。
以前からルイス派だった私はこのドラマに喜んだ!

暴走部下と手を焼く女上司というテーマにはちょっと合わないルイスとイノセント。
ルイスはめったに声を荒げることもない温厚な男性。
インテリ部下のハサウェイからも信頼を得ている優秀な刑事。
そして上司のイノセントも二人の部下に口うるさく言うわけでもなく、たまに様子伺いや釘を刺す程度。

そんなルイスがシーズン5でイノセントに声を荒げるシーンが!
あら珍しい、イノセントもちょっとびっくり。
でも翌日ちゃんと謝罪するルイス。(そういうとこ好き)
イノセントもそんなことあった?ととぼけるものの「二度とやらないで」とピシリと言うのも好き。
というわけで安心して見ていられる珍しい部下と上司コンビ。
あっ、イギリスドラマで目上の女性を「マム」と呼ぶの、好き。

(↑ルイスとイノセント。inspectorlewisfanpageより)

人形は指をさすのローズとバクスター

暴走部下巡査部長ネイサン・ローズ
上司警部補エミリー・バクスター
二人の関係性ローズを庇うのにお疲れ気味

身体のパーツをつなぎ合わせた死体にまつわる連続殺人犯を追うドラマ『人形は指をさす』
6話とコンパクトながら、主人公のローズと犯人のファウストの駆け引きやその背後にいる黒幕など、なかなか先が読めず面白かった。

暴走する部下は主人公のネイサン・ローズ。
彼の不正捜査で無罪となった犯人に殴りかかり精神病院送りになったローズ。
刑事に復帰し相棒で上司のバクスターと新たな事件を捜査するが、そこには自分の殺人予告が。
どうなるローズ。

よくあるできる刑事の設定、勘が鋭い・独断で捜査・不安定・向こう見ず・助けを求めない。
全部ありのローズ。
そんな彼を見守り庇うバクスター。
相棒で一緒に捜査するも、事件が核心に迫れば迫るほど勝手に動き、相手の罠にハマるローズ。
いっつも振り回されるバクスター。
ついでにアメリカから移住してきた若手女性刑事エドマンズにも手を焼くバクスター。
エドマンズもローズ同様のできる刑事要素満載。
こんな暴走部下が二人もいるバクスター、もうほんと大変。(だから酒に溺れた?)

このドラマにはもう一組暴走部下と女上司が。
それは犯人のファウストことトーマス・マッシーとその妻のジョイ・マッシー。
残酷な手法で次々人殺しを続けていたトーマスを操っていたのはジョイ。
DVに悩む(自作自演)お人好しのメイクアップアーティストの本当の姿は殺人鬼ファウストを操るサイコパス。
頭脳犯のファウストもジョイにかかれば駒のひとつにしか過ぎなかったってことか…。

(↑左からローズ、バクスター、エドマンズ。ragdollamcより)

(↑トーマスとジョイ。ragdollamcより)

心配性刑事ワーグナーの捜査のワーグナーとコーラー

暴走部下セザール・ワーグナー警部
上司フレデリック・コーラー警視正
二人の関係性部下の母に忖度

体調を過度に心配するハンサムなワーグナーが、恋多き監察医ボーモンと事件を解決していくフランスのドラマ『心配性刑事ワーグナーの捜査』
車の中、仕事机の引き出しなどあらゆるところにあらゆる薬を常備し、神経質なくらい体調管理を怠らないワーグナー。
新しいチームの部下からはなかなか信頼されない彼。
それでも少しずつ実績を積み重ね、チームの団結力が高まっていく。

ワーグナーの上司はフレデリック・コーラー。
すんごいワーグナーのこと、扱いにくそう。
だってワーグナーのお母さん、市長なんだもん、偉い人なんだもん。
彼女の一声で左遷にでも昇進にでもなるんだもん、そりゃ遠慮するしあんまり厳しいこと言えないし。
かといって邪険にもできないし、ワーグナー自身よりも背後にいる市長にビビるコーラー。

