訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

ザ・ボーイズ・ブッチャーの声はこの人!宮内敦士の海外ドラマ吹き替え|怪編

怪しいキャラを集め2度目の登場、宮内敦士さん

私の宮内敦士さんの吹き替えのイメージは『ブラックリスト』のFBI捜査官レスラーや『サイバー諜報員 〜インテリジェンス〜』のガブリエル・ヴォーンなど悪と戦うカッコいい男。
でも今回紹介したいのは危険な男たち。
女性がボロボロになるような恋愛の達人みたいな危険な男じゃなく、やることがリアルに危険で怪しい男たち。
この手の吹き替えもやっぱりイイ。
※紹介しているのは私が今まで観たドラマ限定です。カッコ内は吹き替えです。

ちなみにもう少しソフトなキャラの宮内敦士さんはこちら↓

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妻を探して大暴走!ザ・ボーイズのビリー・ブッチャー

(↑ビリー・ブッチャー。theboystvより)

『ザ・ボーイズ』は企業が運営する人並み外れた能力を持つスーパーヒーローに、大切な人をうばわれた人たち「ザ・ボーイズ」が復讐を企むドラマ。
宮内さんは「ザ・ボーイズ」のリーダーで、スーパーヒーローの一人ホームランダーにレイプされ、その後行方不明になった妻を探し、スーパーヒーローに復讐しようとする男ビリー・ブッチャーを担当。
ブッチャーと同じように、スーパーヒーローの一人Aトレインに恋人を殺された青年ヒューイの前に現れ、一緒に復讐しようと勧誘。
元CIA工作員で今はフリーランスのブッチャーは髭面でヨレヨレの小汚い格好。
ヒューイはそんな彼を「マトリックスのポルノ版に出てきそう」と表現。
確かに。
妻のベッカと円満だったころの回想シーンではスッキリ小綺麗なのに…。

妻を行方不明に追いやったスーパーヒーローや、彼らをマネージメントするヴォート社をなりふり構わず追い詰めるブッチャー。
目的のためなら手段は問わずグイグイ攻めるブッチャー、そして彼に翻弄されるザ・ボーイズの仲間たち。
特に普通の青年ヒューイは彼のやり方に疑問を持ちつつ、何度も思いとどまり、やっぱりザ・ボーイズに戻るという「巻き込まれ系」。

ブッチャー、強烈なリーダーシップを発揮するも、復讐への思いが強すぎて周りがついてこれないことも。
いっつもしかめっ面で下品な言葉遣い&声を荒げている彼の意外な一面が、チームワークの大切さをスパイス・ガールズ(※)に例えた場面。(S1)
スパイス・ガールズ全盛期を知る私としては「ブッチャーがスパイス・ガールズ!!」で大笑い。
これは妻ベッカがスパガ好きで、死ぬほど聞かされたかららしい。
でもスパガのメンバーのソロ活動の悲惨さをチームワークの大切さで使うなんてブッチャーかわいい!と意外なところでキュンときた私でした。

※90年代に活躍したイギリスのポップグループ。スケアリー、スポーティ、ベイビー、ジンジャー、ポッシュの5人組。活動休止後のソロ活動は誰もパッとしなかった。

(↑ストリートファイター風なブッチャーvsホームランダー。theboystvより)

(↑プライム会員ならS1&2追加料金なしで視聴可能(30日間無料体験もあり)(2020.10.03現在))

『ザ・ボーイズ』他の主な吹き替え声優
ヒューイ/平野潤也
フレンチ/下川涼
マザーズミルク/ボルケーノ太田
ベッカ/高宮彩織
マデリン/本田貴子

悪霊が弁護士をやってる!グッドファイトのローランド・ブラム

(↑ローランド・ブラム。michaelsheen.fanpageより)

「悪霊が弁護士をやってる」は『グッド・ファイト』に登場するダイアンのアシスタント&調査員のメリッサ・ゴールドがローランド・ブラムを例えた言葉。
宮内さんが吹き替えをするのはシーズン3から登場する弁護士ローランド・ブラム

