訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

ドラマ版リーサル・ウェポンS1&2吹き替え版レビュー

リーサル・ウェポンとは

もともとは1987年に公開されたメル・ギブソンとダニー・グローヴァーが共演した映画『リーサル・ウェポン』
シリーズは4作品あり、ロス市警刑事のリッグスとマータフの凸凹コンビが活躍するアクション映画です。
この映画をベースにした海外ドラマが2016年から始まった『リーサル・ウェポン』
シーズン3までありますが、3は主役のリッグスが降板し、マータフの相棒が代わるというなかなか珍しい展開。
今回はリッグスとマータフが主人公のシーズン2までのレビューです。
シーズン3は改めて紹介する予定です。

ドラマ版『リーサル・ウェポン』の概要

ドラマ版『リーサル・ウェポン』は、テキサスからロス市警にやって来た刑事のリッグスと、真面目なベテラン刑事マータフが事件を解決していく1話完結バディもの。
映画同様、心に傷を負ったリッグスの後先返り見ない暴走ぶりと、それに翻弄されながらも絆を深めていくマータフとの友情が一番の見どころ。
シーズン3までありますが、リッグスとマータフのコンビはシーズン2までです。

主な登場人物

※カッコ内は吹き替え

(↑ドラマ版リーサル・ウェポン。lethalweaponfoxより)

●マーティン・リッグス(津田健次郎)
海軍特殊部隊出身でテキサスからロスにやって来た刑事。
刑事としては非常に優秀だが無鉄砲で無茶な行動でまわりをハラハラさせる問題児。
事故で妊娠中の妻を亡くし自暴自棄になり自殺願望もある。
定期的に警察の精神科医のカウンセリングを受けている。

●ロジャー・マータフ(磯部勉)
ベテランのロス市警刑事。
心臓発作で休職していたが、復帰したとたんはちゃめちゃなリッグスとコンビを組まされ不満な様子だが、リッグスの荒れる理由を知り家族ぐるみで見守る優しい男性。
弁護士の妻トリッシュを愛しすぎるあまり、暴走したり失敗することもしばしば。
真面目な彼がリッグスの影響でだんだん一緒に暴走するように。
口癖は「応援を待とう」。
もちろんリッグスは応援を待たない。

●ブルックス・エイヴリー(井上倫宏)
リッグスとマータフの上司。
毎度家や車などをぶっ壊してくる二人に、賠償にいくらかかったかと文句をいいながらもちゃんと実力を認めている。
以前はマータフとコンビを組んでいた。

●モーリーン・ケイヒル(行成とあ)
警察に常駐する精神科医でリッグスのカウンセリングを担当。
ストーカーに狙われたとき、リッグスに助けられる。
このときもリッグスお約束の「爆破&窓をぶち割る」で命拾いした。

●ソーニャ・ベイリー(鹿野真央)
リッグスとマータフと同じチームだが、リッグスの変な影響を受けない真っ当な刑事。

●スコセッシ(星智也)
検視官。
冗談をよくいうが誰も相手にしてくれない。
趣味が脚本執筆で、リッグスとマータフをモデルにしたものも書いているが、マータフは「真面目で面白みのない刑事」という設定に不満を抱いている。

●カレン・パーマー(佐古真弓
DEA(アメリカ麻薬取締局)捜査官。
事件でリッグスと知り合い恋愛関係に。

●トリッシュ・マータフ(高乃麗)
マータフの妻で弁護士。
大手法律事務所にいたが昇進できないことに不満を抱き退職。
その後、世界規模で活躍する経営者の顧問弁護士に。
家に入り浸る問題児リッグスを優しく見守りつつ、厳しいひと言も忘れないお目付役。
もちろんマータフにも目を光らせている。

●レオ・ゲッツ (多田野曜平)
ある事件で知り合ったおしゃべりでうるさくてせこい弁護士。

●ミランダ・リッグス(平田裕香)
リッグスの妻で交通事故にて死亡。

●ロニー・デルガド(沢木郁也)
ミランダの父。
ロス市警のお偉いさんで、リッグスの異動にも一枚噛んでいる。
リッグスのことを気にかけているが、それには裏があった。

●ネイサン・リッグス(手塚秀彰)
リッグスの父。
リッグスの心の闇の原因のひとつになっている。

ドラマ版は映画版に忠実な設定

映画をドラマ化すると設定などの変更が大なり小なりありますが、ドラマ版『リーサル・ウェポン』はかなり忠実です。
映画を観た人がドラマではどう描かれているか確認するのも面白いと思います。
ここでは主なものをご紹介。

主人公のリッグスとマータフ

(↑ドラマ版のリッグスとマータフ。lethalweaponfoxより)

(↑映画版のリッグスとマータフ。_movietime___より)

●ドラマ版リーサル・ウェポン
リッグス:クレイン・クロフォード(津田健次郎)
マータフ:デイモン・ウェイアンズ(磯部勉)

