訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

ほんとに同じ声優?二度聞き必須の落差激しめ吹き替え6選

吹き替えの使い分けはさすがプロ!な二度聞き必須のキャラたち

海外ドラマをほぼ吹き替えで観るのですが、その楽しみ方のひとつが声優さんたちの声を使い分けるプロの技。
ほんとに同じ声優さん?な吹き替えに出会うと、その落差にワクワクしてしまいます。
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。

目次

怒鳴り声の息子溺愛母vsお上品伯爵夫人|片貝薫

会話はすべて怒鳴り声!ビッグバン・セオリーのハワード母

この投稿のきっかけになった片貝薫さんの吹き替えから紹介。
片貝さんは『ビッグバン・セオリー』の主人公のオタク4人組の一人で、エンジニアのハワード・ウォロウィッツのお母さんを担当。
息子のハワードを溺愛する母で、常に怒鳴り声で息子と会話する強烈なお母さん。
このお母さんに影響されて、ハワードの妻バーナデットも可愛い顔してよく怒鳴ってます。
お母さん、姿は見せず声だけなんですが、私が観た中で一箇所だけ姿をチラ見することができます。
シーズン6の第15話、ハワードは友人のラージに自分の不在時に母の様子を見てほしいとお願いする。
ハワード母と一緒に食事をとったラージをひきとめるため、ハワード母は台所でデザートを作るというシーン。
クルクルの黒髪とゆったりした花柄のワンピース姿(?)が一瞬見えます。
普段、ハワードがお母さんのことを「巨体」といっていましたが、確かにふくよかな感じでした。

(↑ラージの後ろにちょっとだけ見えるのがハワード母)

身支度は侍女の仕事!ダウントン・アビーのグランサム伯爵夫人コーラ

そして落差激しめなもうひとつの吹き替えは『ダウントン・アビー』の主人公の貴族一家グランサム伯爵の夫人コーラ
アメリカの裕福な家庭からイギリスの伯爵家へ莫大な持参金とともにお嫁入りしたお上品なご婦人。
基本、大きな声はあげず、怒鳴り声などもってのほか。
身支度は侍女のお仕事、既婚女性のしきたりで朝食はベッドでとったり、移動はもちろん運転手つきの車などなど。
ハワード母との共通点は女性で母であることのみ。

 
 
 
 
 
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(↑真ん中がコーラ。downtonabbey_officialより)

→怒鳴り声と伯爵夫人を使い分ける片貝薫さん、ぜひぜひ吹き替えでチェックしてみてください。

オネエ司会者vsやさぐれハンサム刑事|小松史法

ゴシップ大好き!アグリー・ベティのスズキ・セント・ ピエール

冴えない主人公ベティがファッション雑誌「モード」編集部で奮闘するドラマ『アグリー・ベティ』
「モード」などファッション界のニュースを伝えるのが小松史法さんが吹き替えるスズキ・セント・ ピエール
見た目そのままのオネエ口調ですが、実は妻帯者であることを隠すビジネスオネエ。
オネエ口調をちゃんと映像で確認したんですが「ほんとに小松さん???」と確認できないくらいの落差加減がイイ。

 
 
 
 
 
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(↑向かって左がスズキ・セント・ ピエール、右端がウィルミナ。alecmapaより)

ヤク中の過去あり!キリングのスティーブン・ホールダー

落差激しめなもうひとつの吹き替えは『キリング/26日間』の刑事スティーブン・ホールダー
潜入捜査でヤク中になった過去があるハンサムな刑事。
なんか裏がありそうと思わせながら、実は真摯に仕事に取り組む真面目さとのギャップにキュンとくるカッコよさ。
口は悪いしタバコは吸いすぎだし、好きになったら破滅しそうな危うさがありますがそれも魅力。
とにかく小松さんの男前な声がどストライクで、ここ最近の吹き替えの中で一番のお気に入りです。

 
 
 
 
 
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(↑スティーブン・ホールダー。thekillingより)

