80s世代のハートを鷲づかみ!ストレンジャーシングスOST
「旦那の海外ドラマ事情9【ストレンジャーシングスにトライ!私も参戦!】追記有り」で紹介したように、かなり遅ればせながら参戦したドラマ『ストレンジャー・シングス』。
80年代に青春時代を過ごした私には、ドラマのストーリーよりもシビれたのが音楽。
シーズン1を観た時点で「サントラ欲しい…」。
でもまずはドラマを観なくてはとシーズン4まで一気見。
で、やっぱりサントラ買うか!となりました。
海外ドラマ ストレンジャー・シングスとは
(↑strangerthingstvより)
アメリカの田舎町で起こった不思議な出来事を通じて、当時のあってもおかしくない人体実験やそこに巻き込まれた少女、彼女を助けたオタク少年たちの友情や恋、家族愛などの人間ドラマも描いたSFドラマ。
現在シーズン4がネットフリックスで配信中(2022.09.24現在)、シーズン5でファイナルとなるらしい。
設定が80年代のため、その時代に流行った曲がてんこ盛りです。
サントラはS4のCD完全版の発売を待って全シーズン購入
『ストレンジャー・シングス』のサントラは大きく分けて、ドラマ内に流れるさまざまなアーティストの曲が入ったVA(ヴァリアス・アーティスト)版と、メインテーマ曲などシンセサウンドが印象的な劇中で流れる曲が収録されたオリジナルサウンドトラック版(SURVIVEのカイル・ディクソンとマイケル・スタインが音楽を担当)の2種類があります。
で、それぞれシーズンごとにサントラがでているので購入予定の人はどっちが欲しいのか確認してからが絶対いいと思います。
私はVA版を購入。
アマゾンや楽天、タワレコ、HMVなど主な通販サイトを調べ、価格や在庫のあるなしを調べた結果、楽天スーパーセールで全シーズンまとめて購入。
直近に発売されたシーズン4の完全版CDの発売(2022年9月9日発売)を待ってからまとめて注文。
ちなみにシーズン4のサントラは2022年7月1日から配信スタート。
でも私は現物がほしいのでCD一択。
だって昭和生まれなんだもん、ジャケットとか見たいもん、歌詞カードとか見たいもん。(といいながら輸入盤だけど)
(↑VA版には収録されていないテーマ曲。 Stranger Thingsより)
サントラの特徴
『ストレンジャー・シングス』のサントラは配信やCDはもちろん、LP盤やカセットテープもあったりと80sの雰囲気が味わえるのがポイント。
ドラマの中でレコードやSONYのウォークマンが登場するので、あの世界観に浸りたい人はぜひこちらを。
私のようにレコードプレイヤーやカセットデッキがもうないという人はCDや配信になってしまうんですが。
あと、要注意はVA版はシーズン1と2で1枚のCDに収録されています。
最初シーズンごとに探していたんですが1と2それぞれのVA版がない!と思ったら2シーズンまとめてギュッってなってた。
シーズン3と4はそれぞれあるのでご安心を。
ちなみにオリジナルサウンドトラック版はシーズンごとに発売されています。
実際聴いてみたら印象的が変わった曲
ドラマで聴くのとCDで聴くのとイメージが変わった曲はこんな感じ。
印象的な曲は、以前の投稿「旦那の海外ドラマ事情9【ストレンジャーシングスにトライ!私も参戦!】追記有り」で紹介したので詳しくははそちらを。
●Nocturnal Me/エコー&ザ・バニーメン(S1)
第5話のエンディングで流れる曲。
友人のバーバラを探していたナンシーが、ジョナサンが撮った写真に映っていた謎の生き物を探しに森へ行き、ぽっかり口を開けた木の幹の穴へ吸い込まれるように入っていくシーンで流れ、そのままエンディングへ。
イギリス出身のエコバニが流行った当時はヒットした「The Cutter」しか知らず、そして特に興味がわかず。
『ストレンジャー・シングス』で流れてもエコバニと気づかず。
でもCDをヘッドホンで聴いたら衝撃!
最初はロシアのバンドかと思った。
退廃的というか耽美というか引き込まれそうな曲に「これ誰?」と調べたらエコバニ!