『グッド・ファイト』は『グッド・ワイフ』のスピンオフドラマで、『グッド・ワイフ』でも重要なキャラクターだったダイアン・ロックハート(吹き替えは小宮和枝さん)が主役のドラマ。
彼女以外にもダイアンと同じ事務所の2人の若手女性弁護士ルッカとマイアが物語の中心となっています。
今回宮内さんが吹き替えるローランド・ブラムは、ある訴訟でマイアと一緒に裁判を戦う共同弁護士。
シーズン3第2話「ロイ・コーンの薫陶」で登場する彼。
彼の第一声を聞いて「宮内さんだ!」と小躍りするも、なんだかいつもと違う吹き替え。

口が悪い、声がでかい、下品、抑揚が大げさと強烈キャラ全開。
普通の人では着こなしが難しそうなそうなスーツ&ウェストコートを着こなし、懐中時計を忍ばせロールスロイルで移動&超デコラティブ&ゴージャスなお部屋というまがまがしさ満載。

怪しい感じは裁判でも同じで、勝つためなら偽の証人を用意するのは当たり前、芝居がかった演出で判事の同情を買ったり、検察官を犯人だと言ったりデリバリーのチラシを証拠だと言ったり予測不能で制御不能の狂った弁護。
裁判前はテンションを上げるため違法薬物キャンディーをなめたり、マイアの資料を窓からぶん投げたりとやりたい放題。
一緒に裁判を戦う「いい子マイア」は最初彼に圧倒されますが、第3話では自分の依頼人に有利な取引でブラムの裏をかき、彼を激怒させます。
この件で激怒したブラムはマイアの事務所に怒鳴り込みますが(宮内さんの怒髪天ボイスを堪能して!)「いい子マイア」はすっかりブルムのやり方を身につけ彼をすごすごと退散させます。

「たちの悪い落ちぶれクソジジイがっ!!」ってね。

いや〜たくましくなったマイア。
シーズン1の彼女と比べたら格段にレベルアップしてます。

結局ブルムを怒らせたマイアは彼のせい&不運が重なって事務所を解雇になるのですが。
これでブルムは『グッド・ファイト』の出番は終了かな〜と思ったらまだまだ出ますよ。
相変わらずマイアがいた法律事務所をひっかきまわすので、冒頭で出てきた調査員マリッサを彼の監視役につけます。
で、このマリッサがブラムの日常を監視してて思ったことが

「悪霊が弁護士をやってる!殺しちゃうべきかも(笑」

確かにそのとおり!
響く低音が魅力の宮内さんの声が、この悪霊弁護士に狂気と重厚さをさらにプラスしてて超面白く仕上がってます。

ちなみにブラムを演じるイギリス人俳優マイケル・シーン、「管理人の海外ドラマ事情3【グッドオーメンズレビュー他】」で紹介した『グッド・オーメンズ』に出演してます。
そう、天使の役で!(吹き替えは山本兼平さん)こちらです↓
片や悪霊弁護士、片や天使、振り幅が大きすぎる!

(↑地上に住む天使アジラフェル。goodomensprimeより)

(↑プライム会員なら追加料金なしで視聴可能(30日間無料体験もあり)(2020.10.03現在))

『グッド・ファイト』他の主な吹き替え声優
ダイアン/小宮和枝
マイア/鷄冠井美智子
ルッカ/鈴木美園
マリッサ/石井ゆかり

ポアロに心酔するABC殺人事件のフランクリン・クラーク

 

 
 
 
 
 
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Agatha Christie Ltdさん(@officialagathachristie)がシェアした投稿

(↑フランクリンは一番後ろです。officialagathachristie/Agatha Christie Ltdより)

2019年7月にBSプレミアムで3回にわたって放送されていたアガサ・クリスティー『ABC殺人事件』
面白かった〜。(ネタバレ大ありです)
実は『ABC殺人事件』&エルキュール・ポアロ初体験。
ストーリーもポアロのキャラクターも白紙の状態で観たので、先の展開が楽しみで楽しみで。

宮内さんが声を演じるのは、以前エルキュール・ポアロを自分の妻の誕生日に招いた富豪カーマイケル・クラーク卿の弟、フランクリン・クラーク
最初の登場は、病気の義姉を気遣うシーン。
第一声を聞いて「宮内さんだ!」と小躍り。
ソフトな口調にいかにもお金持ちらしい上品な雰囲気。
でも、そんな彼と宮内さんの声がイマイチピンとこなくて。