→オネエと男臭い刑事の使い分けができる小松史法さんの吹き替え、ぜひ聞きくらべを。

妖艶なチェリストvs小学生男子|武田華

美人チェリスト!モーツァルト・イン・ザ・ジャングルのシンシア

ニューヨーク交響楽団を舞台にした人間ドラマ『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』
ドラマに使われているクラシック音楽も聴きどころのひとつ。
武田華さんが吹き替えるのはチェリストのシンシア
シンシアは奔放な男性関係なのに同性から嫌悪感を抱かれない自由で美しく自立した女性で、チェロを弾く姿がとっても美しい。
これぞ大人の女の鏡のようなシンシアに、武田さんの艶やかな声がまぁ素敵。
ただ色っぽいだけの声じゃないのが好きなポイントです。

 
 
 
 
 
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(↑シンシア。mitjamazonより)

帰還した父にとまどう小学生男子!ホームランドのクリス・ブロディ

そして武田さんの落差激しめなもうひとつの吹き替えは、主人公キャリーがテロを阻止するドラマ『HOMELAND/ホームランド』で、アルカイダに寝返ったのでは?と疑われるアメリカ人捕虜ニコラス・ブロディの息子クリス
まるで初めて見るような感じで8年ぶりに帰国した父を迎えるクリス。
美人チェリストの声の人がどうして小学生のしかも男の子の吹き替えができるのか?
謎です、プロです、さすがです。

(↑男の子がクリス・ブロディ。)

おまけ ヒーリングっど♥プリキュアのペギタン

小学生男子に続いてはアニメの『ヒーリングっど♥プリキュア』の主人公プリキュアの一人・沢泉ちゆのヒーリングアニマル・ペギタン
こちらはペンギンのような見た目のかわいい動物です。

 
 
 
 
 
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(↑ペギタン。precure_curestaより)

→大人の女から小学生男子、そしてペギタンまで、武田さん…守備範囲広すぎます。

変わり者分析官vsイケメンS.W.A.T.隊員|咲野俊介

前置きが長いCSIの分析官ホッジス

ラスベガス警察の科学捜査班の活躍を描いた『CSI:科学捜査班』
咲野俊介さんはCSI:科学捜査班のラボの分析官デヴィッド・ホッジスを担当。
初代のボス・グリッソムのことを「大将」と呼び、本題に入るまで余計なことをペラペラと喋り話を止められるのがお約束の変わり者ホッジス。
咲野さんの吹き替えは、ちょっと声高めでオタクっぽくて理屈っぽくて、いかにも女子にモテなさそうなタイプ。
ラボにこもってそうなインドア派タイプですが、途中から捜査官になり、たまに現場にもでていました。
(ホッジス系の咲野さんの声は『キリング・イブ』のシーズン1で登場するアントンでも楽しめます)

 
 
 
 
 
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(↑デヴィッド・ホッジス。cbstvstudiosより)

頼れるリーダー!S.W.A.T.のダニエル・“ホンドー”・ハレルソン

凶悪事件に立ち向かうSWATチームの活躍を描いた『S.W.A.T.』
そして咲野さんの落差激しめなもうひとつの吹き替えは、チームのリーダー・ホンドー
演じるシェマー・ムーアはクリミナル・マインドでモーガンを演じ、その吹き替えも咲野さんでした。
S.W.A.T.の重装備で走り回り、犯人を仕留め、人質を助け、チームを率いるたくましいホンドーがね、カッコいいの!
声も低めの男っぽい二枚目声。(大好物)
これが私の咲野さんの吹き替えのイメージ。

 
 
 
 
 
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(↑ホンドー。swatcbsより)

→咲野さんは基本ハンサム声、たまにホッジスみたいなキャラも落差を楽しむことができて大好きです。

良妻賢母の弁護士vsいじめっ子教師|野沢由香里

良き母だが仮面夫婦!グッドワイフのアリシア・フロリック

夫のスキャンダルにより家族を養うため弁護士として社会復帰したアリシアが主人公の『グッド・ワイフ』
野沢由香里さんは主人公のアリシア・フロリックを担当。
知的で家庭を大切にする賢母アリシアですが、浮気をした夫ピーターとは仮面夫婦。
お上品な顔の下には、かなりのタフさを隠しています。
上司ウィル・ガードナー、州検事選の参謀ジョニー・エルフマン、検事補フィン・ポーマー、調査員のジェイソン・クラウスと、夫以外に心を奪われた男多数。
でもなんか上品なんですよね、アリシア。
で、低い声の野沢さんの吹き替えもこれまたお上品なんです。

