訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

2021年最初の投稿

今さらの明けましておめでとうございます

昨年最後の投稿で我が家のワンコの癌が発覚し「ブログを少しの間休みます」とお伝えしていました。
日常が少し落ち着いてきたので、そろそろブログを再開したいと思います。

ワンコの癌「肥満細胞種」の手術が無事終了

昨年末、我が家のワンコが「肥満細胞種」という癌であることがわかりました。
ちょうど動物病院が年末年始の休みに入る直前ということもあり、年明け手術となりました。
右前脚にできた直径2cmくらいのやわらかいコブのようなものが肥満細胞種で、周辺部分を切除するという手術です。
手術自体は1時間弱で終わるということですが、実はてんかん発作の持病を持つうちのワンコ。
手術中にそのてんかん発作が出た場合、命の危険もあると先生に告げられました。
が、無事手術は終了し1泊入院して退院。
2週間後、手術で切除した癌の病理検査結果が戻ってきました。

結果は「グレード1」。
グレードは1から3まであり、数字が大きくなるほど悪性度が高いというもの。
「グレード1」ということは転移の可能性も低く、完治が見込めるということでかなり安心しました。
ただ、前脚の先端に近い部分で、切除しきれなかった細胞が残っているとのこと。(物理的に切除が無理なところのため)
なのでしばらくステロイドを服用し様子を見ることになりました。

手術中のてんかん発作もなく無事終えられ、病理検査でも悪性度の低い「グレード1」という結果が出て、年末から心に重くのしかかっていた心配ごとがかなり小さくなりました。
私も心配していたのですが、旦那は私以上にかなり不安になっていたようです。
ワンコの癌が発覚した日、それを聞いた旦那は大泣き。(初めて見た)
無事手術が終わったときも安心して大泣き。(手術中、病院で待っていた。私は仕事)
初詣で犬用のお守りを買い、手術後と病理検査結果の後はちゃんとお礼参りに行く旦那。
普段、神頼みなんて一切しない人なんですが…。

年末年始に観た海外ドラマ

このブログのテーマ「吹き替えの海外ドラマ」に話を戻します。
年末年始、新たに海外ドラマを観よう!と思う気持ちになれず、録画してあるドラマの消費に費やしていました。
2020年3月で終了となったBSチャンネルのDlifeで放送されていた『ゴースト 〜天国からのささやき』(まだ観てなかったんかい!)や、BSプレミアムで放送中の『名探偵ポワロ』、『コウラン伝 始皇帝の母』などなど、いつでも観られると放置していたものを集中視聴。
その合間に『ケース・センシティブ 静かなる殺人:不協和音(字幕版)』や『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY(吹替版)』シーズン5などもチェック。
年末にBSプレミアムで再放送された『アガサ・クリスティー ABC殺人事件』も再度視聴。
デビッド・スーシェのポワロもいいですが、老いと影を感じるジョン・マルコヴィッチ版のポワロも大好きです。
この中で印象的だったことを紹介します。(ネタバレあります)

ゴーストの主人公メリンダの夫ジムに釘付け

(↑座っているのがジムとメリンダ。ghost.whisperersより)

『ゴースト 〜天国からのささやき』は心残りのある死者を見たり会話ができる女性メリンダ・ゴードン(吹き替えは宮島依里さん)が主人公のドラマ。
アンティークショップを経営しつつ、メリンダに助けを求める死者の霊のために奔走する毎日。
普通の人はなかなか理解できないメリンダの特殊な能力を認め、一番の理解者が救命士で夫のジム・クランシー(吹き替えは福田賢二さん)。
年末年始観ていたシーズン4では、メリンダの最愛で最強の味方である夫ジムが亡くなってしまうんです。

正直、惰性で観ていた『ゴースト』。
以前投稿した『続ける?終了?管理人の崖っぷちなドラマたち』でも書いていますが、絶対観なきゃ!というドラマではなかったのです。

が、しかし。
シーズン4で目が覚めたんです、私。
ジムが誤って撃たれ病院で亡くなるシーン、もう大泣き。
死者と会話ができるメリンダの目の前に現れるジム。
回復したと勘違いするメリンダ、でも自分だからジムと会話ができると知ったときのメリンダの悲しみとショックの大きさ…。
ちょうどワンコの癌と重なって「死」に対して敏感になっていたせいもあると思うのですが、まさかジムが亡くなったことがこんなに悲しいなんて、と自分でもびっくり。
その後、この世に居続けるジムと光の向こうに行ってほしいメリンダはどうなるのか。
こちら、なかなかの意外な展開。(ジムはハンサムだったななぁと改めて思いました)
未見の方はぜひぜひ!

