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グッド・ワイフ女性陣で打順を組んでみた!

グッド・ワイフの女性陣で打順を組んだらこうなった!

(↑アリシアと夫のピーター。juliannamarguliesより)

2020年に10年ほどかかって『グッド・ワイフ』(本家アメリカ版&吹き替え版)を無事完走。
数々の女性キャラクターが個性的で面白くてただ「全部観ました!」だけではつまらない。
というわけで打順を組んでみました。
観た人の数だけ打順があると思いますが、私の場合はこんな感じになりました。
※ネタバレあります、ご了承ください。カッコ内の名前は吹き替え声優です。

打順とは?

野球はめちゃくちゃ詳しいわけではありませんが、それなりに知識があってそれなりに楽しめます。
贔屓のチームは小学生からずっと中日ドラゴンズ。
燃えよドラゴンズといえば「一番高木が塁にでて〜♪」が思い浮かぶ古参のファンです。

さて、1チーム9人で戦う野球は打順がありそれぞれ意味があります。
それを簡単にご紹介。
この各打順が持つ意味をグッド・ワイフの女性陣に当てはめてみる、ということです。

●1番/一番最初に打席に立つバッターの役目は「塁にでること」。ヒットも打てて足が早いことが必須で、切込隊長みたいな感じでしょうか。

●2番/塁にでた1番バッターを得点圏のセカンドへ送ったり、バントや走塁で味方をサポートしたりなど器用さが求められる職人っぽいイメージ。

●3番/1番、2番バッターが作ったチャンスを得点につなげるのが役目。なので高い打率や長打力が求められる打順。

●4番/1〜3番が作ったチャンスを確実にモノにするのが4番バッター。長打力も必要になるのでホームランバッターが4番に座るというパターン多し。

●5番/3番や4番が打てなかったとき頼りにされるのがこの5番。ここぞというチャンスに打てる勝負強さが必要。

●6番/下位打線と呼ばれるのがこの6番以降の打順。とはいいながら塁にでている味方をホームに返す役割もある。

●7番/6番同様、ランナーを返す役割もありますが、自身が塁にでて上位打線(1番〜)につなぐということも期待される打順。

●8番/私のイメージでは守備が大変な人(投手や捕手)がここにいるイメージ。上位打線につなげられればラッキーですがそこまでの期待は酷かも。

●9番/打席に立つもののヒットの期待度はかなり低い投手が9番というのが私のイメージ。

●DH/指名打者制度のことで、パ・リーグで導入。このDHになると守備のお役目は御免となり打撃に専念できるが、投手の代わりのみ利用できる制度。

それぞれの役割を覚えておいてくださいね。

グッド・ワイフ「チームホワイト」の打順

「チームホワイト」というのは主人公アリシア・フロリックと同じ事務所(ロックハート&ガードナー、フロリック&アゴス)やいい関係を築いた人たちを中心にしたパターンです。
反対に「チームブラック」はアリシアと裁判で争ったりした弁護士や検事、夫ピーターがらみの女性でまとめています。

●1番・切込隊長/カリンダ・シャルマ

(ロックハート&ガードナー調査員、米倉紀之子
まず突破口を作るといえばやっぱりカリンダじゃないでしょうか。
主人公アリシアの夫と関係を持っていた彼女とは決していい関係とはいえませんが、高い調査能力は誰もが認めるところ。
どんな難題でもグイグイ切り込んで結果をだすところはやっぱり1番バッターでしょ。

(↑カリンダ。archiepanjabiより)

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●2番・職人/グレース・フロリック

(アリシアの娘、須藤祐実)
10代の女の子が職人的な打順は意外ですが、シーズン7で独立したアリシアのアシスタントとして大口の顧客を獲得するなど、10代と思えない頭の回転の速さや場を読む空気など器用な一面も。
大学入試の小論文で盗作の疑いがかかり、母アリシアに弁護士として助けてもらい、自分も弁護士になりたいというグレースに期待値が高まります。

(↑グレース。goodwifewritersroomより)

●3番・打撃センス高/アリシア・フロリック

(弁護士、主人公、野沢由香里
グッド・ワイフの主人公なのになぜ3番?
彼女は優秀な弁護士で良き母、やわなふりをして困難をガシガシ乗り越えていくのですが、なにぶん押しが弱くて少々優柔不断で(主に男関係)優等生すぎるところが4番に一歩足りない部分。
打率は安定して3割以上ですが、ここぞというときのパンチ不足で3番にしました。

(↑左から恋人でボスのウィル、アリシア、夫のピーター。juliannamarguliesより)

●4番・打撃の要/ダイアン・ロックハート

(ロックハート&ガードナー共同経営者、弁護士、小宮和枝
経験の豊富さと信頼感でダイアンを4番に据えました!私がダイアン派ということもありますが。
経営者らしい冷静で的確な判断力とピンチに強いタフなダイアンにまかせておけば大丈夫という絶対王者の風格はさすが。
あと、ハイブランドのファッションと大ぶりなアクサセリーは4番だから許されること。

(↑ダイアン。the_good_fightより)

●5番・勝負強さ/ルッカ・クイン

(アリシアと一緒に働く弁護士、鈴木美園)
ファイナルのシーズン7から登場するルッカは、スピンオフ『グッド・ファイト』でも同じルッカ役で登場。
キャリアを立て直すため一人で仕事を始めたアリシアを助けるのがこのルッカ。
若いながらも持ち前の頭の良さと勝負強さでアリシアの良きパートナーに。
アリシアと調査員のジェイソンの関係を後押ししたのも彼女。