発表された1984年当時の私ではこの曲を理解するのは難しすぎた。
あれから40年近く経って、少しはこの曲の良さに近づけたかも。
(↑ Echo & the Bunnymenより)
●セパレイト・ウェイズ/ジャーニー(S4)
1983年に発売されたジャーニーを代表するヒット曲。
ボーカルのスティーヴ・ペリーのエネルギッシュでハスキーな声が印象的で、いかにもジャーニーらしい力強いロックナンバーが『ストレンジャー・シングス』に登場。
盗んだキャンピングカーでマックスたちがヴェクナをおびき寄せるために彼の育った家に入っていくシーンで使用されたこの曲。(第8話ラスト)
その時の感想「え〜〜〜〜なんかシンセでアレンジされててオリジナルの良さが消えてる!」でした。
でもCDで聴いてみたら、ドラマのテーマ曲のあの世界観がそのまま反映されていて、あまりの美しさに聞き惚れた!
スティーヴ・ペリーのボーカルはそのままに、オリジナルのロック色はなくなり、シンセメインの壮大で神秘的で、でもすごく力強いナンバーに生まれ変わってて何回も何回も聴いてしまった。
ドラマで聴いたときはマックスたちの戦い前夜のピリピリの緊張感に気を取られ、大胆アレンジのセパレイト・ウェイズにそこまで気が回らなかったのよ。
なので、往年のジャーニーファンよ、オリジナルもいいけどぜひCDで、ヘッドホンで聴いて!!
(↑S4の予告編でも使用。Netflix Japanより)
●神秘の丘/ケイト・ブッシュ(S4)
4の代表曲ともいえるこの曲、ドラマで使用されたおかげでチャートにランクインしたくらい印象的な曲。
この曲は、サントラで聴くより絶対ドラマで聴いた方がいい!
マックスの心が叫びをあげているとき流れる「神秘の丘」。
彼女がヴェクナに捕まり、なんとか仲間のもとに戻ろうと全力疾走するときに流れるこの曲の効果的なこと!
音だけじゃなく映像と一体化することで、よりこの曲の魅力が増幅されるのでまたドラマで堪能します。
(↑目を覚ませマックス! Netflix Japanより)
サントラに収録されなかったおすすめ曲
なんでかな、いい曲なのに。
シーズン1
●ガール・ライク・ユー/フォリナー
サントラには「コールド・アス・アイス」が収録されてるけど、私はフォリナーといえばこの曲。
シーズン2
●ゴーストバスターズ/レイ・パーカー・ジュニア
あれ〜、なんで入ってないの。ドラマでも主人公のマイクたちがハロウィンでお化け退治のコスプレしてるのに。
●愛の嵐/パット・ベネター
最近めっきり名前を聞かないパット・ベネター様。せめてサントラには収録して世間に再認識してほしかった、いい曲なのに。
シーズン3
●ロック・ディス・タウン/ストレイ・キャッツ
ビリーがプールの監視員をしているシーンで流れる曲。
●エンジェル/マドンナ
サントラに収録されているのは「マテリアル・ガール」(マドンナがモンローに扮したMV)。地味だけど「エンジェル」の方がずっと好き。
シーズン4
●アップ・アラウンド・ザ・ベンド/クリデンス・クリア・ウォーター・リバイバル
通称CCR。60~70年代に活躍したバンドなので私は知識なし。でも曲はハノイ・ロックスのカバーで知っていたのでオリジナルをちゃんと聴きたいなと思って。
CCRのボーカルのジョン・フォガティはソロで80年代にも「オールド・マン・ダウン・ザ・ロード」とかヒットさせていたので、こっちは少々なじみあり。
やっぱりサントラが好きかも
以前にも「観た観てない関係なし!お気に入りサントラ10選」を投稿しましたが、やっぱり今でもサントラが好き。
映画やドラマが面白かったときはもちろん、音楽しか知らない作品も多いけど。
『ストレンジャー・シングス』のように全シーズン一気に買ったのは初めて。
それくらいハートを鷲づかみにされたこのサントラ、ドラマの世界そのままのレコードやカセットでも用意されているのも素敵。
ちなみに最近買ったCDもサントラみたいなもの。
それは「ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン」。
映画音楽界の巨匠ジョン・ウィリアムズがウィーン・フィルで自ら指揮したライブ盤。
収録されている曲は観てない映画の方が多いくらい映画オンチの私ですが、彼の作り出す音楽で心が揺り動かされるあの感覚が大好き。
というわけでこれからも多分サントラは買い続けると思います。
もちろん『ストレンジャー・シングス』シーズン5のサントラも!
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