訪問ありがとうございます。海外ドラマの吹き替えで気になる声優さんと、演じた新旧交えたドラマのキャラクターを自分勝手に解説中!主役はもちろん、サブや1話限りの吹き替えなど、とにかく印象に残ったキャラを紹介。また、レビューや視聴中のドラマ紹介、ブログ運営にまつわることなども投稿しています。コメントはお気軽に!

吹替小ネタの部屋|女性声優さんの巻その2【2019.10】

単発&短め出演の吹き替えを集めてみました

主役級以外の1話だけとか、短い出演で気になった女性声優さんの小ネタ吹き替え集です。
(2019.10までに当ブログで紹介した声優さん限定です)

グッド・ワイフ&グッド・ファイト

『グッド・ワイフ』とそのスピンオフドラマ『グッド・ファイト 華麗なる逆転』から小ネタを集めてみました。

ニュースキャスターの伊倉一恵さん

『グッド・ワイフ』『グッド・ファイト 華麗なる逆転』どちらにも弁護士エルズベス・タシオニの吹き替えを担当している伊倉さん。
ほんのちょっとですけどエルズベス以外のキャラでも登場です。
それは『グッド・ワイフ』のシーズン1第20話、主人公アリシアの夫ピーターは保釈中の身、裁判を戦う上で欠かせない重要人物がジェラルド・コスコ。
そのコスコが行方不明になり川に身を投げ自殺を図ったのではないかとテレビのニュースが伝えていますが、その女性キャスターの声が伊倉一恵さんです。
ほんの数秒ですが、エルズベスとは雰囲気の違ったカチッとした吹き替えをしてますよ。
ちなみにこの第20話でエルズベス・タシオニが初めて登場しますが、このときはまだ割と普通の話し方、回を追うごとに例のエルズベスに変わっていきますよ。

妖艶な異国人ナフタリ・アマド、日野由利加さん

『グッド・ファイト 華麗なる逆転』シーズン1第9話で登場するコリン・スウィーニーと一緒にいたヘブライ語を話す謎の女性ナフタリ・アマドの吹き替えをしています。
『グッド・ワイフ』では妻殺しの容疑がかかるも無罪になった超やんちゃ男スウィーニーが、一緒に怪しげなパーティーに行く相手がこのナフタリ・アマド。
彼女は検察側の証人として裁判に登場、その検察官に「ぼうや」と色っぽく言う妖艶&エキゾチックな美女です。

メンタリスト

巧みに人の心を操るジェーンが捜査に協力し事件を解決していくドラマ『メンタリスト』、面白いですよね〜。
それでは小ネタ集どうぞ。

被害者の母、野沢由香里さん

『メンタリスト』シーズン5第5話では、拳銃で打たれて殺されたウインストン・デリンジャーが以前起こしたひき逃げ事故の被害者の母の吹き替えを担当。
野沢由香里さんが吹き替えなので犯人とか重要な役かしら?と思ったのですがそうでもなく。
60代くらいの南米系の女性の吹き替えで、『グッド・ワイフ』のアリシアよりも低めの声が印象的でした。
この回のラストはジェーンがよくやる、全員を一箇所に集めて「この中に犯人がいる」っていう例のやつですよ。

セラピストの日野由利加さん

『メンタリスト』シーズン5第11話ではリハビリ施設のセラピストの吹き替えで日野由利加さんが登場。
その施設の患者が殺されたのですが、このセラピスト自身も依存症と戦っていて、それが事件と関係しているのですが…続きはぜひドラマで!

ワケあり女優ディアンドラの高島雅羅さん

高島雅羅さんは『メンタリスト』シーズン5第18話で女優ディアンドラの吹き替えで登場。
ミュージカルに出演予定のシンガー、シャロンが殺さる。
そのミュージカルの主役はアル中の疑いがある高島さんが吹き替えるディアンドラ。
殺されたシャロンとディアンドラの関係や、実はアル中ではないディアンドラの隠された秘密とは…。

被害者の友人モニカ・ジェラルディの魏 涼子さん

『メンタリスト』シーズン6第22話では、以前殺した女性の犯人と名乗る人物から殺人予告の手紙が届く。
魏  涼子さんは、その以前殺された女性グレタ・デ・ジョリオの友人で、一緒にインテリア関係で起業したモニカ・ジェラルディの吹き替えを担当。
この回はシーズン6の最終話、事件はもちろんストーリーの柱にはなっているのですが、ジェーンとリズボンの関係が大きく動く回でもあります。
どうしてもそっちに意識がいってしまって、女性の殺人事件解決の印象が薄くなってしまった回でもありました。