そのフランクリンは次々と人を殺した犯人でした。
自分に疑いがかからないように操れる人物を用意し(名前がアレキサンダー・ボナパルト・カストで頭文字がABC)、ABCの順番(地名と被害者の名前)に殺していくという動機と目的がまったくみえない事件を起こしたサイコパス。
まず吹き替えが宮内さんという時点で「重要な役なんだろうな」とは思ってました。
でもまさか犯人とは…。

フランクリンは以前、義姉の誕生日に「殺人推理ゲーム」という余興で出会ったポアロに魅了されてしまったんですね。
彼は現在の年老いたポアロではなく、世間に持てはやされていたころのポアロにもう一度させて、自分との「殺人推理ゲーム」を楽しみたかったようです。
もうホント狂ってるフランクリン。
ポアロに「あなたに追われることで、あなたをよみがえらせた」だって!

ドラマの最後、思わず見入ってしまうポアロとフランクリンの二人きりのシーン。
フランクリンは自分の思いをぶちまけ、ポアロの秘密を知ろうとしますが彼は答えません。
罪を償う気持ちもない、ただただ自分の欲望のまま人を殺したフランクリン。
最後ポアロに「きっと僕が恋しくなるよ」と言い死刑台に消えていく彼。
そのときの吹き替え現場の様子を、妹をフランクリンに殺された姉ミーガン・バーナードの吹き替えをしている北西純子さんがツイートしています。

(↑@JunkoKitanishi/北西純子より)

『ABC殺人事件』は現在主なVODで配信されていません。(2020.10.03現在)
私が観た吹き替え版は、もしかしたらいつかBSプレミアムで再放送されるかもしれませんので、そのときは是非ご覧ください。

『ABC殺人事件』他の主な吹き替え声優
ポアロ/石田圭祐
クローム/稲垣拓哉
アレキサンダー・ボナパルト・カスト/早志勇紀
マデリン/北西純子

他にもこんなキャラクター吹き替えてます

怪編らしいちょっと怪しいキャラを中心に紹介。
私が今まで観たドラマ限定です。

クリミナル・マインドのリーパー

『クリミナル・マインド FBI行動分析課』はFBIの行動分析課BAUが、犯罪心理を読み解き事件を解決する1話完結型のドラマ。
宮内さんが吹き替えるのはクリミナル・マインドに登場する数々のシリアルキラーの中でも危険度の上位に入るであろうリーパーを担当。
BAUのリーダーであるホッチの宿敵でもあります。
シーズン4で初登場したリーパーはその時点で21人を殺していて、さらに殺人を重ねていきます。
シーズン5ではホッチの妻ヘイリーが彼の手にかかり殺害されてしまうという悲劇が。

とにかくこのリーパー、気持ち悪いったりゃありゃしない。
自分で自分を傷つけ被害者のふりをしたり、ホッチ宅に忍び込み彼が気を失わない程度にお腹を何度もナイフで刺したり!(痛々しくて直視できない)
しかもその後、自らホッチを病院まで運んだりする狂った男。
そのリーパーは、妻を殺されたホッチの怒りが大爆発し「こうなっても仕方ないな…」と思わせる最後を迎えます。
宮内さんのいいお声がものすごい下劣野郎の吹き替えなんて…でも迫力があって素晴らしく狂ったシリアルキラーに仕上がっています。

大人気ドラマシリーズ『クリミナル・マインド』には視聴者を震え上がらせる多くの殺人鬼が登場します。これまで放送されたシリー…

NCIS: ニューオーリンズのケイド・ラサール

(↑ケイド・ラサール。c.crawford_then_and_nowより)

『NCIS: ニューオーリンズ』はルイジアナ州ニューオーリンズを舞台にした、NCIS(海軍犯罪捜査局)が活躍するドラマ。
宮内さんはNCISニューオーリンズ支局の特別捜査官クリス・ラサールの兄ケイド・ラサールを担当。
弟クリスの吹き替えは加瀬康之さん、なんていい声の兄弟!
柔らかいのに重みも感じる声なので、宮内さんと兄弟という設定に声の違和感なし。