●映画版リーサル・ウェポン
リッグス:メル・ギブソン
マータフ:ダニー・グローヴァー

ドラマも映画も自暴自棄で後先考えないロス市警の白人刑事のリッグスと、家庭を大切にするベテラン黒人刑事マータフの組み合わせ。
リッグスはどちらも特殊部隊から警察官に。
ドラマ版は海軍、映画版は陸軍出身。
マータフはどちらもベテラン刑事で、何かとまわりが年寄り扱いするのも同じ。
奥さんと子ども3人(娘2人、息子1人)という家族構成も同じ。

自暴自棄で無鉄砲なリッグス

映画もドラマも危険を顧みず体が動くリッグス。
このキャラ設定は同じですが、ドラマ版はより彼の自暴自棄になった理由が丁寧に描かれています。
どちらも銃撃戦、爆発、カーチェイス、窓を割る、飛び降りるが登場しますが、ドラマ版はほぼ毎回どれかが登場。
さらにドラマのリッグスは捜査手順を守らない、応援を待たない・呼ばない姿が徹底しています。

(↑lethalweaponfoxより)

リッグスの心の闇の深さ

ドラマ版も映画版も事故で奥さんを亡くし、打ちひしがれているリッグス。
その悲しみがまだ乗り越えられず問題行動を起こすのも同じ。
でもドラマ版の方が、彼の心の深い部分を丁寧に描いています。(何十話も使えるドラマだから仕方ないけど)
そして彼の父も彼に暗い影を落とす原因のひとつ。
映画版に登場する精神科医はリッグスの精神状態が非常に危険だと彼の上司に必死に訴えているだけですが、ドラマ版は警察に常駐する精神科医のケイヒル先生の存在がとても大きいのが特徴。
ドラマでは毎回リッグスのカウンセリングシーンが登場。
でも彼はなかなか心の内を話そうとはせず、いつもおちゃらたり怒りを見せたりとごまかすばかり。
カウンセリングが終わると必ず机をまたいで帰ります。
たぶんこの美人のケイヒル先生とリッグスは、何かが起こるんだろうな〜という予感がひしひしと伝わりますが、実際は観てのお楽しみ。

(↑リッグスとケイヒル先生。lethalweaponfoxより)

リッグスの奥さんの死の真相

ドラマ版も映画版も徐々に事故死した奥さんの真相が明らかに。
ドラマでは今まで酒に溺れていたリッグスが断酒し、次に進もうとしていた矢先に知らされた事故死にまつわる真実。
また奥さんのことにとらわれ始めた彼は、さらに輪をかけて無茶な行動に。
ドラマ版はこの奥さんのことや彼女の父親(ロス市警のお偉いさん)が大きなサイドストーリーになっています。

(↑リッグスと奥さん。lethalweaponfoxより)

家庭的なマータフ

家族を大切にするマータフ。
特に娘には弱い姿は映画もドラマも同じ。
ドラマ版の方がより明るくコミカルに描かれていると思います。
ドラマ版は奥さんが二女出産時にマータフが心臓発作を起こし、復帰したところからスタートしているので、リッグスとは正反対の無茶はしないおじさんが強調されています。
また、映画では奥さんの料理をちょっとけなすマータフ。
でも最新のドラマ版では奥さんよりも料理上手なマータフに変身。
バーベキューグリルは誰にも触らせず、こだわりのエプロンでこだわりの料理をふるまうマータフ。
これもやはり時代の変化がもたらした男性の変化のひとつかも。

(↑エプロン姿のマータフ。lethalweaponfoxより)

家族ぐるみの付き合い

リッグスを温かく迎えるマータフ家はドラマも映画も同じ。
ドラマ版は映画版よりも頻繁にマータフ家に入り浸るリッグス。
でも飲酒運転やマータフを助けるため、彼の家の壁をぶっ壊したりと、かなり迷惑もかけている。(映画でも壁ぶっ壊してるけど)
リッグスがなんとか自殺しないでいるのは、彼を心配してくれるマータフ家の愛情も大きな理由のひとつ。

リッグスとマータフの自宅

リッグスはドラマ版も映画版も海辺のトレーラーハウスにピックアップトラック。
もちろん室内はどちらも汚い…。
犬がいるのも同じ。
泣くなった奥さんの写真が飾ってあり、思い出しては涙し、拳銃を自分に向けて自殺を図ろうとするのも同じ。
朝からビールを飲むのも同じ、でもドラマ版のリッグスは依存症レベルの深刻さ。
車のダッシュボードにお酒を隠すほどのぶっ壊れよう。
方やマータフの自宅は住宅街の一軒家。
ドラマ版の方が大きくていい家でいい車でいい暮らし。
それは奥さんがやり手の弁護士で稼ぎがいいから。
そのあたりの女性のキャラ設定も時代の違いを感じます。

ドラマと映画、微妙に違うところも

(↑lethalweaponfoxより)