(↑ルッカ。the_good_fightより)

●6番・堅実性/ケイトリン・ダーシー

(新人弁護士、万善香織)
アリシアが勤めるロックハート&ガードナーのパートナー弁護士デヴィッド・リーの姪でコネで入社してきた弁護士。
ケイトリンの見た目の華やかさと、コネ入社ということで特に期待していなかったアリシアですが、実は優秀で将来有望な彼女。
しかしこれから、というときに妊娠・結婚であっさり退社、グッドワイフの道を選びます。
でもシーズン7で復帰するんですね〜。
デヴィッド・リーの姪ということを差し引いても、確実に結果をだしていきそうで6番にしてみました。

●7番・意外性/ナタリー・フローレス

(大学生、冠野智美)
シーズン2から登場するナタリー・フローレスはメキシコ出身でデイトレーダーとしても優秀な大学生、ただし不法移民。
そしてアリシアの夫ピーターの州検事選のライバルであるウェンディ・スコット・カーのベビーシッターだったという過去が。
州検事選のネガティブキャンペーンに利用されたナタリーですが、それがきっかけで知り合ったアリシアの国際的な裁判の際、スペイン語の通訳として活躍します。
あとはピーターのコンサルタントであるイーライ・ゴールドといい感じになったりと「大学生」だけでは収まらない意外性が7番の理由です。

(↑ナタリーとイーライ。goodwifewritersroomより)

●8番・縁の下の力持ち/レオラ・クーン

(軍の判事、福寿奈央)
レオラ・クーンって誰?という方、軍事法廷で軍の決まりにのっとってロボットみたいに表情ひとつ崩さずジャッジをするあの判事ですよ。
ロックハート&ガードナーのウィルやアリシアはシーズン2でクーン判事にコテンパにやられてしまいますが、アリシアを見込んである陸軍の女性大尉のレイプ未遂事件の弁護を依頼。
男だろうが女だろうが軍の規則が全て!と感情には決して流されない鉄の女レオラ・クーンの心の奥底が垣間見えるS4#6「法律の壁」で彼女が好きになりました。
地味ながら期待以上の働きが好印象です。

●9番・期待値低/サラ&オーブリー

(ウィル・ガードナーの姉と妹)
地味ですね、ウィルの姉妹が登場です。
ウィルが弁護士業務ができない謹慎期間中、様子を見にやってきたのがこのサラ&オーブリー。
ウィルに「いい人」がいると女の勘が働いた二人は、部屋に仕事でやって来たカリンダがその「いい人」なんじゃないかと探りを入れたりと楽しそう。
どんな家庭で育ったのか想像できないウィルの家族が登場したのですごく印象に残っています。
打撃に期待はしていませんが、9番には置いておきたかったんです。

●DH・打撃に特化/エルズベス・タシオニ

(弁護士、伊倉一恵
指名打者といえばやっぱりこの人エルズベス・タシオニ。
ピーター、アリシア、ウィルその他いろんな人たちのピンチを救ってきたエルズベス。
空気を読まない発言も、神出鬼没の行動も予想がつかない弁護も全部許す!なぜなら絶対打ってくれる助っ人外国人的な強打者だから。
彼女はピッチャーでいうならストッパーでしょうか。

(↑エルズベス。the_good_fightより)

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●代走・とにかくフットワーク重視/ロビン&マリッサ

ロビン・バーディーン(調査員、川瀬晶子)
ロビンはカリンダのアシスタントとしてロックハート&ガードナーで働く調査員。
のちにアリシアがケイリーと独立した際、一緒に事務所を辞めています。
絶対王者のカリンダに追いつけ追い越せの攻めの姿勢が代走に向いているかなと。

(↑ロビン。goodwifewritersroomより)

マリッサ・ゴールド(イーライの娘、石井ゆかり)
イーライ・ゴールドの娘で、あのやり手のイーライでさえ制御が難しそうなマリッサ。
でも機転が利いて明るくて行動力がある彼女も代走にぴったり。
『グッド・ファイト』では調査員の座を自らの努力で掴み取った優秀な女性として活躍しています。

早く走ることに特化した代走には若さあふれる二人を選びました。

(↑マリッサ。the_good_fightより)

おまけ|球団オーナーと監督はこの人!

●球団オーナー/マディ・ヘイワード

(半導体の女王、葛城七穂)
アリシアの夫ピーターの知事選候補の指名者争いのライバルでもあるマディ。
最初はアリシアのことが気に入ってピーターの支持を表明していたのに彼女自身が指名者争いの選挙に出馬することに。
半導体の女王と呼ばれるほどの大実業家でもあるのでやっぱりオーナーになっていただきましょう。

●監督/ダイアン・ロックハート

(選手兼監督、小宮和枝
グッド・ワイフ界の古田敦也がダイアン!いやダイアンの場合は野村克也の方がイメージが近いかも。
タフで冷静な判断ができるダイアンにはぜひ監督として辣腕を振るっていただきたい。
最初はピーターの母ジャッキー(藤波京子)を監督に、と思ったのですがアリシアと相性が悪いのと、見た目や家柄で選手を判断しそうなので却下しました。

続いて「チームブラック」の打順です

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