イギリスらしい刑事ドラマ『ケース・センシティブ』

(↑レンタル料金必要。(2021.01.23現在))

アマゾンプライムビデオで何かないかな〜というときに見つけたのが『ケース・センシティブ 静かなる殺人:不協和音(字幕版)』
私が観たのは第2シリーズの『不協和音』、ちなみに第1シリーズは『歪んだ愛』、こちらはまだ観ていません。
前編・後編という短さも観ようとしたポイント。

主人公のチャーリー・ゼイラーはレイクウッド警察の巡査部長。
仕事に生きる独身女性で、自分の気持ちを認めたくないのか部下で相棒のサイモン・ウォーターハウスが同僚の女性となんだかいい感じなのが癪に触るよう。
この二人の関係をちゃんと知るには、第1シリーズの『歪んだ愛』を観ないといけませんね。

教師のルースの別居中の夫ジェイソンが殺され、チャーリーたちが捜査に当たります。
ルースが疑われ、ルースと同棲する調律師のエイダンも疑われますがそれぞれが何か隠しているよう。
チャーリーたちの地道な捜査や、チャーリーとサイモンの関係など、派手さはありませんがどっしりした、いかにも曇り空が似合うイギリスらしいドラマ。
アマゾンプライムビデオでは字幕版しかないので、吹き替えなら主人公チャーリーは山像かおりさんとかいいんじゃない?と考えていたら本当に山像さんが吹き替えてました!(やるな私)

このチャーリーを演じるオリヴィア・ウィリアムズ、どっかで観たぞと考えていたら『カウンターパート/暗躍する分身』で主人公ハワード・シルクの妻エミリーを演じていました。
エミリーはこちらの世界では事故で昏睡状態、もうひとつの世界では諜報機関の凄腕職員でハワードとの間に娘をもうけたが離婚。
こちらの世界の優しいハワードと、もうひとつの世界の自己中のハワードと陰謀に巻き込まれていく女性です。
あと、有名なところでは映画『シックス・センス』のブルース・ウィリスの奥さん役もありますね。

(↑『カウンターパート/暗躍する分身』のエミリー。counterpart_stzより)

サイモンを演じるダーレン・ボイドは『刑事ジョン・ルーサー』で隠遁生活を送っているルーサーに会いに行く刑事で、爆破事件で亡くなる男を演じ、『キリング・イヴ』では暗殺者ヴィラネルに追いかけられ結局殺されるMI5のフランク・ヘイルトンを演じています。

教師のルースの浮気相手で調律師のエイダンを演じるのはテオ・ジェームズ。
私は彼の印象といえば『ダウントン・アビー』で主人公の一人メアリーに迫り、ことに及び腹上死してしまう外交官役。
いやもう衝撃的すぎて…テオ・ジェームズといえばコレ。
この印象が強すぎて、エキゾチックなイケメンのエイダンが『ケース・センシティブ』ではなんだか薄汚れた普通の男に見えてしまいます。

(↑『ダウントン・アビー』メアリーとトルコの外交官役のテオ・ジェームズ。cobert_loverより)

最後に

しばらくブログをお休みしていましたが、再開することにしました。
ワンコはまだしばらく病院通いが続きそうですが、まずは一安心。
最近は年末年始に録画したドラマや映画やバラエティばかり観ていて『ケース・センシティブ 静かなる殺人:不協和音』以外に新規の海外ドラマはナシの状態。
これから少しずつ通常営業に戻っていきたいと思います。

遅ればせながら、本年もよろしくお願いいたします。

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