マータフのコメディ色が強い

心の傷を無茶な行動やおちゃらけた言動でごまかすリッグス。
ドラマ版では、相棒のマータフはそんな彼に頻繁に嫌気がさし「相棒を代えてほしい」と何度も上司のエイブリーに訴えます。
しかしリッグスの本当の姿を少しずつ知ることでマータフの態度にも変化が。
だんだん彼に影響され、冗談もよくいい、一緒に無茶なこともしでかすようになるドラマのマータフ。
吹き替えもだんだんふざけた感じが増えていきます。
映画版の方が少し堅物だけど捜査のときは我を忘れて熱くなるマータフ。
ドラマ版はリッグスにイライラしながらも一緒に無茶をしながら根気強く見守るあったかいマータフ、というイメージでしょうか。

捜査の仕方

映画版はリッグスとマータフのコンビがメイン、ドラマ版はそのメインにプラスしてチームとしての面白さもあります。
映画は限られた時間の都合で、どうしても二人が捜査の主導権を握ってしまいますが、ドラマはそのあたりの奥行きがあるのが特徴。
二人の無茶な捜査の後始末に忙しい上司のエイブリー、検視官のスコセッシ、部下のベイリー、リッグスの義父やマータフの妻のトリッシュなど「多彩な人種、多彩な背景をまんべんなく取り揃える」は今どきのドラマの定番。

(↑主要キャラ勢揃い。lethalweaponfoxより)

微妙な設定の違い

ドラマのリッグスは奥さんの事故死をきっかけにテキサスからロス市警にやって来るという設定、映画版は麻薬課からの応援という微妙な違い。
そしてドラマ版ではアルコールに溺れ、映画版ではヘビースモーカーという設定。
どっちもやめようとしていますが…。
ドラマで登場するレオ・ゲッツは、病院で交通事故の被害者を見つけては「慰謝料を取ろう」と持ちかけるせこい弁護士。
映画版では同じ名前で会計士で事件の重要証人で登場。
どっちも小柄な男という設定は同じ。
また、リッグスの恋人はドラマ版ではDEA捜査官のパーマー、映画版では内部調査課のローナ・コールと、どちらも捜査で知り合った女性ですが、その後の二人の関係や設定は微妙に違いあり。
マータフの溺愛する娘の名前はドラマ版がリアーナ、映画版はリアン。
リアーナの方があのシンガーのリアーナを想像して「より現代感」を感じます。

主役が交代

映画版は全てメル・ギブソン演じるリッグス、ダニー・グローヴァー演じるマータフがシリーズ通して主人公。
でもドラマ版はシーズン2でリッグスを演じるクレイン・クロフォードが降板!
残念!
最初はあまりに暴走するリッグスが苦手だったんですが、だんだん好きになったのに…。
あのリッグスが見たいから『リーサル・ウェポン』観てたのに…。
クレイン・クロフォードの素行不良により降板なんて残念すぎる。
リッグスあっての『リーサル・ウェポン』なのに。
ちなみにクレイン・クロフォードは『NCIS: ニューオーリンズ』のクリス・ラサールの躁鬱病で精神が不安定な兄ケイド・ラサール(宮内敦士)を演じていたんですね。
まったくまったく気づきませんでした。

(↑シーズン1と2のリッグスとマータフ。lethalweaponfoxより)

(↑マータフとシーズン3から登場する主人公のウェスリー・コール。lethalweaponfoxより)

ドラマ版『リーサル・ウェポン』を観て

ドラマ版と映画版がある『リーサル・ウェポン』。
昔映画を観て、すっかりストーリーを忘れた頃にやって来たドラマ版『リーサル・ウェポン』
全然期待してなかったんです、実は。
主演の二人も知らないし、映画のドラマ化ってハズレても仕方ないと勝手に思っていたので。
でも、ドラマ版面白いですよ。
リッグスのはちゃめちゃ加減はどこか憎めないし、マータフの包容力は素晴らしいし、美人枠担当のケイヒル先生はリッグスとの将来を期待させてくれるし。
吹き替え派としてはエイブリーの上司サントス(ミシェル・ハード)が『ブラインド・スポット』のシェパードと同じ吹き替えの藤生聖子さんだったり、DEA捜査官のパーマーの吹き替えが佐古真弓さんで「佐古さんを1話限りで起用はないから重要な役だろうな」と思ってたらリッグスの恋人になっちゃうなど嬉しいところがいろいろ。
リッグスの吹き替えの津田健次郎さんは海外ドラマではほとんど聞いたことがなかったのですごく新鮮で、すごく色気があって、人気があるのも納得。
マータフ役の磯部勉さんは重厚な役をよく聞いていたせいか、このコミカルな演技が意外すぎて、しかも上手くて大好きになりました。
もちろんリッグスが降板したシーズン3もちゃんと観るつもりです。

(↑リッグスとパーマー。lethalweaponfoxより)

(↑エイブリーとサントス。lethalweaponfoxより)

【追記2022.01.10】
シーズン3チェックしました。レビューはこちら↓

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