シーズン1の最後では市長直々に息子をコーラーのポストに置きたいから、あなたにはそれ相当のなんかを考えるから、的なことを言われる彼女。
存在が薄すぎる…なんかかわいそうコーラー。
そんな母親の思惑なんか知ったこっちゃないワーグナーは、出世も政治も興味なし。
おまけに監察医のボーモンが積極的にアタックしてくるのに彼の潔癖症が災いして全然前に進めない。(笑)
マイペースを崩さず我が道を行くワーグナーに翻弄されるちょっとかわいそうな上司コーラー。
ワーグナー本人はまったく意識してないし、ちゃんと上司に敬意を払っているのにね。

(↑ワーグナーとボーモン、3枚目中央がコーラー。gilalmaより)

シタデルのメイソンとダリア

暴走部下シタデルの凄腕エージェント メイソン・ケイン
上司マンティコアの幹部ダリア・アーチャー
二人の関係性敵とみせかけて実は復讐親子

任務中に記憶をなくしたスパイ集団シタデルのエージェント メイソン・ケインが主人公のドラマ『シタデル』
別人として生きていたメイソン(川田紳司)の元にやってきたシタデル。
突然任務を言い渡され、敵対するマンティコアと闘うことに。
そのマンティコアの幹部がダリア・アーチャー。
実はメイソンの母親で、ダリアの夫でメイソンの父はシタデルの誤爆により亡くなっていた。

表向きは敵同士のメイソンとダリア。
でも親子、しかも共通の敵「シタデル」を潰そうとするある意味上司と部下。
最後まで信頼してたのに、メイソン…。
でもさ、シタデル時代のメイソンってなかなかひどいの。
同僚のセレステに責任をなすりつけ記憶を消し、(しかも記憶喪失後、夫婦になる)内部情報を母のダリアに流し、シタデルをほぼ壊滅状態に。
メイソンはシタデル内で大恋愛をしたりなのに、母親のダリアは全然ブレてない。
復讐果たすため権力をつかみ、息子にシタデルを内側から破壊させ、目的を達成するしたたかさ。
記憶を取り戻してもメイソンは自分が定まらないし、こういう時って女の方が強いのかも。

(↑メイソンとダリア。citadelonprimeより)

運命の螺旋のサッカライとレジーナ

暴走部下サッカライ警部補
上司レジーナ警部
二人の関係性警察権力振りかざし系コンビ

祭りで賑わうインドのある町で起こった少女の失踪事件から暴かれる人間の闇を描いたインドのドラマ『運命の螺旋』
ここで登場する暴走部下は警察官のサッカライ警部補。
このドラマを観て思ったのは「インドの警察って暴力的…」。
何かあればすぐ殴る警官たち。
どいつもこいつも横暴だし、そんな態度が許されるお国柄?にびっくり。

部下のサッカライはセメント工場の放火事件を捜査。
その捜査中に同級生のナンディニの妹ニラが拉致されたことを知り、調べ始めるサッカライ。
そのニラはアディサヤムにストーカーされていて、その男の母親が上司のレジーナ。
レジーナももちろん偉そうで、賄賂をもらって当たり前の警官の一人。
そんな彼女の息子がストーカー?しかも行方不明。
そしたらニラとアディサヤムが遺体で発見された!
気丈に捜査を指揮するレジーナ。
ところがサッカライが間違った情報をレジーナに伝えたため、無実の人間を半殺しにしてしまうレジーナ。
おいおい。

部下が部下なら上司も上司。
この7話のくだりは観ている全員が「お前のせいじゃ!サッカライ!!」と叫んだこと間違いなし。
ここは暴走部下と女上司というより、ツメが甘い部下と息子可愛さに大暴走した女上司って感じ?

(↑サッカライとレジーナ。sriya_reddyより)

いかがでした、暴走部下と手を焼く女上司の組み合わせ。
今回は部下も上司も暴走タイプが多かったかも。
印象的だったのは『ボディガード』の実は内通者だった女上司のロレイン・クラドック。
地味で仕事一筋そうな彼女が裏切り者って!
最後の方まで全然気づかなかったので完全にやられた気分…。
またネタが集まればパート3を開催します。

また、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ!
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