あのボビー・ブラウンのドキュメンタリー
現在huluやアマプラなどで配信中のドキュメンタリー『バイオグラフィー:ボビー・ブラウン エヴリ・リトル・ステップ』。(2023.10.21現在)
80〜90年代にかけて大人気だったボビー・ブラウンの過去、そして今を紹介したドキュメンタリー、もう観たいに決まってる!
当時、超スーパースターで彼を真似た「ボビ男」が登場するほどのボビー・ブラウン、今どうなってんの?
ホイットニーの葬儀でチラッと見たけど、今でもそこそこワルだよね?と観始めたら…。
知らないことだらけの彼の人生、もちろんホイットニーのことも赤裸々に告白。
4話、一気に観ちゃった。
(↑90年代のボビー・ブラウン。kingbobbybrownより)
バイオグラフィー:ボビー・ブラウン エヴリ・リトル・ステップとは
(↑A&Eより)
ボビー・ブラウン本人や身近な人が当時や今について語るドキュメンタリー番組。
登場するのは彼の奥さんや兄弟、ニューエディションのメンバー、昔のボディガードやマネージメント関係者など。
期待していたホイットニー側の人は登場しなかった…。
まぁ離婚してるから仕方ないけどさ。
彼やホイットニーにとって切っても切れないドラッグやアルコール、結婚生活についてもけっこうあけすけに答えていたのが印象的。
ニューエディション(ボビーが所属していたボーイズグループ)の結成前から、今現在までの激動の人生を紹介。
昔の人気絶頂の頃のボビー・ブラウンしか知らない人にはかなりの衝撃かも。
バイオグラフィー:ボビー・ブラウンのここが見どころ
ニューエディション時代
83年にデビューしたボーイズグループの「ニューエディション」。
当時、もちろん名前も曲も知っていたけど、私にはちょっと幼すぎた。
そのメンバーにボビー・ブラウンがいたことはまったく知らず。
結成当時のメンバーは全員幼馴染。
公営団地育ちのけっして裕福ではない家庭の子ばっかり。
そんな彼らがスターになるも、デビューしてしばらくはずるい大人たちにかなり搾取されてたみたい…。
(↑現在のニューエディション。kingbobbybrownより)
脱退後のボビー・ブラウン
次第にバブルガムポップのニューエディションに物足りなくなり、好き勝手やりだして結局脱退、そしてソロへ。
私が知ってるのはここから。
ソロになって自分のやりたいことをやったらニューエディション以上のスーパースターになっちゃったボビー・ブラウン。
当時のコンサート映像を見ると、かなりきわどい…。
でもそれがボビーっぽいし、それが許されてた。
ダンスもキレッキレでかっこいい!
(↑これはそれほどきわどくないです。kingbobbybrownより)
天狗のボビー・ブラウン
歌がヒットし女の子にもモテモテ。
そりゃ天狗になるよ。
天狗列伝もいっぱい紹介されてた。
例えばコンサート中にかわいい女の子に目をつけてお持ち帰り(イメージ通り)、走ってる好みの車をその場で購入し運転して空港などへ行きそのまま放置!などなど。
パーティー大好き、ドラッグもアルコールも当たり前。
これぞ私のイメージするボビー・ブラウンよ。
ボビー・ブラウンの恋人
昔ジャネット・ジャクソンとも交際していたという彼。
当時、まったく知らなかった。
付き合っていたのは短期間とのことだけど、悪ガキボビーとジャクソン家の末っ子ジャネットは意外な組み合わせ。
ホイットニーもそんな感じ(お嬢さん的な)と思っていたら実は彼女、ボビーにふさわしいなかなかのタマでした…。
子沢山のボビー・ブラウン
子どもはてっきりホイットニーとの間の娘だけたと思っていたら、想像以上の子沢山。
複数の女性との間に息子2人と娘1人、ホイットニーとの子ども(娘)、再婚後にできた子ども3人の計7人のお父さん。
でも息子と娘をドラッグで亡くしているのよね…。
(↑kingbobbybrownより)
ドラッグとアルコール依存症
ホイットニーがドラッグで亡くなったとき「ボビー・ブラウンと出会わなければ…」と思った。(みんな思ったし、番組内でもそう思われてると知ってた)
でもこの番組で、もしかしたらそうではないかも…と考え直したのよ。
ただ言ってるのはボビー側の発言だから、ホイットニー側の意見はまた違うかも。
彼曰く、ホイットニーは自分と出会う前からドラッグをやっていたと。
彼女のクリーンなイメージからは想像しにくいけど。
結果、ボビーと結婚したことで歯止めが効かなくなった可能性は高そう。
ボビーはドラッグの他にもアルコール依存症で現在は断酒中とのこと。
今の家庭や暮らしぶりを見る限りすごく健康的。
もっと早い段階で誰かが手を差し伸べていたなら、ホイットニーも娘のボビー・クリスティーナも生きていたかもね。
現在のボビー・ブラウン
第1話、登場したおじさんを見て「ボビーのお父さんか」と思った私。
実はこれがボビーだった時の衝撃!!
えっ!あのかっこいいボビー・ブラウンはどこ?うそ?
そうなの、すっかりお肉のついたおじさんになったボビー。
表情は優しく丸くなって、すごく幸せそう。
但し、ここまでの道のりはすごく険しくて長かったよう。
でもおじさんになった彼を見慣れるまでかなり時間がかかったけど…。
(↑ボビー・ブラウンと奥さん。kingbobbybrownより)
お気に入りボビー・ブラウンBEST3
1.Something In Common
(↑Bobby Brownより)
当時結婚していたボビーとホイットニーのデュエットソング。
今もときどき聞くくらいお気に入り。
二人が人気絶頂の92年に発売、シングルCDを購入。
2.Every Little Step
(↑Bobby Brownより)
89年に発表されたこの曲、ドキュメンタリーのサブタイトルにもなっているくらいの彼の代表曲。
NJS(ニュージャックスウィング)のお手本みたいなこの曲をプロデュースしたのはLA&ベイビーフェイス。
彼らもボビー・ブラウンと一緒に大物になっていったなぁ。
3.Rock Wit’cha
(↑Bobby Brownより)
ロマンティックなラブソング。
「RONI」と迷ったけどこっちに決定。
こうやって見ると92年に発売の脂の乗り切った「Bobby」よりも、まだやんちゃな悪ガキイメージのある「Don’t Be Cruel」時代の方が好きみたい。
2000年代に入ると離婚やドラッグ問題などでだんだんと目にする機会が減っていくボビー。
まさか今サブスク配信で彼を観られるなんて想像もしなかった。
最後に
最初に今のボビーを見た時はかなりの落差にショックをうけたものの、今の丸い彼を見ると妻と娘・息子の死やアルコール依存症からすっかり立ち直ったよう。
でも心のどこかでは昔のやんちゃなボビーを期待してたのも正直な気持ち。
ニューエディションとしても活動しているようで、あんなでっぷりとしたおじさんたちがどうやってバブルガムポップを歌うのか、ちょっと気になる。(笑)
観る前は「転落したボビー」の赤裸々な日常を追ったのかと思ったら、意外にもクリーンな内容。(いや昔のはそうでもないか…)
ボビーは昔のやんちゃなイメージのまま覚えておきたい!と思う人は観ない方がいいかも。
でも4話と短いのでオーバー50のNJS好きはぜひ!
(↑kingbobbybrownより)
『バイオグラフィー:ボビー・ブラウン』は字幕版のみですが、普段は吹き替え派の私。そんな吹き替え派の方へ、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ!
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