クリスは5年間兄ケイドの行方を探しており、見つかったときはリッチ・キンブルと名乗り留置所に。
やさぐれ感満載で躁鬱病で精神が不安定なケイドをなんとか支えようとするクリス、そして受け入れないケイド。
その後、殺人犯と誤解を受けたりするなど何かとクリスに迷惑をかけるケイド。
兄弟の足をひっぱる兄弟というキャラは後で紹介するネイト・ウェスティンにも通じるところあり。

ちなみにケイドを演じるクレイン・クロフォード、ドラマ版『リーサル・ウェポン』(津田健次郎)で主人公のマーティン・リッグスを演じていましたが、全部観てもケイドと気づきませんでした。
だってキャラが全然違ったんだもん。
あっ、不安定な部分は似てるかも。

(↑リッグスを演じたクレイン・クロフォード。lethalweaponfoxより)

ドラマ版『リーサル・ウェポン』のレビューはこちら↓

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レイ・ドノヴァン ザ・フィクサーのブレンダン(バンチー)・ドノヴァン

(↑バンチーと家族。raydonovanより)

法律事務所の汚れ仕事を担当するレイ・ドノヴァンが主人公の『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』
法律に従って解決できないさまざまな問題を、手段を問わず秘密裏に解決するのがフィクサー・レイ(東地宏樹)の役目。
宮内さんが吹き替えるブレンダン(通称バンチー)はレイの弟で、兄のテリーが運営するボクシングジムを手伝っています。
「怪編」に入れようか迷ったけどケイドやネイトみたいに問題有りの兄弟シリーズなのでこっちで紹介。

バンチーは二人の兄(長兄テリー、次兄レイ)とはちょっとタイプが違って、心が不安定で子どものような男。
彼は子どもの頃、神父にいたずらされそれがトラウマになりアルコールに溺れたんですね、ドラッグもやってます。
そんな不安定なバンチーを兄二人はサポートしてるんですが、そこにトラブルメーカーの父ミッキー(樋浦勉)が仮出所して登場。
家族をかき乱すミッキーによって関係者全員振り回され、バンチーも少しずつ変化していきます。

落ち着いた男性や強い男性のイメージが強い宮内さんの吹き替えですが、このバンチーは異質。
不安定で子どもみたいで繊細で脆くて優しくて、でもいつか大爆発しそうな狂気も垣間見えるミステリアスな男。
私はシーズン2までしか観ていませんが、この先バンチーがどう変わっていくのかすごく楽しみです。

バーン・ノーティスのネイト・ウェスティン

(↑ママのマデリンとネイト。sethpetersonlaより)

『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』はある日突然CIAをクビになった元スパイがクビの理由を調査しつつ、舞い込むさまざまな事件を仲間とともに解決していくアクションドラマ。
宮内さんは主人公マイケル・ウェスティンの弟ネイトで登場。
この弟、少々問題有りで母や兄のマイケルに迷惑をかけるつもりはなくても結果的に迷惑をかけてしまうウェスティン家のお荷物的存在。
宮内さんの吹き替えって仕事ができるとか切れ者系のイメージが強いので、ネイトやNCIS: ニューオーリンズのケイドのような情けないキャラの吹き替えがすごく新鮮に感じます。

ダークエイジ・ロマン 大聖堂のグロスター

(↑ponycanyonより)

『ダークエイジ・ロマン 大聖堂』は12世紀のイングランド、キングスブリッジ修道院を舞台に、大聖堂建築に関わる職人や政治家たちを壮大なスケールで描いたドラマ。
宮内さんは王の庶子グロスターの声を担当。
グロスターは王のヘンリー1世の庶子ということで表舞台に出るというよりは王の娘モードに協力し、モードの叔父に奪われた国王の座をかけて戦いを挑みます。
全8話と短めですが観だしたらあっという間に引き込まれるオススメのドラマです。

サバヨミ大作戦!のアントン・ビヨンベリ

(↑手前からケルシー、アントン・ビヨンベリ、そして妻アニカ。youngertvより)

40歳を26歳とサバを読んで出版社に入社、年がばれないように仕事に恋に奮闘するバツイチのシングルマザーのライザが主人公の『サバヨミ大作戦!』
宮内さんはNHK版の2〜3話で登場するスウェーデンの作家アントン・ビヨンベリを担当。
彼となんとしても契約したい編集者のケルシーは朗読会に出席し、彼との接触に成功。
ビヨンベリに言い寄られ彼と関係を持ってしまうケルシー。
編集者と関係を持っていると妻アニカにバレたビヨンベリ、その妻の吹き替えは映画評論家でタレントのLiLiCoさん(お父さんがスウェーデン人)。
芸術家らしくケルシーを口説く浮気男ビヨンベリ、異国のハンサムな作家&契約につられ関係を持ってしまったケルシー、ハスキーな声で怒る妻アニカ、とばっちりを受けるライザ…。
宮内さんの女性にだらしない浮気男&スウェーデン語の吹き替えが新鮮でした!

