今さら魅力に気づいてしまった!阪口周平さん
もちろん名前は知ってた声優さん。
ただ、キャラの見かけに心奪われていたせいか、声の存在感が手薄になっていたアホな私。
ところがあるキャラの登場で阪口周平さんってすごくいい!とようやく気づいたアホな私。
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。カッコ内は吹き替えです。
掟を守る孤高の賞金稼ぎ!マンダロリアンのマンドーことディン・ジャリン
(↑シネマトゥデイより)
映画『スター・ウォーズ』の派生ドラマ『マンダロリアン』。
阪口さんは幼少時、マンダロリアンに助けられ自らもマンダロリアンとなり賞金稼ぎとして生きる男ディン・ジャリンを担当。(通称マンドー)
このドラマの主人公で、マンダロリアンの掟を忠実に守り(人前で素顔を見せてはいけない)、仲間との絆を大切にする義理堅い孤高の男。
そんな一匹狼マンドーが賞金稼ぎのターゲットとして捕まえたグローグーを見捨てられず、彼を仲間のもとに送ろうとする冒険物語。
マンドー、めちゃくちゃ強いし頭もキレるしいかにも主人公のヒーローって感じ。
それだけなら、ありきたりのよくある強い男だけど、彼の素敵なところは頼まれたら断れない優しさ。
助けを求めらると素通りできない男で、グローグーもそんな彼に助けられた一人。
そしてグローグーもマンドーに対して心を開き、強力なフォース(ヨーダと同じ種族)で何度もピンチを救うことに。
阪口さんの吹き替えがまた素晴らしい!
いつも冷静沈着で、言葉少ない。
グローグーとの会話(グローグーは50歳だけどまだ幼児レベルで話せない)も言葉が少ないけど、愛情が端々に感じられる強くて静かで温かい吹き替え。
いつもマスクで表情が見えないにもかかわらず、強さと優しさが滲みでてる阪口マンドー大好き!
一番好きなシーンはS3最終話、モフ・ギデオンを追っているマンドーがストームトルーパーに捕まり、味方が誰もおらず大ピンチに。
そんなとき、IG-11を改造したドロイドを操縦したグローグーが「いいえボタン」を連打しながら助けるところ。
で、助けた後マンドーを介抱するところ。
あのグローグーがフォース以外で助けたり、「はい」と「いいえ」ボタンを駆使して会話ができるようになったり、マンドーは成長を喜ぶお父さん気分なんだろうな。
しかし、マンドー役のペドロ・パスカルのお顔が1回しか拝めないっていうのがちょっと悔しい…。
あれ?グローグーの成長話がメインになってない?まぁいいや。
このマンダロリアンで阪口さんてなんていい吹き替えなの!ってなったわけです。
※ドロイド型賞金稼ぎIG-11の上田燿司さんもねすごくいい!
(↑マンドーとグローグー。themandalorianより)
(↑はい・いいえボタン操作中のグローグー。themandalorianより)
モテ消防士!シカゴ・ファイアのケリー・セブライド
(↑セブライド。nbconechicagoより)
シカゴの消防署51分署に所属する消防士や救急隊員の活躍を描いたシカゴシリーズのドラマ『シカゴ・ファイア』。
阪口さんが担当するのは主人公の一人で消防士のケリー・セブライド。
セブライドはワイルドでモテモテの消防士、ただし問題も少々あり。
そのモテ男セブライドの、鎮痛剤依存や、もう一人の主人公ケイシーのと仲違いなど、陽と陰の使い分けが阪口さんうまいの。
仕事では隙がないのにプライベートとなるとどっか危なかしいセブライド。
そんな彼を影に日向に支えるのが51分署の仲間。
まさに家族ともいえる仲間に支えられるセブライド。
でもこれってセブライドだけじゃなくてケイシーも大隊長ボーデンも救急救命士のドーソンやシェイもみんなそう。
危険な火災現場のハラハラドキドキの後は、必ず仲間の絆で〆るのがお約束。(あと上半身裸も多い)
『シカゴ・ファイア』のイケメン2トップ、ケイシーとセブライド、どっちが好み?
私はセブライド!
ケイシーもいいけど、演じるジェシー・スペンサーの『ドクターハウス』おぼっちゃんドクター・チェイス役が印象強すぎて、なかなかケイシーに感情移入ができなかった。
いやどっちもいいんだけどね。
二人ともいいガタイだし。(目の保養になるし)
(↑セブライド特集。nbconechicagoより)
ケイシー/鈴木正和
ボーデン/野川雅史
シェイ/伊藤亜祐美
ドーソン/岡田恵
ダメダメ呼ばわりされる男!ルシファーのダン・エスピノーザ
(↑ダンとクロエ 。kevinmalejandroより)
退屈な地獄から地上にやってきた悪魔ルシファーと、ロス市警の刑事クロエ・デッカー(佐古真弓)が事件を解決していくドラマ『LUCIFER/ルシファー』。
阪口さんはクロエの別居中の夫ダニエル・エスピノーザ(通称ダン)、ルシファーからは「ダメダメ君」と呼ばれている。
ルシファー、すごい失礼。
ちゃんとした刑事ダンを上から目線のダメ男呼ばわり!
でも阪口さんの吹き替えのおかげでダメダメ感は全然ないんだけど。
ダメ呼ばわりする理由のひとつは、ルシファーが惹かれるクロエのダンナだから。
ダンも妻にくっついている正体不明のチャラ男ルシファーに警戒心丸出し。
最初はダンってそれほど重要じゃないサブキャラと思ってたら、S5では命を落として地獄行きに!