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(↑ジェーン&リズボン。mentalist_cbs/The Official Instagram Account for The Mentalistより)

マスケティアーズ パリの四銃士

『マスケティアーズ パリの四銃士』はアレクサンドル・デュマの名作をベースにしたイギリスのBBCが制作したドラマ。
ここでも気になる声優さんが登場してます。

血気盛んな奥様マリア・ボネールの魏 涼子さん

『マスケティアーズ パリの四銃士』シーズン1第3話「気に食わない任務」で登場します。
主人公の四銃士たちはエミール・ボネールをパリまで護送する任務についていましたが、妻のマリア・ボネールはあの手この手でエミールを逃がそうと奮闘します。
四銃士の一人ダルタニアンに羽交い締めにされれば手に噛みつき、エミールがいる屋敷に怪我をしたふりをして近づき、無事彼を逃走させたり。
とにかく夫のために奮闘する妻の声を魏 涼子さんが演じています。
ちなみに夫のエミールの吹き替えは小山力也さん
そう、あの『24』のジャック・バウアーでおなじみの声優さん。
『24』のシーズン7では、ジャックの相棒的存在のFBI捜査官ルネを魏 涼子さんが担当。
『マスケティアーズ パリの四銃士』を見ているとき、この声の組み合わせどっかで聞いたことがあるなぁと思ってたら『24』のジャック&ルネでした。

王の母になっていたかもしれないアニス、甲斐田裕子さん

『マスケティアーズ パリの四銃士』シーズン1第6話「国王の母」では四銃士のアラミスとダルタニアンはある母と子をパリまで連れて行くという任務につきます。
この母アニスの吹き替えが甲斐田裕子さん。
王の母がこっそり産んで捨てた障害のある息子がアニスの夫で、息子アンリをもうけています。
政治にこの孫アンリを利用しようとする王の母の企みを知ったアラミスはなんとか母と子を国外へ逃そうとします。
女性を口説くのが上手いアラミスですが、好意を持ったアニスにはさすがに手を出せず、せめて母子が平和に幸せに暮らせるように手を尽くすのがなんとも男らしくて特に印象的な回です。
ちなみにこの回のモチーフはあの有名な「鉄仮面の男」、あと孫を利用しようとした王の母マリー・ド・メディシスの吹き替えは女優の真矢ミキさんです。

【番外編】こんな吹き替えもあります

夢見るロケットマンの妻、魏 涼子さん

『メンタリスト』や『マスケティアーズ パリの四銃士』でも登場した魏 涼子さん、2019年6月に放送されたEテレの『ドキュランドへようこそ』の『夢見るロケットマン』でも吹き替えをしています。
『夢見るロケットマン』は、小型のジェットエンジンを背負って自由の女神の周りを空中散歩したオーストラリアの実業家デビッド・メイマンの長年の試行錯誤の様子を追いかけたドキュメンタリー。
魏さんはそのデビッド・メイマンの奥様の声を担当。
子どもの頃からの夢だった空を自由に駆け巡ることを実現させた彼ですが、そこにたどり着くまでには幾度も壁にぶち当たった開発、多くの実験の失敗や大怪我をおった事故などもあり苦難の連続。
それでも夢を実現させたことだけを見れば「夢を実現させてすごいなぁ」ですが、妻の立場にしてみたら複雑な心境になるのは当たり前で。
わき目もふらず、家庭も顧みず研究開発に打ち込む夫に妻はこう言います。
「こんなにたくさんのお金と時間をあんなものに費やし、家族を不便なところに置いてきぼりにして自分は世界中をほっつき歩いているのはいったい何のためなの?」と。
まさに全世界の妻の共通意見を代弁してくれたようなセリフ。
困難を乗り越えて空中散歩を実現させたことよりも、夢を追う男性と現実を生きる女性の対比が印象に残ったのは私が女で妻だからかもしれませんね。

今回は『メンタリスト』を集中して観ていたのでメンタリスト関係が多いのと、魏 涼子さんが3回も登場しました。(魏さんの吹き替え大好きですが、偶然です)
紹介できなかったその他の小ネタ吹き替えはまた次回にします。
次回は男性編です。

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