ドラマ版mr. & mrs.スミスの別のミスター・スミス

(↑スミス夫。primevideobrより)

ブラピとアンジーが共演した映画『Mr. & Mrs.スミス』をドラマ化。
でもストーリーは別物。
映画は殺し屋同士の夫婦のバトルを描いたものだけど、ドラマはビジネスで結婚した仮面夫婦が本気で愛し合い、よくある夫婦のすれ違いに発展していくという人間ドラマがメイン。
私はつまんなかったとレビューしたけども…、吹き替えは豪華。
そのうちの一人、宮内さんはスミス夫妻の夫ジョン・スミスを担当。
ドラマには3組のスミス夫妻が登場するけど、こちらの夫婦はトラブルの始末担当。
やたら人懐っこく主人公のスミス夫妻に近づき強引に友人関係になるも、いざ彼らが任務に失敗するとこちらのスミス夫妻が消すという、いやな役回り。
本人たちはそこまでいやがってないけど。
馴れ馴れしくて、くしゃみがうるさくて、口先がうまいいかにも腹黒そうなジョン・スミス。
まぁ、宮内さんだから許すけど。

『ドラマ版mr. & mrs.スミス』のレビューはこちら↓

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王女ピョンガン 月が浮かぶ川のコ・ウォンピョ

(↑コ・ウォンピョ。leehae0より)

父王から宮廷を追放された高句麗の王女ピョンガンと、かつて彼女を助けた将軍の息子オン・ダル(三木眞一郎)の愛や権力争いを描いた韓国ドラマ『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』
宮内さんはバリバリの悪役コ・ウォンピョを担当。
最初っから「俺ワルです」全開で登場のコ・ウォンピョ様。
高句麗の妃を操り自分が王になろうと暗躍する潔く悪い男が素敵。
息子コ・ゴンの王や王女への忠誠心をあっさり翻させダークサイドへ落とす男。
でも知ってるの、こういう悪役は必ず悲惨な最後を迎えると。
それがまた楽しみ!

おまけ 最低のゲスと言わしめるジョジョのチョコラータ

(↑手前チョコラータ、奥セッコ。TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』公式より)

いつもは海外ドラマのキャラを紹介していますが、このチョコラータはアニメのキャラクターです。
このブログを立ち上げてさほど日が経ってないころ、この知名度0に近いブログの検索数がドーンと増えたのです。
詳しくはこちらで↓

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その理由がTVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 』に登場するチョコラータの吹き替えが宮内敦士さんと発表された&放送を観た人が検索したようです。

チョコラータとは
ギャング組織「パッショーネ」の一員。元医者。
人の死を観察することを趣味としており、その凶悪さはボスも「最低のゲス」と評するほど。
(ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 公式サイトより引用)

この強烈キャラが宮内さん。
つまりチョコラータは刺客ですが、やり方がとてもとても極悪非道でボスも一目置く存在。
それにしてもいい声の刺客だこと。
やること全部極悪非道だけどあの声だから許す。
やはりおすすめは、いい撮影ができた時にパートナーのセッコにご褒美の角砂糖をふるまうお姿。
↓こちら(著作権の都合で動画でお見せできないのが残念)

(↑集英社発行/荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険60』より)

「良お~~~~しよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし……」
私も宮内チョコラータに角砂糖3個投げられて「高速よしよし」されたい…。

一部ですが、宮内敦士さんが声を演じた怪しいキャラクターを中心に紹介しました。
気になるキャラは随時追加していく予定です。

また、ドラマ名はわかるけど声優がわからない、そんなときは「ドラマ別吹き替え声優インデックス」へどうぞ!
※当ブログで今まで紹介したドラマと声優限定です。

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