 
 
 
 
 
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(↑アリシアと夫のピーター。thegoodwife_cbsより)

チア部の邪魔する奴は抹殺!グリーのスー・シルベスター

そして野沢さんの落差激しめなもうひとつの吹き替えは、廃部寸前の高校のグリー部が舞台の『glee/グリー』でこのグリー部と予算を取り合うチア部の顧問スー・シルベスター
最初にこのスー先生の吹き替えを聞いたときの衝撃!
「なにこれ?なんか声に聞き覚えがあるけど?えっ?野沢由香里さん?アリシア!うっそ!」
ジャージ姿のオラオラな女教師がアリシアの声って…。
でもスー先生、面白いですよね。
チア部のためなら激昂、いじめ、ぶっ壊すも厭わないスーの迷いのない生き方がうやらましい。

 
 
 
 
 
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(↑スー・シルベスター。officialgleeより)

→頭脳派アリシアと実力行使派スーという極端な女性二人、どちらもタフさが魅力なのが野沢由香里さんの吹き替えの特徴かも。

三国志随一の人気者vsチャラくてお調子者の弟|遊佐浩二

劉備から絶大な信頼を得た勇将!三国志 Three Kingdomsの趙雲

董卓の傍若無人な独裁から司馬懿が魏の実権を握るまでの約60年間を描いた中国歴史ドラマ『三国志 Three Kingdoms』
遊佐浩二さんが吹き替える趙雲は優れた武将としてはもちろん、命令されたことの先を読み忠実にこなし内政にも明るいところが、劉備に仕えた他の武将の関羽や張飛にはないところ。
有名なエピソードは、やはり長坂坡の戦いで大軍の中、単身で劉備の息子・阿斗を救出する場面でしょう。
『三国志 Three Kingdoms』でも映画『レッドクリフ』でも描かれている有名なシーン。
自らの命をかけ、劉備のため争いの真っ只中に切り込む趙雲のカッコいいこと!
遊佐浩二さんのハスキーで若々しい吹き替えが、趙雲のまっすぐな性格にぴったりです。

(↑阿斗を救出する趙雲。)

兄想いのお調子者!救命医ハンクのエヴァン・ローソン

ERをクビになった医師ハンク・ローソンが、高級住宅地ハンプトンズでコンシェルジュドクターとして活躍する『ロイヤルペインズ 〜救命医ハンク〜』
そして遊佐さんの落差激しめなもうひとつの吹き替えは、主人公ハンクの弟でハンク・メドの会計士エヴァン・ローソン
クビになり落ち込む兄ハンクをコンシェルジュドクターとして再生させたのはこのエヴァン。
兄ハンクは落ち着いて信頼の厚いドクター、弟エヴァンは対照的なパーティーや儲け話、女の子が大好きなお調子者。
1シーズンに1度くらいの割合で大きな兄弟喧嘩が勃発しますが、なんだかんだで必ず仲直り。
おしゃべりで、ちょっとピンチになると大騒ぎするエヴァンは、遊佐さんのちょっと高めの声の吹き替えで「うるさい…」と思うこともしばしば。
口数少ない趙雲の面影、まったくなし…。

(↑左エヴァン、右ハンク。royalpainsusaより)

→趙雲もエヴァンも遊佐浩二さんの声とすぐわかるのですが、キャラの振り幅がめちゃめちゃ大きいのが見どころです。

いかがでしたか、落差激しめ吹き替え。
同じ声優さんとは思えないキャラは、声のプロの技が楽しめてうれしくなります。
気になる吹き替えは少しずつ追加していく予定です。

また、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ!
※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。

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