(ドラマではルシファーの兄弟で天使のミカエルや神、デーモン、女神など天国・地獄の住人たちがいっぱいいる)
欠点のあるダンだけど、まさか地獄に行くなんて。
そこにルシファーやクロエがどうからんでくるか、ぜひチェックを。
(↑ダン、ルシファー、クロエ。kevinmalejandroより)
他にもこんなキャラクター吹き替えてます
私が今まで観たドラマ限定です。
ゴッサムのオズワルド・コブルポット(ペンギン)
(↑ペンギン。gothamonfoxより)
バットマンに登場するゴッサム市警の刑事ジェームズ・ゴードンの青年期を描いた『GOTHAM/ゴッサム』。
阪口さんはペンギンことオズワルド・コブルポットを担当。
ペンギンはバットマンに登場する悪役の一人。
彼が悪役として表舞台に出てくる前の「芽」の段階を描いて、その悪への道が見えるドラマ。
阪口さんはマンドー、セブライド、ダンと男気あふれるイケメン担当だったけど、このペンギンは真逆のキャラ。
おどおどしてバカにされる弱気な男だけど、残虐性はかなり高い。
ゴードンとは最初から敵対関係かと思ったら、ゴードンに命を助けられていたペンギン。
そこから不思議な関係になる二人、そしてゴッサムシティでのし上がっていくペンギン。
声が高くてオドオドした阪口さんの吹き替えは、最初まったく気づかず。
いつものイケメン声を封印した吹き替えだから、余計にペンギンが気味悪いかも。
スーツのアレックス・ウィリアムズ
(↑アレックス(右)。dulehillより)
凄腕弁護士ハーヴィー(桐本拓哉)が主人公のリーガルドラマ『SUITS/スーツ』。
阪口さんが担当するのは、S7で登場するハーヴィーの友人で弁護士のアレックス・ウィリアムズ。
S7で事務所の代表になったハーヴィーが大口クライアントと共に引き抜こうとするのがアレックス。
最初は代表パートナーとしてだが、いろいろあってヒラの状態でハーヴィーの事務所へ。
古株のルイスやそのほかのメンバーとあれこれもめながら仲間として少しずつ受け入れられるアレックス。
でもマイクのプロボノ裁判で利益相反となり、マイクの立場が危うくなる。(マイクってずっと危うくなってばっかり)
友人のハーヴィーは過去にアレックスに借りがあり、それを返すために結果マイクの裁判を利用することに。
ある意味マイクが一番のとばっちりを受けた可哀想な人。(珍しい)
でも真相は、クライアントにうまいこと利用されたアレックスが一番の被害者!
わ〜、どうする阪口アレックス。
(困る阪口アレックスも好きだけど)
CSI:マイアミのエリック・デルコ
CSIシリーズのひとつ『CSI:マイアミ』。
チームの一員エリック・デルコを担当するのが阪口さん。
S6までは竹若拓磨さんでしたがS7から阪口さんに交代。
(たぶん竹若さんが病気療養のため)
デルコはよく湿地帯にいるイメージ。(簡単な紹介!)
でも正直、マイアミチームのメンズはイマイチピンとこないの。(オイオイ)
S12から登場する『クリミナル・マインド』のルーク・アルヴェスはデルコを演じたのと同じアダム・ロドリゲス。
他にもアダム・ロドリゲスを担当している阪口さん。
アダム・ロドリゲスはあんまり好みじゃないけど、阪口さんが好きだから許す。
(↑CSIマイアミのデルコとカリー。sales_dias15より)
(↑クリミナルマインドのアルヴェス。adamrodriguezより)
王女ピョンガン 月が浮かぶ川のオン・ヒョプ
(↑オン・ヒュプ。skyholics2020より)
記憶をなくし、刺客カジンとなった高句麗の王女の運命を描いた『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』。
阪口さんは主人公ピョンガンと惹かれ合うオン・ダルの父オン・ヒュプを担当。
実はこのキャラが阪口さんの声に惹かれた最初のキャラ。(だいぶ最近)
順奴部族の将軍オン・ヒュプ、すぐ死んじゃうの、すごくかっこいいのに。(もったいない!)
王の腹心コ・ウォンピョ(宮内敦士)の策略で王妃を守るため亡くなり、王妃も死亡。
その場にいて助かったオン・ヒュプの息子オン・ダルと、王妃の娘ピョンガンが初めて出会ったのもこの時。
その後、別々の道を歩み運命に引き寄せられるように再会する二人…。
オン・ダル(三木眞一郎)ももちろんイケメンだけど、私はオン・ヒュプ&ウォルグァン(咲野俊介)の渋め武将イケメンの方が好み!
顔はもちろん、阪口&咲野の吹き替えもすごく素敵!
この二人に守られたい!!
でもなかなか出てこないのが残念だったけど…。
一部ですが、阪口周平さんが声を演じたキャラクターを紹介しました。
前から名前だけは知っていたものの、それほど印象に残らなかったのにマンダロリアンで恋に落ちた私。(「我らの道」が素敵すぎる)
どうやらマンダロリアンは映画化されるらしいので、その吹替版も当然阪口周平さんのはず。
それ以外なら私が許さない!
まだまだ紹介したいキャラはあるのですが、少しずつ追加していく予定です。
また、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ!
※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。
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